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肩こりからくる頭痛を解消!効果的なストレッチと予防法を徹底解説

デスクワークやスマートフォンの長時間使用が当たり前となった現代社会において、肩こりに悩む方は非常に多くなっています。そして、その肩こりが原因となって頭痛を引き起こすケースも少なくありません。肩こりからくる頭痛は「緊張型頭痛」と呼ばれ、日本人の頭痛の中で最も多いタイプとされています。この記事では、肩こりと頭痛の関係性から、自宅で簡単にできる効果的なストレッチ、日常生活での予防法まで詳しく解説します。正しい知識を身につけて、つらい症状から解放されましょう。


📋 目次

  1. 📌 肩こりと頭痛の関係性とは
  2. 🔍 肩こりからくる頭痛の特徴と症状
  3. ⚡ 肩こり頭痛の主な原因
  4. ✨ 肩こり頭痛を解消する効果的なストレッチ
  5. 💡 ストレッチ以外の解消法
  6. 📝 肩こり頭痛を予防する日常生活のポイント
  7. 🏥 医療機関を受診すべき症状
  8. ❓ よくある質問
  9. 📋 まとめ

🔍 肩こりと頭痛の関係性とは

肩こりと頭痛には密接な関係があります。肩や首の筋肉が緊張して硬くなると、その影響が頭部にまで及び、頭痛を引き起こすことがあるのです。このメカニズムを理解することで、より効果的な対処法を見つけることができます

💧 筋肉の緊張が頭痛を引き起こすメカニズム

肩や首には、僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋など多くの筋肉が存在しています。これらの筋肉が長時間の同じ姿勢や精神的なストレスによって緊張状態が続くと、筋肉内の血流が悪化します。血流が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなり、疲労物質である乳酸などが蓄積されます。この状態が続くと、筋肉はさらに硬くなり、周囲の神経を圧迫したり刺激したりするようになります。

特に、後頭部から首にかけて走る後頭神経や、側頭部に分布する三叉神経などが影響を受けやすく、これらの神経が刺激されることで頭痛が発生します。また、筋肉の緊張は筋膜を通じて頭部の筋肉にも伝わり、頭全体が締め付けられるような痛みを感じることがあります。

🔸 緊張型頭痛と片頭痛の違い

頭痛には様々なタイプがありますが、肩こりと関連が深いのは主に緊張型頭痛です。緊張型頭痛は、頭全体や後頭部が締め付けられるような、重苦しい痛みが特徴です。痛みの程度は軽度から中等度で、日常生活は何とか送れることが多いです。一方、片頭痛はズキズキと脈打つような痛みが特徴で、多くは頭の片側に起こります。吐き気や光・音に敏感になるといった症状を伴うこともあります。

ただし、肩こりが片頭痛の誘因となることもあり、両方のタイプの頭痛を併せ持つ方も少なくありません。自分の頭痛がどのタイプなのかを把握することは、適切な対処法を選ぶうえで重要です。

🎯 肩こりからくる頭痛の特徴と症状

肩こりが原因で起こる頭痛には、いくつかの特徴的な症状があります。これらの症状を知っておくことで、自分の頭痛が肩こり由来のものかどうかを判断する手がかりになります。

🔸 痛みの特徴

肩こりからくる頭痛は、頭全体を何かで締め付けられているような、圧迫感のある痛みが特徴です。ハチマキで頭を強く締められているような感覚と表現されることもあります。痛みは通常、両側に現れ、後頭部から首筋にかけて、あるいは額から側頭部にかけて広がることが多いです。痛みの強さは軽度から中等度で、日常生活に支障をきたすほど強くなることは比較的少ないですが、慢性的に続くと生活の質を大きく低下させます。

✨ 随伴症状

頭痛以外にも、📌 肩や首のこりや張り📌 首を動かしたときの痛みや違和感📌 目の疲れや重さ📌 めまいやふらつき📌 集中力の低下などの症状を伴うことがあります。これらの症状は、筋肉の緊張や血流の悪化が原因で起こります。特に、長時間のデスクワークの後や、ストレスを感じているときに症状が悪化する傾向があります。

