脱毛サロンやクリニックで施術を受けた後、スタッフから「さらさらクリームを使ってください」と案内されたことはありませんか?または、美容に関心がある方なら、スキンケアコーナーやSNSで「さらさらクリーム」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。しかし、「さらさらクリームって具体的にどんなもの?」「普通の保湿クリームと何が違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。本記事では、さらさらクリームの基本的な知識から、脱毛後の肌ケアにおける役割、選び方、正しい使い方まで、幅広く解説していきます。肌トラブルを防ぎながら、すべすべで健やかな肌を保つためのヒントをぜひ参考にしてください。
目次
- さらさらクリームとは何か
- さらさらクリームが注目される理由
- さらさらクリームの主な成分と働き
- 脱毛後の肌の状態とケアの重要性
- さらさらクリームを脱毛後に使うメリット
- さらさらクリームの正しい使い方
- さらさらクリームの選び方のポイント
- さらさらクリームを使う際の注意点
- さらさらクリームに関するよくある疑問
- まとめ
この記事のポイント
さらさらクリームは脱毛後の敏感肌向け保湿剤で、ヒアルロン酸・セラミド・アラントインなどを配合しべたつかず肌回復を促す。アイシークリニックでも保湿不足による色素沈着・埋没毛の相談が多く、施術後の継続的なアフターケアを推奨している。
🎯 さらさらクリームとは何か
さらさらクリームという名称は、特定の製品名ではなく、「使用後に肌がさらさらとした仕上がりになる保湿クリーム」を指す総称として広く使われています。一般的な保湿クリームが肌にしっとりとしたうるおいを与えることを主な目的としているのに対し、さらさらクリームはうるおいを与えながらも、ベタつきのないさらさらとした肌感を実現することを特徴としています。
脱毛クリニックやエステサロンの文脈で「さらさらクリーム」が話題になるのは、施術後のアフターケア用品として推奨されることが多いからです。レーザー脱毛や光脱毛、ワックス脱毛などの施術を受けた直後の肌は、熱や刺激によってダメージを受けやすい状態になっています。そのような肌に、べたつかずに素早く浸透する保湿クリームを使用することで、肌の回復をサポートするというわけです。
製品によっては「アフターシェーブクリーム」「ボディローション」「スキンケアジェル」などさまざまな形態で販売されており、さらさらとした質感を実現するために、テクスチャーが軽く、速乾性があるものが多いという共通点があります。また、脱毛後の敏感になった肌に配慮して、低刺激・無香料・アルコールフリーといった処方を採用している製品も増えています。
Q. さらさらクリームとはどのようなものですか?
さらさらクリームとは、うるおいを与えながらもべたつかないさらさらとした仕上がりを実現する保湿剤の総称です。脱毛クリニックでは施術後のアフターケア用品として推奨されており、軽いテクスチャーで素早く肌に馴染み、低刺激・無香料・アルコールフリーの処方を採用した製品も多くあります。
📋 さらさらクリームが注目される理由
近年、さらさらクリームが特に注目を集めるようになった背景には、脱毛施術の普及があります。医療脱毛や光脱毛を利用する方が急増するにつれて、施術後の適切なスキンケアに対する関心も高まっています。かつては「脱毛後は何も塗らなくて良い」と考えられていた時代もありましたが、現在では施術後のアフターケアが仕上がりや肌の健康に大きく影響することが知られるようになりました。
また、夏場や汗をかきやすい季節に脱毛施術を受ける方が多い点も、さらさらクリームが求められる理由の一つです。通常の保湿クリームは夏場に使うとべたつきを感じやすく、不快感を覚える方も少なくありません。その点、さらさらクリームは軽いテクスチャーでべたつかないため、季節を問わず使いやすいと評判です。
