💬 「首の縦筋、フェイスラインのたるみ…もしかして老けて見られてる?」
そのお悩み、広頚筋ボトックスで解決できるかもしれません。
✅ この記事を読めば…
🔸 広頚筋ボトックスの効果・仕組み・費用がまるごとわかる
🔸 施術前に知っておくべきリスクも正直に解説
🔸 失敗しないクリニック選びのポイントまで網羅
⚡ 読まずに施術を受けると、後悔するかもしれません。まずは3分だけ読んでみてください。
目次
- 広頚筋とはどのような筋肉か
- 広頚筋が引き起こす首の変化とは
- ボトックス注射の仕組みと広頚筋への作用
- 広頚筋ボトックスで期待できる効果
- 広頚筋ボトックスの施術の流れ
- 施術前に確認しておきたい適応と注意点
- リスク・副作用について
- 効果の持続期間とアフターケア
- 費用の目安と選び方のポイント
- まとめ
📌 この記事のポイント
広頚筋ボトックスは、首の縦筋改善やフェイスライン引き締めに効果的な施術で、効果は3〜6か月持続する。嚥下困難などのリスクもあるため、経験豊富な医師による適切な施術が重要。費用は1回3〜8万円で保険適用外。
💡 広頚筋とはどのような筋肉か
広頚筋(こうけいきん、英語ではplatysma)は、首の前面から側面にかけて広がる非常に薄い板状の筋肉です。解剖学的には皮筋(ひきん)と呼ばれる分類に属しており、皮膚のすぐ下に位置しているのが特徴です。多くの方がイメージする骨格筋とは異なり、骨と骨を結ぶのではなく、皮膚と連動して動く筋肉です。
広頚筋は、鎖骨や胸の上部あたりから始まり、下顎(あご)の縁や口角付近まで扇状に広がっています。左右にそれぞれ存在し、正中(首の中心線)でほぼ接するように配置されています。筋肉自体の厚さは非常に薄く、数ミリ程度しかありませんが、表情筋の一部としても機能するため、口角を引き下げる動作や、首に力を入れて皮膚を引き下げる動作に関与しています。
また、広頚筋は顔の表情筋と筋膜を介してつながっているため、顔全体のリフトアップにも間接的に影響を与える筋肉です。若い頃は広頚筋のトーンが高く、首から顎にかけてのラインが引き締まって見えますが、加齢や筋肉の緊張によってこの筋肉が変化すると、見た目に大きな影響が現れるようになります。
広頚筋の神経支配は顔面神経の頚枝(けいし)であり、表情筋と同様に意識的に動かせる筋肉でもあります。歯を食いしばったり首に力を入れたりしたときに首の前面に浮き上がる筋肉の線が見える方は、その状態が広頚筋の収縮を視覚的に確認している状態です。
