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ヨクイニンの効果とは?イボや肌荒れへの働きをわかりやすく解説

💊 ヨクイニンって本当に効くの?イボや肌荒れに悩む20〜30代が知っておくべき、皮膚科医が教えるリアルな真実をこの記事でまるごと解説します。

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「ドラッグストアでヨクイニン買ったけど、何ヶ月飲んでも変わらない…これって意味あるの?」
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実は「飲み方」と「組み合わせる治療」で効果が全然変わります。この記事を読めば、正しい使い方がわかりますよ!

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  • 効果のない飲み方を続けて時間とお金をムダにするかも
  • 「自然に治る」と思って放置し、イボが増殖・悪化するリスクも
  • 妊娠中・授乳中の使用で思わぬ副作用が出る危険性

✅ この記事でわかること

  • ヨクイニンの正しい飲み方・期間
  • ✅ イボ・ニキビ・肌荒れへの科学的な効果の根拠
  • 妊娠中・授乳中NGなどの重要な注意点
  • ✅ 皮膚科との併用で効果が高まる理由

目次

  1. ヨクイニンとは何か
  2. ヨクイニンに含まれる有効成分
  3. ヨクイニンの主な効果
  4. イボに対するヨクイニンの効果
  5. 肌荒れ・ニキビへの効果
  6. その他の効果・活用例
  7. ヨクイニンの服用方法と用量
  8. 効果が出るまでの期間
  9. ヨクイニンの副作用と注意点
  10. ヨクイニンを使用する際に気をつけたい人
  11. ヨクイニンと医療機関での治療を組み合わせる重要性
  12. まとめ

この記事のポイント

ヨクイニンはハトムギ由来の漢方生薬で、免疫活性化によりウイルス性イボの縮小や肌荒れ改善が期待できるが、効果発現には数ヶ月を要し、妊娠中は使用不可。当院では凍結療法との併用で良好な治療効果を確認しており、自己判断より皮膚科専門医への受診を推奨する。

💡 ヨクイニンとは何か

ヨクイニンは、「薏苡仁(よくいにん)」とも表記される生薬の一種で、イネ科の植物であるハトムギ(学名:Coix lacryma-jobi L. var. ma-yuen)の種皮を取り除いた種子を乾燥させたものです。ハトムギそのものは食材としてもおなじみで、ハトムギ茶や雑穀米などに含まれていることから、日常生活の中でも自然に口にしている方も多いでしょう。

漢方医学においてヨクイニンは古くから用いられており、中国では数千年にわたる使用の歴史があります。日本でも江戸時代以降に広く普及し、現在では医薬品として認可されている漢方薬の一つとなっています。単体の生薬として市販されているほか、「ヨクイニン湯」「薏苡仁湯」「消風散」「桂枝茯苓丸加薏苡仁」といった複数の生薬を組み合わせた漢方方剤にも配合されています。

漢方的な観点からは、ヨクイニンは「清熱(せいねつ)」「利湿(りしつ)」「排膿(はいのう)」などの作用があるとされています。これは体の余分な熱や湿気を取り除き、膿を出しやすくするという意味であり、皮膚の炎症や化膿を伴う症状に対して用いられてきた背景があります。

現代では漢方薬としての側面だけでなく、科学的な研究によって有効成分の特定や作用機序の解明も進んでおり、西洋医学的なアプローチからもその有用性が注目されています。

Q. ヨクイニンとはどのような薬ですか?

ヨクイニンはイネ科植物ハトムギの種子を乾燥させた漢方生薬で、医薬品として「いぼ・皮膚のあれ」に効能が認められています。コイクセノリドなどの有効成分が免疫活性化・抗炎症作用を発揮し、ドラッグストアでも購入できる市販薬です。

📌 ヨクイニンに含まれる有効成分

ヨクイニンの主な有効成分として知られているのが、コイクセノリド(coixenolide)やコイクサノリドといった脂質系成分です。これらは脂肪酸エステルの一種であり、抗腫瘍作用や免疫調節作用を持つとされています。