さらに、SNSやYouTubeなどのソーシャルメディアで脱毛体験を発信する方が増えたことも、さらさらクリームの認知拡大に一役買っています。実際に使用した感想や効果をリアルに伝えるコンテンツが広まることで、「自分も試してみたい」という関心を持つ方が増えているのです。
💊 さらさらクリームの主な成分と働き
さらさらクリームの特性を理解するうえで、配合されている成分を知ることは非常に重要です。製品によって成分はさまざまですが、多くのさらさらクリームに共通して含まれる成分とその働きを紹介します。
🦠 ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は肌の水分保持に優れた成分で、自重の約6000倍もの水分を保持できるとされています。保湿クリームに多く配合されており、肌のうるおいを長時間キープする働きがあります。さらさらクリームに含まれるヒアルロン酸は、肌表面に水分のベールをつくりながらも、べたつきを残さない分子量のものが選ばれることが多いです。
👴 セラミド
セラミドは肌の角質層に存在する脂質の一種で、皮膚のバリア機能を担っています。脱毛施術後は肌のバリア機能が一時的に低下することがあるため、セラミドを補うことで肌の防御機能を回復させる効果が期待できます。特に、乾燥しやすいVIOや顔などの施術後ケアに適した成分です。
🔸 グリセリン
グリセリンは古くから保湿剤として使われてきた成分で、水分を引き寄せて肌に留める性質があります。比較的安価でありながら高い保湿効果を発揮し、多くのスキンケア製品に使用されています。刺激が少なく、敏感な肌にも使いやすい成分です。
💧 アラントイン
アラントインは植物由来の成分で、肌の炎症を鎮め、細胞の修復を促進する作用があります。脱毛後の赤みやかゆみを和らげる効果が期待でき、アフターケア用のクリームに多く配合されています。また、古い角質を柔らかくして新陳代謝を促す作用もあるとされています。
✨ ジメチコン(シリコーン)
さらさらとした質感を実現するために、多くのさらさらクリームにはジメチコンなどのシリコーン系成分が配合されています。シリコーンは肌の表面に薄い被膜をつくって水分の蒸発を防ぎながら、さらさらとした仕上がりを実現します。べたつかない質感の秘密は、主にこの成分によるものです。
📌 植物エキス類
アロエベラエキス、カモミールエキス、グリーンティーエキスなど、さまざまな植物由来成分もさらさらクリームに配合されることがあります。これらは主に抗炎症作用や抗酸化作用を持ち、脱毛後の肌のコンディションを整えるのに役立ちます。特にアロエベラは昔から日焼け後のケアにも使われてきた成分で、肌を落ち着かせる効果が知られています。
Q. さらさらクリームに含まれる主な成分と働きは?
さらさらクリームには、約6000倍の水分を保持するヒアルロン酸、肌のバリア機能を回復させるセラミド、水分を引き寄せるグリセリン、炎症を鎮め細胞修復を促すアラントイン、そしてさらさら感を生み出すジメチコン(シリコーン)などが配合されており、脱毛後の敏感な肌の回復をサポートします。
🏥 脱毛後の肌の状態とケアの重要性
さらさらクリームを脱毛後ケアに使う理由を理解するためには、まず脱毛施術後の肌がどのような状態になるかを知ることが大切です。
医療レーザー脱毛では、毛根に存在するメラニン色素にレーザーを照射し、毛根を破壊することで永久的な脱毛効果を得ます。このとき、毛根周辺の組織にも熱が加わるため、施術後に肌が赤くなったり、軽いかゆみや腫れが生じたりすることがあります。これは正常な反応ですが、肌が一時的にデリケートな状態になっていることを示しています。
光脱毛(IPL脱毛)の場合も同様に、光エネルギーが肌に作用するため、施術後は肌が敏感になりやすいです。ワックス脱毛の場合は、物理的に毛を引き抜くため、毛穴周辺に刺激が加わり、肌が赤くなったり毛穴が開いた状態になったりします。
