ファンデーションを丁寧に塗ったはずなのに、数時間後には毛穴が目立ってしまう……。そんな「毛穴落ち」の悩みを抱えている方は非常に多く、メイクをしても仕上がりに自信が持てないと感じている方も少なくありません。毛穴落ちは、ファンデーションの選び方やメイク技術だけでなく、肌の状態そのものが深く関わっています。この記事では、毛穴落ちが起きる仕組みから、日々のスキンケアやメイクで実践できる対策、さらには皮膚科・美容クリニックでの根本的な解決アプローチまでをわかりやすくご紹介します。
目次
- 毛穴落ちとは?メカニズムをわかりやすく解説
- 毛穴落ちが起きやすい毛穴の種類と特徴
- ファンデーションの毛穴落ちを引き起こす主な原因
- 毛穴落ちを防ぐスキンケアのポイント
- 毛穴落ちしにくいファンデーションの選び方
- 毛穴落ちを防ぐメイクテクニック
- 毛穴落ちを根本から改善するクリニックでの治療
- まとめ
この記事のポイント
ファンデーションの毛穴落ちは、皮脂過剰・乾燥・毛穴の開きが複合的に絡む現象で、肌質に合ったスキンケアや下地・ファンデーション選び、塗り方の工夫で予防できる。セルフケアで改善しない場合は、アイシークリニックでポテンツァやフラクショナルレーザーなどの医療治療で根本改善が期待できる。
🎯 毛穴落ちとは?メカニズムをわかりやすく解説
毛穴落ちとは、ファンデーションを塗った後に時間が経つにつれて、毛穴の凹みにファンデーションが沈み込んでしまい、毛穴が目立って見える現象のことを指します。英語では「pore fallout」や「foundation sinking」とも表現されます。
毛穴落ちが起きるメカニズムを簡単に説明すると、肌の表面に開いた毛穴という凹凸に対して、ファンデーションのテクスチャーや皮脂・水分のバランスが合わなかった場合に、ファンデーションが毛穴の中へと引き込まれるように落ちていくことで生じます。
特に、毛穴が大きく開いている状態や、皮脂分泌が多い状態では、ファンデーションが毛穴に入り込みやすくなります。さらに時間の経過とともに皮脂が分泌されることでファンデーションが崩れ、毛穴の凹みが強調されてしまいます。
また、乾燥によって肌が皮脂を過剰に出そうとする場合にも同様の現象が起き、乾燥肌だからといって毛穴落ちしないわけではありません。むしろ、乾燥によって毛穴が縮んでいない状態が続いている場合、毛穴落ちが起きやすくなることもあります。
Q. ファンデーションの毛穴落ちが起きる仕組みは?
毛穴落ちとは、ファンデーションが時間の経過とともに毛穴の凹みに沈み込み、毛穴が目立って見える現象です。皮脂分泌の増加でファンデーションが流れ込んだり、乾燥によるインナードライ状態でファンデーションの密着力が低下したりすることが主な原因です。
📋 毛穴落ちが起きやすい毛穴の種類と特徴
毛穴落ちが起きるかどうかは、毛穴のタイプによっても変わってきます。毛穴の状態はひとそれぞれ異なり、その種類によって対策方法も変わるため、まず自分の毛穴がどのタイプかを知ることが大切です。
🦠 開き毛穴
皮脂分泌が多い脂性肌の方や、毛穴に皮脂や角栓が詰まっている方に多く見られます。特に鼻や頬、額などTゾーンに集中しやすい傾向があります。毛穴が丸くぽっかりと開いているように見えるのが特徴で、ファンデーションが毛穴の中に入り込みやすく、毛穴落ちが最も起きやすいタイプです。
👴 たるみ毛穴
加齢や紫外線ダメージによってコラーゲンやエラスチンが減少し、肌のハリが失われることで毛穴が縦長に伸びて見えるタイプです。頬の毛穴が涙型や雫型に見えるのが特徴で、30代以降に気になり始める方が多いです。たるみ毛穴はファンデーションが毛穴の縁に引っかかりやすく、影ができて毛穴が目立ちやすくなります。
🔸 黒ずみ毛穴・詰まり毛穴
毛穴の中に皮脂や古い角質が詰まり、酸化することで黒く見える状態です。毛穴自体が目立っているため、ファンデーションを塗っても凹凸が消えにくく、ファンデーションが毛穴に入り込むことで余計に目立ってしまうことがあります。
💧 乾燥毛穴
肌の水分不足によって毛穴が引き締まらず、毛穴の周囲に乾燥による小じわや凹凸が生じた状態です。乾燥肌や混合肌の方に見られます。ファンデーションが毛穴の凹みにたまりやすく、またファンデーション自体も乾燥によって崩れやすくなるため、毛穴落ちが生じやすくなります。