🔸 症状が現れやすい時間帯

肩こりからくる頭痛は、夕方から夜にかけて悪化することが多いです。これは、日中の活動による筋肉疲労が蓄積されるためです。また、仕事が忙しい時期や精神的なストレスが多い時期には、症状が強くなりやすい傾向があります。反対に、休日やリラックスしているときには症状が軽くなることもあります。


🔸 症状が現れやすい時間帯

⚠️ 肩こり頭痛の主な原因

肩こりからくる頭痛の原因は様々ですが、多くは日常生活の中に存在しています原因を知ることで、予防や改善につなげることができます

🔸 不良姿勢

現代社会において、不良姿勢は肩こり頭痛の最も大きな原因の一つです。デスクワークでパソコンに向かうとき、多くの人は無意識のうちに前かがみの姿勢になっています。この姿勢では、頭が前に突き出し、いわゆるストレートネックの状態になりやすくなります。人間の頭の重さは約5〜6kgありますが、頭が前に傾くと、首や肩の筋肉にかかる負担は数倍にも増加します。

スマートフォンを見るときのうつむき姿勢も同様です。画面を見るために長時間下を向いていると、首の後ろの筋肉は常に引き伸ばされた状態で緊張し続けることになります。この状態が毎日のように続くと、筋肉の慢性的な疲労や血流障害を引き起こし、肩こりや頭痛の原因となります。

👁️ 眼精疲労

パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることで起こる眼精疲労も、肩こり頭痛の大きな原因です。目を酷使すると、目の周りの筋肉だけでなく、首や肩の筋肉も緊張します。これは、目のピントを合わせる筋肉と首や肩の筋肉が神経的につながっているためです。また、画面を見続けることでまばたきの回数が減り、目が乾燥してドライアイになると、さらに目の疲れが悪化します。

眼精疲労については、こちらの記事「ドライアイにおすすめの市販目薬15選|選び方と正しい使い方を解説」で詳しく解説しています。

😰 精神的ストレス

精神的なストレスは、自律神経のバランスを乱し、筋肉の緊張を引き起こします。ストレスを感じると、交感神経が優位になり、体は常に緊張状態になります。この状態が続くと、無意識のうちに肩に力が入り、筋肉が硬くなってしまいます。また、ストレスは睡眠の質を低下させ、筋肉の回復を妨げることもあります。

🏃‍♀️ 運動不足

運動不足は筋力の低下を招き、正しい姿勢を維持することが難しくなります。特に、首や肩周りの筋肉が弱くなると、頭を支える負担が特定の筋肉に集中し、疲労しやすくなります。また、運動不足は血行不良の原因にもなり、筋肉への酸素や栄養の供給が不足して、こりや痛みが生じやすくなります。

運動不足解消については、こちらの記事「家でできる有酸素運動15選|初心者から上級者まで効果的なメニューを紹介」で詳しく解説しています。

❄️ 冷えによる血行不良

冷房の効いた部屋に長時間いたり、寒い季節に首や肩を露出したりしていると、その部位の血行が悪化します。血行が悪くなると筋肉に酸素や栄養が十分に届かなくなり、疲労物質も蓄積されやすくなります。その結果、筋肉が硬くなり、肩こりや頭痛を引き起こします

冷え対策については、こちらの記事「末端冷え性の治し方を徹底解説!手足の冷えを改善する効果的な方法とは」で詳しく解説しています。

🛏️ 睡眠環境の問題

合わない枕や硬すぎるマットレスなど、睡眠環境の問題も肩こり頭痛の原因となります。枕の高さが合っていないと、睡眠中に首や肩の筋肉が緊張し続けることになります。また、寝返りがうまくうてないと、同じ姿勢で長時間過ごすことになり、特定の部位に負担がかかります。朝起きたときに肩こりや頭痛を感じる方は、睡眠環境を見直してみることをおすすめします。

✨ 肩こり頭痛を解消する効果的なストレッチ

肩こりからくる頭痛を解消するためには、硬くなった筋肉をほぐし、血流を改善することが重要です。ここでは、自宅やオフィスで簡単にできる効果的なストレッチをご紹介します。無理のない範囲で、ゆっくりと行いましょう。

