👂 耳たぶのしこり、放置してませんか?
💬 「ニキビかな?」と思って触り続けたら、どんどん大きくなってきた…
💬 ピアスを開けてから、なんか硬いしこりができてる…
耳たぶのしこりは、原因によって対処法がまったく違います。間違ったケアをすると、悪化・感染・手術が必要になるリスクも。
この記事を読めば、「ニキビ」「粉瘤」「ケロイド」の違いと正しい対処法がわかります。読まないまま放置すると手遅れになることも。まず2分だけ読んでみてください。
目次
- 📌 耳たぶにニキビ・しこりができる理由
- 📌 耳たぶにできる主なしこりの種類
- 📌 ニキビと粉瘤の見分け方
- 📌 ピアスが原因で起こるしこり
- 📌 耳たぶのしこりを悪化させるNG行動
- 📌 自宅でできるケアと改善策
- 📌 病院・クリニックで受けられる治療
- 📌 受診すべきタイミングと診療科の選び方
- 📌 耳たぶのしこりを予防するための習慣
- 📌 まとめ
💡 この記事のポイント
耳たぶのしこりはニキビ・粉瘤・ケロイド・ピアス関連など原因が多様で、粉瘤やケロイドは自然治癒しない。2週間以上改善しない場合は皮膚科・形成外科への受診が推奨される。
💡 1. 耳たぶにニキビ・しこりができる理由
耳たぶは顔の皮膚と同様に皮脂腺が豊富に存在しており、皮脂が過剰に分泌されたり毛穴が詰まったりすると、ニキビやしこりが生じやすい環境が整います。また、顔の皮膚とは異なり、耳たぶは日常的なスキンケアで洗浄が行き届きにくい部位です。そのため、汚れや皮脂が蓄積しやすく、細菌が繁殖してニキビの原因となりやすいのです。
さらに、スマートフォンを耳に当てる習慣、イヤホンやヘッドフォンの長時間使用、枕に顔をうずめる睡眠姿勢なども、耳たぶへの摩擦や湿気を高める要因になります。これらの刺激が加わることで、毛穴がより詰まりやすくなり、炎症を起こすニキビへと発展するケースが少なくありません。
また、ホルモンバランスの乱れも見逃せない要因の一つです。思春期・生理前・妊娠中・更年期など、ホルモン分泌が変動する時期には皮脂分泌量が増加しやすく、顔だけでなく耳たぶにもニキビが生じやすくなります。ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなども皮脂の過剰分泌を促進するため、生活習慣との関係は非常に深いといえます。
耳たぶのしこりには多様な原因が考えられますが、まずは「なぜその場所にできやすいのか」という基本的なメカニズムを理解しておくことが、適切な対処をするうえで重要です。
Q. 耳たぶにしこりができやすい理由は何ですか?
耳たぶには皮脂腺が豊富に存在しますが、日常のスキンケアで洗浄が行き届きにくく、皮脂や汚れが蓄積しやすい部位です。さらにスマートフォンを耳に当てる習慣やイヤホンの長時間使用が摩擦・湿気を高め、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足もニキビ発生を促進します。
📌 2. 耳たぶにできる主なしこりの種類
耳たぶにできるしこりにはいくつかの種類があり、それぞれ原因・症状・治療法が異なります。自己判断で「ニキビだから大丈夫」と放置してしまうと、実際には別の疾患だったというケースもあるため、各種類の特徴を把握しておきましょう。
✅ ニキビ(尋常性痤瘡)
