「自分がワキガかもしれない」と不安に感じたことはありませんか。周囲に相談しにくいデリケートな悩みだからこそ、まずは自分でチェックしてみたいという方も多いのではないでしょうか。ワキガ(腋臭症)は、脇の下にあるアポクリン汗腺から分泌される汗が皮膚の常在菌によって分解されることで発生する独特のにおいです。本記事では、ワキガかどうかを自分で確認できるセルフチェック方法を詳しく解説します。耳垢のタイプや汗染みの特徴、家族歴など、医学的根拠に基づいた7つのチェックポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- ワキガとは?においが発生するメカニズム
- ワキガのセルフチェック7つの方法
- セルフチェックで確認すべきポイントの詳細
- ワキガと汗臭さの違い
- セルフチェック後の対処法
- 医療機関での診断と治療法
- 日常生活でできるワキガ対策
- よくある質問
- まとめ
🔬 ワキガとは?においが発生するメカニズム
ワキガ(腋臭症)とは、脇の下から発生する独特の強いにおいのことを指します。医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」と呼ばれ、体質的な要因が大きく関係しています。ワキガのにおいが発生するメカニズムを理解することで、セルフチェックの精度を高めることができます。
💧 アポクリン汗腺とエクリン汗腺の違い
人間の体には2種類の汗腺があります。
- エクリン汗腺:全身に分布し、主に体温調節のために水分を多く含んだサラサラとした汗を分泌
- アポクリン汗腺:脇の下、耳の中、乳輪周辺、陰部など限られた部位にのみ存在し、タンパク質や脂質、アンモニアなどを含んだ粘り気のある汗を分泌
🧪 ワキガのにおいが発生する仕組み
アポクリン汗腺から分泌された汗自体には、実はほとんどにおいがありません。しかし、この汗に含まれるタンパク質や脂質が皮膚表面に存在する常在菌によって分解されると、独特のにおい成分が発生します。
主なにおい成分としては、3-メチル-2-ヘキセン酸などの脂肪酸が挙げられます。アポクリン汗腺の数や大きさは遺伝的に決まっており、これがワキガ体質かどうかを左右する主な要因となっています。
👨👩👧👦 ワキガになりやすい人の特徴
ワキガは遺伝的要因が強く、以下のような特徴があります:
- 遺伝性:両親のどちらかがワキガの場合は約50%、両親ともにワキガの場合は約80%の確率で遺伝
- 人種差:日本人を含むアジア人のワキガ発症率は約10〜15%、欧米人では約70〜90%
- 発症時期:思春期以降にアポクリン汗腺が発達するため、症状も思春期頃から顕著になることが多い
📝 ワキガのセルフチェック7つの方法
ワキガかどうかを自分で確認するためのセルフチェック方法をご紹介します。以下の7つのポイントを確認することで、ワキガの可能性を判断する目安になります。複数の項目に当てはまる場合は、ワキガの可能性が高いと考えられます。
✅ チェック1:耳垢のタイプを確認する
ワキガのセルフチェックにおいて最も信頼性が高いとされているのが、耳垢のタイプです。耳の中にもアポクリン汗腺が存在するため、耳垢のタイプとワキガには強い相関関係があります。
- 湿性耳垢(あめ耳):ワキガ体質である確率が高い
- 乾性耳垢(こな耳):ワキガの可能性は比較的低い
耳垢のタイプは遺伝子によって決定されており、ワキガの遺伝子と密接に関連しています。
✅ チェック2:衣類の脇部分の汗染みを確認する
白いシャツやTシャツの脇部分に黄ばんだ汗染みができやすい方は、ワキガの可能性があります。アポクリン汗腺から分泌される汗に含まれるリポフスチンという色素成分が、衣類に付着して黄色い染みを作ります。
エクリン汗腺からの汗は無色透明で衣類を黄ばませることはほとんどありません。ただし、制汗剤の成分が衣類に付着して黄ばみを起こすこともあるため、制汗剤を使用していない状態で確認することが重要です。
✅ チェック3:家族にワキガの人がいるか確認する
ワキガは遺伝的要因が大きく関係する体質です。
- 両親のいずれかがワキガの場合:子どもがワキガになる確率は約50%
- 両親ともにワキガの場合:約80%の確率で遺伝
直接聞きにくい場合は、家族の耳垢のタイプや衣類の汗染みの状態などを参考にすることもできます。