このような状態の肌は、外部からの刺激に対して防御機能が低下しているため、細菌の侵入や紫外線ダメージを受けやすくなっています。適切なアフターケアを行わないと、肌荒れ、色素沈着、埋没毛(毛が皮膚の中に埋まってしまう状態)などのトラブルが起きやすくなります。
また、脱毛後の肌は乾燥しやすい状態でもあります。肌のバリア機能が一時的に低下することで、経皮水分散失量が増加し、肌の水分量が失われやすくなります。このため、十分な保湿ケアが不可欠なのです。適切に保湿することで、肌の回復が促進され、次の施術時の効果も高まりやすくなります。
⚠️ さらさらクリームを脱毛後に使うメリット
脱毛後のケアにさらさらクリームを使うことには、いくつかの具体的なメリットがあります。
▶️ 肌の保湿と回復促進
最も基本的なメリットは、脱毛後に乾燥しやすくなった肌に必要な水分と栄養を補給できることです。ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれているさらさらクリームを使うことで、肌のコンディションを整え、施術後の回復をサポートします。保湿がしっかりできていると、次回の施術時も肌の状態が良く、スムーズに施術を受けることができます。
🔹 べたつかず快適に使える
脱毛後の肌に厚みのある保湿クリームを使うと、べたつきが気になって日常生活での不快感につながることがあります。さらさらクリームはべたつかない軽いテクスチャーのため、施術後すぐに使っても不快感が少なく、衣服への影響も最小限に抑えられます。また、素早く肌に馴染むため、施術後にすぐに着替えることができるという利点もあります。
📍 炎症を鎮める効果
アラントインや植物エキスなどの成分が含まれているさらさらクリームは、脱毛後の赤みや軽い炎症を鎮める効果が期待できます。施術後の不快感を和らげることで、ストレスなく日常生活を送ることができます。ただし、強い赤みや痛みが続く場合は、クリームで対処するのではなく、施術を受けたクリニックに相談することが大切です。
💫 埋没毛の予防
脱毛後に適切な保湿ケアを行うことで、埋没毛の発生を予防する効果も期待できます。埋没毛は、脱毛後に毛が皮膚の下で成長してしまう状態で、肌の乾燥や毛穴の詰まりが原因の一つとされています。保湿をしっかり行うことで肌のターンオーバーが正常に保たれ、毛が自然に体外に出やすくなります。
🦠 色素沈着の予防
脱毛後の肌は炎症が起きやすく、それが色素沈着(肌が黒ずむこと)につながることがあります。特にVIOや顔などの敏感な部位は、色素沈着が起きやすい傾向があります。適切な保湿ケアで炎症を最小限に抑えることが、色素沈着の予防にも役立ちます。また、紫外線対策を合わせて行うことで、より効果的に色素沈着を防ぐことができます。
Q. 脱毛後にさらさらクリームを使わないとどうなる?
脱毛後は肌のバリア機能が一時的に低下し、乾燥・色素沈着・埋没毛などのトラブルが起きやすくなります。アイシークリニックでもアフターケア不足による乾燥や色素沈着でご相談にいらっしゃる患者様が一定数おられます。継続的な保湿ケアにより肌の回復が促進され、次回施術の効果向上にもつながります。
🔍 さらさらクリームの正しい使い方
さらさらクリームの効果を最大限に発揮するためには、正しい使い方を守ることが大切です。以下に、脱毛後のケアにおけるさらさらクリームの基本的な使用方法を解説します。
👴 使用するタイミング
脱毛施術後は、なるべく早めにさらさらクリームを使用することが理想的です。施術後に施術部位が冷え、赤みが落ち着いてきたタイミングでの使用が適しています。クリニックによっては、施術直後にスタッフが塗布してくれる場合もあります。帰宅後は入浴前後のどちらかに使用することが多く、入浴後の肌が少し湿った状態で塗ると、水分を閉じ込めて保湿効果が高まります。
施術当日のお風呂は、湯船に浸かるのを避けてシャワーのみにすることを推奨しているクリニックが多いです。シャワー後、タオルで肌をやさしく押さえてから(こするのはNG)、さらさらクリームを塗布するのが良いでしょう。
