ニキビが治ったあとに残る赤みや色素沈着、凸凹とした肌の質感…。「せっかくニキビが落ち着いたのに、跡がなかなか消えない」と悩んでいる方は少なくありません。
この記事を読めば、自分に合ったケア方法がわかります✨
📖 この記事を読むとわかること
- ✅ ニキビ跡の種類別に効果的なピーリングの選び方
- ✅ 自宅ケアとクリニック施術、どっちが自分に合う?
- ✅ やってはいけないNG行為と正しいアフターケア
🚨 「市販のピーリングで悪化した」「間違ったケアで色素沈着がひどくなった」という声も。この記事を読まずにケアを始めると、肌悩みが深刻化するリスクがあります。
目次
- ニキビ跡とはどういう状態?種類と特徴
- ピーリングとはどんな施術・ケア?
- ニキビ跡にピーリングが有効な理由
- ピーリングの主な種類
- 自宅でできるピーリングと注意点
- クリニックで受けるピーリング施術の種類と特徴
- ピーリングが向いているニキビ跡のタイプ
- ピーリングの注意点とリスク
- ピーリング後のケアで大切なこと
- まとめ
この記事のポイント
ピーリングはニキビ跡の色素沈着や軽度の凹凸に有効で、角質除去によりターンオーバーを促進する。自宅用市販品とクリニック施術があり、アイシークリニックでは肌状態に応じた最適なプランを提案。施術後は保湿と日焼け止めが必須で、ケロイド等には効果が期待できない。
💡 1. ニキビ跡とはどういう状態?種類と特徴
ニキビ跡とは、ニキビが炎症を起こした後に皮膚に残るさまざまな変化の総称です。一般的には「ニキビが治れば自然と元通りになる」と思いがちですが、実際には皮膚の深い部分まで炎症が及んだ場合や、適切なケアができなかった場合に跡が残ることがあります。ニキビ跡には大きく分けていくつかの種類があり、それぞれに異なるアプローチが必要です。
まず「赤み(紅斑)」は、ニキビの炎症が治った後も毛細血管が拡張した状態が続くことで生じます。一般的には時間とともに自然に薄れていくことが多いですが、数ヶ月以上残ることもあります。次に「色素沈着(茶色い跡)」は、炎症によってメラニン色素が過剰に生成・沈着することで生じる茶色や黒ずんだ跡です。紫外線の影響を受けやすく、適切なケアをしないとなかなか薄くなりません。
「クレーター(陥凹性瘢痕)」は、ニキビの炎症が真皮層にまで達し、コラーゲン繊維が破壊されることで皮膚が凹んでしまった状態です。アイスピック型(小さく深い穴状)、ボックスカー型(四角い凹み)、ローリング型(波打つような緩やかな凹み)などのタイプがあります。「肥厚性瘢痕・ケロイド」は逆に皮膚が盛り上がった状態で、コラーゲンが過剰に産生された結果として生じます。これらのうち、ピーリングが特に効果を発揮しやすいのは色素沈着や軽度の凹凸、肌のくすみなどに対してです。
Q. ニキビ跡の種類にはどんなものがありますか?
ニキビ跡には主に4種類あります。毛細血管の拡張による「赤み(紅斑)」、メラニン過剰沈着による「色素沈着(茶色い跡)」、真皮のコラーゲン破壊による「クレーター(陥凹性瘢痕)」、コラーゲン過剰産生による「肥厚性瘢痕・ケロイド」です。それぞれ適切な治療法が異なります。
📌 2. ピーリングとはどんな施術・ケア?