皮脂腺の毛穴が詰まり、そこにアクネ菌(Cutibacterium acnes)が増殖することで生じる皮膚疾患です。白いプツッとした白ニキビ(面皰)から始まり、炎症が進むと赤く腫れた赤ニキビ、さらに膿を持つ黄ニキビへと変化します。耳たぶの場合、皮膚が柔らかく血流が豊富なため、赤みや腫れが目立ちやすい傾向があります。
📝 粉瘤(アテローム)
皮膚の下に袋状の構造物が形成され、その中に角質や皮脂が蓄積していく良性の嚢腫(のうしゅ)です。耳たぶにできやすい場所として知られており、触るとコリコリとした感触があり、表面に小さな黒い点(開口部)が確認できることがあります。痛みは基本的にありませんが、細菌感染を起こすと赤く腫れて強い痛みを伴うことがあります。自然には治らず、根本的な治療には手術による摘出が必要です。
🔸 ケロイド・肥厚性瘢痕
ピアスの穴を開けた後や、傷・ニキビなどの治癒過程で過剰に増殖した瘢痕組織がしこりとなったものです。特にケロイドは元の傷の範囲を超えて広がる性質を持ちます。耳たぶはケロイドが生じやすい部位として知られており、ピアス後のケロイドは特に多い症例です。放置すると徐々に大きくなるため、早めの医療機関への相談が推奨されます。
⚡ 脂肪腫(リポーマ)
皮下組織に生じる脂肪細胞の良性腫瘍です。触ると柔らかく、動きがある点が特徴で、基本的に痛みはありません。耳たぶには比較的まれですが、全くないわけではありません。自然消退は期待できないため、大きくなったり見た目が気になる場合は外科的切除を検討します。
🌟 リンパ節の腫れ
耳たぶの周囲(特に耳の後ろや顎下)にはリンパ節が存在します。風邪やインフルエンザなどの感染症の際、またはピアス穴の感染によってリンパ節が腫れることがあります。触ると少し動く柔らかめのしこりとして触れることが多く、感染症が治癒すれば自然に縮小するケースがほとんどですが、長期間続く場合は専門医への相談が必要です。
✨ 3. ニキビと粉瘤の見分け方
耳たぶのしこりについて最も混同されやすいのが「ニキビ」と「粉瘤」です。見た目が似ていることも多く、自己判断が難しい場合がありますが、いくつかのポイントを比較することで区別がしやすくなります。
まず、持続期間という点では大きな違いがあります。ニキビは炎症が治まれば通常2週間から4週間程度で改善に向かいますが、粉瘤は自然に消えることがなく、徐々に大きくなる傾向があります。「何週間もしこりが消えない」という場合は粉瘤を疑うべきでしょう。
触った感触にも違いがあります。ニキビは炎症を起こしていると周囲が赤く腫れて押すと痛みを感じやすいですが、皮膚表面に近い位置に生じます。一方、粉瘤は皮膚の下に袋があるため、触るとコリッとした硬さがあり、ある程度動かせる感触があります。また、粉瘤の中央付近には毛穴が塞がった黒い点(臍部)が確認できることがあります。これが確認できれば粉瘤の可能性が高いです。
においについては、粉瘤を無理に絞ると独特の不快臭がする白い内容物(角質や皮脂が変性したもの)が出てきます。ニキビの場合も膿が出ることはありますが、粉瘤ほどの独特のにおいはありません。ただし、絞ることは感染リスクを高めるため、決して自分で試してみることはやめてください。
再発という観点からも、粉瘤は袋を完全に取り除かない限り繰り返し再発します。ニキビを潰して治療したつもりが何度も同じ場所に繰り返す場合も、粉瘤が疑われます。正確な診断は皮膚科・形成外科での視診・触診・超音波検査(エコー)などで行われますので、疑いがあれば早めに受診することをおすすめします。