✅ チェック4:脇毛の状態を確認する
アポクリン汗腺は毛穴に開口しているため、脇毛の状態もワキガの判断材料になります。
- 男性の場合:脇毛が柔らかく広範囲に生えている
- 女性の場合:1つの毛穴から複数の毛が生えている状態
脇毛に白い粉のようなものが付着していることがある場合は、アポクリン汗腺からの分泌物が結晶化したものである可能性があり、ワキガの兆候の1つとされています。
✅ チェック5:脇汗の量と質を確認する
ワキガの方は、運動や暑さに関係なく脇汗をかきやすい傾向があります。また、汗の質にも特徴があり、粘り気があってベタベタしていることが多いです。
- エクリン汗腺からの汗:サラサラしている
- アポクリン汗腺からの汗:粘性がある
ただし、脇汗の量が多いからといって必ずしもワキガとは限りません。多汗症という別の症状の可能性もありますので、ほかのチェック項目と合わせて判断することが大切です。
✅ チェック6:においの特徴を確認する
ワキガ特有のにおいは、一般的な汗臭さとは異なる特徴があります。よく例えられるのは:
- 鉛筆の芯のようなにおい
- 玉ねぎのようなにおい
- スパイシーなにおい
- 古い洗濯物のようなにおい
自分のにおいは慣れてしまって感じにくいことがありますが、一日着用した衣類の脇部分を嗅いでみることで確認できる場合があります。
✅ チェック7:他者からの指摘の有無を確認する
家族や親しい友人から体臭について指摘を受けたことがある場合は、ワキガの可能性を検討する必要があります。自分のにおいには鼻が慣れてしまう「嗅覚順応」が起こるため、自分では気づきにくいことがあります。
🔍 セルフチェックで確認すべきポイントの詳細
セルフチェックをより正確に行うために、各チェックポイントの詳細な確認方法と注意点をご説明します。複数のポイントを総合的に判断することで、ワキガかどうかをより正確に把握できます。
👂 耳垢チェックの詳しい方法
耳垢のチェックは、入浴後や耳掃除の直後ではなく、数日間耳掃除をしていない状態で行うのが理想的です。
- 湿性耳垢:飴色でべたべたしており、綿棒に湿った状態で付着
- 乾性耳垢:白っぽくカサカサしており、粉状
日本人では約16%が湿性耳垢といわれており、湿性耳垢の方の多くがワキガ体質であるとされています。
👕 汗染みチェックの詳しい方法
汗染みの確認は、新品または漂白したばかりの白い衣類を使用して行います。制汗剤やデオドラント製品を使用せずに1日過ごした後、脇部分の染みの状態を確認します。
- ワキガの場合:黄色からやや茶色がかった染み
- 一般的な汗:透明または白っぽい染み
👃 においの自己チェック方法
自分のにおいをチェックする際は、嗅覚順応に注意が必要です。効果的な方法として:
- 入浴後にきれいなガーゼやティッシュを脇に挟み、数時間後にそのにおいを確認
- 脱いだ衣類をビニール袋に入れて少し時間を置いてから確認
- 運動後や緊張した後など、汗をかいた状態でのチェック
📊 チェック結果の総合判断
7つのチェック項目のうち、複数に該当する場合はワキガの可能性が高いと考えられます。特に耳垢が湿性タイプで、かつ衣類に黄色い汗染みができやすい場合は、ワキガである可能性が高いとされています。
🆚 ワキガと汗臭さの違い
ワキガと一般的な汗臭さは、原因となる汗腺やにおいの特徴が異なります。両者の違いを理解することで、セルフチェックの精度を高めることができます。
💦 汗臭さの原因と特徴
一般的な汗臭さは、主にエクリン汗腺から分泌される汗が原因です。
- 成分:99%が水分、残りは塩分やミネラル
- においの特徴:酸っぱいようなにおいや雑巾のようなにおい
- 対処:入浴や着替えで改善しやすい
🌿 ワキガのにおいの特徴
ワキガのにおいは、アポクリン汗腺からの汗に含まれる成分が細菌によって分解されることで発生します。
- においの特徴:独特の刺激的なにおい
- 持続性:入浴直後でも汗をかくとすぐに発生
- 衣類への付着:衣類に染み付きやすく、洗濯しても完全には取れない
📋 におい以外の違い
| 項目 | 汗臭さ | ワキガ |
|---|---|---|
| 汗の性質 | サラサラ | 粘り気がある |
| 発生タイミング | 一時的 | 継続的 |
| 季節による変動 | あり | 比較的少ない |
| 清潔による改善 | 効果的 | 限定的 |