🔸 首のストレッチ

首のストレッチは、後頭部から首にかけての筋肉をほぐすのに効果的です。まず、椅子に深く腰掛けて背筋を伸ばします。ゆっくりと首を右に傾け、右耳を右肩に近づけるようにします。このとき、左の首筋が伸びているのを感じましょう。15〜30秒間キープしたら、ゆっくりと元に戻し、反対側も同様に行います。次に、首を前に倒して顎を胸に近づけ、後頭部から首の後ろの筋肉を伸ばします15〜30秒間キープしたら、ゆっくりと元に戻します。これを2〜3回繰り返しましょう。

🔸 肩の上げ下げストレッチ

肩の筋肉をほぐすシンプルなストレッチです。椅子に座った状態で、息を吸いながら両肩をゆっくりと耳に近づけるように持ち上げます。肩を上げたまま3〜5秒間キープし、その後、息を吐きながら力を抜いてストンと肩を落とします。このとき、肩の力が完全に抜けるのを意識しましょう。これを10回程度繰り返します。肩に力が入りやすい方や、デスクワークで肩が凝りやすい方に特におすすめのストレッチです。

🔸 肩甲骨ストレッチ

肩甲骨周りの筋肉をほぐすことで、肩こりの解消に効果があります。まず、両腕を前に伸ばし、手のひらを合わせます。そのまま腕を前に押し出すようにして、肩甲骨の間を広げるイメージで背中を丸めます15〜30秒間キープしたら、次に両手を後ろで組み、胸を張りながら肩甲骨を寄せます。胸の前が伸びているのを感じながら、15〜30秒間キープします。これを2〜3回繰り返しましょう。

🔸 肩回しストレッチ

肩関節を動かして血流を促進するストレッチです。両手の指先を肩に置き、肘で大きな円を描くように肩を回します前から後ろへ10回、後ろから前へ10回行います。このとき、肩甲骨が大きく動いているのを意識しましょう。動きはゆっくりと、できるだけ大きな円を描くように行うのがポイントです。

🔸 胸のストレッチ

猫背の姿勢で縮こまりやすい胸の筋肉を伸ばすストレッチです。壁の横に立ち、壁側の腕を90度に曲げて壁につけます。そのまま体を反対側にゆっくりとひねり、胸の前の筋肉が伸びているのを感じます15〜30秒間キープしたら、反対側も同様に行います。デスクワークで前かがみの姿勢が多い方は、このストレッチを定期的に行うことで、姿勢の改善にもつながります

🔸 首の後ろのストレッチ

後頭部から首の後ろにかけての筋肉を効果的にほぐすストレッチです。両手を後頭部に添え、肘を前に向けます。手の重みだけで頭を前に倒し、首の後ろが伸びているのを感じます⚠️ 決して手で強く押さないようにしましょう15〜30秒間キープしたら、ゆっくりと元に戻します。これを2〜3回繰り返します。

🔸 タオルを使った首のストレッチ

タオルを使うことで、より効果的に首の筋肉をストレッチできます。フェイスタオルを首の後ろに当て、両端を持ちます。タオルを斜め前方に引きながら、顎を引いて頭を後ろに倒すような動きをします。タオルが支点となり、首の後ろの筋肉が効果的に伸ばされます10秒間キープしたら緩め、これを5〜10回繰り返します

⚠️ ストレッチを行う際の注意点

⚠️ 注意!ストレッチ実施時の重要ポイント

📌 痛みを感じるほど強く伸ばさない – 気持ちよく伸びている感覚があれば十分
📌 反動をつけずにゆっくりと行う – 急激な動きは筋肉や関節に負担
📌 呼吸は止めずに自然に続ける – 息を吐きながらだと筋肉がより緩む
📌 頭痛が強いときは無理に行わない – 症状が落ち着いてから実施

