シミ・そばかす・タトゥーで悩んでいるなら、「Qルビーレーザー」は30年以上の実績をもつ最強の選択肢かもしれません。この記事を読めば、仕組み・効果・費用・ダウンタイムまで全部わかります。
「シミが気になるけど、どのレーザーが自分に合ってるの?」「タトゥーって本当に消えるの?」って思ってませんか?
この記事を読めば全部解決!読まないと、自分に合わない治療を選んで後悔するリスクがあります😢
⚡ この記事でわかること
- ✅ Qルビーレーザーがシミ・タトゥーに効く理由
- ✅ ダウンタイムの実際と過ごし方
- ✅ 費用の目安と保険が使えるケース
- ✅ 自分に向いているか?チェックポイント
目次
- Qルビーレーザーとはどのようなレーザーか
- Qスイッチ機構とは何か
- Qルビーレーザーで治療できる主な症状
- Qルビーレーザーの仕組み(選択的光熱融解)
- 治療の流れと当日の手順
- ダウンタイムと術後の経過
- 治療後のスキンケアと注意点
- Qルビーレーザーとほかのレーザーとの違い
- 治療回数と効果が出るまでの期間
- 費用の目安と保険適用について
- こんな方はQルビーレーザーが向いている
- まとめ
この記事のポイント
Qルビーレーザー(694nm)はQスイッチ機構でメラニンやタトゥーインクを選択的に破壊し、シミ・ADM・太田母斑・タトゥー除去に有効な30年以上の実績をもつレーザー治療法で、アイシークリニックでは診察で色素の種類・深さを見極めたうえで最適な治療計画を提案している。
💡 Qルビーレーザーとはどのようなレーザーか
Qルビーレーザーは、ルビー結晶を媒体として用いた固体レーザーの一種で、694nmという波長の光を発生させます。この694nmという波長は、皮膚のメラニン色素に対して非常に高い吸収率をもっているため、シミや色素性疾患の治療に適しています。また、ルビーレーザーはタトゥー除去にも昔から使われており、特に黒・青・緑といった濃い色のインクに有効とされています。
「Q」という文字は「Qスイッチ」という技術に由来します。Qスイッチとはレーザー光を極めて短い時間(ナノ秒単位)に集中して発射する仕組みを指し、この技術を組み合わせることで、色素を効率よく破壊しながら周囲の組織へのダメージを最小限に抑えることができます。Qルビーレーザーはこの「Qスイッチ機構」と「ルビーレーザー」を組み合わせたもので、正確には「Qスイッチルビーレーザー」と呼ばれることもあります。
日本では1990年代から美容皮膚科や形成外科の現場で導入が進み、30年以上の臨床データが蓄積されています。豊富な実績があることから、今日でも多くのクリニックで採用されている信頼性の高い治療機器です。
Q. Qルビーレーザーの「Q」とは何を意味しますか?
「Q」はQスイッチ機構に由来します。レーザーエネルギーを一時的に蓄えてナノ秒単位で一気に放出することで、高いピークパワーをもつパルス光を生成します。この極めて短い照射により、熱が周囲に広がる前に色素だけを選択的に破壊できます。
📌 Qスイッチ機構とは何か
Qスイッチという言葉は、もともと光学工学の用語です。レーザー装置の内部にある「Qスイッチ素子」と呼ばれる部品を使い、レーザーのエネルギーを一時的にため込んでから一気に放出することで、非常に短い時間(数ナノ秒〜数十ナノ秒程度)に高いピークパワーをもつパルス光を生成します。
この技術が色素治療においてなぜ重要なのかというと、色素を破壊するためにはターゲットとなる色素粒子を瞬間的に加熱する必要があるからです。もしレーザーをゆっくり長い時間照射すると、熱が周囲の組織にも拡散してしまい、正常な皮膚組織にもダメージを与えてしまいます。しかしQスイッチ技術によって極めて短時間に強いエネルギーを照射すれば、熱が広がる前に色素だけを選択的に破壊することが可能になります。
また、Qスイッチレーザーによるナノ秒単位の照射は、「フォトアコースティック効果」と呼ばれる音響衝撃波も発生させます。この衝撃波が色素粒子を物理的に砕く効果も持ち合わせており、単純な熱による破壊だけではなく機械的な粉砕も行っています。このダブルの作用によって、Qスイッチレーザーは通常のレーザーよりも色素をより細かく、より効率的に分解できるとされています。
