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春こそUV対策を本格化すべき理由と正しい紫外線ケアの方法

「日焼けは夏だけ気をつければいい」と思っていませんか?実は春になると紫外線量は急激に増加し、肌へのダメージは真夏に匹敵するほど強くなることがあります。しかも春は気温がまだ低いため、紫外線の強さを体感しにくく、対策が後手に回りやすい季節です。このコラムでは、春にUV対策を本格化すべき理由と、正しい紫外線ケアの方法について詳しく解説します。シミやシワ、くすみなどの肌トラブルを防ぐためにも、今すぐ春のUV対策を始めましょう。


目次

  1. 春の紫外線はなぜ危険なのか
  2. 紫外線がもたらす肌へのダメージとは
  3. UVAとUVBの違いを知ろう
  4. 春のUV対策を本格化させるタイミング
  5. 日焼け止めの正しい選び方
  6. 日焼け止めの正しい使い方と塗り直しのポイント
  7. 日焼け止め以外にできる紫外線対策
  8. 春の紫外線対策におすすめのスキンケア習慣
  9. 日焼けしてしまったときのアフターケア
  10. クリニックで受けられる紫外線ダメージのケア
  11. まとめ

🎯 春の紫外線はなぜ危険なのか

多くの人が「日焼け対策は夏から始めれば十分」と考えがちですが、実際には春から紫外線対策を本格化することが非常に重要です。その理由は、紫外線量が3月ごろから急激に増加し始めるからです。

気象庁のデータによると、紫外線の一種であるUV-Bの量は、4月から5月にかけて夏の7〜8割程度に達します。さらに5月から6月にかけては、年間で最も紫外線が強い時期の一つとなることもあります。つまり、夏本番を迎える前から、肌には相当量の紫外線が降り注いでいるわけです。

春が特に危険な理由はもう一つあります。それは「体感しにくい」という点です。夏は気温が高く、ジリジリとした日差しを体感として感じやすいため、自然と対策意識が高まります。しかし春は気温がまだ穏やかで過ごしやすいため、紫外線を浴びていることに気づかないまま長時間屋外にいてしまうケースが多いのです。

また、冬の間にUV対策をしていなかった肌は、紫外線への防御力が低下しています。冬の乾燥でバリア機能が弱まった状態の肌が、春の急増する紫外線にさらされることで、より大きなダメージを受けやすくなります。春のお花見や花粉症対策での外出、入学・入社シーズンに伴う通勤・通学など、春は意外と屋外での活動機会が多い季節でもあります。これらのことを踏まえると、春こそUV対策を本格化させる必要があるといえるでしょう。

📋 紫外線がもたらす肌へのダメージとは

紫外線が肌に与えるダメージは多岐にわたります。単に「日焼けして黒くなる」だけでなく、さまざまな肌トラブルや健康被害につながることが医学的に明らかになっています。

まず最も広く知られているのが、メラニン色素の増加による色素沈着です。紫外線を浴びると、肌を守ろうとする防御反応としてメラニンが生成されます。このメラニンが肌に蓄積することで、シミやそばかすとなって現れます。特に春から夏にかけての紫外線ダメージは、その後の秋冬にシミとして目立ちやすくなるため、季節を問わない対策が重要です。

次に、光老化と呼ばれる現象があります。紫外線は肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌のハリや弾力を失わせます。これが積み重なることでシワやたるみとなって現れます。光老化は加齢による老化とは別に進行するものであり、紫外線を浴び続けることで年齢よりも老けて見える肌状態になってしまう可能性があります。

さらに、紫外線は肌の免疫機能を低下させることも知られています。肌のバリア機能が弱まることで、外部からの刺激に対して過敏になり、肌荒れや炎症が起きやすくなります。乾燥や敏感肌に悩む人が春に増えるのも、この紫外線の影響が一因として考えられます。

長期的には、紫外線は皮膚がんのリスクとも関連していることが指摘されています。日本人の皮膚がんの罹患率は欧米に比べて低いとされていますが、紫外線による遺伝子損傷が蓄積することで発症リスクが高まることは医学的に証明されており、若い頃からの紫外線対策が重要です。

