💡 ほくろ除去後のテープケア、ちゃんとできていますか?
「いつまで貼ればいいの?」「お風呂はどうするの?」「剥がれたらどうしよう…」
そんな不安を感じている方、この記事を読まないと、せっかくの施術が台無しになるかもしれません。
テープケアは仕上がりを左右する超重要ステップ。正しい知識でキレイな肌を手に入れましょう!
目次
- ほくろ除去後にテープが必要な理由
- ほくろ除去の主な施術方法とテープケアの違い
- テープを貼る期間の目安
- テープの種類と選び方
- テープの正しい貼り方・交換方法
- お風呂・洗顔・日常生活での注意点
- テープが剥がれてしまった場合の対処法
- テープケア中によくあるトラブルと対策
- テープを外した後のケア
- アフターケアに関するよくある疑問
- まとめ
この記事のポイント
ほくろ除去後のテープケアは、傷口保護・紫外線防御・湿潤環境維持を目的とし、施術方法により1週間〜3か月継続が目安。かぶれや異常が生じた場合は自己判断せず、担当医への相談が最優先。
💡 1. ほくろ除去後にテープが必要な理由
ほくろを除去した後の皮膚は、小さな傷が生じている状態です。施術方法によって傷の深さや大きさは異なりますが、いずれも皮膚が正常な状態に戻るまでの間は、外部からの刺激や紫外線から保護する必要があります。そこで重要な役割を果たすのが、テープによる保護です。
テープを貼る目的は大きく分けて3つあります。まず1つ目は、傷口への細菌や異物の侵入を防ぐことです。皮膚に傷がある状態では、外部からの雑菌が入り込みやすく、感染リスクが高まります。テープで傷口を覆うことで、このリスクを低減できます。
2つ目は、紫外線から傷を守ることです。施術後の皮膚は非常にデリケートで、紫外線のダメージを受けやすい状態にあります。紫外線を浴びてしまうと、メラニンが過剰に生成されて色素沈着(シミのような黒ずみ)が残りやすくなります。この色素沈着を防ぐためにも、テープで物理的に紫外線をブロックすることが大切です。
3つ目は、傷の乾燥を防ぎ、適切な湿潤環境を保つことです。皮膚の傷は、乾燥した環境よりもある程度の湿り気がある環境のほうが、細胞の修復が促進されることが医学的に知られています。これを「湿潤療法(モイストヒーリング)」といいます。テープを貼ることで傷口の適切な湿潤状態を保ち、きれいな回復を後押しします。
このように、テープはただの保護シールではなく、ほくろ除去後の仕上がりに直接影響する大切なアイテムです。クリニックで指示されたケアをきちんと続けることが、きれいな肌を手に入れるための近道といえます。
Q. ほくろ除去後にテープを貼る目的は何ですか?
ほくろ除去後にテープを貼る目的は主に3つです。①傷口への細菌・異物の侵入を防ぐ、②紫外線による色素沈着(黒ずみ)を防ぐ、③湿潤環境を保ち細胞修復を促す(湿潤療法)。テープは仕上がりの美しさに直接影響する重要なアイテムです。
📌 2. ほくろ除去の主な施術方法とテープケアの違い
ほくろ除去には複数の施術方法があり、それぞれ傷の状態や治癒のプロセスが異なります。テープケアの内容も施術方法によって変わってくるため、まずは主な方法とその特徴を理解しておきましょう。
レーザー(炭酸ガスレーザー・Qスイッチルビーレーザーなど)を使った施術は、現在最も多く行われているほくろ除去の方法です。レーザーによって色素細胞を破壊・蒸散させることでほくろを取り除きます。施術後は小さなくぼみや赤みが生じることが多く、皮膚が再生するまでの間はテープで保護します。傷が浅い場合は数週間、やや深い場合は1〜3か月程度のテープケアが必要になることがあります。
電気メスを使った施術(高周波電気メス・ラジオ波など)では、電気の熱でほくろの組織を取り除きます。レーザーと同様に施術後は傷が残るため、テープで保護するケアが必要です。傷の範囲や深さによってケア期間が異なります。