🔧 セルフチェック後の対処法
セルフチェックの結果、ワキガの可能性があると感じた場合の対処法についてご説明します。症状の程度や生活への影響に応じて、適切な対策を選択することが大切です。
🏠 軽度の場合のセルフケア
ワキガの症状が軽度で、日常生活に大きな支障がない場合は、セルフケアで対応できることもあります。
- 制汗剤・デオドラント製品の使用
- 清潔な状態の維持
- 通気性の良い衣類の選択
- 生活習慣の改善(食生活、睡眠、ストレス管理)
🏥 中度から重度の場合の対応
セルフケアでは十分な効果が得られない場合や、においが強く周囲への影響が心配される場合は、医療機関での治療を検討することをお勧めします。
- 近年は傷跡が目立ちにくい治療法が開発されている
- ダウンタイムの短い治療法も選択可能
- 症状の程度や希望に応じて治療法を選択できる
💚 精神的なケアの重要性
ワキガの悩みは、精神的な負担も大きいものです。自臭症といわれる状態では、実際にはほとんどにおいがないにもかかわらず、強いにおいがあると思い込んでしまうことがあります。
セルフチェックで判断がつかない場合や、におい以上に不安感が強い場合は、心療内科や精神科への相談も選択肢の1つです。
🏥 医療機関での診断と治療法
ワキガの診断は、主に問診と視診、嗅覚による確認で行われます。セルフチェックはあくまで目安であり、正確な診断は医療機関で受けることが重要です。
🔍 医療機関での診断方法
医療機関では、以下の方法で診断を行います:
- 問診:症状や家族歴、生活習慣などを確認
- ガーゼテスト:脇にガーゼを挟んで一定時間置いた後、においの強さを評価
- 視診:脇の下の状態を確認し、アポクリン汗腺の発達具合を推測
これらの診断は保険適用の範囲で行われることが多く、気軽に受診できます。
💊 保存的治療(塗り薬・飲み薬など)
軽度のワキガの場合、外用薬や内服薬による治療が選択されることがあります。
- 外用薬:塩化アルミニウム液などの制汗作用のある薬剤
- 内服薬:抗コリン薬など
- メリット:手術に比べて負担が少ない
- デメリット:効果には個人差があり、根本的な解決にはならないことも多い
💉 ボトックス注射
ボトックス注射は、ボツリヌストキシンを脇の下に注射することで、エクリン汗腺からの発汗を抑制する治療法です。
- 施術時間:約10〜15分程度
- 効果持続期間:4〜6ヶ月程度
- メリット:手術に比べてダウンタイムが短い
- デメリット:定期的な再施術が必要、重度のワキガでは効果が限定的
📡 ミラドライ(マイクロ波治療)
ミラドライは、マイクロ波を照射してアポクリン汗腺とエクリン汗腺を破壊する治療法です。
- メリット:皮膚を切開しないため傷跡が残りにくい、ダウンタイムが比較的短い
- 効果:一度破壊された汗腺は再生しないため、長期的な効果が期待できる
- デメリット:自費診療となることが多い、効果には個人差がある
🔪 手術療法(剪除法など)
重度のワキガの場合、手術による治療が最も確実な方法です。
- 剪除法(せんじょほう):脇の下を数センチ切開し、皮膚の裏側からアポクリン汗腺を直接切除
- メリット:保険適用となることが多い、根本的な治療が可能
- デメリット:1週間程度の安静が必要、傷跡が残ることがある
- その他の手術法:吸引法や超音波法など(傷跡が小さいが効果が劣ることがある)
🏠 日常生活でできるワキガ対策
医療機関での治療と並行して、または軽度のワキガの場合は、日常生活での対策も重要です。適切なケアを行うことで、においを軽減し、より快適に過ごすことができます。
🧼 清潔を保つためのケア
脇を清潔に保つことは、ワキガ対策の基本です。
- 入浴:朝と夜の入浴に加え、汗をかいた後はこまめに拭き取る
- 洗浄方法:脇は石鹸で優しく洗い、殺菌成分を含むボディソープを使用
- 脇毛の処理:毛があると細菌が繁殖しやすく、においが残りやすくなる
ただし、過度な洗いすぎは皮膚を傷め、かえって細菌が繁殖しやすくなることがあるため注意が必要です。
🧴 制汗剤・デオドラント製品の選び方
市販の制汗剤やデオドラント製品を上手に活用することで、においを軽減できます。
- 制汗成分:塩化アルミニウムやクロルヒドロキシアルミニウム
- 殺菌成分:細菌の繁殖を抑えてにおいの発生を防ぐ