Q. 毛穴落ちしやすい毛穴のタイプにはどんな種類がある?
毛穴落ちしやすい毛穴は主に4種類あります。皮脂過多による「開き毛穴」、加齢やたるみによる縦長の「たるみ毛穴」、皮脂や角質が詰まった「黒ずみ毛穴」、水分不足で引き締まらない「乾燥毛穴」です。それぞれ原因が異なるため、タイプに合った対策が必要です。
💊 ファンデーションの毛穴落ちを引き起こす主な原因
毛穴落ちは単一の原因ではなく、さまざまな要素が複合的に絡み合って起きます。ここでは代表的な原因を整理してご紹介します。
✨ 皮脂の過剰分泌
皮脂が多く分泌されると、ファンデーションが皮脂に混じって浮いたり、毛穴の中へ流れ込んだりしやすくなります。特に気温が高い夏場や、長時間のマスク着用時などは皮脂分泌が増加するため、毛穴落ちが起きやすくなります。
📌 保湿不足・乾燥
肌が乾燥していると、皮脂が過剰に分泌されてバランスを保とうとする「インナードライ」の状態になります。また、乾燥した肌はファンデーションの密着力が低下し、崩れやすくなるため毛穴落ちにつながります。しっかり保湿しているつもりでも、成分や方法が肌に合っていないと乾燥が続く場合があります。
▶️ 下地(プライマー)の使い方が不適切
化粧下地はファンデーションの密着を高めるためのベースとなりますが、毛穴カバーに適した下地を使用しないと、毛穴の凹凸を埋めることができず、ファンデーションが毛穴に落ちやすくなります。また、下地の量が多すぎたり少なすぎたりする場合も、仕上がりに影響します。
🔹 ファンデーションの種類が肌質に合っていない
ファンデーションにはリキッド、クッション、パウダー、クリームなどさまざまなテクスチャーがあります。それぞれに特性があり、肌質や毛穴の状態に合わないファンデーションを使用すると、毛穴落ちが起きやすくなります。たとえば、皮脂が多い方がリキッドファンデーションを使うと崩れやすくなる場合があります。
📍 塗り方・塗布量の問題
ファンデーションを厚く塗りすぎたり、毛穴の上を直接強くこすったりすることで、毛穴にファンデーションが押し込まれてしまうことがあります。また、スポンジやブラシの使い方が適切でない場合も毛穴落ちの原因となります。
💫 毛穴自体の大きさや状態
角栓や皮脂詰まりが蓄積して毛穴が拡張している場合、毛穴落ちが起きやすい状態が続きます。また、加齢による肌のたるみで毛穴が広がっている場合も同様です。スキンケアだけで対処しきれない場合は、クリニックでの治療を検討する必要があります。

🏥 毛穴落ちを防ぐスキンケアのポイント
毛穴落ちを防ぐためには、メイクの方法だけを変えるのではなく、日々のスキンケアによって肌の土台を整えることが非常に重要です。以下に、毛穴落ちを予防するためのスキンケアのポイントをご紹介します。
🦠 丁寧な洗顔でベースを整える
毛穴に詰まった皮脂や汚れをきちんと落とすことが、毛穴ケアの基本です。洗顔料はよく泡立て、摩擦を最小限に抑えながら優しく洗うことが大切です。ただし、洗いすぎは皮脂の過剰分泌を招くため、過度な洗顔は避けましょう。朝・夜1回ずつの洗顔が基本的な目安となります。
また、クレンジングはメイクや日焼け止めをしっかり落とすために重要ですが、強すぎる洗浄力のクレンジングは肌に必要な油分まで除去してしまいます。肌質に合ったクレンジングを選ぶことが大切です。
👴 保湿をしっかり行う