Q. 広頚筋ボトックスで期待できる効果は何ですか?
広頚筋ボトックスでは、首の縦筋(プラティスマバンド)の改善とフェイスラインの引き締めが主な効果です。後者は「ネフェルティティリフト」とも呼ばれ、広頚筋が顎を下方に引く力を弱めることで、顔全体が相対的に引き上がって見えるようになります。
📌 広頚筋が引き起こす首の変化とは
広頚筋が加齢や習慣的な筋肉の緊張によって変化すると、外見にいくつかの特徴的な変化が現れます。これらの変化は、首元の老化を感じさせる主要な要因となります。
まず代表的なのが、「プラティスマバンド(platysma band)」と呼ばれる首の縦筋です。これは広頚筋の内側縁(正中に近い部分)が加齢とともに緩み、皮膚の下で筋肉の束が浮き上がって見えるようになった状態です。特に首を少し前に傾けたときや、口を大きく開いたときに縦に走る筋肉の線として確認できます。40代・50代以降に顕著になることが多く、首元の老化を特に気にされる方が増えるきっかけとなることが多い変化です。
次に、広頚筋の弛緩によって引き起こされるフェイスラインへの影響があります。広頚筋は顔の表情筋と連動しているため、この筋肉が下方向に引っ張る力が強まると、頬や顎周辺の皮膚が下方向に引き下げられ、フェイスラインのたるみを悪化させる要因になります。「マリオネットライン」や「ジョウル(顎下のたるみ)」と呼ばれる変化も、広頚筋の状態と密接に関係していることが知られています。
さらに、首の横方向のしわ(ネックライン)も広頚筋の状態に関係することがあります。首を動かす際の習慣的な動作により、特定の方向にしわが刻まれやすくなることがあります。現代ではスマートフォンやパソコンの使用で首を下に向ける機会が増えたため、「テックネック(tech neck)」と呼ばれる前傾姿勢由来のしわが若い世代でも問題になっています。
これらの変化は、外見上の老化を感じさせるだけでなく、自信やセルフイメージにも影響することがあります。首元は衣服で隠しにくい部位でもあることから、日常的に目に入りやすく、悩みが深くなりやすい部位でもあります。
✨ ボトックス注射の仕組みと広頚筋への作用
ボトックス注射に使用されるボツリヌストキシン(ボツリヌス毒素)は、クロストリジウム・ボツリヌム菌が産生するタンパク質を精製・医療用に加工したものです。医療現場では長年にわたって使用実績があり、美容医療だけでなく、眼瞼痙攣や片頭痛、多汗症、斜視などの治療にも使用されている薬剤です。
ボツリヌストキシンは、筋肉を動かす神経(運動神経)の末端に作用します。具体的には、神経と筋肉の接合部(神経筋接合部)において、アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質の放出を一時的に阻害します。アセチルコリンは筋肉に「収縮せよ」という命令を伝える化学物質であり、これが放出されなくなることで筋肉は収縮する力を失い、弛緩した状態になります。
広頚筋にボトックスを注射すると、この仕組みによって広頚筋の収縮力が低下します。その結果、首の縦筋(プラティスマバンド)が目立ちにくくなったり、広頚筋が顔の皮膚を下方向に引っ張る力が緩まることで、フェイスラインが相対的に持ち上がって見えるようになります。
注射量は施術する医師が個人の筋肉の状態や希望する仕上がりに合わせて調整します。広頚筋は非常に薄く広範囲に広がっているため、複数箇所に少量ずつ注射するのが一般的です。注射量が多すぎると嚥下(えんげ)や発声に影響が出るリスクがあるため、適切な量とポイントの選定が重要です。
ボツリヌストキシンの効果は永続的なものではなく、時間の経過とともに神経末端が回復し、アセチルコリンの放出が再開されます。これにより筋肉の収縮力が戻り、効果が徐々に薄れていくのが特徴です。この可逆性(もとに戻る性質)は、安全性という観点からもポジティブな特性といえます。
Q. 広頚筋ボトックスのリスクや副作用を教えてください