🔸 塗布方法
クリームを手のひらに適量(硬貨大程度を目安)取り、体温で少し温めてから施術部位に塗ります。力を入れてこすると肌への刺激になるため、やさしくなでるように伸ばすことが基本です。特に脱毛直後の敏感な肌には、マッサージするような動きは避け、軽くなじませる程度にとどめましょう。
広い部位(脚や背中など)への塗布は、量が少ないと乾燥を招くことがあるため、肌がしっかり覆われる量を使用することを心がけてください。逆に塗りすぎると肌への余分な負担になる場合もあるため、使用量の目安は製品の説明書をよく読んで確認しましょう。
💧 使用頻度と期間
施術後の肌ケアとして、少なくとも施術後1週間程度は毎日のケアを継続することが推奨されます。脱毛施術は通常、複数回に分けて行われるため、次の施術までの期間も継続的に保湿ケアを行うことが大切です。特に乾燥しやすい冬場は、肌の乾燥が脱毛効果にも影響することがあるため、通年での保湿ケアを心がけましょう。
✨ 他のスキンケアとの組み合わせ
さらさらクリームは基本的にシンプルな成分処方のものが多いため、他のスキンケアアイテムと組み合わせて使用することができます。ただし、脱毛直後は肌が敏感になっているため、強い成分(レチノール、AHA・BHAなどのピーリング成分)を含む製品との併用は避けることが賢明です。脱毛後のケアとして推奨されるのは、基本的な保湿ケアと日焼け止め(日中の外出時)のみに絞ることです。
📝 さらさらクリームの選び方のポイント
市場にはさまざまなさらさらクリームが流通しており、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。以下のポイントを参考に、自分の肌質や目的に合った製品を選びましょう。
📌 使用用途を確認する
さらさらクリームには、脱毛後専用のものから、日常的な保湿を目的としたもの、脚や腕などのボディ用として開発されたものまでさまざまな種類があります。脱毛後のケアに使うのであれば、「アフターケア対応」「脱毛後専用」などの表記がある製品を選ぶと、成分や処方が脱毛後の肌に適している可能性が高いです。
▶️ 成分を確認する
製品の成分表示(全成分表示)を確認し、保湿成分がしっかり含まれているかをチェックしましょう。ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなどの保湿成分が上位に記載されているものは、保湿効果が期待できます。逆に、アルコール(エタノール)が高配合されている製品は、脱毛後の敏感肌には刺激になることがあるため避けた方が無難です。
🔹 テクスチャーを確認する
さらさらクリームとうたっていても、実際のテクスチャーは製品によって異なります。乳液タイプ、ジェルタイプ、クリームタイプなど、さまざまな形態があるため、試用できる場合はテスターで実際に使用感を確認することをおすすめします。夏場はジェルタイプや乳液タイプが使いやすく、乾燥が気になる冬場はやや厚みのあるクリームタイプを選ぶなど、季節によって使い分けるのも良いでしょう。
📍 肌質に合わせて選ぶ
敏感肌の方には、低刺激・無香料・無着色・アルコールフリーの製品を選ぶことを強くおすすめします。パッチテスト済みの製品や、皮膚科専門医によるテストが行われた製品なども、敏感肌の方にとって安心の目安になります。乾燥肌の方は、保湿成分が豊富に含まれている製品を選び、脂性肌の方は特に軽いテクスチャーのものを選ぶと、毛穴づまりや肌荒れを防ぎやすいです。
💫 信頼できるブランド・販売元を選ぶ
脱毛クリニックやサロンが推奨している製品や、皮膚科専門医が監修している製品は、医学的な視点から処方が考えられているため、信頼性が高い場合があります。また、正規の流通ルートから購入することで、品質管理が適切に行われた製品を手に入れることができます。個人輸入品や非正規品は成分が不明な場合もあるため、注意が必要です。