✨ Qルビーレーザーで治療できる主な症状
Qルビーレーザーが適応となる症状は多岐にわたります。以下に代表的なものをご紹介します。
✅ 老人性色素斑(日光性黒子)
いわゆる「シミ」のなかで最も一般的なタイプです。紫外線の影響でメラニンが過剰に産生・沈着したもので、顔や手の甲に多く見られます。境界がはっきりしており、均一な茶褐色をしているのが特徴です。Qルビーレーザーはこのメラニン色素に対する吸収率が高いため、老人性色素斑に対して高い治療効果が期待できます。
📝 そばかす(雀卵斑)
主に幼少期から思春期にかけて発症し、鼻の周りや頬に小さな茶色い斑点が散らばって見られます。遺伝的要素が強く、紫外線で悪化しやすい特徴があります。Qルビーレーザーは1回の治療でも効果が出やすいとされますが、再発しやすい傾向もあるため、日焼け止めなどのUVケアを継続することが重要です。
🔸 ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
ADMは「後天性」という名前のとおり、思春期以降に発症することが多い色素性疾患です。真皮(皮膚の深い層)にメラノサイトが存在するため、表面から見ると青みがかった灰褐色に見えることが特徴です。肝斑と混在することも多く、鑑別が難しいケースもあります。真皮性の色素に対してもQルビーレーザーは有効とされていますが、治療回数が複数回必要になることが一般的です。
⚡ 太田母斑
顔面の片側に分布する青灰色の色素性母斑で、眼球結膜にも色素が見られることがあります。真皮深層のメラノサイトの異常増殖によって生じます。かつては難治性とされていましたが、Qスイッチルビーレーザーの登場によって治療成績が飛躍的に向上しました。複数回の治療が必要ですが、多くの症例で大幅な改善が期待できます。
🌟 タトゥー・入れ墨の除去
タトゥーや入れ墨は、真皮にインクが入り込んでいるため、皮膚の表面だけにアプローチするケアでは除去できません。Qルビーレーザーはタトゥーインクの色素に吸収されやすい波長をもっているため、インクを細かく砕いて体内のマクロファージ(免疫細胞)に取り込ませることで除去を促します。黒・青・緑などの色への反応が特に良好とされています。一方、赤・黄・橙などの暖色系インクには別の波長のレーザーが必要なことも多く、色によって複数種類のレーザーを組み合わせることがあります。
💬 扁平母斑(茶アザ)
生まれつきまたは幼少期から存在する茶色い平らなアザです。表皮内のメラニン量が多くなっている状態で、Qルビーレーザーが適応になることがありますが、再発しやすい傾向があるため、治療前に医師との十分な相談が必要です。
Q. Qルビーレーザーはタトゥーのどの色に効果的ですか?
Qルビーレーザーの694nmという波長は、黒・青・緑といった濃い色のタトゥーインクに対して特に高い効果が期待できます。一方、赤・黄・橙などの暖色系インクには別の波長のレーザーが必要なことが多く、複数種類のレーザーを組み合わせて治療することがあります。
🔍 Qルビーレーザーの仕組み(選択的光熱融解)
Qルビーレーザーの作用を理解するうえで欠かせない概念が「選択的光熱融解(Selective Photothermolysis)」です。これは1983年にハーバード大学のアンダーソン博士らが提唱した理論で、現代のレーザー皮膚科学の基礎となっています。
選択的光熱融解の考え方は非常にシンプルです。すなわち、「特定の波長の光は特定の色素にだけ吸収される」という性質を利用して、狙った色素だけを選択的に加熱・破壊しようというものです。皮膚には複数の色素(メラニン、ヘモグロビンなど)が含まれていますが、それぞれが吸収しやすい光の波長(吸収スペクトル)が異なります。Qルビーレーザーの694nmという波長は、メラニン色素の吸収スペクトルに合致しているため、周囲の組織へのダメージを抑えながらメラニンだけを効率的に破壊することができます。
さらに重要なのが「熱緩和時間(Thermal Relaxation Time)」という概念です。標的となる色素粒子が吸収した熱を周囲に逃がすまでの時間を熱緩和時間と呼びますが、Qスイッチレーザーのパルス幅はこの熱緩和時間よりも十分短く設定されています。そのため、照射したエネルギーが色素粒子から外に逃げる前に、粒子を破壊するのに必要なエネルギー密度を達成できます。これが周囲の正常組織を傷つけずに色素だけを破壊できる理由です。