💡 ストレッチ以外の解消法

ストレッチに加えて、様々な方法を組み合わせることで、より効果的に肩こり頭痛を解消することができます

🔥 温めて血行を促進する

肩こりの原因となる血行不良を改善するために、患部を温めることは非常に効果的です。📌 蒸しタオルを肩や首に当てる📌 入浴でゆっくりと体を温めることで、血流が促進され、筋肉の緊張がほぐれます。入浴の際は、38〜40度程度のぬるめのお湯に15〜20分程度浸かるのがおすすめです。熱すぎるお湯は交感神経を刺激して逆効果になることがあります。また、カイロや温熱シートを活用するのも良いでしょう。

✋ セルフマッサージ

自分で行えるマッサージも効果的です。首や肩のこりやすい部位を、指の腹を使って円を描くようにゆっくりとほぐしていきます。特に、後頭部の付け根にある窪み(天柱・風池というツボ)を親指で優しく押すと、頭痛の緩和に効果があるとされています。また、📌 耳たぶを軽くつまんで回す📌 こめかみを軽く押すのも良いでしょう。⚠️ 強く押しすぎると逆効果になることがあるので、気持ちいいと感じる程度の力で行いましょう

🏃‍♀️ 適度な運動

ウォーキングや水泳など、全身を動かす有酸素運動は、血流を改善し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。週に2〜3回、30分程度の運動を習慣にすることで、肩こりや頭痛の予防につながります。運動が苦手な方は、まずは日常生活の中で体を動かす機会を増やすことから始めてみましょう。📌 階段を使う📌 一駅分歩くなど、小さなことから始めることが大切です。

🧘‍♀️ リラクゼーション

精神的なストレスが原因で肩こりや頭痛が起きている場合は、リラクゼーションが効果的です。📌 深呼吸📌 ヨガ📌 瞑想などを取り入れて、心身をリラックスさせましょう。深呼吸をするときは、鼻からゆっくりと息を吸い、口からゆっくりと吐くことを意識します。お腹を膨らませながら吸い、お腹をへこませながら吐く腹式呼吸を行うと、より効果的です。好きな音楽を聴いたり、アロマオイルを使ったりするのも、リラックス効果を高める良い方法です。

💊 市販薬の活用

頭痛がつらいときは、市販の鎮痛薬を使用することも一つの方法です。アセトアミノフェンやイブプロフェン、ロキソプロフェンなどの成分を含む鎮痛薬が一般的に使用されています。

⚠️ 薬物乱用頭痛に注意!

薬に頼りすぎると、薬物乱用頭痛という別のタイプの頭痛を引き起こす可能性があります。鎮痛薬の使用は月に10日以内を目安にし、それ以上頻繁に使用する必要がある場合は、医療機関を受診することをおすすめします。

📝 肩こり頭痛を予防する日常生活のポイント

肩こりからくる頭痛を根本的に解消するためには、日常生活の中で予防を心がけることが重要です。以下のポイントを意識して生活することで、症状の発生を防ぐことができます

🏠 正しい姿勢を意識する

日常生活において正しい姿勢を意識することは、肩こり予防の基本です。デスクワークをするときは、椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばすようにしましょう

💡 正しいデスクワーク姿勢のポイント

📌 パソコンの画面は目の高さか、やや下に調整
📌 画面との距離は40〜70cm程度が適切
📌 肘を90度に曲げたときに自然に手が届く位置にキーボード配置
📌 足は床にしっかりとつけ、膝は90度程度に曲げる
📌 立っているときは、耳・肩・腰・膝・くるぶしが一直線

⏰ こまめに休憩をとる

長時間同じ姿勢を続けることは、筋肉の緊張と血行不良の原因になります。デスクワークをしている方は、1時間に1回は席を立ち、軽いストレッチや歩行を行うようにしましょう。厚生労働省も、VDT作業(パソコン等を使用する作業)においては、1時間ごとに10〜15分程度の休憩を取ることを推奨しています。休憩中は、窓の外の遠くの景色を見るなどして、目を休ませることも大切です。

📱 スマートフォンの使い方を見直す

スマートフォンを使用するときは、うつむき姿勢にならないように注意しましょう。画面を目の高さに持ち上げて見るか、テーブルに肘をついて首の負担を軽減する姿勢をとります。また、使用時間も意識して減らすことが大切です。特に就寝前のスマートフォン使用は、睡眠の質を低下させる原因にもなるため、控えめにしましょう。