また、ヨクイニンにはタンパク質、炭水化物、脂肪のほか、カルシウム、鉄、ビタミンB群なども含まれており、栄養的な面でも優れた食品素材でもあります。ハトムギが古くから「美容の食材」として親しまれてきた理由の一つは、こうした豊富な栄養素にあると考えられています。

研究によって明らかになってきた主な有効成分の働きとしては、以下のものが挙げられます。

コイクセノリドは免疫を活性化し、ウイルスに感染した細胞や異常増殖する細胞への対抗力を高める作用があるとされています。これがイボ(ウイルス性疣贅)に対する効果につながっていると考えられています。また、皮膚の角質化を正常に調整するケラチン産生への影響も確認されており、肌のターンオーバーを整えることで肌荒れやニキビへの効果も期待されています。

さらに、ヨクイニンには抗炎症作用を持つ成分も含まれており、皮膚の赤みや腫れを和らげる働きがあるとされています。こうした複数の有効成分が組み合わさることで、ヨクイニンは幅広い皮膚症状に対して効果を発揮すると考えられています。

✨ ヨクイニンの主な効果

ヨクイニンが主に期待される効果は、皮膚症状への改善作用です。日本の医薬品として承認されているヨクイニンの効能・効果は、「いぼ、皮膚のあれ」とされています。具体的には以下のような状態に対して用いられることが多いです。

まず、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)に対する効果が最もよく知られています。イボはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって皮膚が増殖したもので、液体窒素による冷凍凝固療法などの治療が一般的ですが、ヨクイニンを内服することで免疫力を高め、ウイルスへの抵抗力をつけることによってイボの縮小・消失を促すとされています。

次に、肌荒れやニキビに対する効果も期待されています。ヨクイニンに含まれる成分が皮膚の炎症を抑え、ターンオーバーを整えることによって、肌の状態を改善する方向に働くとされています。

また、漢方的には関節痛や筋肉のこわばりに対しても用いられることがあり、「薏苡仁湯」などの方剤として整形外科的な症状にも応用されています。ただし、ヨクイニン単体の医薬品としては、主に皮膚症状への適応が中心となっています。

Q. ヨクイニンがイボに効果を発揮する仕組みは?

ヨクイニンはコイクセノリドなどの成分がNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化し、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した細胞への抵抗力を高めます。これにより体の内側からウイルス性疣贅の縮小・消失を促しますが、老人性イボ(脂漏性角化症)には効果が期待できません。

🔍 イボに対するヨクイニンの効果

ヨクイニンが最も広く活用されている場面の一つが、イボ(疣贅)の治療における補助療法としての使用です。イボにはいくつかの種類がありますが、ヨクイニンが主に対象とするのはヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされる「ウイルス性疣贅」です。

ウイルス性のイボは皮膚科での治療が基本となりますが、液体窒素による凍結療法を繰り返しても再発したり、なかなか消えないケースも少なくありません。こうした難治性のイボに対して、ヨクイニンを内服しながら治療を継続するという方法が取られることがあります。

ヨクイニンがイボに効果を発揮するとされるメカニズムとしては、免疫系の活性化が主な理由として考えられています。コイクセノリドなどの成分がNK細胞(ナチュラルキラー細胞)などの免疫細胞を活性化し、ウイルスに感染した細胞を攻撃する力を高めることで、体の内側からイボの原因ウイルスに対抗できるようになるとされています。

実際に、皮膚科での臨床経験においても、ヨクイニンを内服した患者さんのイボが改善したという事例は多く報告されています。ただし、効果には個人差が大きく、すべての方に同じように効果が出るわけではありません。特に免疫力が低下している方や、イボが非常に多数ある場合には、内服だけで対応することが難しいこともあります。

また、老人性のイボ(脂漏性角化症)や軟性線維腫(アクロコルドン)などのウイルスとは関係のないイボに対しては、効果が期待しにくいとされています。どのタイプのイボかを正確に判断するためにも、皮膚科専門医への相談が重要です。