砕かれたメラニン粒子やインクの破片は、その後数週間〜数ヶ月かけて体内のマクロファージに取り込まれ、リンパ管を通じて体外へと排出されます。このため、治療直後よりも数週間後のほうが色が薄くなっていることが多く、効果は治療後しばらく経ってから実感できることが一般的です。
💪 治療の流れと当日の手順
Qルビーレーザーの治療は、クリニックによって多少の違いはありますが、一般的に以下のような流れで進みます。
✅ カウンセリング・診察
まず医師による診察を受けます。シミやアザの種類、皮膚の状態、既往歴、服用中の薬などを確認し、Qルビーレーザーが適切な治療法かどうかを判断します。肝斑(肝斑は別の治療が必要なことが多い)やほかの色素性疾患との鑑別も行われます。また、治療の効果や副作用、費用についても説明があります。
📝 洗顔・クレンジング
治療部位のメイクや皮脂をしっかり落とします。日焼け止めや化粧品の成分が残っていると、レーザーが適切に照射されなかったり、刺激になったりする可能性があるためです。
🔸 麻酔(必要な場合)
治療部位や照射範囲によっては麻酔クリーム(局所麻酔のクリーム)を塗布して30〜60分程度待つ場合があります。小さなシミ1〜2個の治療であれば麻酔なしで対応できることも多いですが、タトゥー除去や広範囲の治療では麻酔クリームや局所注射麻酔を使うこともあります。治療中の痛みはゴムでパチンと弾かれるような感覚と表現されることが多く、個人差があります。
⚡ レーザー照射
医師または看護師がレーザーハンドピースを治療部位に当て、照射します。1スポットあたりの照射時間は非常に短く(ナノ秒単位)、治療全体の所要時間はシミの数や範囲によって異なります。小さなシミ数個であれば数分程度、タトゥー除去など広範囲の場合は30分〜1時間程度かかることもあります。照射の際には目を保護するためのアイガードを装着します。
🌟 クーリング・軟膏塗布
照射後は皮膚が火照っている状態になるため、クーリング(冷却)を行います。その後、治療部位に軟膏を塗布し、必要に応じて保護シールやテープを貼ります。ここまでの一連の処置が終わればその日の治療は完了です。
💬 アフターケアの説明
帰宅前に、軟膏の塗り方、洗顔の方法、紫外線対策などのアフターケアについて説明を受けます。次回の来院日程もこの時点で決めることが多いです。
🎯 ダウンタイムと術後の経過
Qルビーレーザーを受けた後の経過は、治療部位や照射エネルギーの大きさによって異なりますが、一般的な経過をご紹介します。
✅ 照射直後〜数時間
照射直後、治療部位は白くなる(白色化反応、フロスティング)ことがあります。これはレーザーの熱によって皮膚内の水分が一時的に気化し、表皮が白濁して見える現象で、数分〜数十分で消えます。その後は赤みや腫れが出ることがあり、軽い熱感を感じることもあります。
📝 翌日〜数日後
シミの治療の場合、照射部位は一時的に色が濃くなる(反応性色素沈着)ことがあります。これはレーザーによって壊されたメラニンが皮膚表面に向かって押し上げられているためで、正常な反応です。その後、かさぶた(痂皮)が形成されることが多く、1〜2週間ほどで自然に剥がれ落ちます。
🔸 かさぶたが剥がれた後
かさぶたが取れた後の皮膚はやや赤みを帯び、デリケートな状態です。ここで紫外線を浴びると炎症後色素沈着(PIH)が起こりやすいため、日焼け止めの使用が非常に重要です。炎症後色素沈着とは、皮膚が炎症を起こした後にメラノサイトが過剰に活性化して色素が沈着する現象で、適切なUVケアで予防・軽減できます。
⚡ 数週間〜数ヶ月後
シミの薄さが徐々に実感できるようになる時期です。砕かれた色素が体内から排出されるには時間がかかるため、効果の実感は治療から1〜3ヶ月後に最大になることが多いとされています。タトゥー除去の場合は複数回の治療を重ねることで少しずつ薄くなっていきます。
なお、治療部位に炎症後色素沈着が生じた場合でも、適切なケアや必要に応じた追加治療(美白成分の外用薬や内服薬など)によって改善することが多いです。医師の指示に従ったアフターケアを続けることが大切です。