広頚筋ボトックスでは、注射部位の内出血・腫れ・赤みが比較的多く見られ、多くは数日で改善します。首特有のリスクとして、ボトックスが隣接する筋肉に影響した場合に嚥下困難や声のかすれが生じることがあります。いずれも効果が切れると回復しますが、経験豊富な医師による施術が重要です。
🔍 広頚筋ボトックスで期待できる効果
広頚筋ボトックスによって期待できる効果は複数あります。それぞれについて詳しく説明します。
まず、首の縦筋(プラティスマバンド)の改善が最もよく知られた効果です。広頚筋の内側縁が弛緩して浮き上がってしまっているプラティスマバンドに対し、ボトックスで筋肉の緊張を緩めることにより、縦筋が目立ちにくくなります。完全に消えるわけではなく、筋肉に力を入れたときに多少は見えることがありますが、安静時の見た目が大きく改善するケースが多く報告されています。
次に、フェイスラインの引き締め・リフトアップ効果があります。これは「ネフェルティティリフト」とも呼ばれ、エジプトの女王ネフェルティティの胸像に見られる美しい顎のラインにちなんで名付けられた施術概念です。広頚筋が顎やフェイスラインを引き下げる力を弱めることで、顔全体が相対的に引き上がって見えるようになります。特に顎のラインや口元周辺のたるみが気になる方に効果を感じやすい傾向があります。
また、首元全体の若々しい印象の回復も期待できます。縦筋が目立たなくなり、フェイスラインが引き締まることで、首から顎にかけてのシルエットがすっきりとした印象になります。正面から見たときだけでなく、横や斜めから見たときの印象も改善しやすいのが広頚筋ボトックスの特徴です。
さらに、広頚筋の緊張が強い方では、肩や首のこりの軽減を感じるケースもあります。広頚筋は首の前面に位置しているため、この筋肉が過緊張状態にあると周囲の組織に影響を与えることがあります。ただし、これは個人差が大きく、すべての方に期待できる効果ではないため、補助的な恩恵として捉えておくのが適切です。
広頚筋ボトックスは単独で行う場合と、ヒアルロン酸注射やフェイスリフト系の施術と組み合わせて行う場合があります。組み合わせることで相乗効果が得られることもあるため、担当医師と相談しながら最適なプランを検討することが重要です。
💪 広頚筋ボトックスの施術の流れ
実際に広頚筋ボトックスの施術を受ける際には、どのような流れで進むのかを事前に把握しておくと安心です。クリニックによって細部は異なりますが、一般的な流れを説明します。
最初のステップはカウンセリングです。担当医師が首の状態を確認し、広頚筋の位置や状態、皮膚のたるみ具合、希望する仕上がりをヒアリングします。ここで施術の適応かどうかを判断し、使用するボツリヌストキシンの種類や量、注射するポイントについての方針を決定します。過去の施術歴やアレルギー歴、服用中の薬(特に血液をサラサラにする薬)についても確認が行われます。
カウンセリング後は同意書への署名が求められます。施術のリスクや副作用、アフターケアについて書面で説明を受け、同意した上で施術に進みます。
施術直前には、首元のメイクを落とし、消毒を行います。必要に応じて局所麻酔クリーム(麻酔テープや表面麻酔)を塗布することもありますが、ボトックス注射の針は非常に細いため、多くの方が麻酔なしでも施術を受けています。
施術自体は、医師が首の縦筋の走行や皮膚の状態を確認しながら、適切なポイントに少量ずつボトックスを注射していきます。注射箇所は数か所から十数か所に及ぶことが多く、広頚筋全体に均一に薬剤が行き渡るよう配慮されます。施術時間は準備を含めても15〜30分程度で終わることがほとんどです。
施術後は注射部位を軽く押さえた後、冷却を行うことがあります。その後アフターケアの説明を受けて終了です。当日から日常生活に戻ることができますが、いくつかの注意事項を守る必要があります。
効果の発現は施術後2〜3日から始まり、1〜2週間かけて完成します。そのため、大切なイベントの直前に施術を受けることは避け、余裕をもったスケジュールで予約することをおすすめします。