ピーリング(peeling)とは、英語で「皮をむく」という意味を持つ言葉で、皮膚の表面にある古い角質や不要な細胞を除去する美容・医療的なケア方法です。皮膚の最外層である角層(角質層)は、通常のターンオーバー(皮膚の新陳代謝)によって定期的に入れ替わっています。しかし、さまざまな要因によってターンオーバーが乱れると、古い角質が蓄積してしまい、肌のくすみ、色素沈着の悪化、毛穴の詰まりなどを引き起こします。
ピーリングはこの古い角質を積極的に除去することで、皮膚のターンオーバーを促進し、新しい細胞が表面に出やすい環境を整えます。使用する成分や手法によって「化学的ピーリング」と「物理的ピーリング」に大別されます。化学的ピーリングは酸性の薬剤(フルーツ酸など)を用いて角質を溶かす方法で、物理的ピーリングはスクラブや機械的な摩擦によって角質を除去する方法です。医療機関で行われるケミカルピーリングはその代表的なものですが、市販のピーリングコスメも広く普及しています。
✨ 3. ニキビ跡にピーリングが有効な理由
ニキビ跡に対してピーリングが効果的とされる理由は、主にターンオーバーの促進と皮膚の再生力向上にあります。まず、色素沈着に対してはメラニン色素が蓄積した古い角質を取り除くことで、肌の透明感を取り戻す効果が期待できます。新しい細胞が表面に出てくることで、茶色や黒ずんだ跡が徐々に薄くなっていきます。
次に、毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌によるニキビの再発予防という観点からも、ピーリングは有効です。古い角質が毛穴を塞ぐことを防ぐことで、新たなニキビができにくい肌環境をつくることができます。凹凸感に関しては、ピーリングの深度によって真皮層のコラーゲン生成を刺激し、軽度のクレーターを改善する効果も報告されています。
また、ピーリング後は皮膚のバリア機能が一時的に低下するため、その後に使用するスキンケア成分の浸透率が高まるというメリットもあります。美白成分やセラミドなどが入り込みやすくなるため、ニキビ跡ケア用の化粧品との相乗効果が期待できます。ただし、この「バリア機能の低下」はケアを怠った場合は逆に肌荒れにつながるため、注意も必要です。
Q. ピーリングがニキビ跡に効果的な理由は何ですか?
ピーリングはメラニンが蓄積した古い角質を除去しターンオーバーを促進するため、色素沈着の改善に有効です。また毛穴の詰まりを防いでニキビの再発を抑え、中深度のピーリングでは真皮のコラーゲン生成を刺激して軽度のクレーター改善も期待できます。施術後はスキンケア成分の浸透率も高まります。
🔍 4. ピーリングの主な種類
ピーリングにはさまざまな種類があり、使用する成分や施術の深度によって効果や適応が異なります。大きく分類すると、化学的ピーリングと物理的ピーリング、そして医療機器を用いたピーリングに分けられます。
化学的ピーリングの中でも代表的なのが、AHA(アルファヒドロキシ酸)を使用したものです。AHAにはグリコール酸(グリコリック酸)、乳酸、クエン酸などが含まれ、これらはフルーツや乳製品に含まれる天然成分に由来します。グリコール酸は分子量が小さいため皮膚への浸透性が高く、角質除去効果が強めです。乳酸は保湿効果も持ち合わせているため、乾燥肌の方にも向いています。
BHA(ベータヒドロキシ酸)の代表はサリチル酸です。AHAと異なり油溶性であるため、毛穴の奥の皮脂汚れにも働きかけやすく、ニキビの原因となる詰まりの解消にも効果的です。ニキビや皮脂が多い混合肌・オイリー肌の方に向いていると言われています。
トリクロロ酢酸(TCA)は、より深い層まで作用する中深度のピーリングに使用されます。表皮だけでなく真皮の浅い層まで刺激することができるため、深いシワやクレーターに効果が期待できますが、その分ダウンタイム(回復期間)が長くなります。フェノールピーリングはさらに深いレベルに作用する深度ピーリングで、医療機関でのみ実施されます。