切除縫合(外科的切除)は、メスでほくろを切り取り、糸で縫い合わせる方法です。大きなほくろや深いほくろに適しています。術後は縫合部分をテープで保護します。抜糸後もしばらくの間は傷跡保護のためにテープを継続使用することが一般的です。縫合部分が安定するまでの間、テープは傷口の開きを防ぐ役割も果たします。
いずれの施術方法でも、アフターケアとしてテープを使用することは共通しています。ただし、具体的な期間や使用するテープの種類については、クリニックから個別に指示が出されることが多いため、その指示を最優先にしてください。
✨ 3. テープを貼る期間の目安
「いつまでテープを貼り続ければいいの?」というのは、多くの方が感じる疑問です。テープを貼る期間は、施術方法・ほくろの大きさ・深さ・部位・個人の皮膚の回復力などによって大きく変わります。一般的な目安をご紹介しますが、あくまでも参考程度にとどめ、担当医の指示に従うことが最も重要です。
レーザー施術の場合、傷が浅くてほくろが小さい場合は1〜2週間程度でかさぶたが取れ、テープケアが終わることもあります。一方、色素が深く複数回の施術が必要なケースや、比較的大きなほくろを除去した場合は、1〜3か月程度テープを継続使用することがあります。
切除縫合の場合は、抜糸(術後5〜14日程度が目安)までの期間に加えて、抜糸後も1〜3か月程度テープを継続するのが一般的です。傷跡がしっかり安定するまでは、テープで物理的に保護することで、傷跡の広がりや色素沈着を防ぎます。
なお、色素沈着の予防という観点では、施術部位に紫外線が当たりやすい春〜夏(3月〜9月頃)は特に注意が必要です。この時期はテープをより長く継続したり、テープが外れた後も日焼け止めをしっかり塗ったりと、念入りなケアが求められます。
テープを外す判断は、皮膚の状態を見ながら担当医と相談して行うことが理想的です。自己判断で早々にテープを外すと、色素沈着や傷跡が目立ちやすくなる可能性があるため、定期的な経過観察を受けながらケアを続けましょう。
Q. ほくろ除去後のテープケアはどのくらい続ける必要がありますか?
テープケアの期間は施術方法により異なります。レーザー施術では1〜2週間から最大3か月、切除縫合では抜糸後も1〜3か月が目安です。春〜夏は紫外線が強いため特に注意が必要です。自己判断で早く外すと色素沈着が残るリスクがあるため、担当医の指示に従ってください。
🔍 4. テープの種類と選び方
ほくろ除去後のテープケアに使用するテープには、いくつかの種類があります。クリニックによっては施術後にテープを処方・提供してくれることもありますが、自分で用意する場合には適切なものを選ぶことが大切です。
まず最もよく使われるのが、医療用の紫外線カットテープです。施術部位への紫外線照射を防ぐことを目的としており、色素沈着の予防に特化した製品です。透明なものや肌色のものがあり、顔の目立つ部位でも比較的自然に見えます。素材は不織布やポリウレタンフィルムなどが使われています。
次に、傷口の保護と湿潤環境の維持を目的としたハイドロコロイドドレッシング(防水タイプの創傷保護テープ)があります。傷から出る滲出液を吸収してゲル状になり、適切な湿潤環境を作り出します。防水性が高く、入浴時にも使用できるタイプが多いため、使い勝手が良いです。ただし、傷の状態や時期によって使用できるかどうかが異なるため、クリニックに確認してから使用しましょう。
また、シリコンテープ(シリコンシート・シリコンジェルシート)は、主に傷跡ケアに使われます。抜糸後や施術後ある程度傷が落ち着いた段階で使用することが多く、傷跡の赤みや盛り上がりを目立ちにくくする効果が期待できます。
テープ選びのポイントとしては、素材が肌に優しいかどうか(アレルギーが出にくいか)、通気性があるか、サイズが適切かなどを確認することが大切です。敏感肌の方や過去に絆創膏でかぶれたことがある方は、低刺激タイプや不織布タイプを選ぶのがよいでしょう。心配な場合はクリニックのスタッフに相談するのが最も確実です。