Q. 耳たぶのニキビと粉瘤はどう見分けますか?
ニキビは通常2〜4週間で改善しますが、粉瘤は自然に消えず徐々に大きくなります。粉瘤は触るとコリッとした硬さがあり、中央に黒い点(臍部)が見えることがあります。正確な診断には皮膚科・形成外科での視診や超音波検査が必要で、自己判断は避けるべきです。
🔍 4. ピアスが原因で起こるしこり
耳たぶのしこりの中でも、ピアスに関連した問題は非常に多く見られます。ピアスを開けている方、またはかつて開けていた方には特に関係の深い内容です。
💬 ピアスホールの感染・炎症
ピアスを開けた後のケアが不十分だったり、清潔でない器具を使用した場合、ピアスホール周辺が細菌感染を起こして赤く腫れ、しこりのようになることがあります。初期段階では適切な消毒と清潔な状態を保つことで改善が期待できますが、膿が形成されたり、全体的な腫れが強い場合は医療機関での診察が必要です。
✅ 金属アレルギーによる反応
ニッケルやコバルトなど、特定の金属に対するアレルギーがある方は、ピアスの素材によって接触性皮膚炎が生じ、耳たぶが赤く腫れたりかゆみのあるしこりのような症状が現れることがあります。このような場合、金属アレルギー対応の素材(純チタン・医療用ステンレス・14金以上のゴールドなど)のピアスへの変更や、パッチテストによる原因金属の特定が有効です。
📝 ピアスケロイド(ピアス後ケロイド)
ピアスを開けた際の小さな傷が過剰に治癒することで生じる瘢痕組織のしこりです。特に体質的にケロイドができやすい方(ケロイド体質)は、耳たぶのピアスホール周辺にドーム状または半球状のしこりが形成されることがあります。表面はつるつるしており、赤みを帯びていることが多く、かゆみや圧痛を伴う場合もあります。
ピアスケロイドは放置すると徐々に大きくなる可能性があり、自然には消退しません。治療法としては、ステロイド薬の局所注射、圧迫療法、シリコンジェルシート、冷凍凝固療法、手術による切除などがあり、状態に応じて複数の治療法を組み合わせることが一般的です。
🔸 ピアスによる粉瘤形成
ピアス穴を開けた際に表皮細胞が皮膚の中に押し込まれ、そこから嚢腫(袋)が形成されることがあります。このような粉瘤はピアスに関連した原因で発生した粉瘤であり、ピアスの使用をやめても自然には消えません。皮膚科・形成外科での外科的処置が必要です。
💪 5. 耳たぶのしこりを悪化させるNG行動
耳たぶにニキビやしこりができたとき、つい手が伸びてしまったり、誤ったケアをしてしまいがちです。以下に挙げるNG行動は状態を悪化させる可能性があるため、ぜひ避けるようにしてください。
⚡ 自分で無理に絞る・潰す
ニキビや粉瘤を自分で無理に押し出そうとすることは、皮膚内部での細菌感染を広げ、炎症を悪化させる最も危険な行為の一つです。特に粉瘤を無理に絞ると、袋が破れて内容物が周囲の組織に漏れ出し、強い炎症や膿瘍(のうよう)を形成することがあります。また、傷が残って色素沈着やケロイドの原因となることもあります。
🌟 アルコールや刺激の強い消毒薬を過剰に使用する
耳たぶのニキビに高濃度のアルコールや刺激の強い消毒薬を頻繁に塗ることは、皮膚のバリア機能を壊し、かえって皮脂分泌を増やして炎症を悪化させることがあります。適度な洗浄は有効ですが、過剰な消毒は逆効果です。
💬 イヤホンやヘッドフォンの長時間使用
耳たぶに炎症がある状態でイヤホンやヘッドフォンを長時間使用すると、摩擦と湿気が加わって炎症が悪化したり、細菌感染が進行する可能性があります。症状が改善するまでは使用を控えるか、こまめに清潔な状態を保つことが大切です。
✅ 炎症中のピアス着用
耳たぶが炎症を起こしている状態でピアスを付け続けることは、傷口への異物刺激となり感染を悪化させる可能性があります。炎症が収まるまでの期間はピアスを外し、ホールを清潔に保つことが最優先です。
📝 放置して様子を見続ける
「そのうち治るだろう」と何週間も放置することも問題です。前述のとおり、粉瘤・ケロイド・脂肪腫などは自然には消えないうえに、徐々に大きくなることがあります。また、ニキビが長期間炎症を続けると色素沈着(黒ずみ)が残る可能性も高くなります。適切な時期に受診することが長期的な観点から最善の選択です。