Q. 広頚筋ボトックスの効果はどれくらい持続しますか?
広頚筋ボトックスの効果持続期間は個人差があるものの、一般的に3〜6か月程度が目安です。広頚筋は薄く日常動作の影響を受けやすいため、3〜4か月で効果が薄れるケースもあります。効果が切れた段階で再施術することで継続維持でき、回数を重ねると施術間隔が延びる場合もあります。
🎯 施術前に確認しておきたい適応と注意点
広頚筋ボトックスは多くの方に適した施術ですが、すべての方に向いているわけではありません。施術前に確認しておきたい適応の条件と、注意が必要な状況について解説します。
広頚筋ボトックスが特に効果を期待しやすいのは、首に縦筋(プラティスマバンド)が目立つ方、顎のラインにたるみが出てきた方、フェイスラインの引き締めを希望する方などです。一方で、皮膚のたるみが非常に強い方(外科的なリフトが必要なレベル)の場合は、ボトックス単独での改善には限界があることを理解しておく必要があります。
施術が推奨されない方、または慎重な対応が必要な方としては、以下のケースが挙げられます。妊娠中・授乳中の方は、胎児や乳児への影響が完全には排除できないため、施術を避けることが一般的です。ボツリヌストキシンや製剤中の成分にアレルギーを持つ方も対象外となります。神経筋疾患(筋無力症、エイトン・ランバート症候群など)がある方は、ボツリヌストキシンの作用が過度に現れる可能性があるため、施術は禁忌とされています。
また、アミノグリコシド系抗生物質や一部の筋弛緩剤を服用している方は、ボトックスの効果が増強されることがあるため、事前に医師への申告が必要です。血液をサラサラにする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を服用中の方は、内出血のリスクが高まるため、施術前に医師と相談することが重要です。
施術前後の行動に関する注意事項としては、施術当日は過度な運動や長時間の入浴(サウナなど含む)、飲酒を控えることが求められます。これらは血流を促進し、薬剤が意図しない部位に広がるリスクや内出血のリスクを高める可能性があるためです。施術後数時間は注射部位を強くこすったり押したりしないように注意することも大切です。
首は顔と異なり、嚥下や発声に関わる重要な筋肉や神経が密集している部位です。適切な量と部位への施術が安全性の観点から非常に重要であり、経験豊富な医師が行う施術かどうかを事前にしっかり確認することをおすすめします。
💡 リスク・副作用について
広頚筋ボトックスは比較的安全性の高い施術ですが、どのような医療行為にもリスクや副作用が伴います。事前にしっかりと理解しておくことが大切です。
最も一般的な副作用は、注射部位の内出血、腫れ、赤みです。これらは注射針による組織への軽微なダメージが原因であり、多くの場合は数日以内に自然と消退します。首は顔と比べて皮膚が動きやすく、表情筋がないため内出血が生じると少し目立つことがありますが、時間とともに改善します。
施術直後には一時的な注射部位の痛みや違和感を感じることがあります。また、ごくまれにアレルギー反応(発疹、かゆみ、発熱など)が生じることがあります。施術後に異常を感じた場合はすぐに施術を受けたクリニックに連絡することが重要です。
広頚筋特有のリスクとして、嚥下困難(ものを飲み込みにくくなる)や声のかすれ・変化が挙げられます。広頚筋は嚥下に関わる筋肉や喉頭(こうとう)周辺の構造と近い位置にあるため、ボトックスが意図した広頚筋以外の筋肉に影響を与えた場合、これらの症状が生じる可能性があります。特に首の深部に近い部位への注射や過量の注射が原因となりやすいため、施術者の技術と経験が重要です。これらの症状が生じても、ボツリヌストキシンの効果が切れれば回復しますが、症状が出た場合は施術を受けたクリニックに速やかに相談してください。
また、施術後に首の力が入りにくく感じたり、首を動かしにくいと感じることがあります。これは広頚筋が弛緩することによる感覚であり、通常は効果が切れてくるとともに改善します。
仕上がりに関するリスクとして、左右差や効果が期待より少ないと感じるケースも存在します。広頚筋は個人差があり、また筋肉の状態や皮膚のたるみ具合によって効果の感じ方が異なるため、カウンセリング時に現実的な期待値を医師と共有しておくことが大切です。
まれに、施術後にボツリヌストキシンに対する抗体が形成され、効果が出にくくなるケースもあります。これは複数回の施術を繰り返した方に生じることがあり、効果の減弱として気づかれることが多いです。