💪 5. テープの正しい貼り方・交換方法
テープの効果を最大限に発揮させるためには、正しい貼り方と適切な頻度での交換が必要です。以下に基本的な手順と注意点をまとめます。
テープを貼る前には、必ず手を石けんで丁寧に洗い、清潔な状態にしましょう。施術部位の周囲を清潔にすることも大切です。クリニックから保湿剤や軟膏が処方されている場合は、指示に従ってそれらを塗布してからテープを貼ります。
テープのサイズは、施術部位の傷よりもひと回り大きいものを使用するのが基本です。傷口全体をしっかり覆い、周囲の皮膚にもしっかり密着するようにします。テープを貼る際は、無理に引っ張りすぎず、軽く押さえるようにして貼り付けましょう。強く引っ張ると周囲の皮膚に負担がかかります。
テープの交換頻度は、使用するテープの種類や傷の状態によって変わりますが、一般的には1日1回程度の交換が目安とされています。入浴後は皮膚が柔らかくなってテープが剥がれやすくなるため、お風呂上がりに交換するルーティンにすると管理しやすいでしょう。
テープを剥がす際は、端から少しずつゆっくりと剥がすことが大切です。一気に引っ張ると傷口に刺激を与えたり、皮膚を傷める可能性があります。剥がす方向は、毛の生えている方向に合わせると剥がしやすく、皮膚への負担を減らせます。
テープを剥がした後は、傷口の状態を確認しましょう。かさぶたの状態や傷の治癒の様子、周囲に異常な赤みや腫れがないかを確認します。気になる変化がある場合はクリニックに相談することをおすすめします。
なお、かさぶたが自然に剥がれる前に無理に取ろうとしたり、かゆみがあってもかいてしまうと、傷跡が残りやすくなります。かゆみを感じた際は、テープの上から軽く押さえるか、冷たいタオルで冷やすことで対処しましょう。

🎯 6. お風呂・洗顔・日常生活での注意点
日常生活でテープケアを続けながら過ごす際、いくつか気をつけるべきポイントがあります。特に入浴や洗顔については、多くの方が「どうしたらいいかわからない」と感じる場面です。
入浴については、施術当日〜翌日は患部を濡らさないよう指示されることが多いです。その後は防水タイプのテープを使用している場合はそのまま入浴できますが、防水性のないテープの場合は入浴前にテープを外し、入浴後に新しいテープに貼り替える方法が一般的です。湯船への浸かり方については、クリニックの指示に従いましょう。長時間の入浴や高温のお湯は傷口への刺激になるため、施術直後はシャワー程度にとどめるほうが無難です。
洗顔については、施術後しばらくは患部を強くこすらないようにすることが大切です。顔にテープを貼っている場合は、テープが剥がれないよう、顔を洗う際は患部を避けるか、テープの上から優しく水をかける程度にとどめましょう。洗顔料の泡が患部に触れないよう注意が必要です。
メイクについては、施術箇所の上にテープが貼られている状態でのメイクは基本的に可能ですが、テープが剥がれる原因になるため、患部周囲のメイクはできるだけ避けましょう。クレンジングをする際も同様に、テープが剥がれないよう丁寧に行う必要があります。
紫外線対策については、テープを貼っている間も、テープが外れた後もしっかり行いましょう。顔の施術部位は日焼け止めを塗ることが困難な場合もあるため、帽子や日傘を活用することも有効です。テープを貼っていても、テープの周囲から紫外線が入り込む可能性があるため、テープの上から日焼け止めを塗ることも意識してください。
運動については、激しく汗をかく運動は傷口に刺激を与えたり、テープが剥がれやすくなったりするため、施術後しばらくは控えることが望ましいです。軽いウォーキング程度であれば問題ないことが多いですが、担当医に確認しておきましょう。