Q. ピアスが原因で生じるしこりにはどんな種類がありますか?
ピアスによるしこりは主に4種類あります。①ケア不足による細菌感染・炎症、②ニッケル等への金属アレルギーによる接触性皮膚炎、③傷が過剰に治癒するピアスケロイド、④表皮細胞が皮膚内に押し込まれて生じる粉瘤です。いずれも放置すると悪化するため、早期に医療機関へ相談することが重要です。

🎯 6. 自宅でできるケアと改善策
医療機関を受診するほどではない初期の軽いニキビや、受診するまでの間のホームケアとして活用できる方法を紹介します。ただし、これらはあくまでも補助的なケアであり、症状が悪化する場合や長期間改善しない場合は医師への相談を優先してください。
🔸 耳たぶを清潔に保つ
洗顔や入浴の際に耳たぶもやさしく洗浄することが基本中の基本です。洗顔料や石けんを使い、指の腹で耳たぶの前後をやさしく洗い、しっかりとすすぎます。洗った後は清潔なタオルで軽く押さえるように水分を取り除いてください。こすることは摩擦刺激となるため避けましょう。
⚡ イヤホン・スマートフォンを清潔に保つ
イヤホンのイヤーパッドやスマートフォンのスクリーンには皮脂や細菌が多く付着しています。これらを定期的に拭き取ることで、耳たぶへの細菌の付着を減らすことができます。特にワイヤレスイヤホンのイヤーパッドは週に一度程度は清潔なクロスで拭いておくとよいでしょう。
🌟 保湿と皮脂バランスの整備
過度に皮脂を除去すると、肌が乾燥を補おうとして逆に皮脂分泌を増加させます。洗浄後は適度な保湿を行い、肌の水分・皮脂バランスを整えることが大切です。耳たぶには顔用の保湿ローションを少量塗布するだけで十分です。
💬 市販のニキビ治療薬の活用
薬局で購入できる市販のニキビ治療薬(イブプロフェンピコノール・イソプロピルメチルフェノール配合の外用薬など)を患部に塗布することで、軽度の炎症性ニキビの改善が期待できます。ただし、使用前に薬の説明書をよく読み、耳たぶへの使用が適切か確認することが重要です。
✅ 生活習慣の見直し
睡眠不足・偏った食事・ストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂分泌を促進します。とりわけ砂糖や脂質が多い食事はニキビを悪化させやすいと言われています。バランスの良い食事、十分な睡眠(7〜8時間程度)、適度なストレス管理を意識することが、耳たぶのニキビ予防・改善に役立ちます。
💡 7. 病院・クリニックで受けられる治療
耳たぶのしこりの種類によって適切な治療法は異なります。以下に、医療機関で受けられる主な治療法を紹介します。
📝 ニキビに対する治療
軽度から中等度のニキビに対しては、外用薬が第一選択となります。アダパレン(ディフェリンゲル)や過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)、その両者を合わせたエピデュオゲルなどが処方されることがあります。これらは毛穴の詰まりを改善し、アクネ菌の増殖を抑制する作用を持ちます。
炎症が強い場合は、抗生物質の内服薬(ミノサイクリン・ドキシサイクリンなど)が処方されることもあります。近年では抗菌薬耐性の問題から、長期間の抗生物質単独投与ではなく、外用薬との組み合わせが推奨されています。
重度のニキビや難治性ニキビには、ビタミンA誘導体であるイソトレチノイン(ロアキュタン)の内服が有効とされており、海外では広く用いられていますが、日本では自由診療での処方となります。副作用管理が必要なため、専門医のもとでの使用が前提です。
また、クリニックではケミカルピーリング(サリチル酸・グリコール酸など)による毛穴の詰まり改善や、レーザー治療による炎症後の色素沈着ケアなども行われています。
🔸 粉瘤に対する治療

粉瘤の根本的な治療は外科的切除です。局所麻酔をして粉瘤の袋ごと摘出する方法が標準的で、袋が完全に取り除かれれば再発することはありません。炎症を起こしていない状態での摘出が最も確実であり、傷も小さく済みます。
炎症を起こして膿がたまった粉瘤(炎症性粉瘤)に対しては、まず切開して内容物と膿を排出する処置(切開排膿)を行い、炎症が落ち着いてから改めて袋を摘出するという二段階の治療が行われることが多いです。
近年では「くり抜き法(トレパン法)」と呼ばれる低侵襲手術も普及しており、小さな円形の切開(2〜4mm程度)から粉瘤の内容物と袋を取り出す方法で、傷跡を最小限に抑えることができます。
⚡ ケロイド・肥厚性瘢痕に対する治療
ケロイドの治療は単一の方法ではなく、複数の治療法を組み合わせる集学的アプローチが一般的です。主な治療法としては以下があります。
ステロイド局所注射は最も一般的な治療法で、トリアムシノロンアセトニドをケロイド内に直接注射することで、過剰な線維増殖を抑制します。数回の注射が必要であり、定期的な通院が求められます。
圧迫療法では専用の器具や圧迫イヤリングを使用してケロイドに持続的な圧力をかけ、増殖を抑制します。シリコンジェルシートを貼り続けることも有効とされています。
レーザー治療(色素レーザー・フラクショナルレーザー)は赤みを改善し、ケロイドの硬さを和らげる効果が期待できます。手術でケロイドを切除した後に放射線療法を組み合わせることで再発を防ぐ方法もあります。
🌟 ピアス関連のしこりに対する治療
ピアス穴の感染・炎症には抗生物質の外用・内服が適応されます。金属アレルギーが疑われる場合はパッチテストを行い、原因金属を特定することが重要です。ピアスケロイドはケロイドの治療に準じた方法で対応します。