毛穴落ちを防ぐためには、肌をしっかり保湿することが欠かせません。化粧水で水分を補い、乳液やクリームで蓋をして水分の蒸発を防ぐ「重ね付け保湿」が基本です。ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどの保湿成分が含まれた製品を取り入れることで、肌の水分量を高めることができます。
保湿をすることで毛穴が引き締まりやすくなり、ファンデーションの密着力も向上します。乾燥が強い場合は、スキンケアの後に保湿マスクを週に数回取り入れることも効果的です。
🔸 毛穴ケア成分を含むスキンケアを取り入れる
毛穴の開きや詰まりに働きかける成分を含む化粧品を取り入れることで、毛穴の状態を改善することができます。代表的な成分として、角質をやわらかくするBHA(サリチル酸)、ターンオーバーを促進するレチノール、皮脂分泌をコントロールするナイアシンアミドなどがあります。
ただし、これらの成分は肌への刺激が強い場合があるため、自分の肌質や肌の状態を確認しながら、少量から始めることが大切です。敏感肌の方は皮膚科医や美容クリニックに相談することをおすすめします。
💧 紫外線対策を徹底する
紫外線はコラーゲンを破壊し、肌のハリを低下させることで毛穴のたるみを引き起こす原因となります。日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘なども活用して紫外線から肌を守ることが、長期的な毛穴ケアにつながります。SPF30以上、PA++以上の製品を日常的に使用することが推奨されています。
✨ 生活習慣の見直し
睡眠不足やストレスは皮脂分泌を増加させ、毛穴の開きを悪化させる原因となります。また、脂質や糖質の多い食事も皮脂分泌に影響します。バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけることが、肌の内側からの毛穴ケアにつながります。
Q. 毛穴落ちを防ぐメイクの塗り方のコツは?
毛穴落ちを防ぐには、スキンケア後5〜10分おいて肌を安定させてから、毛穴専用プライマーを薄く塗布します。ファンデーションはスタンプを押すように優しく重ね、仕上げに皮脂吸収成分入りのフェイスパウダーで押さえます。日中崩れたらティッシュオフ後にパウダーで直すと効果的です。
⚠️ 毛穴落ちしにくいファンデーションの選び方
毛穴落ちを防ぐためには、ファンデーションの種類や成分を正しく選ぶことが重要です。以下に、毛穴落ちしにくいファンデーションを選ぶためのポイントをまとめます。
📌 肌質別のおすすめファンデーションの種類
脂性肌や混合肌の方には、皮脂を吸収するパウダリーなファンデーションやマットな仕上がりのリキッドファンデーションが向いています。皮脂コントロール成分が配合されたものを選ぶと、長時間崩れにくくなります。
乾燥肌の方には、保湿成分が豊富に含まれたリキッドファンデーションやクリームファンデーションが適しています。ツヤ感のある仕上がりのものが肌をふっくら見せ、毛穴をカバーする効果が期待できます。ただし、ツヤ系のファンデーションは皮脂が多い部位では崩れやすいため、部位によって使い分けることも一つの方法です。
混合肌の方は、Tゾーンと頬で皮脂分泌量が異なるため、部位に合わせて下地やファンデーションを変えるツーウェイの使い方が効果的です。
▶️ 毛穴カバー力がある製品を選ぶ
「毛穴カバー」「ポアレス」などを謳っているファンデーションには、毛穴の凹凸を光学的に目立たなくさせる光拡散パウダーや、毛穴を物理的に埋めるフィラー成分が含まれているものがあります。これらの成分がファンデーション自体に入っていると、下地なしでもある程度の毛穴カバー効果が期待できます。