Q. ほくろ除去後のテープが剥がれたときはどう対処すればいいですか?
テープが剥がれた場合は、清潔な手で傷口の状態を確認し、できるだけ早く新しいテープを貼り直してください。すぐに貼り直せない場合は、日焼け止めの塗布や帽子・日傘を使った紫外線対策を行い、帰宅後に速やかに貼り替えることが大切です。傷口の長時間露出は色素沈着リスクを高めます。
💡 7. テープが剥がれてしまった場合の対処法
日常生活を送る中で、テープが剥がれてしまうことは珍しくありません。特に顔の動きが多い部位(口周りや目元など)や、汗をかきやすい部位では、テープが剥がれやすい傾向があります。テープが剥がれてしまった場合の対処法を知っておくと安心です。
テープが剥がれてしまったことに気づいたら、まず清潔な手で傷口の状態を確認しましょう。異常がなければ、できるだけ早めに新しいテープを貼り直すことが大切です。傷口が乾燥した状態に長時間さらされると、色素沈着のリスクが高まるほか、外部からの刺激も受けやすくなります。
新しいテープを貼る前に、傷口の周囲が清潔であることを確認し、必要に応じて軽く水で流してから乾かしてください。この際、傷口を強くこすらないよう注意が必要です。処方されている軟膏や保湿剤がある場合は、それを塗布してからテープを貼り直します。
テープが頻繁に剥がれてしまう場合は、テープの種類を見直すことも一つの方法です。防水性が高いタイプや、粘着力が強めのタイプに変更することで、剥がれにくくなることがあります。ただし、粘着力が強すぎると皮膚への負担が大きくなることもあるため、バランスを考えて選びましょう。
また、特定の部位でどうしてもテープが固定しにくい場合は、テープの上からさらに小さなテープで端を固定する「二重止め」という方法も有効です。クリニックのスタッフに相談すると、部位に合った固定方法を教えてもらえることがあります。
テープが剥がれた状態で外出しなければならない場合は、日焼け止めを患部に塗布する、帽子や日傘で物理的に紫外線を遮るといった対策を取ることが大切です。帰宅後には速やかにテープを貼り直しましょう。
📌 8. テープケア中によくあるトラブルと対策
テープケアを続けている間、さまざまなトラブルが起きることがあります。よくあるトラブルとその対処法を知っておくことで、慌てずに対応できます。
テープかぶれ(テープによる接触性皮膚炎)は、特に肌が敏感な方に起きやすいトラブルです。テープの粘着剤や素材に対するアレルギー反応によって、テープを貼った周囲の皮膚に赤みやかゆみ、水疱などが生じることがあります。このような症状が出た場合は、テープの使用を一時中断してクリニックに相談しましょう。素材を変更したり、テープの形状を変えたりすることで改善することがあります。
傷口の化膿・感染については、傷口から膿が出たり、強い痛みや熱感・腫れが生じたりした場合は、感染が起きている可能性があります。自己判断で対処しようとせず、すぐにクリニックを受診してください。清潔なケアを心がけることが感染予防の基本です。
かさぶたが厚くなりすぎる・なかなか取れないという場合も、心配になる方が多いようです。かさぶたは自然に取れるのを待つのが基本で、無理に剥がそうとすると傷跡が残る原因になります。保湿をしっかり行いながら自然に剥がれるのを待ちましょう。ただし、通常よりも長期間かさぶたが残る場合はクリニックに相談することをおすすめします。
色素沈着(施術部位が黒ずむ・シミのようになる)は、テープケアを怠ったり、紫外線対策が不十分だった場合に起きやすいトラブルです。色素沈着は時間の経過とともに薄くなることが多いですが、気になる場合はクリニックに相談してください。美白成分を含むスキンケアや、ビタミンC誘導体を含む外用薬が処方されることもあります。
傷跡が盛り上がる(ケロイド・肥厚性瘢痕)については、体質によって傷跡が盛り上がってしまうことがあります。傷跡が盛り上がりやすい体質(ケロイド体質)の方は、事前に医師に伝えておくことが大切です。このような場合は専用の圧迫テープや、ステロイド外用薬などによる治療が行われることがあります。