Q. 耳たぶのしこりは何科を受診すべきですか?
2週間以上改善しない場合はまず皮膚科の受診が推奨されます。粉瘤の摘出やケロイド治療など外科的処置が必要な場合は形成外科が適しています。アイシークリニックでは専門医が視診・触診をもとに正確な診断を行い、症状に応じた治療方針を丁寧にご提案しています。
📌 8. 受診すべきタイミングと診療科の選び方
耳たぶのしこりは自己判断が難しい場合も多いため、以下のような症状がある場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。
2週間以上経過してもしこりが改善しない、またはむしろ大きくなっている場合は、ニキビ以外の疾患(粉瘤・ケロイド・脂肪腫など)が疑われますので、皮膚科への受診が必要です。強い痛みや発熱を伴う場合は、細菌感染が進行している可能性があり、速やかな受診が求められます。
しこりの表面が破れて内容物が出てきた場合(特に不快なにおいがある場合)も粉瘤の可能性が高く、感染のリスクがあるため医療機関での処置が必要です。市販薬を2〜3週間使用しても効果がない場合も、自己治療の限界を超えていると判断して受診を検討しましょう。
💬 どの診療科を受診すればよいか
耳たぶのしこりは基本的に皮膚科または形成外科での診察が適切です。それぞれの得意分野は以下のとおりです。
皮膚科はニキビ・アトピー性皮膚炎・接触性皮膚炎などの皮膚疾患全般を専門としており、ニキビと判断されるケースや初診でどの疾患か分からない場合の入り口として最適です。薬物療法やスキンケア指導に強みがあります。
形成外科は粉瘤の摘出・ケロイドの治療・瘢痕修正など外科的処置に強みを持ちます。しこりの外科的切除を希望する場合や、ケロイドが確定している場合は形成外科を受診するのが効率的です。
美容皮膚科・美容クリニックでは、ニキビ跡の色素沈着・ケロイドの外観改善・ピアス後の瘢痕修正など、美容的な観点も含めた治療が受けられます。保険診療では対応していない治療法(特定のレーザー治療など)も扱っており、見た目の改善を重視する方には選択肢の一つとなります。
✨ 9. 耳たぶのしこりを予防するための習慣
一度しこりが治癒した後も、再発を防ぐための日常的な習慣づけが重要です。以下の予防策を継続することで、耳たぶのニキビやしこりのリスクを大きく下げることができます。
✅ 耳たぶの定期的な洗浄
洗顔の際に耳たぶも一緒にやさしく洗う習慣をつけましょう。耳たぶの前後・折り目部分は特に皮脂が溜まりやすいので、指の腹でていねいに洗い、十分にすすいでください。洗いすぎは乾燥を招くため、1日1〜2回の洗浄で十分です。
📝 ピアスのお手入れと素材選び
ピアスをしている方は、定期的にピアス本体を洗浄し、ピアスホール周辺を清潔に保つことが大切です。素材は純チタン・医療用ステンレス・14金以上のゴールドなど、アレルギーが起きにくい素材を選ぶことをおすすめします。就寝時にはピアスを外して耳たぶを休ませることも有効です。
🔸 イヤホンの清潔管理と使用時間の調整
イヤホンは細菌が付着しやすいアイテムです。使用後はアルコールウェットティッシュなどで拭く習慣をつけましょう。また長時間の使用は耳周辺の湿度を高めて細菌繁殖を促進するため、適度に休憩を取ることが望ましいです。
⚡ ホルモンバランスと生活習慣の管理
皮脂分泌はホルモンバランスに大きく左右されます。十分な睡眠(7〜8時間)・バランスの取れた食事・適度な運動によるストレス解消・禁煙などは、全身の皮脂バランスを整え、ニキビ全般の予防に寄与します。特に生理前に耳たぶのニキビが悪化しやすい方は、この時期にスキンケアを強化することが有効です。