💊 UVAとUVBの違いを知ろう

紫外線には主にUVAとUVBという二種類があります。それぞれの特性と肌への影響を理解することが、効果的なUV対策の基礎となります。

UVAは波長が長く(315〜400nm)、雲やガラスを透過する性質を持っています。曇りの日や室内にいても届くため、一年を通じて長時間にわたって私たちの肌に降り注いでいます。UVAは肌の深部である真皮層まで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊することで光老化を引き起こします。シワやたるみ、肌のくすみなどはUVAが大きく関与しています。即座に皮膚を黒くする作用(即時黒化)もUVAによるものです。

UVBは波長が短く(280〜315nm)、主に表皮に作用します。日焼けによる赤みや炎症(サンバーン)を引き起こすのはUVBです。DNAへの直接的なダメージが大きく、皮膚がんとの関連も指摘されています。UVBは雲やガラスにある程度遮断されますが、春から夏にかけて量が増加し、特に晴れた日の紫外線の強さを左右する要因となります。

日焼け止めの効果を示す指標として、SPFとPAがあります。SPFはUVBに対する防御効果を示す数値で、数値が高いほどUVBを長時間カットできます。PAはUVAに対する防御効果を示し、「+」の数が多いほど効果が高くなります。

春は気温が低くても、UVAは年間を通じて一定量降り注いでおり、UVBも増加してきます。そのため、SPFとPAの両方に注目した日焼け止め選びが大切です。特にUVAによる光老化対策を意識するなら、PA+++以上の製品を選ぶことを推奨します。

🏥 春のUV対策を本格化させるタイミング

「いつから日焼け止めを使い始めればいいの?」という疑問を持つ方は多いと思います。結論からいうと、日焼け止めは一年を通じて使用することが理想的ですが、特に春のUV対策を本格化させるべきタイミングについてお伝えします。

紫外線量のピークは7月から8月の真夏ですが、3月から増加が始まり、4月には急激に上昇します。特に4月下旬から5月の大型連休にかけては、紫外線量が非常に強くなることが多く、この時期に無防備で屋外活動をするとひどい日焼けにつながることがあります。そのため、遅くとも3月中旬から4月初旬にはUV対策を本格化させることが重要です。

時間帯でいうと、紫外線が最も強くなるのは10時から14時の間です。この時間帯はなるべく屋外での長時間活動を避けるか、しっかりとした紫外線対策を行うことが望ましいです。

また、UV指数(UVI)を活用することも効果的です。UV指数とは紫外線の強さを表す国際的な指標で、気象庁や天気予報アプリで確認することができます。UV指数が3以上になるとUV対策が推奨され、6以上では日中の屋外活動に注意が必要となります。春の晴れた日はUV指数が5〜7程度になることも珍しくありません。日々のUV指数を確認する習慣をつけると、その日の天気や時期に合わせた適切な対策がしやすくなります。

曇りの日も要注意です。雲があっても紫外線の6〜8割は地表に届くため、曇りだからといって対策を怠ると予想以上のダメージを受けることがあります。特に白い雲が多い曇り空の日は、反射によってむしろ紫外線が強まることもあります。

⚠️ 日焼け止めの正しい選び方

日焼け止めを選ぶ際には、SPF・PA値だけでなく、自分のライフスタイルや肌質に合ったものを選ぶことが大切です。ここでは日焼け止め選びのポイントを詳しく解説します。

まずSPF・PA値の選び方ですが、すべての場面で高いものを選べばよいわけではありません。SPFやPA値が高い製品は肌への負担も大きくなる傾向があるため、シーンに応じて使い分けることが理想的です。普段の通勤や買い物など短時間の外出であれば、SPF20〜30、PA++程度で十分です。長時間の屋外活動や海・山などのレジャーでは、SPF50+、PA++++の製品を選びましょう。春の場合は、外出時間や活動内容に合わせてSPF30〜50、PA+++程度を目安にするとよいでしょう。