Q. 広頚筋ボトックスの費用相場とクリニックの選び方は?
広頚筋ボトックスは保険適用外で、費用は1回あたり3万円〜8万円程度が目安です。クリニック選びでは、医師の解剖学的知識と施術経験、厚生労働省承認製剤の使用、丁寧なカウンセリング対応、施術後のアフターフォロー体制を確認することが重要です。価格の透明性も必ず事前に確認してください。
📌 効果の持続期間とアフターケア
広頚筋ボトックスの効果は永続的なものではなく、一定期間を経て元の状態に戻っていきます。一般的な効果の持続期間と、効果を長持ちさせるためのアフターケアについて解説します。
効果の持続期間は個人差がありますが、一般的には3〜6か月程度といわれています。これはボツリヌストキシンの作用によって抑制されていた神経筋接合部が徐々に回復し、筋肉の収縮力が戻るためです。広頚筋は顔の表情筋と比べて筋肉が薄く、日常的な動きの影響を受けやすい部位であることから、場合によっては3〜4か月程度で効果が薄れてきたと感じる方もいます。
効果が切れてきた段階で再施術を行うことで、継続的に効果を維持することができます。継続的に施術を受けている方の中には、筋肉が少しずつ薄くなる(萎縮)ことで、回数を重ねるごとに施術間隔を延ばせるようになったと感じるケースもあります。ただし、これは個人差があり、すべての方に当てはまるわけではありません。
施術後のアフターケアとして、施術当日から48時間程度は以下の点に注意してください。まず、注射部位を強くこすったりマッサージしたりしないことが重要です。これはボツリヌストキシンが意図しない部位に拡散するのを防ぐためです。また、激しい運動や長時間の入浴、サウナ、飲酒は血流を増加させ、薬剤の拡散や内出血のリスクを高めるため控えてください。
施術後は日焼け止めをしっかり使用し、首元の紫外線対策を継続することも大切です。紫外線は皮膚のコラーゲンを破壊し、たるみを悪化させる主要な要因であるため、ボトックスの効果と合わせて日常的なスキンケアでサポートしていくことが効果的です。
食事や栄養面では特別な制限はありませんが、良好な肌状態を保つためにバランスの取れた食事と十分な水分摂取を心がけることが望ましいです。また、喫煙は皮膚の老化を促進するため、施術の効果を最大限に活かすためにも禁煙が推奨されます。
施術後2週間程度が経過した時点で、効果の確認のためにフォローアップを行うクリニックもあります。この段階で効果が十分に発現しているか、左右差がないかなどを確認し、必要に応じて追加の調整を行うことがあります。
✨ 費用の目安と選び方のポイント

広頚筋ボトックスは美容医療に分類されるため、健康保険が適用されず全額自己負担となります。費用はクリニックや使用する製剤の種類、注射量によって大きく異なります。
一般的な費用の目安として、広頚筋ボトックスは1回あたり3万円〜8万円程度の幅があることが多いです。使用するボツリヌストキシン製剤の種類(国内承認品のアラガン社ボトックスやジェネリック品など)や注射量、クリニックの立地・設備によって価格は変わります。首という広い範囲に施術するため、比較的使用量が多くなる傾向があり、顔の小さな部位への施術と比べて費用が高くなることがあります。
クリニックを選ぶ際には、価格だけでなく以下のポイントも重要な判断基準となります。まず、施術を担当する医師の経験と専門性を確認することが大切です。広頚筋ボトックスは首という繊細な部位への施術であるため、解剖学的知識と注射技術が求められます。美容医療の専門医や形成外科・皮膚科専門医が在籍しているかどうかを確認するとよいでしょう。
次に、カウンセリングの丁寧さも重要な指標です。施術の効果だけでなく、リスクや限界についても正直に説明してくれるクリニックは信頼性が高いといえます。「必ず効果が出る」「副作用はまったくない」といった過度な保証を行うクリニックには注意が必要です。
使用する製剤についても確認することをおすすめします。厚生労働省が承認した製剤を使用しているか、保管・管理が適切に行われているかという点は安全性に直結します。承認外の製剤や不明な由来の薬剤を使用しているクリニックでは、効果の不確実性や安全性のリスクが高まります。
施術後のアフターフォロー体制も確認しておくべきポイントです。副作用や効果に関する疑問が生じたときに相談しやすい環境が整っているかどうか、追加調整が必要な場合の対応方針なども事前に確認しておくと安心です。