Q. 脱毛後のさらさらクリームの選び方のポイントは?
選ぶ際は「脱毛後専用」「アフターケア対応」の表記を確認し、ヒアルロン酸やセラミドが成分表示の上位に含まれているかをチェックすることが重要です。敏感肌の方は無香料・無着色・アルコールフリーの製品を選び、テクスチャーは夏はジェルタイプ、冬は保湿力の高いクリームタイプを使い分けると効果的です。
💡 さらさらクリームを使う際の注意点
さらさらクリームは多くの方にとって使いやすいスキンケアアイテムですが、使用にあたっていくつかの注意点があります。
🦠 アレルギーに注意する

どんなに低刺激な製品でも、個人によってはアレルギー反応を起こすことがあります。初めて使用する製品は、腕の内側などの目立たない部分に少量塗って24~48時間様子を見るパッチテストを行うことをおすすめします。かゆみ、赤み、腫れなどの症状が出た場合は使用を中止し、症状が続く場合は皮膚科を受診してください。
👴 傷や炎症がある部位への使用を避ける
脱毛後に傷ができている部位や、強い炎症(水ぶくれ、強い赤みなど)が生じている部位には、さらさらクリームの使用を避けることが重要です。傷口に化粧品成分が入ると、感染リスクが高まったり、炎症を悪化させる可能性があります。このような症状が見られた場合は、クリームでの自己ケアではなく、施術を行ったクリニックに相談してください。
🔸 過度な使用は控える
「たくさん塗れば効果が高い」というわけではありません。適量を守って使用することが大切です。過剰に塗布すると毛穴が詰まりやすくなったり、肌への不要な負担になることがあります。また、さらさらクリームは保湿剤であり、医薬品ではないため、脱毛後の医学的な症状(感染症、強いアレルギー反応など)を治療する効果はありません。
💧 施術当日の使用タイミングに注意する
施術当日の使用可能なタイミングや使用方法については、施術を行ったクリニックやサロンの指示に従うことを優先してください。施術の種類や個人の肌状態によって、推奨されるアフターケアの方法が異なることがあります。自己判断でケアを行うよりも、プロのアドバイスに従うことが最も安全です。
✨ 日焼け止めとの併用を忘れずに
脱毛後の肌は紫外線の影響を特に受けやすい状態です。さらさらクリームでの保湿に加えて、外出時は日焼け止めを適切に使用することが不可欠です。ただし、脱毛直後の肌に日焼け止めを塗る場合は、低刺激タイプのものを選び、施術後すぐではなく肌が落ち着いてから使用するようにしましょう。日焼け止めの使用タイミングについても、クリニックの指示を確認することをおすすめします。
✨ さらさらクリームに関するよくある疑問
📌 さらさらクリームは脱毛前にも使えますか?
脱毛前日までの保湿ケアは推奨されていますが、施術当日の直前にクリームを塗ることは多くのクリニックで避けるよう指導されています。クリームが肌に残っていると、レーザーや光のエネルギーが適切に伝わらなかったり、施術効果が低下する可能性があります。施術当日は、クリニックの指示に従って肌をきれいに洗浄した状態で来院するようにしましょう。
▶️ さらさらクリームとボディローションはどう違いますか?
ボディローションは水分含量が高く、サラッとした質感のものが多いですが、さらさらクリームと明確な区別があるわけではありません。「さらさらクリーム」というのはあくまでもべたつかない質感の保湿剤を指す俗称であり、製品の形態(ローション、クリーム、ジェル)によって使用感は異なります。自分が使いやすいテクスチャーを選ぶことが重要です。
🔹 子どもや男性も使えますか?
さらさらクリームは基本的に年齢や性別を問わず使用できます。男性の脱毛(ひげ脱毛、全身脱毛など)でも、アフターケアとしてさらさらクリームの使用は有効です。子どもに使用する場合は、子ども向けのスキンケア製品を選ぶか、小児科や皮膚科に相談することをおすすめします。
📍 脱毛と関係なく日常のスキンケアとして使えますか?
もちろん使えます。さらさらクリームは脱毛後ケア専用というわけではなく、日常的なボディケアにも適しています。特に、汗をかきやすい夏場や、スポーツ後のケアなど、べたつきが気になる場面での使用に向いています。日々の保湿ケアとして取り入れることで、肌のコンディションを良好に保つことができます。
💫 顔への使用は可能ですか?
製品によっては顔への使用が可能なものもありますが、多くのさらさらクリームはボディ用として設計されています。顔への使用を希望する場合は、「フェイス用」または「全身用」の表記がある製品を選ぶことをおすすめします。顔は体の他の部位と比べて肌が薄く敏感なため、顔脱毛後のアフターケアには、顔専用に開発されたアフターケア製品を使用する方が安全です。
🦠 さらさらクリームを使っても効果がないのはなぜですか?