💤 睡眠環境を整える

質の良い睡眠は、筋肉の疲労回復に不可欠です。自分に合った枕を選ぶことは特に重要です。仰向けに寝たときに、首のカーブが自然に保たれ、頭が沈みすぎず、上がりすぎない高さが理想的です。一般的には、仰向けで寝たときに顔が天井に向くか、やや下を向く程度の高さが良いとされています。また、睡眠時間は7〜8時間程度確保し、規則正しい睡眠リズムを心がけることも大切です。

❄️ 体を冷やさない

冷房の効いた部屋では、カーディガンやストールなどを活用して、首や肩を冷やさないようにしましょう。特に夏場は、室内外の温度差が大きくなりがちで、体温調節がうまくいかなくなることがあります。冷房の設定温度は外気温との差が5度以内を目安にし、直接風が当たらないように工夫しましょう。冬場も、首元を温めるマフラーやネックウォーマーを活用することで、肩こりの予防につながります

関連記事:冬の水分補給の適切な量とは?寒い季節に必要な水分摂取のポイントを解説

🍎 バランスの良い食事を心がける

筋肉や神経の健康を維持するためには、バランスの良い食事が欠かせません。特に、📌 筋肉の機能に関わるマグネシウム(ナッツ類、海藻、緑黄色野菜など)📌 神経の働きに関わるビタミンB群(豚肉、レバー、卵など)📌 血行を促進するビタミンE(アーモンド、かぼちゃ、アボカドなど)などを意識して摂取しましょう。また、水分をしっかりと取ることも血行を良くするために重要です。

😌 ストレス管理を行う

精神的なストレスは筋肉の緊張を引き起こす大きな要因です。自分なりのストレス解消法を見つけ、定期的にリフレッシュする時間を設けることが大切です。📌 趣味の時間を大切にする📌 友人と話す📌 自然の中で過ごすなど、自分が心地よいと感じることを積極的に取り入れることが大切です。どうしてもストレスを抱え込んでしまう場合は、専門家に相談することも一つの選択肢です。

🏥 医療機関を受診すべき症状

肩こりからくる頭痛の多くは、ストレッチや生活習慣の改善で軽減することができます。しかし、中には医療機関での診察が必要な場合もあります。以下のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

🚨 すぐに受診が必要な症状

🚨 緊急度高!すぐに救急医療機関を受診

⚡ 今まで経験したことがないような激しい頭痛
⚡ 突然始まった頭痛
⚡ 発熱を伴う頭痛
⚡ 手足のしびれや麻痺を伴う頭痛
⚡ 言葉が出にくい・ろれつが回らない
⚡ 意識がぼんやりする・もうろうとする
⚡ 首の後ろが硬くなる(項部硬直)

これらの症状は脳出血やくも膜下出血、髄膜炎などの重篤な疾患の可能性があります。

⚠️ 早めに受診した方がよい症状

📌 頭痛が日に日に強くなっている
📌 頭痛のために日常生活に支障が出ている
📌 市販の鎮痛薬が効かなくなってきた
📌 月に10日以上鎮痛薬を使用している
📌 頭痛とともにめまいや吐き気が頻繁に起こる
📌 視力の変化や視野の異常がある

などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします頭痛専門外来や神経内科、脳神経外科などを受診すると良いでしょう。

気圧による頭痛については、こちらの記事「気圧による頭痛の対策と薬|天気痛のメカニズムから予防法まで徹底解説」で詳しく解説しています。

🔬 医療機関で行われる検査と治療

医療機関では、まず問診で頭痛の性質や経過、随伴症状などを確認します。必要に応じて、📌 神経学的検査📌 血液検査📌 頭部のCTやMRI検査などが行われることがあります。これらの検査により、頭痛の原因となる重篤な疾患がないかを確認します。

緊張型頭痛と診断された場合は、鎮痛薬や筋弛緩薬の処方、理学療法(リハビリテーション)、生活指導などが行われます。片頭痛と診断された場合は、トリプタン製剤などの片頭痛専用の薬が処方されることもあります。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では肩こりからくる頭痛でお悩みの患者様が非常に多く受診されます。デスクワーク中心の生活や慢性的なストレスが原因となることが多く、適切な生活習慣指導とともに症状の改善を図っています。重要な病気が隠れていないかの鑑別も含めて、丁寧な診療を心がけております。」

❓ よくある質問

肩こりからくる頭痛と片頭痛はどう見分ければよいですか?