物理的ピーリングでは、細かい粒子(スクラブ)で物理的に角質を除去するスクラブ洗顔や、機械を用いるマイクロダーマブレイジョン(角質吸引)などがあります。レーザーや光を使ったフォトケミカルピーリングも広義のピーリングに分類されることがあります。
💪 5. 自宅でできるピーリングと注意点
市販品や通販で購入できる自宅用ピーリングアイテムも多く販売されています。洗い流すタイプのピーリングジェル、コットンに含ませて拭き取るタイプのピーリングローション、高濃度のピーリング成分を配合した美容液など、さまざまな製品があります。
自宅用ピーリング製品には、AHAやBHAが一定濃度以下で配合されており、日本では化粧品として販売されているものはpHや成分濃度が安全な範囲に調整されています。継続して使用することでターンオーバーが整い、徐々にニキビ跡が薄くなることが期待できます。
ただし、自宅でのピーリングにはいくつかの注意点があります。まず使いすぎに注意が必要です。毎日使用したり、複数のピーリング製品を重ねて使ったりすると、過度に角質が除去されてかえって肌のバリア機能が低下し、乾燥や炎症を引き起こすことがあります。基本的には週に1〜2回程度の使用を目安に、肌の状態を見ながら頻度を調整しましょう。
また、活動性ニキビがある部位には使用を控えるのが望ましいです。炎症が起きているところにピーリングを行うと、刺激によって悪化するリスクがあります。敏感肌の方や肌が薄い方も、刺激の弱いものから試し始め、パッチテスト(腕の内側などで試す)を行ってから顔に使用するようにしましょう。紫外線対策も欠かせません。ピーリング後は皮膚が薄くなり光感受性が高まるため、日中は必ず日焼け止めを使用することが大切です。
さらに、ピーリング後はお肌が敏感になるため、普段使い慣れていない新しいスキンケアを試したり、マッサージや過度なこすりつけを行ったりするのは避けましょう。ピーリング後の肌は保湿を十分に行い、シンプルなケアで整えることが大切です。
Q. 自宅でピーリングを行う際の適切な頻度と注意点は?
自宅用ピーリングは週1〜2回を目安に、肌の状態を見ながら頻度を調整することが推奨されます。毎日の使用や複数製品の重ね使いはバリア機能を低下させる原因になります。活動性のニキビがある部位への使用は炎症悪化のリスクがあり、施術後は必ず日焼け止めを使用して紫外線から肌を守ることが重要です。
🎯 6. クリニックで受けるピーリング施術の種類と特徴
クリニックで受けるピーリングは、医薬品濃度の薬剤を使用し、専門家が肌の状態を確認しながら行うため、自宅でのケアよりも高い効果が期待できます。アイシークリニック渋谷院でも、ニキビ跡のお悩みに応じたピーリング施術が提供されており、複数の種類から適した方法を選択することができます。
クリニックで行われる代表的なケミカルピーリングとして、グリコール酸やサリチル酸を用いたものがあります。濃度や施術時間を調整しながら、浅い層から中程度の深さまで作用させることができます。グリコール酸ピーリングは、色素沈着の改善やくすみのケアに効果的で、ニキビ跡の赤みや茶色い色素沈着に対して特に高い評価があります。サリチル酸マクロゴールピーリング(サリチル酸・マクロゴールを混合したもの)は、毛穴の詰まりを解消し皮脂分泌を抑える効果があり、ニキビそのものの治療と跡のケアを同時に行うことができます。
二酸化炭素(CO2)フラクショナルレーザーや、エルビウムヤグレーザーなどのレーザーを用いた施術も、広い意味でのピーリング的な作用を持ちます。レーザーは皮膚に微細な熱ダメージを与え、コラーゲンの再生を強力に促すため、特に深いクレーター状のニキビ跡に対して効果が期待できます。クリニックでは患者の肌状態やニキビ跡のタイプに合わせて最適な施術を組み合わせるプランが立てられます。
