ワキガ・多汗症

わきがを自力で治す方法は中学生でも実践できる?原因と対策を解説

💬 「もしかして自分、わきが…?」
体育の後、友達に気づかれてないか不安になったことはありませんか?

この記事を読めば、中学生のわきがの原因・セルフケア・医療機関での治療まで、必要な情報がすべてわかります。ネットで「自力で治す方法」を探している方も、まずこの記事だけ読んでください。

⚠️ 読まないと損するポイント:わきがは自力で「完全に治す」ことはできません。間違ったケアを続けると、症状が長引くだけでなく、精神的なストレスも蓄積してしまいます。


目次

  1. 📌 わきがとは何か——仕組みと原因を正しく知ろう
  2. 📌 中学生にわきがが多い理由——思春期とホルモンの関係
  3. 📌 わきがかどうか自分でチェックする方法
  4. 📌 自力でできるわきが対策——日常ケアの具体的な方法
  5. 📌 市販品・制汗剤・デオドラントの正しい使い方
  6. 📌 自力での対策に限界がある理由
  7. 📌 中学生が受けられる医療機関での治療
  8. 📌 治療を受けるタイミングと親への相談方法
  9. 📌 まとめ

💡 この記事のポイント

✅ 中学生のわきがは思春期のホルモン変化によるアポクリン汗腺の活性化が原因で、遺伝性が高い体質。
✅ 日常ケアで臭いの軽減は可能だが根本治療には限界があり、症状が重い場合はミラドライ等の医療機関での治療が有効。
✅ アイシークリニックでは中学生の相談にも対応している。

💡 わきがとは何か——仕組みと原因を正しく知ろう

わきがを正しく理解するためには、まず皮膚にある「汗腺」の仕組みを知ることが大切です。人間の皮膚には2種類の汗腺があります。ひとつは「エクリン汗腺」で、全身に分布しており、体温調節のために水分の多いさらさらした汗を分泌します。もうひとつが「アポクリン汗腺」と呼ばれるものです。アポクリン汗腺はワキ、耳の中、乳輪周辺、陰部などの特定の部位にのみ存在し、タンパク質・脂質・糖質などを含んだやや粘り気のある汗を分泌します。

わきがの臭いが発生するメカニズムは、このアポクリン汗腺から分泌される汗そのものではなく、その成分が皮膚の表面に常在している細菌によって分解されるときに生じる揮発性の有機化合物にあります。代表的な臭い成分としては「3-メチル-2-ヘキセン酸」「3-ヒドロキシ-3-メチルヘキサン酸」などが知られています。つまり、アポクリン汗腺が発達していて分泌量が多い人ほど、強い臭いが生じやすくなります。

わきがは遺伝的な要因が非常に大きい体質です。両親のどちらかがわきがの場合は約50〜60%の確率で子どもに遺伝し、両親ともにわきがの場合は80%以上の確率で子どもに遺伝するとされています。また、アポクリン汗腺の数や大きさは生まれつきの体質によって異なり、これがわきがの発症に直接関係しています。「自分の意志が弱いから臭う」というわけでも、「不清潔だから臭う」というわけでもなく、あくまでも体の構造に由来するものです。まずそのことを正しく理解することが、わきがに向き合う第一歩になります。

Q. わきがの臭いが発生するメカニズムは何ですか?

わきがの臭いは、アポクリン汗腺から分泌されるタンパク質・脂質・糖質を含む汗が、皮膚表面の細菌によって分解される際に生じる揮発性有機化合物が原因です。代表的な臭い成分には「3-メチル-2-ヘキセン酸」などがあります。アポクリン汗腺の分泌量が多いほど、臭いは強くなります。

📌 中学生にわきがが多い理由——思春期とホルモンの関係

アポクリン汗腺は生まれたときから存在していますが、幼少期は活動がほとんどありません。思春期に入り、性ホルモン(男性ホルモン・女性ホルモン)の分泌が急激に増加することで、アポクリン汗腺が成熟して活発に分泌を始めるようになります。これが、中学生になった頃からわきがの症状に気づく人が増える理由です。