次に、剤形による選び方です。日焼け止めには乳液タイプ、クリームタイプ、ジェルタイプ、スプレータイプ、スティックタイプなどさまざまな剤形があります。乾燥肌の方にはしっとりとした保湿成分が含まれる乳液・クリームタイプが向いています。脂性肌や混合肌の方は、さっぱりとしたジェルタイプや水性のものが使い心地よく続けやすいでしょう。スプレータイプは塗り直しが簡単で、ヘアラインや首の後ろなど塗りにくい部分にも便利です。

成分面では、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤があります。敏感肌の方や肌トラブルが気になる方には紫外線散乱剤のみを配合した「ノンケミカル」製品がおすすめです。紫外線散乱剤(酸化亜鉛、酸化チタンなど)は肌の表面で紫外線を反射・散乱させるタイプで、敏感肌や子どもでも使いやすいとされています。一方、紫外線吸収剤は化学的に紫外線のエネルギーを吸収・変換するもので、透明感があり使用感が軽い製品が多いです。

耐水性(ウォータープルーフ)かどうかも重要なポイントです。汗をかきやすい運動時や水に入る場合は、ウォータープルーフタイプを選ぶと効果が持続しやすいです。ただし、ウォータープルーフタイプは落としにくいため、専用のクレンジングか、石けんで丁寧に洗い落とすことが必要です。

🔍 日焼け止めの正しい使い方と塗り直しのポイント

日焼け止めは外出の15〜30分前に塗ることが推奨されています。これは、日焼け止めが肌になじんで効果を発揮するまでに時間が必要なためです。外出直前に慌てて塗っても、最初の数分は十分に効果が出ていない可能性があります。朝のスキンケアの最後のステップとして習慣化するとよいでしょう。

塗る量も非常に重要です。日焼け止めのSPF・PA値は、1cm²あたり2mgという量を塗布した際に得られる効果として測定されています。顔全体であれば、パール粒2個分程度の量が目安です。多くの人は実際にはこの半分以下しか塗っていないといわれており、少量しか塗らないとSPF値が大幅に低下してしまいます。「少し多いかな?」と感じるくらいの量を丁寧に塗ることが重要です。

塗り方にもポイントがあります。顔の場合は、おでこ、鼻、両ほお、あごの5点に置いてから、外側に向かってなじませていきます。小鼻の脇や目のまわり、生え際、耳の後ろなど塗り残しが生じやすい部分も忘れずに丁寧に塗布しましょう。手の甲や首、デコルテなども紫外線ダメージを受けやすい部分ですので、意識して塗るようにしてください。

塗り直しも欠かせません。汗や皮脂によって日焼け止めは時間とともに落ちてしまいます。一般的には2〜3時間ごとに塗り直すことが推奨されています。汗を多くかいたときや、タオルで肌を拭いたあとも塗り直しが必要です。塗り直しの際は、軽く汗や皮脂を拭き取ってから日焼け止めを重ねましょう。外出先での塗り直しにはスティックタイプやスプレータイプが便利です。

また、日焼け止めはしっかりと落とすことも重要です。日焼け止めが肌に残ったままにしておくと毛穴詰まりや肌荒れの原因になります。夜は専用のクレンジング剤や洗顔料で丁寧に洗い落とし、その後はしっかりと保湿ケアを行いましょう。

📝 日焼け止め以外にできる紫外線対策

UV対策は日焼け止めを塗るだけではありません。日焼け止めと組み合わせることで、より高い防御効果を発揮できる対策方法がいくつかあります。

まず、UVカット機能のある衣類やアイテムの活用です。長袖のアウターやUVカット加工が施されたTシャツは、肌を直接紫外線から守る有効な手段です。衣類の素材によってもUVカット効果が異なり、一般的に白いTシャツでもUV防御効果はありますが、濃い色の衣類や厚みのある素材の方がより高いUVカット効果を持ちます。スポーツ用のラッシュガードなどもデザインがおしゃれなものが増えており、アウトドアや海辺での活動に活用できます。