Q. ほくろ除去のテープを外した後もケアは必要ですか?
テープを外した後も紫外線対策と保湿ケアの継続が必要です。ブロードスペクタイプの日焼け止め(高SPF)を2〜3時間おきに塗り直し、低刺激の保湿剤で乾燥を防ぎましょう。傷跡の赤みや盛り上がりが気になる場合は、シリコンテープの使用について担当医へご相談ください。
✨ 9. テープを外した後のケア
テープケアが終わった後も、皮膚のケアは継続することが大切です。テープを外したからといって、すぐに何もしなくていいわけではありません。施術部位はまだ完全には回復しておらず、デリケートな状態が続いています。
紫外線対策は、テープを外した後もしっかり続けましょう。テープによる物理的な遮蔽がなくなるため、日焼け止めの使用がより重要になります。SPF値が高く、紫外線A波・B波の両方に対応しているブロードスペクタイプの日焼け止めを使用し、2〜3時間ごとに塗り直すことを心がけてください。
保湿ケアも継続することが大切です。施術部位の皮膚は水分保持能力が低下していることがあるため、保湿剤を定期的に塗布して乾燥を防ぎましょう。刺激の少ない低刺激タイプの保湿剤を選ぶのがおすすめです。
施術跡に赤みが残っている場合は、赤みが完全に落ち着くまでの間もメイクでカバーしながら紫外線対策を継続することが大切です。赤みは通常数か月かけて徐々に薄くなっていきますが、個人差があります。
摩擦や刺激を避けることも重要です。タオルで顔を拭く際はゴシゴシこすらず、軽く押さえるようにして水気を取りましょう。洗顔の際も、施術部位をゴシゴシこすらないよう気をつけてください。
シリコンテープ(シリコンシート)を使った傷跡ケアは、テープを外した後の段階で始めることが多いです。傷跡の赤みや盛り上がりを目立ちにくくする効果が期待できるため、担当医に相談してみましょう。シリコンテープは1日8〜12時間程度貼ることが推奨されていることが多く、数か月にわたって継続することで効果が出やすいとされています。
施術後の経過観察のためのクリニック受診も欠かさないようにしましょう。何か気になる変化があれば、次回受診まで待たずに早めに相談することをおすすめします。
🔍 10. アフターケアに関するよくある疑問

ほくろ除去後のテープケアについて、患者さんからよく寄せられる疑問とその回答をまとめました。
「テープを貼ったままプールや海に行ってもいいですか?」という疑問については、施術後しばらくはプールや海水浴は控えることを推奨されることが多いです。プールの塩素や海水は傷口への刺激になることに加え、不特定多数の細菌が含まれる水に傷口を浸すことは感染リスクの観点からも好ましくありません。また、テープが防水タイプであっても、水中では剥がれやすくなります。担当医に確認のうえ、プールや海に行く時期を判断してください。
「テープを貼ったまま化粧をしてもいいですか?」という疑問については、基本的にはテープの上からのメイクは可能です。ただし、テープを剥がす際にメイクが一緒に取れることで皮膚を引っ張る可能性があるため、テープ周囲のメイクは丁寧に行いましょう。また、テープが剥がれた施術部位に直接ファンデーションなどを塗ることは、傷口への刺激になるため避けましょう。
「テープは絶対に貼り続けなければいけませんか?」という疑問については、テープケアはほくろ除去後のきれいな回復のためにとても大切なケアです。しかし、かぶれがひどい場合や、テープによる皮膚トラブルが起きている場合は、無理に続けるのではなくクリニックに相談することが先決です。医師の判断によっては、テープを外して別の方法でケアするよう指示されることもあります。
「市販のキズパワーパッドなどを代用してもいいですか?」という疑問については、施術後すぐの傷口保護には適さない場合があります。ハイドロコロイド素材の市販品は湿潤療法に優れていますが、施術後の傷の状態や使用するタイミングによっては適していない場合もあります。必ずクリニックで指示されたテープを使用し、変更したい場合は事前に相談することをおすすめします。