💪 肌荒れ・ニキビへの効果

ヨクイニンはイボだけでなく、肌荒れやニキビに対しても効果が期待されています。医薬品としての承認効能にも「皮膚のあれ」が含まれており、皮膚全般の状態を整える作用があると考えられています。

ニキビは皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖などが複合的に絡み合って生じる皮膚疾患です。ヨクイニンはこれらの原因を直接抑えるというよりも、皮膚の炎症を鎮める抗炎症作用と、肌のターンオーバーを正常化する作用を通じて、ニキビの改善を助けると考えられています。

また、漢方的な観点では、ヨクイニンは体内の余分な熱や湿を取り除く働きがあるとされており、炎症が強く赤みのあるニキビや、皮脂が多くジメジメした肌質の方に向いているとされています。ただし、漢方治療は体質や症状の種類によって適切な処方が異なるため、ヨクイニンがすべてのニキビに適しているわけではありません。

肌荒れについては、皮膚のバリア機能が低下した状態に対して、ヨクイニンが皮膚細胞の正常な代謝をサポートすることで改善を助けるとされています。特に繰り返す肌荒れや、原因がはっきりしない慢性的な肌の不調に対して、漢方的なアプローチの一つとしてヨクイニンが選択されることがあります。

ただし、肌荒れやニキビに対してヨクイニンを使用する場合も、効果が出るまでにある程度の時間が必要であり、即効性を期待するのは難しいことを理解しておく必要があります。

🎯 その他の効果・活用例

ヨクイニンは皮膚症状への効果が広く知られていますが、漢方医学においてはそれ以外の用途でも古くから活用されてきました。現代でも、様々な疾患に対して複合処方の一つとして用いられることがあります。

関節・筋肉系への応用として、「薏苡仁湯」という処方は関節痛や筋肉痛、神経痛などに使われることがあります。漢方的には関節に水分(湿)が溜まって生じる痛みや腫れに対して、ヨクイニンの利湿作用が有効とされています。実際に変形性関節症や関節リウマチの補助療法として処方されるケースもあります。

美肌・美白効果への期待も、ヨクイニンが注目される理由の一つです。ヨクイニンの成分が皮膚のメラニン生成を抑制する可能性があるとする研究に基づいており、シミやくすみが気になる方がハトムギ茶やヨクイニンのサプリメントを利用するケースも見られます。ただし、こうした美容効果については医薬品として承認されているものではなく、あくまで参考情報として捉えることが重要です。

また、伝統的な漢方では、ヨクイニンには体内の余分な水分の代謝を促す利水作用があるとされており、むくみや消化不良などにも応用されることがあります。ただし、これらの用途については科学的なエビデンスが十分に蓄積されているわけではなく、医療機関での適切な診断と処方のもとで使用することが望ましいです。

Q. ヨクイニンの副作用と服用を避けるべき人は?

ヨクイニンでは食欲不振・胃もたれ・下痢などの消化器症状や、まれにハトムギアレルギーによるじんましんが現れることがあります。また子宮収縮を促進する可能性があるため、妊娠中・妊娠の可能性がある方は使用禁忌です。腎・肝機能障害のある方や免疫抑制剤使用中の方も必ず事前に医師へ相談してください。

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💡 ヨクイニンの服用方法と用量

ヨクイニンは市販の医薬品として、錠剤・エキス顆粒などの形態で販売されています。一般的な市販品では、成人の1日の服用量として、ヨクイニンエキスとして500〜1000mg程度(ヨクイニン生薬換算で約6〜9g)を2〜3回に分けて服用することが多いです。ただし、製品によって含有量や用法・用量が異なるため、必ず各製品の添付文書や説明書に従って使用してください。

服用のタイミングについては、一般的に食前または食間(食後2〜3時間後)が推奨されることが多いです。これは漢方薬全般に言えることで、食前・食間に服用することで消化器系への吸収が高まりやすいとされています。ただし、胃腸が弱い方や胃に不快感を感じる場合は食後に服用する方法もあります。

医療機関で処方されるヨクイニン製剤の場合は、医師の指示に従って用量や服用方法を守ることが大切です。市販品を使用する場合も、用法・用量を超えて服用しないよう注意が必要です。