ビタミンCやトラネキサム酸などの美白成分をイオン導入やエレクトロポレーションで浸透させるトリートメントも、ピーリング後に組み合わせることで相乗効果が期待できます。施術の頻度や回数については肌の状態、目的、使用する薬剤によって異なりますが、一般的に月に1〜2回程度を数ヶ月継続することで効果が実感しやすくなります。
クリニックでの施術のメリットは、医師や専門スタッフによるカウンセリングと肌チェックが行われることです。肌の状態に合わない施術を受けてしまうリスクを最小化し、副作用があった場合にも適切な対処が受けられます。費用は施術の内容によって異なりますが、保険適用外の自費診療となるケースが多いため、事前に確認しておくとよいでしょう。
💡 7. ピーリングが向いているニキビ跡のタイプ
ピーリングはすべてのニキビ跡に同様の効果をもたらすわけではなく、ニキビ跡のタイプによって適合性が異なります。どのような跡にピーリングが向いているかを理解しておくことで、より効果的なアプローチを選択できます。
色素沈着(PIH:炎症後色素沈着)は、ピーリングが最も効果を発揮しやすいタイプです。メラニン色素が蓄積した角質層や表皮上部を除去することで、肌の色調が均一になりやすく、継続的な施術によって色素沈着を大幅に改善できる可能性があります。グリコール酸や乳酸を使ったケミカルピーリングが特に向いています。
赤み(紅斑性ニキビ跡)は、時間の経過とともに自然に改善していくことが多いですが、ピーリングによってターンオーバーを促進することで回復を早める効果が期待できます。ただし、炎症がまだ残っている段階での積極的なピーリングは逆効果になる可能性があるため、活動性の炎症がない状態で行うことが重要です。
軽度から中程度のクレーター状ニキビ跡に対しても、ピーリングは一定の効果をもたらします。浅いピーリングでは表皮の改善が主ですが、中程度の深さのTCAピーリングや医療機関でのフラクショナルレーザーは、真皮のコラーゲン産生を促進してある程度のクレーターを改善することが報告されています。深いアイスピック型のクレーターはピーリングだけでは改善が難しく、他の治療法(TCAクロスや外科的切除など)との組み合わせが検討されます。
一方で、肥厚性瘢痕やケロイドに対してはピーリングはほとんど効果を期待できず、むしろ刺激を加えることで悪化するリスクもあります。このタイプのニキビ跡には、ステロイドの局所注射やシリコンシートなどの専用治療が適しています。自分のニキビ跡のタイプが何なのかを正確に把握し、適切な治療を選択するためにも、まずは皮膚科や美容皮膚科での診察を受けることをおすすめします。
Q. ピーリング後に最低限すべきアフターケアは何ですか?
ピーリング後のアフターケアで最重要なのは「保湿」と「日焼け止めの使用」です。施術後は角質が薄くなり水分が蒸発しやすいため、セラミドやヒアルロン酸配合の化粧水・乳液で十分に保湿します。また光感受性が高まるため室内外を問わずSPF・PAの高い日焼け止めを毎日使用し、色素沈着の悪化を防ぐことが大切です。
📌 8. ピーリングの注意点とリスク
ピーリングは肌への負担を伴う施術であるため、適切な知識を持って行わないと思わぬトラブルを招くことがあります。事前にリスクを理解した上で、安全に活用することが大切です。
まず、肌の赤みや刺激感は多くの方に一時的に生じる反応です。特にピーリング直後は皮膚が薄くなっているため、ヒリヒリとした感覚や軽い赤みを感じることがあります。多くの場合は数時間から1日程度で落ち着きますが、強い赤みや腫れ、水疱などが生じた場合は施術を行った医療機関に相談しましょう。
色素沈着が逆に悪化するケースもゼロではありません。特に濃度の高いピーリングを行った後に適切な紫外線対策ができなかった場合や、ダウンタイム中に肌を強くこすったりした場合に起こりやすくなります。PIH(炎症後色素沈着)が生じやすい肌質の方は特に注意が必要です。
感染症のリスクも無視できません。ピーリングによって皮膚のバリアが一時的に低下した状態では、細菌や真菌、ウイルスに対して脆弱になります。単純ヘルペスウイルス(HSV)を持っている方は、ピーリング後にヘルペスが再活性化することがあるため、事前に医師に伝えておく必要があります。