🔹 崩れにくい処方のファンデーションを選ぶ
「皮脂くずれ防止」「長時間キープ」などのウォータープルーフ処方や皮脂吸収成分配合のファンデーションは、崩れにくく毛穴落ちが起きにくい傾向があります。また、フィルム型ファンデーションは肌に薄いフィルムを張るように密着するため、毛穴落ちを防ぎやすい特徴があります。
📍 サンプルやテスターで実際に試す
ファンデーションは、実際に塗ってみないと自分の肌に合うかどうかわかりません。デパートやコスメカウンターでは、テスターやサンプルをもらえる場合があるため、数時間後の崩れ方や毛穴落ちの有無を確認してから購入することをおすすめします。
🔍 毛穴落ちを防ぐメイクテクニック
適切なスキンケアとファンデーション選びに加えて、メイクの塗り方にも毛穴落ちを防ぐためのコツがあります。ここでは、毛穴落ちしにくいメイクテクニックをご紹介します。
💫 スキンケア後は肌を落ち着かせてからメイクする
スキンケアを行った直後は肌が余分な水分や油分を含んでいる状態のため、すぐにファンデーションを塗るとファンデーションが浮きやすくなります。スキンケア後は5〜10分程度時間をおき、肌が安定してからメイクを始めることが理想的です。余分な水分はティッシュで軽く押さえると良いでしょう。
🦠 毛穴を埋める下地(プライマー)を活用する
毛穴落ちを防ぐために最も効果的なのが、毛穴専用の化粧下地(毛穴プライマー)の使用です。シリコーン系の成分が毛穴の凹凸を物理的に埋めることで、ファンデーションが毛穴に入り込みにくくなります。下地はファンデーションを塗る前に、毛穴が気になる部分を中心に薄くなじませることがポイントです。
ただし、シリコーン系の下地は使い方を誤ると毛穴詰まりを悪化させることがあるため、毎日しっかりクレンジングを行うことが重要です。また、シリコーンが配合されていないノンシリコン処方の毛穴カバー下地もあるため、肌の状態や好みに応じて選ぶと良いでしょう。
👴 ファンデーションは薄く・優しく塗る

ファンデーションを厚く塗るほど毛穴落ちが起きやすくなります。薄く伸ばすことを意識し、カバーしたい部分だけに重ね付けすることで、自然な仕上がりを保ちながら毛穴落ちを防ぐことができます。スポンジやパフを使う場合は、肌に押さえるように「スタンピング(スタンプを押すような動作)」で塗ると、余分にファンデーションが毛穴に入り込まずに済みます。
🔸 フェイスパウダーで仕上げる
リキッドやクリームファンデーションを使用した場合は、仕上げにフェイスパウダーや毛穴カバーパウダーを使うことで、ファンデーションの崩れを防ぎ、毛穴落ちを抑えることができます。毛穴が気になる部分には、パフで押さえるように薄くのせるのがコツです。
皮脂が多い部位には皮脂吸収成分が入ったパウダーを使うと、崩れにくさがアップします。ただし、パウダーを厚くつけすぎると粉っぽくなってしまうため、ブラシで余分な粉を払ってから仕上げることが大切です。
💧 日中の崩れはティッシュオフ&直し塗りで対処する
日中に皮脂が出てきたと感じたら、余分なファンデーションや皮脂をティッシュで軽く押さえてからパウダーで直す「ティッシュオフ」のテクニックが有効です。皮脂の上から直接ファンデーションを重ね塗りすると、さらに毛穴落ちが悪化する可能性があるため注意が必要です。
また、フィックスミスト(メイクフィクサー)を使うことで、メイクをコーティングし、崩れにくくする効果が期待できます。仕上げにスプレーするだけで使えるため、簡単に取り入れることができます。