特に男性ホルモンの一種であるアンドロゲンは、アポクリン汗腺の発達を強く促す作用があります。男女ともに思春期にはアンドロゲンが増加するため、男女どちらも中学生の時期にわきがの臭いが目立ちやすくなります。ただし、男性のほうがアンドロゲン値が高い傾向にあるため、一般的に男性のほうが症状が強く出やすいとされています。

また、思春期には皮脂の分泌量も増加するため、ワキの下の皮膚環境が変化し、細菌が繁殖しやすい状態になります。部活動や体育の授業など、身体を動かす機会も増えるため、汗をかく量そのものが増えることも臭いを強める一因です。

さらに、中学生という年齢は他者の視線を強く意識しはじめる時期でもあります。集団生活の中で「臭うと思われているかもしれない」という不安が精神的なストレスになり、そのストレスがさらに発汗を促すという悪循環が生じることもあります。わきがの悩みは、身体的な側面だけでなく、精神的・社会的な側面とも深く結びついています。

✨ わきがかどうか自分でチェックする方法

「自分はわきがなのかどうか確信が持てない」という方のために、自分でできる簡単なチェック方法をご紹介します。ただし、これらはあくまでも目安であり、確定診断には医療機関の受診が必要です。

まず、耳あかを確認する方法があります。アポクリン汗腺は外耳道にも存在しており、わきがの方は耳あかが湿ったタイプ(軟耳垢)であることが多いとされています。耳あかが乾いた粉状ではなく、ベタッとした湿ったタイプの場合、アポクリン汗腺が発達している可能性があります。研究では、軟耳垢を持つ日本人の約80〜90%がわきがであるとも言われており、非常に信頼性の高いセルフチェック方法のひとつです。

次に、白いTシャツやシャツを着たときに、ワキの部分が黄ばみやすいかどうかを確認する方法があります。アポクリン汗腺からの分泌物には脂質やタンパク質が含まれているため、衣類に黄ばみや油分のようなシミがつきやすい傾向があります。

また、入浴してから数時間後にワキの下の臭いを自分でかいでみることも一つの方法です。ただし、人間には「嗅覚疲労」という現象があり、自分の臭いには慣れてしまって気づきにくいことがあります。信頼できる家族に確認してもらうほうが客観的な判断ができるでしょう。

さらに、脇毛が生えていて、毛の根元に白っぽい付着物がついていることもあります。これはアポクリン汗腺からの分泌物が固まったものであり、わきがのサインのひとつとして知られています。

これらのチェック項目に複数当てはまる場合、わきがの可能性が高いと考えられます。しかし、臭いの強さは人によって大きく異なり、体質・生活習慣・その日の体調などによっても変わります。自己判断だけでなく、気になる場合は皮膚科やクリニックでの診断を受けることをおすすめします。

Q. 中学生でわきがの症状が出やすい理由は何ですか?

思春期に性ホルモン、特に男性ホルモンの一種であるアンドロゲンの分泌が急増すると、それまで不活発だったアポクリン汗腺が成熟し活発に分泌を始めます。また皮脂分泌の増加や部活・体育による発汗量の増加も重なるため、中学生の時期にわきがの臭いが目立ちやすくなります。

🔍 自力でできるわきが対策——日常ケアの具体的な方法

「わきがを自力で治す」という表現をよく見かけますが、正確に言うと、日常的なケアによってわきがの臭いを大幅に軽減することは可能です。しかし、アポクリン汗腺そのものを消してしまうことは自力ではできません。あくまでも臭いをコントロールするためのケアとして、以下の方法が有効です。

✅ 毎日のシャワー・入浴でワキを丁寧に洗う

わきがの臭いは、アポクリン汗腺の分泌物を細菌が分解することで発生します。つまり、皮膚の表面の細菌数と分泌物を減らすことが直接的な対策になります。毎日入浴し、ワキの下を石けんや泡立てた洗顔フォームなどを使ってやさしく丁寧に洗いましょう。ただし、ゴシゴシと強く擦ると皮膚が傷ついて炎症を起こし、逆に細菌が増えやすい環境になることがあるため、やさしく洗うことが重要です。