過剰な施術による「過剥離」も問題です。頻繁にピーリングを繰り返したり、複数のピーリング製品を重ねて使用したりすることで、角質層が薄くなりすぎてしまいます。この状態になると肌のバリア機能が著しく低下し、乾燥、かゆみ、ニキビの悪化、外部刺激への過敏性増大などが起こります。「薄い角質層が良い」と誤解してピーリングを過度に行う方がいますが、適度な角質層は肌を守るために必要なものです。
妊娠中や授乳中の方は、使用する薬剤の安全性が確認されていない場合があるため、施術前に必ず医師に相談することが必要です。また、ステロイドや一部の処方薬を使用している方も、薬の相互作用や肌への影響を確認してから施術を受けるようにしましょう。アトピー性皮膚炎やロザセア(酒さ)、日光過敏症などの皮膚疾患を持つ方にはピーリングが適さない場合もあります。
✨ 9. ピーリング後のケアで大切なこと

ピーリング後のスキンケアは、施術の効果を最大限に引き出し、副作用やトラブルを予防するためにとても重要です。適切なアフターケアを行うことで、ニキビ跡の改善効果をより高めることができます。
保湿は最も基本的かつ重要なケアです。ピーリング後は角質が薄くなり、水分が逃げやすい状態になっています。セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分を含んだ化粧水や乳液を使って、しっかりと水分・油分を補いましょう。保湿が不十分だと、肌が乾燥・ダメージを受けてターンオーバーが乱れてしまい、本末転倒になってしまいます。
日焼け止めの使用は絶対に欠かせません。ピーリング後の肌は光感受性が高まっているため、わずかな紫外線でも色素沈着が悪化するリスクがあります。外出する日はもちろん、室内でも窓から入るUVAが肌に影響するため、SPF・PAの値がしっかりしたものを毎日使用することをおすすめします。
洗顔は優しく行うことが大切です。ピーリング後数日はゴシゴシとこすらず、泡立てた洗顔料でなでるように洗います。ピーリング直後は刺激の強い洗顔料(スクラブ入りなど)や、アルコールを多く含む化粧水などは避けましょう。肌の状態が落ち着くまではシンプルなケアを心がけることが回復を早めます。
レチノール(ビタミンA誘導体)やビタミンC、ナイアシンアミドなどのアクティブな美容成分を含む製品は、ピーリングとの組み合わせで効果を高めることが期待できます。ただし、ピーリング直後のデリケートな肌には刺激が強すぎることもあるため、施術から数日経って肌が落ち着いてから再開するのが安全です。クリニックで施術を受けた場合は、担当の医師やスタッフから指定されたアフターケアの指示に従うのが最善です。
食生活や睡眠などの生活習慣も、ピーリングの効果に影響します。ターンオーバーは睡眠中に活発になるため、質の良い睡眠を十分にとることが肌の再生を助けます。ビタミンCや亜鉛、タンパク質などを適切に摂取することも、コラーゲン産生や肌の回復を後押しします。ストレスや過労も肌トラブルの一因となるため、できる限り心身のバランスを整えることが大切です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ニキビ跡のご相談の中でも特に色素沈着や肌のくすみにお悩みの方が多く、ケミカルピーリングはそうした方々に効果を実感していただきやすい治療の一つです。一方で、クレーターのタイプや深さによってはピーリング単独よりもレーザー治療との組み合わせがより効果的なケースもあるため、まずは丁寧なカウンセリングでお一人おひとりの肌状態をしっかり見極めることを大切にしています。セルフケアと並行して専門的な治療を取り入れることで改善の速度が大きく変わることもありますので、長期間お悩みの方もどうぞお気軽にご相談ください。」
🔍 よくある質問