さらさらクリームの効果を感じにくい場合、いくつかの原因が考えられます。まず、自分の肌質に合っていない製品を使用している可能性があります。また、塗布量が少なすぎる、または塗布のタイミングが適切でないことも原因となります。入浴後すぐの水分が残っている状態で使用すると、水分を閉じ込めて効果が高まりやすいです。それでも改善しない場合は、保湿以外のケア(食事の改善、十分な水分摂取、睡眠の確保など)も合わせて見直すと良いでしょう。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、脱毛施術後のアフターケアを怠ったことによる肌トラブル(乾燥・色素沈着・埋没毛など)でご相談にいらっしゃる患者様が一定数おられます。脱毛後の肌はバリア機能が一時的に低下しており、ヒアルロン酸やセラミドを含むさらさらクリームでの保湿ケアは、肌の早期回復と次回施術の効果向上にもつながる大切なステップです。施術後に気になる症状がある場合は自己判断せず、まずは担当スタッフや医師にお気軽にご相談ください。」
📌 よくある質問
さらさらクリームは、通常の保湿クリームと同様に肌にうるおいを与えながら、べたつかないさらさらとした仕上がりを実現する点が特徴です。ジメチコンなどのシリコーン系成分により軽いテクスチャーを実現しており、脱毛後の敏感な肌にも素早く馴染み、施術後すぐに着替えられるというメリットもあります。
施術後に赤みが落ち着いたタイミングでの使用が理想的です。帰宅後はシャワーを浴び、タオルで肌をやさしく押さえてから塗布するのがおすすめです。入浴後に肌がわずかに湿った状態で使用すると水分を閉じ込めやすく、保湿効果がより高まります。施術当日の詳しい使用タイミングはクリニックの指示に従ってください。
主な成分として、高い水分保持力を持つヒアルロン酸、肌のバリア機能を回復させるセラミド、水分を引き寄せるグリセリン、炎症を鎮めて細胞修復を促すアラントインなどが挙げられます。また、べたつかない質感を生み出すジメチコン(シリコーン)や、抗炎症作用を持つアロエベラなどの植物エキスが配合されている製品も多くあります。
脱毛後は肌のバリア機能が一時的に低下し、乾燥しやすい状態になります。適切な保湿ケアを怠ると、肌荒れ・色素沈着(黒ずみ)・埋没毛などのトラブルが起きやすくなります。アイシークリニックでも、アフターケア不足による乾燥や色素沈着でご相談にいらっしゃる患者様が一定数おられるため、継続的な保湿ケアを推奨しています。
選ぶ際は以下の点を確認しましょう。①「脱毛後専用」「アフターケア対応」の表記があるか、②ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が成分表示の上位に含まれているか、③敏感肌の方は無香料・無着色・アルコールフリーであるか、④自分の肌質に合ったテクスチャーか(夏はジェル、冬はクリームタイプが使いやすい)。不安な場合はクリニックに相談するのが確実です。
🎯 まとめ
さらさらクリームは、脱毛後の肌ケアにおいて非常に重要な役割を果たすスキンケアアイテムです。べたつかずに保湿効果を発揮するその特性は、施術直後の敏感な肌に優しく対応しながら、回復をサポートしてくれます。ヒアルロン酸、セラミド、グリセリン、アラントインなどの有効成分が組み合わさることで、肌の水分保持、バリア機能の回復、炎症の鎮静などさまざまな効果が期待できます。
脱毛施術後の肌は、普段よりも乾燥しやすく、紫外線や外部刺激に対して敏感になっています。この時期に適切なアフターケアを行うことが、肌トラブルを予防し、脱毛の効果を最大限に引き出すことにつながります。さらさらクリームを選ぶ際は、成分表示を確認し、自分の肌質や使用目的に合った製品を選ぶことが大切です。
また、さらさらクリームはあくまでも保湿剤であり、医薬品ではありません。脱毛後に強い症状(水ぶくれ、強い赤み、かゆみが続くなど)が現れた場合は、自己判断でクリームを塗るのではなく、施術を行ったクリニックに相談することが重要です。アイシークリニック渋谷院では、施術後のアフターケアについても丁寧にサポートしていますので、疑問や不安がある方はいつでもご相談ください。日々のスキンケアをしっかりと行うことで、脱毛の効果を高め、美しい肌を長く保つことができます。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 脱毛後の肌ケア・皮膚バリア機能・保湿成分(セラミド・ヒアルロン酸等)の役割、および脱毛施術後の肌トラブル(色素沈着・埋没毛・炎症)に関する皮膚科学的根拠の参照
- 厚生労働省 – 化粧品・スキンケア製品の成分規制・安全性基準、および医療レーザー脱毛の施術管理に関する行政ガイドラインの参照
- PubMed – レーザー脱毛・光脱毛施術後の皮膚状態変化(経皮水分散失量の増加・バリア機能低下)および保湿成分の有効性に関する国際的な臨床研究・査読論文の参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務