Q. Qルビーレーザー後のかさぶたはどう扱えばよいですか?
治療後に形成されるかさぶたは、無理に剥がさず自然に剥がれ落ちるのを待つことが重要です。強制的に剥がすと瘢痕が残るリスクがあります。クリニックから処方された軟膏を指示どおり塗布し続け、かさぶたが取れるまでの1〜2週間は患部をこすらないように注意してください。

💡 治療後のスキンケアと注意点
Qルビーレーザー治療の効果を最大限に引き出し、副作用のリスクを下げるためには、治療後のケアがとても重要です。
🌟 軟膏の塗布
クリニックから処方された軟膏(抗生物質軟膏や白色ワセリンなど)を、かさぶたが取れるまでの間、指示どおりに患部に塗り続けます。軟膏は傷の乾燥を防ぎ、感染を予防する役割があります。
💬 かさぶたを無理に剥がさない
かさぶたが気になっても、無理に剥がすことは絶対に避けてください。無理に剥がすと傷が深くなり、瘢痕(傷跡)が残るリスクがあります。自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。
✅ 紫外線対策の徹底
治療後の皮膚は紫外線に対してとても敏感になっています。外出時にはSPF30以上の日焼け止めをこまめに塗り直すほか、帽子や日傘なども積極的に活用してください。紫外線を浴びると炎症後色素沈着が起こりやすくなるため、治療部位のUVケアは少なくとも治療後3ヶ月間は徹底することをお勧めします。
📝 洗顔・メイクについて
かさぶたが形成されている間は、患部をこすらないように注意しながら洗顔を行います。メイクは患部を避けるか、かさぶたが剥がれるまで控えるようにします。クリニックから具体的な指示がある場合はそれに従ってください。
🔸 飲酒・運動・入浴について
治療当日は、血行が促進されると赤みや腫れが増す可能性があるため、激しい運動、飲酒、長時間の入浴(湯船への入浴)は控えるようにしましょう。シャワー程度であれば当日から可能なことが多いですが、クリニックの指示に従ってください。
⚡ 美白ケアの継続
ビタミンCやビタミンC誘導体を含む化粧品の使用、トラネキサム酸やビタミンCの内服は、炎症後色素沈着の予防・改善に役立つとされています。医師に相談のうえで取り入れてみることもよいでしょう。
📌 Qルビーレーザーとほかのレーザーとの違い
レーザー治療には様々な種類があり、それぞれ特性が異なります。Qルビーレーザーの特徴をより明確に理解するために、他の主要なレーザーと比較してみましょう。
🌟 QスイッチNd:YAGレーザー(1064nm / 532nm)

Nd:YAGレーザーは1064nmの波長が基本で、波長変換素子(KTPクリスタル)を使うことで532nmにもなります。1064nmはメラニンへの吸収率がルビーレーザーより低い一方で、皮膚への浸透が深く、赤みに対しても作用します。532nmは赤・橙・黄色のタトゥーインクに効果的です。ルビーレーザー(694nm)はメラニンへの吸収率が高く、黒・青・緑のインクや色素性疾患に特に適しています。肌のトーンアップ目的でのレーザートーニング(低出力で広範囲に照射する方法)にはNd:YAGレーザーがよく使われます。
💬 QスイッチアレキサンドライトレーザーPICOレーザー(755nm)
アレキサンドライトレーザーは755nmの波長をもち、メラニンへの吸収率はルビーレーザー(694nm)に近く、色素性疾患やタトゥー除去に幅広く使われています。近年はナノ秒よりもさらに短いピコ秒(1兆分の1秒)単位でパルスを発射するピコ秒レーザー(ピコレーザー)が登場し、より少ない回数での色素除去や、従来のQスイッチレーザーでは改善しにくかった症状への対応が可能になっています。
✅ フラクショナルレーザー(CO2レーザー、エルビウムYAGレーザーなど)
フラクショナルレーザーはニキビ跡・瘢痕・シワなどの肌質改善を目的としたレーザーで、色素の選択的破壊よりも皮膚の再生を促すことが主な目的です。色素性疾患には主にQスイッチレーザー系が使われ、フラクショナルレーザーとは目的・適応が異なります。
📝 IPL(光治療器)
IPL(Intense Pulsed Light)はレーザーではなく、複数の波長の光を組み合わせた光治療器です。シミやそばかすのほか、赤みや毛穴にも対応できる万能性がある一方、特定の色素に対する選択性・パワーはQスイッチレーザーに比べて劣る場合があります。軽度のシミや広範囲を効率よく改善したい場合に向いており、ダウンタイムが少ないことも特徴です。