🌟 皮膚科での定期チェック
繰り返しニキビができやすい体質の方や、ケロイド体質の方は、定期的に皮膚科を受診して皮膚の状態を確認してもらうことで、早期に異常を発見して対処することができます。特にピアスを開けることを検討している方で、ケロイド体質の心当たりがある場合は、事前に医師に相談することが大切です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、耳たぶのしこりを「ニキビだろう」と数ヶ月間放置された後にご来院される患者様が少なくなく、実際に診察すると粉瘤やピアスケロイドであったというケースも多く経験しています。耳たぶは皮脂が溜まりやすく炎症が目立ちやすい部位であるため、2週間以上しこりが改善しない場合や繰り返し同じ場所にできる場合は、自己判断せず早めにご相談いただくことで、より小さな負担で治療を進められることがほとんどです。どうぞ気軽にご来院ください。」
🔍 よくある質問
いくつかのポイントで区別できます。ニキビは2〜4週間程度で改善しますが、粉瘤は自然に消えず徐々に大きくなります。また粉瘤は触るとコリッとした硬さがあり、中央に黒い点が見えることがあります。ただし正確な診断は皮膚科・形成外科での視診や超音波検査が必要です。
絶対に避けてください。無理に絞ると皮膚内部で細菌感染が広がり炎症が悪化します。特に粉瘤を絞ると袋が破れて周囲組織に炎症が広がり、膿瘍を形成するリスクがあります。また色素沈着やケロイドの原因にもなるため、自己処置せず医療機関を受診することが大切です。
主に4種類あります。①ピアスホールの細菌感染による炎症、②金属アレルギーによる接触性皮膚炎、③過剰な瘢痕組織が増殖するピアスケロイド、④表皮細胞が皮膚内に入り込んで生じる粉瘤です。いずれも放置すると悪化する可能性があり、当院でも適切な診断と治療を行っています。
2週間以上改善しない場合は、まず皮膚科の受診をおすすめします。ニキビ以外の疾患が疑われる場合や外科的処置が必要な粉瘤・ケロイドと診断された場合は形成外科が適しています。アイシークリニックでは専門医が診察し、症状に応じた適切な治療方針をご提案しています。
主に4つのケアが有効です。①洗顔時に耳たぶも一緒にやさしく洗う、②イヤホンやスマートフォンを定期的に清潔に拭く、③ピアスは純チタンや医療用ステンレスなどアレルギーの少ない素材を選ぶ、④十分な睡眠とバランスの良い食事でホルモンバランスを整える。これらを継続することで再発リスクを下げられます。
💪 まとめ
耳たぶにできるニキビやしこりは、その原因によって大きく対処法が異なります。皮脂の詰まりによるニキビであれば適切な洗浄と外用薬で改善が期待できますが、粉瘤・ケロイド・ピアス関連のしこりは自然には消えず、医療機関での専門的な治療が必要です。
重要なのは、「ニキビだろう」と自己判断して放置したり、無理に絞ったりしないことです。2週間以上改善しないしこり・痛みや腫れが強い場合・繰り返し同じ場所にしこりができる場合は、早めに皮膚科または形成外科を受診してください。正確な診断と適切な治療を受けることで、症状を悪化させずに効率よく改善することができます。
アイシークリニック渋谷院では、耳たぶのニキビ・しこりに関する皮膚トラブルについて、専門の医師が丁寧に診察・ご説明いたします。気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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