部活や体育のあとは、できるだけ早くシャワーを浴びるか、ウェットティッシュや清潔なタオルでワキを拭き取ることも効果的です。汗をかいたあとに放置する時間が長いほど、細菌による分解が進んで臭いが強くなるため、こまめなケアが大切です。

📝 脇毛の処理

脇毛は汗や分泌物を蓄えやすく、細菌が繁殖しやすい環境を作ります。脇毛を剃るか短くトリミングすることで、皮膚表面の衛生状態を保ちやすくなり、臭いを軽減する効果があります。男性の場合でも、わきがの症状が強ければ脇毛を処理することは有効な対策です。

🔸 衣類の素材と着替えの工夫

化学繊維(ポリエステル・ナイロンなど)の素材は汗を吸収しにくく、蒸れやすいため細菌が繁殖しやすくなります。できるだけ綿(コットン)や吸水性・通気性の高い素材の衣類を選ぶと、ワキの蒸れを防ぐことができます。また、汗をかいた衣類はこまめに洗濯し、清潔なものを着るようにすることも大切です。脇汗パッドや汗取りインナーを活用すると、衣類への臭い移りを防ぐ効果も期待できます。

⚡ 食生活の見直し

食事の内容は汗の臭いに影響を与えます。肉類・乳製品・揚げ物などの脂質の多い食品を過剰に摂取すると、アポクリン汗腺の分泌物の成分が変化し、臭いが強くなるとも言われています。野菜・果物・大豆食品などを積極的に摂り、バランスのよい食事を心がけることは、体臭の改善に一定の効果をもたらすことがあります。また、ニンニク・ネギ・生姜などの臭い成分が強い食品は、摂取後に皮膚から排出されることもあるため、食前の摂取量に注意することも有効です。

🌟 ストレス管理と十分な睡眠

精神的なストレスはアポクリン汗腺の活動を高める可能性があります。中学生の方はテスト・人間関係・部活など、ストレスを感じる場面が多いと思いますが、適度な運動・趣味の時間・十分な睡眠をとることで、ストレスをコントロールし、汗の分泌を適切な範囲に保つことにつながります。

予約バナー

💪 市販品・制汗剤・デオドラントの正しい使い方

ドラッグストアや薬局で手軽に購入できる制汗剤・デオドラント製品は、わきがの臭い対策に広く使われています。ただし、製品の種類や成分によって効果や使い方が異なるため、正しく使うことが重要です。

まず、制汗剤とデオドラントは厳密には異なる製品です。制汗剤は汗腺を一時的に塞ぐことで発汗そのものを抑えるもので、主成分に「塩化アルミニウム」や「クロルヒドロキシアルミニウム」などのアルミニウム系化合物が使われています。一方、デオドラントは抗菌成分や香料などによって臭いを中和・抑制するものです。わきがの臭いを抑えるには、制汗成分と抗菌成分の両方が入っている製品が効果的です。

市販の制汗デオドラント製品には、ロールオン・スプレー・スティック・クリームなどの形状があります。ロールオンタイプは肌に直接塗布できるため、成分が浸透しやすく比較的効果が持続しやすい傾向があります。スプレータイプは手軽に使えますが、塗布量や密着度が劣ることもあります。

使用するタイミングとして、入浴後に皮膚をしっかりと乾かしてから塗布すると効果が高まります。汗をかいている状態や濡れた肌に塗布すると、成分が薄まったり皮膚への刺激になったりする場合があるため注意が必要です。また、剃毛後すぐのワキに塗布すると皮膚が傷ついていることがあり、刺激を感じやすくなるため、剃毛後は少し時間をおいてから使用しましょう。

中学生の場合、肌が敏感なことも多いため、最初は低刺激タイプや「敏感肌用」と表示された製品を選ぶことをおすすめします。もし使用後に赤みやかゆみが出た場合は、すぐに使用を中止してください。

なお、市販品の中には「高濃度塩化アルミニウム」を配合した医薬部外品や、処方に近い成分を含む製品もあります。これらは発汗を強く抑える効果が期待できますが、皮膚への刺激も強くなりやすいため、正しい使い方を守ることが大切です。