このように、レーザーや光治療器にはそれぞれ得意とする症状があります。どの治療が最適かは、症状の種類・深さ・色・範囲などによって異なるため、必ず専門医に診察・判断してもらうことが重要です。
✨ 治療回数と効果が出るまでの期間
Qルビーレーザーの治療回数や効果が出るまでの期間は、症状の種類や深さ、個人差によって大きく異なります。
🔸 老人性色素斑・そばかす
表皮性の浅いシミは比較的反応がよく、1〜3回程度の治療で大幅に改善することが多いです。治療後のかさぶたが剥がれてから1〜3ヶ月かけて効果が現れてくるため、次の治療は3ヶ月程度の間隔を空けることが一般的です。
⚡ ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
真皮に存在する色素は深い位置にあるため、治療に時間がかかります。目安として5〜10回程度の治療が必要なことが多く、各回の治療間隔は3〜6ヶ月ほど空けることが推奨されています。
🌟 太田母斑
太田母斑はかつては治療困難とされていましたが、Qスイッチルビーレーザーの登場によって多くのケースで著明な改善が得られるようになりました。治療回数は5〜10回以上必要なことが多く、数年かけてゆっくりと薄くしていくイメージです。子供のうちから治療を始めると比較的少ない回数で効果が出やすいという報告もあります。
💬 タトゥー除去
タトゥーの除去は最も治療回数が必要なケースの一つです。インクの色、濃さ、重ね塗りの有無、インクの種類などによっても大きく異なりますが、プロによるタトゥーでは10〜20回以上の治療が必要になることも珍しくありません。アマチュア(自分でつけたもの)のタトゥーは一般に浅く薄いため、より少ない回数で対応できる傾向があります。
いずれの場合も、治療間隔を適切に空けることが大切です。皮膚が完全に回復する前に再照射すると、瘢痕や色素異常のリスクが高まります。医師の指示に従ってスケジュールを組むようにしましょう。
Q. Qルビーレーザーの費用に保険は適用されますか?
太田母斑など一部の先天性色素性疾患は、条件を満たせば保険適用になる場合があります。ただし、老人性色素斑(後天性のシミ)やタトゥー除去は自由診療となり、シミ1個あたり数千円〜数万円が目安です。総費用の見通しは事前カウンセリングで必ず確認することをおすすめします。
🔍 費用の目安と保険適用について
Qルビーレーザー治療の費用は、治療する部位の大きさ、クリニック、症状の種類などによって異なります。以下はあくまで目安として参考にしてください。
✅ 保険適用について
太田母斑など一部の先天性色素性疾患に対するQスイッチルビーレーザー治療は、条件を満たせば保険適用になる場合があります。具体的には、「レーザー照射療法」として健康保険が適用されるケースがあります。ただし、保険適用の条件や施設基準が定められており、すべてのクリニックで対応しているわけではありません。また、老人性色素斑(後天性のシミ)やタトゥー除去は自由診療(保険適用外)となります。
📝 自由診療の費用目安
自由診療の場合、シミ1個あたり数千円〜数万円程度が多く見られます。照射範囲が広い場合や顔全体などは5万円〜10万円以上になることもあります。タトゥー除去は、面積と治療回数によって大きく変わりますが、1回あたり数千円〜数万円以上かかるのが一般的です。
費用については、必ず事前のカウンセリングで確認し、総治療費の見通しを立てたうえで治療を開始することをおすすめします。クリニックによっては複数回のパック料金や、初診料・麻酔料・薬剤費などが別途かかる場合もあるため、詳細を確認しておくことが重要です。
💪 こんな方はQルビーレーザーが向いている
Qルビーレーザーは多くの方に有効な治療ですが、特に向いているのはどのような方でしょうか。以下に当てはまる方はQルビーレーザーを検討してみる価値があるかもしれません。
境界がはっきりしたシミ(老人性色素斑)が気になる方、そばかすを目立ちにくくしたい方、ADMや太田母斑などの色素性疾患を改善したい方、黒・青・緑のタトゥーを除去したい方、以前に他の治療を試みたが効果が不十分だった方などが主な対象として挙げられます。
一方で、妊娠中・授乳中の方、光線過敏症をお持ちの方、ケロイド体質の方、治療部位に活動性の感染症や炎症がある方などは、治療前に必ず医師に申し出る必要があります。また、肝斑(かんぱん)はQスイッチレーザーの高出力照射によって悪化することがあるため、肝斑が混在している場合は治療方針を慎重に決める必要があります。