Q. クリニックでの毛穴落ちの根本的な治療法は?
セルフケアで改善しない毛穴落ちには、美容クリニックでの医療治療が有効です。アイシークリニックでは、皮脂腺に直接働きかけるポテンツァ(マイクロニードルRF)、コラーゲン産生を促すフラクショナルレーザー、毛穴の詰まりを改善するケミカルピーリングなどを肌の状態に応じて提案しています。
📝 毛穴落ちを根本から改善するクリニックでの治療
日々のスキンケアやメイクの工夫だけでは毛穴落ちが改善しない場合、皮膚科や美容クリニックでの治療が根本的な解決策となることがあります。特に、毛穴が大きく開いている・たるんでいる・詰まりが慢性化しているといった状態では、医療の力を借りることで大きな改善が期待できます。ここでは、主な治療方法をご紹介します。
✨ レーザー治療
毛穴の開きや肌のキメを整えるために、さまざまなレーザー治療が行われています。代表的なものとして、フラクショナルレーザーがあります。フラクショナルレーザーは、肌に微細な穴を無数に開けることで肌の再生を促し、コラーゲン産生を活性化させます。これにより毛穴の収縮や肌のハリの改善が期待できます。
また、ピコレーザーは従来のレーザーよりも短いパルス幅で照射するため、肌へのダメージが少なく、ダウンタイムが短い治療として注目されています。毛穴の引き締めや肌のトーンアップにも効果があるとされています。
その他にも、炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)やエルビウムヤグレーザーなど、目的や肌の状態に応じてさまざまなレーザーが選択されます。レーザー治療はダウンタイムが生じる場合があり、施術後は赤みや腫れが数日から1週間程度続くことがあります。
📌 高周波(RF)治療・サーマル系治療
高周波エネルギーを肌の深部に届けることでコラーゲン産生を促し、毛穴の引き締めや肌のたるみ改善を目指す治療です。サーマクール、ポテンツァ(マイクロニードルRF)などが代表的な機器として挙げられます。
特にポテンツァは、マイクロニードルで肌に細かい穿刺を行いながら高周波エネルギーを照射するため、皮脂腺に直接働きかけて皮脂分泌をコントロールする効果があるとされています。脂性肌で開き毛穴に悩む方に効果的な治療として注目されています。
▶️ ケミカルピーリング
酸性の薬剤を肌に塗布することで古い角質を取り除き、毛穴の詰まりや角栓を改善する治療です。グリコール酸、乳酸、サリチル酸などが使用されます。定期的に行うことで毛穴の引き締めや肌のキメの整えに効果が期待できます。
ダウンタイムが比較的少なく、初めてクリニック治療を検討する方にも取り入れやすい治療です。ただし、施術後は肌が敏感になるため、紫外線対策や保湿を徹底することが重要です。
🔹 光治療(IPL・フォトフェイシャル)
広い波長の光を肌に照射することで、毛穴の引き締め、肌のトーンアップ、コラーゲン産生促進などの効果が期待できる治療です。フォトフェイシャルやIPL(強パルス光)治療がこれに該当します。
レーザーほど強力ではありませんが、ダウンタイムが少なく、毛穴の引き締めとシミ・くすみ改善を同時に行えるため、総合的な肌質改善を目指す方に人気の治療です。複数回の施術を組み合わせることでより高い効果が期待できます。
📍 ヒアルロン酸注射・スキンボトックス
たるみ毛穴が気になる方には、ヒアルロン酸注射でボリュームを補うことで毛穴の縦長感を改善する方法があります。また、ボトックス(ボツリヌストキシン)を真皮内に少量注射する「スキンボトックス」は、皮脂腺の活動を抑えて皮脂分泌を減少させ、毛穴の引き締め効果が期待できます。
💫 ダーマペン・マイクロニードリング
微細な針で肌に小さな傷をつけることで、肌の自然な再生力とコラーゲン産生を促す治療です。ダーマペンが代表的な機器で、毛穴の開きや肌のキメの改善に効果が期待できます。グロスファクター(成長因子)や幹細胞上清液などと組み合わせた導入治療も行われており、相乗効果が期待されています。
🦠 自分に合った治療をクリニックで相談する
クリニックでの治療は多岐にわたり、自分の毛穴の状態や原因、予算、生活スタイルによって最適な治療方法は異なります。まずはカウンセリングで医師に肌の状態を診てもらい、適切な治療プランを相談することが大切です。