「テープを貼っていても色素沈着は防げますか?」という疑問については、テープは紫外線を物理的に遮断するため、色素沈着の予防に有効です。ただし、テープだけで完全に防げるとは限りません。テープを適切に貼り、剥がれた際は速やかに貼り直すことに加え、テープが貼れていない部分には日焼け止めを塗るなど、総合的な紫外線対策を意識することが大切です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「ほくろ除去後のテープケアは、きれいな仕上がりを左右する重要なプロセスですが、当院では「テープがかぶれてしまった」「いつ外せばいいかわからなかった」というお声を多くいただきます。テープの種類や貼る期間は施術方法や患者様の肌質によって異なりますので、気になることがあればご自身で判断せず、まずは担当医にご相談いただくことが、色素沈着や傷跡トラブルを防ぐうえで最も大切です。当院では術後の経過観察においても一人ひとりの肌の状態に合わせた丁寧なアドバイスを心がけておりますので、どうぞ安心してご相談ください。」
💪 よくある質問
テープを貼る期間は、施術方法やほくろの大きさ・深さによって異なります。レーザー施術では1〜2週間から最大3か月程度、切除縫合では抜糸後も1〜3か月程度が目安です。ただし自己判断で早めに外すと色素沈着や傷跡が残りやすくなるため、必ず担当医の指示に従ってください。
防水タイプのテープであればそのまま入浴できますが、防水性のないテープは入浴前に外し、入浴後に新しいテープへ貼り替えましょう。施術当日〜翌日は患部を濡らさないよう指示されることが多いため、クリニックの指示を必ず確認してください。長時間の入浴や高温のお湯は傷口への刺激になるため避けるのが無難です。
テープが剥がれてしまった場合は、清潔な手で傷口の状態を確認し、できるだけ早めに新しいテープを貼り直しましょう。傷口が長時間露出すると色素沈着リスクが高まります。すぐに貼り直せない場合は日焼け止めや帽子・日傘で紫外線対策を行い、帰宅後速やかに貼り直してください。
テープの粘着剤や素材によるアレルギー反応(接触性皮膚炎)が起きている可能性があります。赤みやかゆみ、水疱などの症状が出た場合は、テープの使用を無理に続けず、早めにクリニックへご相談ください。テープの素材を変更することで改善する場合があります。自己判断での対処はトラブルを悪化させるリスクがあります。
テープを外した後も紫外線対策と保湿ケアの継続が重要です。テープによる物理的な遮蔽がなくなるため、ブロードスペクタイプの日焼け止め(SPF値が高いもの)を2〜3時間おきに塗り直しましょう。また保湿剤で乾燥を防ぎ、施術部位を摩擦から守ることも大切です。傷跡が気になる場合はシリコンテープの使用についても担当医にご相談ください。
🎯 まとめ
ほくろ除去後のテープケアは、きれいな仕上がりを目指すために欠かすことのできない大切なステップです。テープを貼る目的は、傷口の保護・紫外線からの防御・湿潤環境の維持にあり、これらは色素沈着や目立つ傷跡を残さないためにとても重要な役割を果たしています。
テープを貼る期間は施術方法や傷の状態によって異なりますが、自己判断で早めに外すのではなく、担当医の指示に従って継続することが大切です。テープが剥がれた際はできるだけ早めに貼り直し、日常生活での紫外線対策も怠らないようにしましょう。
テープケア中にかぶれや感染の症状、傷口の異常な変化が見られた場合は、自己対処せずにクリニックに相談することが最優先です。テープを外した後も、紫外線対策と保湿ケアを続けながら、定期的な経過観察を受けることで、施術後の経過を安心して見守ることができます。
アイシークリニック渋谷院では、施術後のアフターケアについても丁寧にご案内しています。ほくろ除去後のケアに不安がある方や、経過が気になる方は、お気軽にご相談ください。一人ひとりの肌の状態に合わせた適切なアドバイスをご提供しています。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 湿潤療法(モイストヒーリング)の医学的根拠、色素沈着・接触性皮膚炎・ケロイドなどテープケア中のトラブルに関する皮膚科学的知見の参照元として活用
- 日本形成外科学会 – ほくろ除去(切除縫合・レーザー施術)後の創傷管理、傷跡ケア(シリコンテープ・圧迫療法)および肥厚性瘢痕・ケロイドの治療に関する形成外科的指針の参照元として活用
- 日本美容外科学会 – レーザーや電気メスを用いたほくろ除去施術のアフターケア全般(テープの種類・期間・紫外線対策・日常生活上の注意点)に関する美容外科領域の標準的指針の参照元として活用
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務