皮膚の色が濃い方(フィッツパトリック分類でⅣ〜Ⅵ型に該当する方)は、治療後に炎症後色素沈着が起こりやすいとされており、出力の調整や治療間隔の工夫が必要です。専門の医師がしっかりと診察を行い、個々の肌質に合わせた治療計画を立てることが、安全で効果的な治療につながります。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、シミやADM、タトゥー除去のご相談でQルビーレーザーを希望される患者さんが多くいらっしゃいますが、同じ「シミ」に見えても肝斑や炎症後色素沈着が混在しているケースも少なくないため、まずは丁寧な診察で色素の種類と深さを正確に見極めることを大切にしています。治療後のUVケアやアフターケアの徹底が効果を左右する大きなポイントとなりますので、照射後のフォローアップも含めて患者さん一人ひとりに合ったサポートをご提供できるよう心がけています。「自分のシミやアザに合った治療法を知りたい」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。」
🎯 よくある質問
老人性色素斑(日光性黒子)やそばかすなど、表皮性のシミに特に高い効果が期待できます。また、ADMや太田母斑などの真皮性色素疾患にも有効です。ただし、肝斑が混在している場合は悪化する可能性があるため、まず専門医による正確な診断が必要です。
照射後は赤みや腫れが生じ、数日でかさぶたが形成されます。かさぶたは1〜2週間程度で自然に剥がれ落ちます。その後も皮膚がデリケートな状態が続くため、少なくとも治療後3ヶ月間は日焼け止めによる紫外線対策の徹底が重要です。
タトゥーの色・濃さ・インクの種類などによって大きく異なりますが、プロによるタトゥーでは10〜20回以上の治療が必要になることも珍しくありません。また、Qルビーレーザーは黒・青・緑のインクに特に有効で、赤・黄などの暖色系インクには別の波長のレーザーを組み合わせる場合があります。
太田母斑など一部の先天性色素性疾患は、条件を満たせば保険適用になる場合があります。一方、老人性色素斑(後天性のシミ)やタトゥー除去は自由診療となります。自由診療の場合、シミ1個あたり数千円〜数万円が目安です。事前のカウンセリングで総費用の見通しを確認することをおすすめします。
妊娠中・授乳中の方、光線過敏症やケロイド体質の方、治療部位に活動性の感染症や炎症がある方は治療前に必ず医師へ申し出が必要です。また、肌の色が濃い方は治療後に炎症後色素沈着が起こりやすいため、アイシークリニックでは個々の肌質に合わせた治療計画を丁寧に立てています。
💡 まとめ
Qルビーレーザーは、694nmという波長とQスイッチ機構を組み合わせることで、メラニン色素やタトゥーインクを選択的に破壊できる、信頼性の高いレーザー治療です。老人性色素斑・そばかす・ADM・太田母斑・タトゥー除去など幅広い症状に対応しており、30年以上の実績をもつ治療法です。
治療にあたっては、診察で症状の種類や深さを正確に判断してもらうこと、治療後のアフターケア(軟膏・UVケア・かさぶたを剥がさないなど)を徹底すること、そして治療回数や間隔について医師の指示に従うことがとても大切です。
「このシミはQルビーレーザーで取れるのだろうか」「タトゥーをきれいに除去したい」とお考えの方は、まずは専門医に相談してみることをおすすめします。アイシークリニック渋谷院では、患者さんの肌の状態を丁寧に診察し、最適な治療法をご提案しています。お悩みの方はお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 色素性疾患(老人性色素斑・太田母斑・ADM・そばかすなど)の診断基準や治療ガイドライン、Qスイッチルビーレーザーの適応に関する情報
- 日本形成外科学会 – 太田母斑・扁平母斑・タトゥーなどの色素性疾患に対するレーザー治療(Qスイッチルビーレーザーを含む)の適応・治療方針に関する情報
- 厚生労働省 – レーザー照射療法の保険適用条件・施設基準、太田母斑等の先天性色素性疾患に対する保険診療の取り扱いに関する情報
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務