また、ヨクイニンは水またはぬるま湯で服用することが基本です。牛乳やジュースなどで飲むと、成分の吸収に影響が出る可能性があるため避けることが望ましいとされています。

なお、ヨクイニンを配合した複合処方の漢方薬(例:桂枝茯苓丸加薏苡仁など)は、それぞれ用法・用量が異なります。複合処方の場合は特に自己判断で使用量を変更せず、処方した医師や薬剤師の指示を守ることが重要です。

📌 効果が出るまでの期間

ヨクイニンを服用し始めてから効果を実感するまでには、ある程度の時間が必要です。漢方薬全般に言えることですが、即効性のある治療薬とは異なり、体質や免疫力を内側から整えていく過程で徐々に効果が現れてくるものです。

イボに対する効果については、一般的に数週間〜数ヶ月の継続服用が必要とされることが多く、3ヶ月程度の服用で効果が出始めるケースが多く、場合によっては6ヶ月以上の継続が必要なこともあります。特にイボが複数あったり、長年経過した頑固なイボの場合は、より長期間の治療が必要になることがあります。

肌荒れやニキビに対しても、効果が出るまでには1〜3ヶ月程度の継続服用が目安とされることが多いです。肌のターンオーバー周期(通常4〜6週間程度)を考えると、最低でも1〜2サイクル以上の期間は継続して様子を見ることが推奨されます。

ただし、服用を始めてある程度の期間が経過しても全く改善が見られない場合は、ヨクイニンが自分の体質や症状に合っていない可能性もあります。そのような場合は自己判断で長期継続するのではなく、医師や薬剤師に相談して別の治療法を検討することが大切です。

また、効果が出たように思えても、自己判断で服用を急に中止するのではなく、医療機関で確認してから終了するようにしましょう。イボの場合、見た目では消えたように見えても内部にウイルスが残存している可能性があり、再発するケースも報告されています。

✨ ヨクイニンの副作用と注意点

ヨクイニンは比較的安全性の高い生薬として知られており、一般的に重篤な副作用は少ないとされています。しかし、まったく副作用がないわけではなく、使用にあたってはいくつかの注意点があります。

消化器系への影響として、ヨクイニンを服用することで食欲不振、胃もたれ、下痢、腹痛などの消化器症状が現れることがあります。これは漢方薬全般で見られる副作用の一つで、胃腸が弱い方に起こりやすい傾向があります。このような症状が現れた場合は、服用を中止するか、服用タイミングを食後に変更するなどの対応を取り、医師や薬剤師に相談することをお勧めします。

アレルギー反応として、まれにヨクイニン(ハトムギ)に対するアレルギーを持つ方がいます。アレルギー症状としては、かゆみ、じんましん、発疹などが報告されており、重篤な場合はアナフィラキシーショックを起こす可能性もゼロではありません。ハトムギアレルギーが疑われる方は使用前に医師に相談してください。

妊娠中の方への注意として、ヨクイニンは子宮収縮を促進する可能性があるとされており、妊娠中の方は使用を避けることが推奨されています。特に妊娠初期は使用を控えるべきとされており、妊娠の可能性がある場合や妊娠中の場合は必ず医師に相談してから使用してください。

他の薬との相互作用についても注意が必要です。ヨクイニン単体での相互作用は多くの場合軽微とされていますが、複合処方の漢方薬の場合は含まれる他の生薬との関係で相互作用が生じる可能性があります。他の薬を服用中の方は、服用開始前に医師や薬剤師に相談することが重要です。

また、市販のヨクイニン製品には食品(健康食品)として販売されているものと、医薬品として販売されているものがあります。医薬品として認可されたものは品質管理や含有量の基準が設けられていますが、健康食品・サプリメントとして販売されているものは必ずしも医薬品と同等の品質保証があるわけではないため、選択の際には注意が必要です。