Q. わきがのセルフチェック方法を教えてください。

わきがのセルフチェックには主に4つの方法があります。①耳あかが湿った軟耳垢タイプかどうか(軟耳垢の方の約80〜90%がわきがとされる)、②白い衣類のワキが黄ばみやすいか、③脇毛の根元に白っぽい付着物があるか、④入浴数時間後にワキの臭いが気になるかを確認してください。複数当てはまる場合はわきがの可能性があります。

🎯 自力での対策に限界がある理由

ここまで紹介してきたセルフケアの方法は、わきがの臭いを軽減するうえで確かに効果的です。しかし、「自力で治す」という観点で考えたとき、明確な限界があることも知っておく必要があります。

前述のとおり、わきがの根本的な原因はアポクリン汗腺の数の多さと分泌量の多さにあります。日常的なケアや市販品の使用は、あくまでも「臭いをコントロールする」ための手段であり、アポクリン汗腺そのものを減らしたり除去したりすることはできません。つまり、ケアをやめると臭いが戻ってくるという点で、根本的な解決にはなっていません。

また、わきがの症状が重い場合(アポクリン汗腺の数が非常に多い場合など)は、どれだけ丁寧なセルフケアを続けても、日常生活に支障をきたすレベルの臭いが残ってしまうことがあります。こうした場合、毎日のケアに多くの時間とエネルギーを費やすことで、精神的な負担がかえって大きくなってしまうこともあります。

さらに、塩化アルミニウムを高濃度に含む制汗剤を長期間使用し続けると、皮膚の炎症や刺激を引き起こすリスクがあります。特に敏感肌の方や、皮膚が薄い思春期の中学生の場合は注意が必要です。

「臭いが気になって友達と一緒に活動するのが辛い」「毎朝ケアに時間がかかってストレスになっている」「制汗剤を使っても授業中に気になって集中できない」という状況になっているなら、セルフケアだけで対応するのではなく、医療機関への相談を検討するタイミングかもしれません。

💡 中学生が受けられる医療機関での治療

わきがの根本的な治療は医療機関で行われます。「中学生でも治療を受けられるの?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、症状の程度や成長の状態によっては、中学生でも治療を受けることが可能です。代表的な治療法をご説明します。

💬 ミラドライ(マイクロ波治療)

ミラドライは、マイクロ波(電磁波の一種)をワキの皮膚の外側から照射することで、アポクリン汗腺とエクリン汗腺を熱で破壊する治療法です。切開や縫合が不要な非侵襲的な治療であり、手術に比べてダウンタイム(回復期間)が短いのが大きな特徴です。施術後に腫れやむくみが生じることがありますが、多くの場合は数日〜1週間程度で落ち着きます。

効果は高く、1〜2回の施術で臭いを大幅に軽減できる方が多いとされています。破壊された汗腺は再生しないため、長期的な効果が期待できます。ただし、施術後も一部の汗腺が残ることがあるため、臭いが完全にゼロになるかどうかは個人差があります。

未成年の場合は、保護者の同意が必要です。また、成長段階にある中学生への適応については、医師が成長の状態を確認したうえで判断するため、まずはカウンセリングを受けて相談することが重要です。

✅ ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)

ボツリヌストキシンをワキの皮膚に注射することで、汗腺の活動を一時的に抑制する治療法です。発汗そのものを抑えることで、臭いの原因となるアポクリン汗腺の分泌物を減らす効果があります。注射後、効果が現れるまで数日かかりますが、効果の持続期間はおおよそ6〜12ヶ月程度とされており、定期的な施術が必要です。

切開を行わないため身体的な負担は比較的軽く、施術当日から日常生活に戻れることが多いです。ただし、効果が永続するわけではないため、繰り返し施術を行う必要があります。こちらも未成年には保護者の同意が必要であり、医師との十分な相談が必要です。

📝 手術(皮弁法・剪除法など)