はい、ニキビ跡のタイプによって効果は異なります。ピーリングが最も効果を発揮しやすいのは色素沈着(茶色い跡)や軽度の凹凸、肌のくすみです。一方、深いクレーターには他の治療との併用が必要なケースがあり、肥厚性瘢痕やケロイドにはほとんど効果が期待できません。まずは専門家への相談で自分の跡のタイプを確認することをおすすめします。
基本的には週1〜2回程度を目安に、肌の状態を見ながら頻度を調整することが推奨されています。毎日の使用や複数のピーリング製品の重ね使いは、角質を過剰に除去して肌のバリア機能を低下させる原因になります。肌に赤みや乾燥が生じた場合は頻度を減らし、無理のないペースで継続しましょう。
最も重要なのは「保湿」と「日焼け止めの使用」です。ピーリング後は角質が薄くなり水分が蒸発しやすいため、セラミドやヒアルロン酸を含む化粧水・乳液でしっかり保湿しましょう。また、紫外線への感受性が高まるため、室内外を問わずSPF・PAの高い日焼け止めを毎日使用することで、色素沈着の悪化を防ぐことができます。
最大の違いは使用できる薬剤の濃度と専門家による管理体制です。クリニックでは医薬品濃度の薬剤を使用し、医師が肌の状態を確認しながら施術するため、より高い効果が期待できます。アイシークリニックでは肌の状態やニキビ跡のタイプに応じた最適な施術プランを提案しています。市販品は手軽な反面、効果は緩やかで使い方を誤るとトラブルの原因にもなります。
活動性のニキビや炎症がある部位への使用は悪化リスクがあるため控えましょう。また、アトピー性皮膚炎・ロザセア・日光過敏症などの皮膚疾患がある方、妊娠中・授乳中の方、単純ヘルペスの既往がある方は事前に医師への相談が必要です。肥厚性瘢痕やケロイドのある方もピーリングが適さないケースがあります。
💪 まとめ
ニキビ跡に対するピーリングの効果と種類、注意点について詳しく解説してきました。最後に重要なポイントを整理しておきましょう。
ニキビ跡には赤み、色素沈着、クレーター、肥厚性瘢痕などの種類があり、それぞれに適したアプローチが異なります。ピーリングは特に色素沈着や軽度の凹凸、肌のくすみに対して有効で、古い角質を除去してターンオーバーを促進することで肌の再生をサポートします。
ピーリングには自宅でできる市販品を使ったものと、クリニックで専門家が行う医療ピーリングがあり、目的や肌の状態に応じて使い分けることが重要です。自宅でのケアは手軽に始められる反面、過度な使用によるトラブルに注意が必要です。クリニックでの施術は高濃度の薬剤を使用でき、より高い効果が期待できる一方で、医師による適切な診断と管理のもとで行われるため安全性も高いと言えます。
ピーリング後は保湿と日焼け止めが特に重要なアフターケアとなります。肌が薄くなっている状態でのケアを怠ると、色素沈着の悪化や感染リスクが高まるため、正しいアフターケアを実践しましょう。
自分のニキビ跡のタイプが何なのか、どのようなピーリングが適しているのかを正確に判断するためには、専門家への相談が最も確実な方法です。アイシークリニック渋谷院では、ニキビ跡のお悩みに対して丁寧なカウンセリングを行い、一人ひとりの肌状態に合った最適な施術プランをご提案しています。長期にわたって悩まれているニキビ跡でも、適切なアプローチを継続することで着実な改善が期待できます。まずはお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の炎症後色素沈着・瘢痕(クレーター・肥厚性瘢痕・ケロイド)の種類と特徴、および治療方針に関する医学的根拠
- 日本美容外科学会 – ケミカルピーリング(グリコール酸・サリチル酸・TCAなど)の施術方法・適応・リスク管理など美容医療としての実施基準と安全性に関する情報
- PubMed – ケミカルピーリングのニキビ跡(炎症後色素沈着・陥凹性瘢痕)に対する有効性・安全性・施術深度に関する国際的な臨床研究・査読論文
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務