帽子は、頭皮や顔面への紫外線対策として非常に効果的です。頭皮は意外と紫外線ダメージを受けやすい部位であり、頭皮の日焼けは発毛サイクルに影響を与えることもあるとされています。ツバの広い帽子やあご紐のついた帽子は、顔や首まわりへの紫外線カット効果が高いためおすすめです。UVカット素材を使用した帽子も多く販売されています。

日傘もUV対策に有効なアイテムです。UVカット加工が施された日傘は、直射日光を効果的に遮ることができます。最近では折りたたみ式の晴雨兼用日傘も普及しており、春のお花見シーズンや通勤・通学にも取り入れやすくなっています。

UVカットサングラスも目の保護のために重要です。紫外線は目にも影響を与え、白内障や翼状片などのリスクを高める可能性があります。UVカット機能を持つサングラスを着用することで、目と目のまわりの皮膚を守ることができます。

日中の行動パターンを工夫することも大切です。コンクリートやアスファルトの道路、砂浜などは紫外線を反射しやすいため、日陰にいても反射光による紫外線を受けることがあります。紫外線が最も強い時間帯(10時〜14時)の外出を最小限にすることや、日陰を選んで歩くこと、反射光に注意することなどを意識しましょう。

💡 春の紫外線対策におすすめのスキンケア習慣

紫外線対策は外側からのアプローチだけでなく、肌の内側からのケアも重要です。春に取り入れたいスキンケア習慣について解説します。

保湿ケアを徹底することは、UV対策の基本中の基本です。肌のバリア機能が整っていると、紫外線や外部刺激に対する防御力が高まります。春は花粉や気温・湿度の変化で肌が荒れやすい時期でもあります。化粧水や乳液・保湿クリームでしっかりと水分と油分のバランスを整え、バリア機能をサポートしましょう。特に洗顔後や入浴後は肌が乾燥しやすいため、すぐに保湿ケアを行うことが大切です。

ビタミンCはメラニン生成を抑制する作用があり、シミ予防や美白効果が期待できます。また抗酸化作用によって、紫外線で発生する活性酸素から肌細胞を守る効果もあります。ビタミンC誘導体を含む美容液や化粧水を日常的に使用することで、紫外線ダメージのケアをサポートできます。

レチノール(ビタミンA誘導体)を含む製品は、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲン産生を助ける作用があります。紫外線によって蓄積した肌ダメージの修復に役立ちますが、使い始めは肌刺激が出ることがあるため、濃度の低いものから慣らして使うことが推奨されます。また、レチノールは光で分解されやすい成分であるため、夜のケアに使用するのが適切です。

内側からの対策として、食事や栄養素の摂取も意識しましょう。ビタミンC、ビタミンE、βカロテンなどの抗酸化ビタミンを積極的に摂取することで、紫外線による酸化ストレスへの抵抗力を高めることができます。緑黄色野菜、果物、ナッツ類などに多く含まれています。また、肌のコラーゲン合成を助けるビタミンCはブロッコリー、キウイフルーツ、パプリカなどに豊富に含まれています。水分補給も忘れずに行い、肌の内側から潤いを保つことが大切です。

十分な睡眠をとることも、肌の回復力を高めるうえで欠かせません。睡眠中は成長ホルモンが分泌され、肌の修復・再生が行われます。紫外線ダメージを翌日に持ち越さないためにも、質の良い睡眠を確保する習慣をつけましょう。

✨ 日焼けしてしまったときのアフターケア

しっかり対策をしていても、うっかり日焼けしてしまうことはあります。日焼け後のアフターケアを正しく行うことで、ダメージを最小限に抑えることができます。

日焼け直後にすべきことは、まず肌を冷やすことです。日焼けによる肌の赤みや炎症は、紫外線によって引き起こされた炎症反応です。冷水で洗い流したり、清潔なタオルで包んだ保冷剤や冷やしたタオルを当てたりして、炎症を抑えましょう。このとき、摩擦で肌をこすらないように注意してください。