アポクリン汗腺をメスで直接取り除く手術的治療は、わきがに対してかつてから行われてきた確実性の高い方法です。剪除法(せんじょほう)はワキを小さく切開し、アポクリン汗腺を直接かき取る方法で、保険適用になるケースもあります。効果は高く、根本的な治療として位置づけられますが、切開・縫合を伴うため、傷跡が残る可能性や術後の安静期間が必要となる点をしっかりと理解しておく必要があります。

中学生の場合、成長途中であることや、精神的・身体的な準備が整っているかどうかを慎重に判断したうえで、医師・保護者と十分に話し合うことが重要です。手術に関しては、高校生以降になってから受ける方が多い傾向にありますが、症状が非常に重い場合には中学生のうちに受けるケースもあります。

🔸 塩化アルミニウム外用薬(処方薬)

医療機関では、市販品よりも高濃度の塩化アルミニウム溶液を処方してもらうことができます。これは汗腺の開口部を一時的に塞ぎ、発汗を抑える効果があります。手術や機器を使った治療と比べると効果は穏やかですが、まず薬での対応を試みたいという方にとっては入門的な選択肢になります。皮膚科での処方になりますが、中学生でも受診・処方が可能です。

Q. 中学生がわきがの医療機関治療を受ける際の注意点は?

中学生でも症状の程度と成長状態によっては、ミラドライ(マイクロ波治療)やボトックス注射、塩化アルミニウム処方薬などの治療を受けられます。ただし未成年は保護者の同意が必須です。アイシークリニックでも中学生とそのご家族からのご相談に対応しており、まずはカウンセリングで医師に相談することから始められます。

📌 治療を受けるタイミングと親への相談方法

「クリニックに行きたいけど、親に相談するのが恥ずかしい」「自分だけが悩んでいると思われそうで言いづらい」という気持ちは、多くの中学生が感じることです。しかし、わきがは決して珍しいことではなく、日本人の約10〜20%がわきがと言われており、特に思春期には多くの方が同様の悩みを抱えています。

親への相談が難しいと感じる場合は、まず「体の臭いが気になって困っている」という事実をそのまま伝えることから始めてみましょう。わきがは遺伝性が高いため、親自身もわきがの体質であるケースも多く、理解を示してくれる場合があります。

また、わきがの悩みは精神的なストレスにも直結しています。「臭いが気になって学校生活が楽しめない」「友達と一緒に更衣室に入るのが怖い」という状況が続いている場合は、それ自体が生活の質に大きく影響しており、早めに対処することが大切です。体の悩みは我慢するものではなく、医療機関できちんと相談していいことを知っておいてほしいと思います。

医療機関を受診する際は、まずは皮膚科での相談から始めることができます。皮膚科ではわきがの診断や処方薬の提供が可能です。より専門的な治療(ミラドライや手術)を希望する場合は、わきが治療を専門としたクリニックへの受診が適しています。

初診のカウンセリングでは、治療の内容・費用・リスク・ダウンタイムについて詳しく説明を受けることができます。「まだ決めていないけど話だけ聞きたい」という段階での相談も歓迎してくれるクリニックがほとんどですので、気軽に足を運んでみてください。

治療を受けるタイミングについては、「日常生活に支障をきたしているかどうか」「精神的なストレスが大きくなっているかどうか」という観点が一つの目安になります。セルフケアで十分にコントロールできている方は焦る必要はありませんが、「どれだけケアをしても気になる」「学校に行くのが怖くなってきた」という状況であれば、早めに専門家への相談を検討することをおすすめします。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、思春期のわきがに悩む中学生やそのご家族からのご相談を多くいただいており、「自分だけがおかしいのではないか」と一人で抱え込んでいるケースが少なくありません。わきがは遺伝的な体質によるものであり、本人の清潔感や生活態度とは無関係ですので、まずそのことを正しく理解していただくことが大切だと感じています。セルフケアで臭いをコントロールしながら様子を見る方法から、ミラドライなどの根本的な治療まで、お一人おひとりの状態や生活環境に合わせた選択肢をご提案できますので、学校生活に不安を感じている方はどうか一人で悩まず、まずは気軽にご相談ください。」

✨ よくある質問

中学生でもわきがになることはありますか?