アイシークリニック渋谷院では、毛穴の開きや肌質改善に関するご相談を受け付けています。肌の状態を丁寧に確認した上で、最適な治療方法をご提案していますので、毛穴落ちにお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「毛穴落ちのお悩みは、スキンケアやメイク方法だけでなく、毛穴そのものの状態が深く関わっているため、当院では肌質や毛穴のタイプを丁寧に見極めた上で、適切なアプローチをご提案するよう心がけています。最近の傾向として、セルフケアで改善が見られない方がクリニックを受診されるケースが増えており、ポテンツァやフラクショナルレーザーなどの医療機器を活用することで、毛穴の開きや皮脂分泌の根本的な改善を実感いただけることも多いです。毛穴落ちにお悩みの方は一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。」
💡 よくある質問
毛穴落ちとは、ファンデーションを塗った後に時間が経つにつれて、毛穴の凹みにファンデーションが沈み込み、毛穴が目立って見える現象です。皮脂分泌の増加や乾燥によるインナードライ状態、毛穴の開きや詰まりなど、複数の要因が重なって起きます。
はい、乾燥肌でも毛穴落ちは起きます。肌が乾燥すると皮脂を過剰に分泌しようとする「インナードライ」の状態になり、ファンデーションの密着力も低下するため、毛穴落ちが生じやすくなります。乾燥肌だからといって毛穴落ちしないわけではないため、十分な保湿ケアが重要です。
いくつかの方法が効果的です。スキンケア後は5〜10分おいてから毛穴専用プライマーを薄く塗り、ファンデーションはスタンプを押すように優しく重ねるのがポイントです。仕上げに皮脂吸収成分入りのフェイスパウダーを使い、日中崩れたらティッシュオフ後にパウダーで直すと毛穴落ちを抑えられます。
肌質に合わせて選ぶことが大切です。脂性肌・混合肌の方には皮脂コントロール成分配合のマットなリキッドやパウダリーファンデーション、乾燥肌の方には保湿成分豊富なリキッドやクリームファンデーションが適しています。また「ポアレス」「皮脂くずれ防止」などを謳う製品も毛穴落ちを防ぎやすい傾向があります。
アイシークリニックでは、毛穴の状態や肌質に応じてさまざまな治療を提案しています。皮脂分泌の抑制と毛穴引き締めに効果的なポテンツァ(マイクロニードルRF)、コラーゲン産生を促すフラクショナルレーザーやダーマペン、毛穴の詰まり改善に有効なケミカルピーリングなどが代表的です。まずはカウンセリングでご相談ください。
✨ まとめ
ファンデーションの毛穴落ちは、毛穴の開きや詰まり、乾燥や皮脂の過剰分泌、ファンデーションの選び方や塗り方など、複数の要因が重なって起きる現象です。毛穴落ちを改善するためには、まず自分の毛穴のタイプを把握し、スキンケア・ファンデーション選び・メイクテクニックを組み合わせて対処することが重要です。
日々の洗顔と保湿、紫外線対策を丁寧に行い、毛穴に合った下地やファンデーションを選ぶことで、毛穴落ちをある程度防ぐことができます。しかし、毛穴が大きく広がっている場合やたるみが進んでいる場合には、セルフケアだけでは限界があることも事実です。
そのような場合は、美容クリニックでのレーザー治療や高周波治療、ケミカルピーリングなど、医療の力を借りて根本的に毛穴の状態を改善することをおすすめします。毛穴の状態が改善されると、ファンデーションの仕上がりも格段にアップし、メイクが楽しくなる日が近づくはずです。毛穴落ちにお悩みの方は、ぜひ一度専門家への相談を検討してみてください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 毛穴の開き・皮脂分泌・肌のターンオーバーに関する皮膚科学的な基礎知識(毛穴の種類・乾燥肌・脂性肌の特性など)の根拠として参照
- 日本美容外科学会 – フラクショナルレーザー・ヒアルロン酸注射・ボツリヌストキシン(スキンボトックス)・ケミカルピーリングなどの美容医療施術に関する情報の根拠として参照
- PubMed – 毛穴の開きや皮脂分泌に関する臨床研究、レーザー治療・マイクロニードリング・IPL治療の有効性に関する査読済み学術文献の根拠として参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務