冷却後は保湿ケアを徹底します。日焼けした肌は水分が失われ、乾燥しやすい状態になっています。アルコールや香料の入っていない低刺激の化粧水で丁寧に保湿し、肌の乾燥を防ぎましょう。アロエベラ成分を含む製品は、日焼け後の肌を鎮静させる効果があるとされており、活用するのもよいでしょう。

日焼け後の数日間は、スクラブや角質ケアなどの刺激の強いケアは避けましょう。また、サウナや熱いお風呂も炎症を悪化させる可能性があるため、控えることが望ましいです。洗顔も泡立てた洗顔料で優しく洗い、ゴシゴシこすらないように注意してください。

日焼け後にシミが残らないよう、メラニンの排出を促すことも大切です。ビタミンCを含む食品の摂取やビタミンC誘導体配合のスキンケア製品の使用が有効です。また、日焼け後の肌はメラニンを形成しやすい状態にあるため、次の紫外線曝露をできる限り避け、外出時は引き続き日焼け止めをしっかりと使用しましょう。

日焼けによる赤みや痛みがひどく、水ぶくれができているような場合は、重度のサンバーンの可能性があります。このような場合は皮膚科を受診し、適切な処置を受けることをおすすめします。自己判断で市販の薬を使うよりも、専門医の指示のもとでケアすることが早期回復につながります。

📌 クリニックで受けられる紫外線ダメージのケア

日々のセルフケアに加えて、クリニックで受けられる医療的なアプローチを取り入れることで、より効果的に紫外線ダメージをケアすることができます。ここでは代表的な施術について解説します。

レーザーや光治療は、シミやそばかすの改善に効果的です。Qスイッチレーザーやピコレーザーなどは、メラニン色素に対して選択的に作用し、シミを効果的に除去することができます。また、フォトフェイシャルやフォトナなどの光治療(IPL)は、シミだけでなくくすみや毛穴の開きなども同時にケアできる施術として人気があります。

ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を使って肌の角質を除去し、ターンオーバーを促進する施術です。紫外線ダメージによって生じたくすみや色素沈着の改善が期待できます。肌質の改善や毛穴の引き締め効果もあり、春のシーズンに向けた肌のリフレッシュとして受ける方も多い施術です。

ビタミンC導入(イオン導入・エレクトロポレーション)は、医療グレードの高濃度ビタミンCを肌の奥に直接浸透させる施術です。市販のスキンケア製品よりも高い濃度・浸透力でビタミンCを届けることができるため、メラニン抑制効果や美白効果が期待できます。痛みもほとんどなく、ダウンタイムが少ないため、気軽に受けやすい施術です。

ヒアルロン酸注射やボトックス注射は、光老化によるシワやたるみを改善するための施術です。紫外線ダメージで失われたコラーゲンやヒアルロン酸を補うことで、肌のハリや弾力を取り戻すことができます。即効性があり、効果の持続期間も比較的長いため、エイジングケアとして多くの方に選ばれています。

これらの施術は、肌の状態や悩みに合わせて医師が最適な方法を提案します。クリニックでのカウンセリングを通じて、自分の肌に合ったケアプランを立てることが重要です。また、施術後は紫外線への感受性が高まる場合があるため、より丁寧なUV対策が必要となります。クリニックで施術を受ける際は、アフターケアについての説明をしっかりと受け、指示に従うようにしてください。

アイシークリニック渋谷院では、お客様一人ひとりの肌の状態や悩みに合わせた施術を提案しています。シミやくすみ、光老化によるエイジングケアについてご相談がある方は、ぜひカウンセリングをご利用ください。専門のスタッフが丁寧に対応いたします。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、春先から「気づいたらシミが増えていた」「昨年より肌のくすみが気になる」とご相談にいらっしゃる患者様が多く、その多くが春の紫外線対策の遅れによる影響と考えられます。UVAは曇りの日や室内でも届くため、季節を問わない対策が理想的ですが、特に3月〜4月の対策開始が光老化予防のうえで非常に重要です。日焼け止めの正しい使用と保湿ケアを組み合わせながら、気になるダメージがある場合はお気軽にご相談ください。」

🎯 よくある質問

春の紫外線はいつから強くなりますか?