はい、中学生でもわきがになることがあります。思春期に性ホルモンの分泌が増加すると、アポクリン汗腺が活発に働き始めます。これが中学生の時期にわきがの症状が現れやすい主な理由です。本人の清潔感や生活態度とは無関係で、遺伝的な体質によるものですので、過度に自分を責める必要はありません。

わきがかどうか自分で確認する方法はありますか?

いくつかのセルフチェック方法があります。耳あかが湿ったタイプ(軟耳垢)かどうか、白い衣類のワキ部分が黄ばみやすいか、脇毛の根元に白っぽい付着物があるかを確認してみましょう。複数当てはまる場合はわきがの可能性がありますが、確定診断には皮膚科などの医療機関を受診することをおすすめします。

日常生活でできるわきがのにおい対策はありますか?

毎日の丁寧な入浴・シャワーでワキをやさしく洗うこと、脇毛の処理、吸水性の高い衣類の着用、制汗デオドラントの使用、バランスの良い食生活などが効果的です。ただし、これらのケアはにおいを軽減する方法であり、アポクリン汗腺そのものを取り除くことはできないため、根本的な解決には限界があります。

中学生でも医療機関でわきがの治療を受けられますか?

症状の程度や成長の状態によっては、中学生でも治療を受けることが可能です。ミラドライ(マイクロ波治療)やボトックス注射、処方薬などの選択肢があります。未成年の場合は保護者の同意が必要ですが、まずはカウンセリングで医師に相談することから始められます。アイシークリニックでもご相談を承っています。

親にわきがの悩みを相談するのが恥ずかしいときはどうすればいいですか?

「体の臭いが気になって困っている」という事実をそのまま伝えることから始めてみましょう。わきがは遺伝性が高いため、親自身も同じ悩みを持っている場合があり、理解を得やすいこともあります。わきがは日本人の約10〜20%にみられる体質であり、一人で抱え込まず、早めに家族や医療専門家へ相談することが大切です。

🔍 まとめ

中学生のわきがについて、原因・セルフケア・医療機関での治療まで幅広くご説明しました。最後に重要なポイントを整理しておきます。

わきがは、アポクリン汗腺の分泌物が皮膚表面の細菌によって分解されることで臭いが生じる体質であり、遺伝的な要因が大きく関与しています。思春期はホルモン分泌の増加によってアポクリン汗腺が活発になるため、中学生の時期に症状が現れやすくなります。これは本人の意志や生活態度とは無関係の、体の仕組みによるものです。

日常的なセルフケア(丁寧な洗浄・脇毛の処理・制汗デオドラントの使用・食生活の見直しなど)によって臭いを大幅に軽減することは可能です。しかし、アポクリン汗腺そのものを自力で取り除くことはできないため、根本的な改善には限界があります。

症状が重かったり、日常生活に支障が出ていたりする場合には、医療機関での治療が有効です。ミラドライ・ボトックス注射・手術・処方薬などの選択肢があり、中学生でも相談・治療が可能なケースがあります。未成年の場合は保護者の同意が必要となりますが、まずはカウンセリングを受けて医師に相談することから始められます。

わきがの悩みは一人で抱え込まず、信頼できる家族や医療の専門家に相談することが大切です。アイシークリニック渋谷院では、わきがに関するご相談を丁寧に承っています。少しでも気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – わきが(腋臭症)の診断基準・治療ガイドラインに関する情報。アポクリン汗腺の仕組み、わきがの原因・症状・治療法(剪除法などの手術的治療を含む)についての医学的根拠として参照。
  • 日本形成外科学会 – 腋臭症(わきが)の手術的治療(剪除法・皮弁法など)に関する情報。中学生を含む患者への治療適応の考え方や、形成外科的アプローチの解説に関する根拠として参照。
  • PubMed – アポクリン汗腺の分泌物と臭い成分(3-メチル-2-ヘキセン酸等)の関係、思春期ホルモン(アンドロゲン)とアポクリン汗腺発達の関連、軟耳垢とわきがの相関性など、記事内で言及した医学的データの科学的根拠として参照。

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
電話予約
0120-335-661
1分で入力完了
簡単Web予約
LINE
運営:医療法人社団鉄結会