Q. ヨクイニンと皮膚科治療を併用するメリットは?

アイシークリニックでは液体窒素による凍結療法とヨクイニン内服を組み合わせることで、単独治療より良好な経過をたどる患者さんを多く経験しています。ヨクイニンはあくまで補助療法であり、自己判断で使用を続けるより、皮膚科専門医の正確な診断のもとで治療と併用することが最も効果的です。

🔍 ヨクイニンを使用する際に気をつけたい人

ヨクイニンは多くの方が使用できる生薬ですが、以下に当てはまる方は特に注意が必要です。使用前に必ず医師や薬剤師に相談するようにしてください

妊娠中・妊娠の可能性がある方については、子宮収縮を促進する可能性があるため、原則として使用を避けるべきとされています。産婦人科や担当医に相談の上で判断することが必要です。

授乳中の方については、ヨクイニンの成分が母乳に移行する可能性が完全には否定できないため、慎重に使用する必要があります。使用を検討する場合は医師に相談してください。

小児(特に乳幼児)については、医療機関での指示のもとで使用することが基本となります。市販品の場合は対象年齢を確認し、年齢に合った用量を守ることが大切です。

高齢者の方については、体力の低下や他の薬との飲み合わせ、消化器系への影響などを考慮する必要があります。複数の薬を服用している場合は特に、医師や薬剤師に確認してから使用することをお勧めします

腎機能や肝機能に障害がある方については、生薬成分の代謝・排泄に影響が出る可能性があるため、必ず医師に相談してから使用してください

ハトムギや穀物類にアレルギーがある方については、ヨクイニンの使用を避けるか、医師に相談した上で慎重に判断する必要があります

免疫抑制剤を使用中の方については、ヨクイニンの免疫活性化作用が免疫抑制治療に影響を与える可能性があるため、必ず担当医に相談してから使用するようにしてください

💪 ヨクイニンと医療機関での治療を組み合わせる重要性

ヨクイニンはドラッグストアなどで気軽に購入できる市販薬であり、自己管理で使用できる点が一つの利点です。しかし、皮膚症状の中には、自己判断での対応が適切でないケースも存在します。特にイボについては、まれに悪性の病変がイボと見分けがつきにくい形で現れることがあるため、まず皮膚科専門医による正確な診断を受けることが非常に重要です。

皮膚科での標準的なイボ治療としては、液体窒素を用いた凍結療法が最も広く行われています。これは病変部を急速に凍結・融解させることで細胞を破壊し、ウイルスを排除する方法です。この治療とヨクイニンの内服を組み合わせることで、より高い効果が期待できるとする臨床経験も多く報告されており、皮膚科での治療の補助療法としてヨクイニンを処方するケースもあります。

また、ニキビや肌荒れについても、軽度のものはセルフケアで対応できる場合も多いですが、炎症が強い場合や広範囲にわたる場合、繰り返し再発する場合などは皮膚科を受診することをお勧めします。ヨクイニンだけで対処するよりも、抗生物質や角質溶解薬、ビタミン誘導体などの外用薬・内服薬と組み合わせることで、より効率的な改善が期待できます。

美容皮膚科やクリニックでは、ヨクイニンのような漢方的アプローチと、最新の医療技術(レーザー治療、ケミカルピーリング、光治療など)を組み合わせた総合的な肌管理を行っているところもあります。肌の悩みを根本から解決したい場合は、こうした医療機関への相談も一つの選択肢です。

ヨクイニンはあくまでも補助的な役割を担うものとして位置づけ、症状に応じた適切な医療機関での診断・治療を基本としながら活用することが、最も賢明な使い方といえるでしょう。自己判断での長期使用や、症状の悪化を見逃すことのないよう、定期的に医師の診察を受けながら使用することをお勧めします。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、ヨクイニンを皮膚科的治療の補助療法として取り入れるケースが多く、特に液体窒素による凍結療法と組み合わせることで、単独治療よりも良好な経過をたどる患者さんを多く経験しています。ただし、イボと思って受診された方が実際には別の皮膚疾患であったというケースも少なくないため、自己判断でヨクイニンを使い続ける前に、まず皮膚科専門医による正確な診断を受けていただくことを強くお勧めします。お肌の悩みをひとりで抱え込まず、ぜひお気軽にご相談ください。」

🎯 よくある質問

ヨクイニンはどんなイボに効果がありますか?