紫外線は3月頃から増加し始め、4月〜5月には夏の7〜8割程度の強さに達します。特に4月下旬から5月の大型連休は紫外線量が非常に強くなるため、遅くとも3月中旬〜4月初旬にはUV対策を本格化させることが重要です。気温が低くても紫外線は強いため、油断しないようにしましょう。

日焼け止めはどのくらいの量を塗ればよいですか?

顔全体の場合、パール粒2個分程度が目安です。日焼け止めのSPF・PA値は1cm²あたり2mgを塗布した際の効果として測定されており、量が少ないと防御効果が大幅に低下します。「少し多いかな?」と感じるくらいの量を丁寧に塗ることが、正しい効果を得るためのポイントです。

曇りの日もUV対策は必要ですか?

必要です。曇りの日でも紫外線の6〜8割は地表に届きます。特にUVAは雲やガラスを透過する性質があるため、曇り日や室内でも肌に届いています。また、白い雲が多い曇り空では反射によって紫外線が強まることもあるため、天気に関係なく日焼け止めを使用する習慣をつけましょう。

日焼けしてしまった後はどうケアすればよいですか?

まず冷水や冷やしたタオルで肌を冷やし、炎症を和らげましょう。その後、アルコールや香料を含まない低刺激の化粧水で保湿ケアを行います。スクラブや熱いお風呂など刺激の強いケアは数日間避けてください。赤みや水ぶくれがひどい場合は、皮膚科を受診して専門医の指示に従うことをおすすめします。

シミやくすみが気になる場合、クリニックではどんな施術を受けられますか?

アイシークリニックでは、シミの改善にはQスイッチレーザーやピコレーザー、フォトフェイシャルなどの光治療、くすみにはケミカルピーリングやビタミンC導入(イオン導入)などをご提案しています。お一人おひとりの肌状態や悩みに合わせた施術プランをカウンセリングにて丁寧にご提案しますので、お気軽にご相談ください。

📋 まとめ

春は紫外線量が急増するにもかかわらず、気温の低さから対策が遅れがちになる季節です。しかし、紫外線によるシミ・シワ・たるみなどの肌ダメージは、春から夏にかけての時期に蓄積されていきます。「春だから大丈夫」という油断を捨て、3月〜4月頃からUV対策を本格化させることが、長期的な肌の健康と美しさを守るために重要です。

UV対策の基本は、シーンに合ったSPF・PA値の日焼け止めを適切な量使用し、定期的に塗り直すことです。それに加えて、帽子・日傘・UVカット衣類などのグッズを組み合わせ、日中の行動パターンを工夫することで、より効果的に紫外線から肌を守ることができます。

日々のスキンケアでは、保湿を徹底し、ビタミンC配合製品なども取り入れながら肌のバリア機能を整えることが大切です。バランスの良い食事や十分な睡眠も、肌の内側からのUV対策に役立ちます。もしすでに紫外線ダメージによるシミやくすみが気になる場合は、クリニックでの医療的なアプローチを検討することもおすすめです。

春の紫外線を甘く見ずに、今日からしっかりとUV対策を始めましょう。コツコツと続けることが、将来の肌トラブルを防ぐ最も効果的な方法です。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 紫外線がもたらす肌へのダメージ(光老化・皮膚がん・メラニン色素沈着)やUVA・UVBの違い、日焼け止めの正しい選び方・使い方に関する医学的根拠として参照
  • 厚生労働省 – 紫外線対策の必要性・UV指数の解説・季節ごとの紫外線量の変化など、一般向けの公的な紫外線ケアガイダンスとして参照
  • WHO(世界保健機関) – UVA・UVBと皮膚がんリスクの関連性、国際的なUV指数(UVI)の基準・活用方法、紫外線による健康影響に関する国際的エビデンスとして参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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