料金の透明性も大切です。カウンセリング料や初診料が別途かかる場合、追加料金が発生するケースについて事前にきちんと説明があるクリニックを選ぶことで、施術後の思わぬ負担を防ぐことができます。複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討することも、満足度の高い選択につながります。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、首の縦筋やフェイスラインのたるみを気にされて広頚筋ボトックスをご希望される患者様が増えており、特に40〜50代の方からのご相談が多い印象です。広頚筋は嚥下や発声に関わる構造と隣接しているため、解剖学的な知識に基づいた適切な注射部位と量の選定が安全性と効果の両立に欠かせません。カウンセリングでは効果の範囲や限界についても丁寧にご説明し、お一人おひとりの首の状態に合わせた最適なプランをご提案していますので、まずはお気軽にご相談ください。」
🔍 よくある質問
個人差はありますが、一般的に3〜6か月程度が目安です。広頚筋は薄く日常的な動きの影響を受けやすいため、3〜4か月で効果が薄れてきたと感じる方もいます。効果が切れてきた段階で再施術を行うことで継続的に効果を維持でき、回数を重ねると施術間隔が延びるケースもあります。
美容医療のため保険適用外となり、全額自己負担です。一般的な目安は1回あたり3万円〜8万円程度です。使用する製剤の種類や注射量、クリニックの立地・設備によって価格が異なります。首は広範囲への施術となるため、顔の小さな部位への施術より費用が高くなる傾向があります。
ごくまれに起こる可能性があります。広頚筋は嚥下に関わる筋肉や喉頭周辺と隣接しているため、ボトックスが意図しない筋肉に影響した場合にこれらの症状が生じることがあります。ただし、ボツリヌストキシンの効果は一時的なものであり、時間の経過とともに回復します。症状が出た場合はすみやかにクリニックへご相談ください。
妊娠中・授乳中の方、ボツリヌストキシンや製剤成分にアレルギーがある方、筋無力症などの神経筋疾患がある方は施術を受けられません。また、血液をサラサラにする薬や一部の抗生物質を服用中の方は事前に医師への申告が必要です。アイシークリニックではカウンセリング時に丁寧に確認を行っています。
施術当日から日常生活に戻ることは可能です。ただし、施術後48時間程度は注射部位を強くこすること、激しい運動、長時間の入浴やサウナ、飲酒を控えてください。これらは薬剤の意図しない拡散や内出血のリスクを高める可能性があります。効果は施術後2〜3日から現れ始め、1〜2週間で完成します。
💪 まとめ
広頚筋ボトックスは、首の縦筋(プラティスマバンド)の改善やフェイスラインの引き締めに効果的な施術として、多くの方に選ばれています。広頚筋という首の薄い筋肉にボツリヌストキシンを注射することで、筋肉の収縮力を一時的に抑え、首元の見た目を若々しく整える効果が期待できます。
施術を検討する際には、効果だけでなくリスクや副作用、効果の持続性についても正しく理解しておくことが重要です。特に嚥下困難や声のかすれといった広頚筋ならではのリスクについては、経験豊富な医師による適切な量と部位への施術によってリスクを最小化することができます。
首元の老化サインは日常生活の中でふとしたときに気になるものです。広頚筋ボトックスはダウンタイムが少なく、比較的気軽に受けられる施術であることも大きなメリットです。ただし、「気軽だから」と安易に選ぶのではなく、信頼できるクリニック・医師のもとで丁寧なカウンセリングを経た上で施術を受けることが、満足のいる結果につながります。
首元のお悩みを抱えている方は、まず専門のクリニックでカウンセリングを受け、自分の状態に合った最適な施術プランについて相談してみることをおすすめします。アイシークリニックでは、患者様お一人おひとりの状態とご希望に寄り添いながら、安全で効果的な施術のご提案を行っております。どうぞお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 厚生労働省 – ボツリヌストキシン製剤の承認・安全性情報、医療機器・医薬品の適正使用に関する規制情報
- 日本皮膚科学会 – ボトックス注射(ボツリヌストキシン)の皮膚科的適応、副作用・リスク管理に関するガイドライン情報
- 日本美容外科学会 – 広頚筋ボトックスを含む美容注射施術の適応・安全基準、施術者の専門性に関する学会見解
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務