肩こりからくる緊張型頭痛は、頭全体を締め付けられるような鈍い痛みが特徴で、両側に現れることが多いです。一方、片頭痛はズキズキと脈打つような痛みで、多くは頭の片側に起こります。片頭痛は吐き気や光・音への過敏を伴うことが多く、体を動かすと悪化する傾向があります。緊張型頭痛は体を動かすことで軽減することもあります。ただし、両方の特徴を併せ持つケースもあるため、判断に迷う場合は医療機関を受診しましょう。

ストレッチはどのくらいの頻度で行えばよいですか?

肩こり予防のためのストレッチは、1日に2〜3回程度行うのが理想的です。特にデスクワークをしている方は、1〜2時間ごとに軽いストレッチを取り入れることをおすすめします。1回のストレッチは5〜10分程度でも効果があります。ただし、頭痛が強いときや体調が悪いときは無理に行わず、症状が落ち着いてから行うようにしましょう。継続することが大切なので、自分の生活リズムに合わせて無理なく続けられる頻度を見つけてください。

肩こり頭痛に効くツボはありますか?

肩こり頭痛に効果があるとされるツボがいくつかあります。風池(ふうち)は後頭部の髪の生え際で、首の中央から外側に指2本分ほどの窪みにあります。天柱(てんちゅう)は風池のやや内側にあります。肩井(けんせい)は首の付け根と肩先の中間にあるツボです。これらのツボを親指で優しく押すと、血行が促進され、頭痛の緩和に効果があるとされています。強く押しすぎず、気持ちいいと感じる程度の力で3〜5秒押して離すことを数回繰り返してみてください。

枕の選び方のポイントを教えてください。

枕を選ぶ際は、仰向けに寝たときに首のカーブが自然に保たれる高さを選ぶことが重要です。一般的には、仰向けで寝たときに目線が真上かやや下を向く程度が適切とされています。高すぎると首が前に曲がり、低すぎると首が後ろに反る状態になり、どちらも首や肩の負担になります。また、寝返りをうったときのことも考慮し、横向きになっても首が曲がらない高さであることも大切です。素材は好みもありますが、適度な硬さがあり、頭が沈みすぎないものを選びましょう。

肩こり頭痛は温めた方がよいですか、冷やした方がよいですか?

肩こりからくる頭痛の場合は、基本的には温めることをおすすめします。温めることで血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれて症状が緩和されます。蒸しタオルを肩や首に当てたり、入浴でゆっくりと体を温めたりすることが効果的です。ただし、ズキズキと脈打つような痛みで、動くと悪化するタイプの頭痛(片頭痛)の場合は、冷やした方が楽になることがあります。自分の頭痛のタイプに合わせて、温めるか冷やすかを選んでください。


📋 まとめ

肩こりからくる頭痛は、現代人にとって非常に身近な悩みです。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、精神的なストレスなど、様々な要因が重なって起こります。しかし、適切なストレッチや生活習慣の改善によって、症状を軽減し、予防することは十分に可能です。

今回ご紹介したストレッチは、どれも自宅やオフィスで簡単にできるものばかりです。大切なのは、無理をせず、継続して行うことです。また、正しい姿勢を意識する、こまめに休憩をとる、睡眠環境を整えるなど、日常生活の中で予防を心がけることも重要です。

ただし、頭痛が日に日に強くなる場合や、今まで経験したことがないような激しい頭痛がある場合は、重篤な疾患の可能性も考えられます。そのような場合は、自己判断せずに早めに医療機関を受診してください。

肩こりと頭痛の悪循環から抜け出し、快適な毎日を送るために、今日からできることを一つずつ始めてみましょう


📚 参考文献

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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