- タイプ別特徴:ロールオンタイプやスティックタイプは、スプレータイプよりも密着しやすく持続時間が長い
- ワキガ専用製品:一般的なデオドラント製品より効果が高いことがある
👕 衣類の選び方と洗濯方法
衣類の素材選びも、ワキガ対策において重要です。
- 素材選び:化学繊維はにおいがこもりやすいため、綿や麻などの天然素材を選ぶ
- デザイン:通気性が良いデザインの衣類で蒸れを軽減
- 脇パッド:汗染みやにおいの衣類への付着を防ぐ
- 洗濯方法:酸素系漂白剤や重曹を溶かした水への浸け置きが効果的
🍎 食生活の見直し
食生活もワキガのにおいに影響を与えることがあります。
- 控えめにしたい食品:肉類、乳製品、脂っこい食事、ニンニク、タマネギ、香辛料
- 積極的に摂取したい食品:野菜、果物、海藻類
- 飲み物:アルコールやカフェインの摂りすぎは発汗を促進するため控えめに
😌 ストレス管理の重要性
ストレスや緊張は、アポクリン汗腺からの発汗を促進することが知られています。
- 睡眠:十分な睡眠をとる
- 運動:適度な運動を行う
- リラクゼーション:リラクゼーションの時間を設ける
- 相談:1人で抱え込まず、医療機関に相談する

❓ よくある質問
自分のにおいは嗅覚順応により感じにくくなることが多いです。長時間かいだにおいに対して鼻が慣れてしまう現象で、ワキガの方でも自分のにおいに気づいていないことがあります。衣類のにおいをチェックしたり、信頼できる人に確認してもらうことで、より客観的に判断できます。
ワキガは思春期以降に発症することが多いです。アポクリン汗腺は思春期に発達するため、小学校高学年から中学生頃に症状が現れ始めることが一般的です。女性は初潮の時期と前後して、男性は声変わりの頃に症状が出始めることが多いとされています。
ワキガは適切な治療により改善が期待できます。手術によるアポクリン汗腺の除去や、ミラドライなどの機器を使った治療で、根本的な改善が可能です。治療法は症状の程度や希望によって選択でき、専門医との相談で最適な方法を見つけることが大切です。
まれですが、乾性耳垢でもワキガの場合があります。耳垢のタイプとワキガには強い相関関係がありますが、100%一致するわけではありません。乾性耳垢の方でも、ほかのチェック項目に多く該当する場合はワキガの可能性を検討し、気になる場合は医療機関で診断を受けることをお勧めします。
剪除法などの手術療法は、一定の条件を満たせば保険適用となります。保険適用の可否は医療機関や症状の程度によって判断されますので、受診時に確認することをお勧めします。ミラドライなどの機器による治療は、多くの場合自費診療となります。
ワキガは人にうつることはありません。ワキガはアポクリン汗腺の発達という体質的な要因によるもので、感染症ではないためです。同じタオルや衣類を使用しても、ワキガがうつることはありませんのでご安心ください。
📄 まとめ
ワキガのセルフチェック方法について詳しく解説しました。耳垢のタイプ、衣類の汗染み、家族歴、脇毛の状態、脇汗の量と質、においの特徴、他者からの指摘の有無という7つのポイントを確認することで、ワキガの可能性を判断する目安にすることができます。
複数の項目に該当する場合は、ワキガの可能性が高いと考えられます。ただし、セルフチェックはあくまで目安であり、正確な診断は医療機関で受けることが重要です。
ワキガは適切な治療により改善が期待できる症状です。日常生活に支障がある場合や、においが気になって悩んでいる場合は、1人で抱え込まずに専門医に相談することをお勧めします。
アイシークリニック渋谷院では、ワキガでお悩みの方に対して、丁寧なカウンセリングと適切な治療法のご提案を行っております。セルフチェックの結果が気になる方、治療について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。
参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
ワキガのセルフチェックで最も重要なのは、複数の項目を総合的に判断することです。特に耳垢のタイプは医学的に信頼性が高く、湿性耳垢の方の多くがワキガ体質であることが知られています。ただし、セルフチェックはあくまで目安ですので、気になる症状がある場合は専門医による正確な診断を受けることをお勧めします。