ヨクイニンが主に効果を発揮するのは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因の「ウイルス性疣贅(いぼ)」です。免疫を活性化することでウイルスへの抵抗力を高め、イボの縮小・消失を促します。一方、老人性のイボ(脂漏性角化症)などウイルスと無関係のイボには効果が期待しにくいため、まず皮膚科で正確な診断を受けることが重要です。

ヨクイニンを飲み始めてから効果が出るまでどのくらいかかりますか?

イボに対しては一般的に3ヶ月程度の継続服用で効果が現れ始めるケースが多く、場合によっては6ヶ月以上かかることもあります。肌荒れやニキビには1〜3ヶ月が目安です。漢方薬は体質を内側から整えるため即効性はなく、一定期間継続することが大切です。改善が見られない場合は自己判断で続けず、医師や薬剤師にご相談ください。

ヨクイニンに副作用はありますか?

比較的安全性の高い生薬ですが、食欲不振・胃もたれ・下痢などの消化器症状が現れることがあります。また、まれにハトムギに対するアレルギー反応(かゆみ・じんましんなど)が生じる場合もあります。症状が気になる場合は服用を中止し、速やかに医師や薬剤師にご相談ください。

妊娠中にヨクイニンを服用しても大丈夫ですか?

妊娠中の方への使用は推奨されていません。ヨクイニンには子宮収縮を促進する可能性があるとされており、特に妊娠初期は使用を控えるべきとされています。妊娠中・妊娠の可能性がある方、授乳中の方は、自己判断で服用せず、必ず産婦人科や担当医にご相談の上で判断してください。

ヨクイニンは皮膚科の治療と併用できますか?

はい、併用は有効とされています。当院でも液体窒素による凍結療法とヨクイニンの内服を組み合わせることで、単独治療より良好な経過をたどる患者さんを多く経験しています。ただしヨクイニンはあくまで補助療法であり、まず皮膚科専門医による正確な診断を受けた上で、治療と適切に組み合わせて活用することが大切です。

💡 まとめ

ヨクイニンは、ハトムギの種子を原料とした漢方生薬で、イボや肌荒れなどの皮膚症状に対して効果が期待できる医薬品です。コイクセノリドをはじめとする有効成分が免疫活性化や抗炎症作用を発揮することで、ウイルス性のイボの縮小・消失を促したり、肌のターンオーバーを整えて肌荒れやニキビを改善したりする方向に働くとされています。

ただし、効果が出るまでには数週間〜数ヶ月の継続が必要であり、効果には個人差があります。また、妊娠中の方や特定の疾患を持つ方には使用に注意が必要です。消化器症状やアレルギー反応などの副作用が現れた場合は、速やかに使用を中止して医師に相談することが大切です。

最も重要なのは、ヨクイニンを使用する前に、まず皮膚科専門医による正確な診断を受けることです。自己判断でイボや肌荒れと思っていた症状が、実際は別の疾患であるケースも存在します。医療機関での治療とヨクイニンを適切に組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。

皮膚の悩みは見た目への影響だけでなく、精神的なストレスにもつながるものです。ヨクイニンという選択肢を知っておくことは有益ですが、一人で悩まずに専門家に相談しながら、自分に合った治療法を見つけていくことが大切です。気になる症状がある場合は、ぜひ皮膚科または美容皮膚科への受診を検討してみてください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – イボ(尋常性疣贅)の診断基準や治療ガイドライン、液体窒素による凍結療法とヨクイニンの補助療法としての位置づけに関する情報
  • 厚生労働省 – 医薬品として承認されたヨクイニン製剤の効能・効果(いぼ、皮膚のあれ)および用法・用量に関する承認情報
  • PubMed – コイクセノリドの免疫調節作用・抗腫瘍作用・抗炎症作用に関する科学的研究論文および臨床試験データ

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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