「リップクリームを毎日塗っているのに、なぜか唇の荒れが治らない」「20代なのに唇がいつもカサカサで、コスメも思い通りに使えない」そんな悩みを抱えていませんか?唇の荒れは、10代から高齢者まで幅広い年代に見られますが、特に20代の若い世代でも決して珍しいことではありません。むしろ、生活習慣の乱れやストレス、スキンケアへの意識の変化が重なる20代は、唇のトラブルが起きやすい時期でもあります。本記事では、20代の唇荒れの原因から、正しいセルフケアの方法、さらにクリニックへの相談を検討すべき状態まで、医療的な観点をふまえながらわかりやすくご紹介します。
目次
- 唇の構造と荒れやすい理由
- 20代に多い唇荒れの主な原因
- 唇荒れの症状別チェックリスト
- 日常生活でできる唇荒れのセルフケア
- リップケアアイテムの正しい選び方と使い方
- 食事・栄養面からのアプローチ
- 唇荒れを悪化させるNG習慣
- クリニックに相談すべき唇荒れのサイン
- アイシークリニックでできる唇のトラブル対策
- まとめ
この記事のポイント
20代の唇荒れは乾燥・栄養不足・コスメ成分によるアレルギー・口呼吸など複数の原因が絡み合い、保湿・食事改善・NG習慣の見直しが有効だが、2週間以上改善しない場合はクリニックへの相談が推奨される。
🎯 唇の構造と荒れやすい理由
唇が荒れやすい理由を理解するためには、まず唇がどのような構造を持っているかを知ることが大切です。唇は顔の皮膚と、口の内側にある粘膜との中間にあたる「移行上皮」と呼ばれる特殊な組織で構成されています。この部分は、通常の皮膚と比べていくつかの点で大きく異なります。
まず、唇の表面には皮脂腺(ひしせん)がほとんど存在しません。私たちの顔や体の皮膚は、皮脂腺から分泌される皮脂によってある程度の水分蒸発を防ぐバリア機能が保たれています。しかし唇にはその機能が非常に乏しいため、空気の乾燥や外部刺激に対してとても無防備な状態にあります。
次に、唇の角質層は顔の他の部位と比べて非常に薄くなっています。角質層は皮膚のバリアとして機能しますが、唇ではこの層が薄いため外からの刺激を受けやすく、また水分も蒸発しやすい状態です。唇の赤みが透けて見えるのも、この角質層の薄さが関係しています。
さらに、唇は日常的に様々な動きを繰り返す部位でもあります。話す、食べる、飲む、表情を変えるといった動作のたびに唇は動き、摩擦や乾燥にさらされます。口呼吸をする人は、口を開けるたびに唇の水分が奪われていきます。このような構造的・機能的な特徴から、唇は体の中でも特に乾燥しやすく荒れやすい部位なのです。
Q. 唇が荒れやすい構造的な理由は何ですか?
唇には皮脂腺がほとんどなく、皮膚のバリア機能が非常に乏しい。また、角質層が顔の他の部位より薄く、水分が蒸発しやすい。さらに話す・食べるなどの動作で常に摩擦にさらされるため、体の中でも特に乾燥・荒れが起きやすい部位となっている。
📋 20代に多い唇荒れの主な原因
唇が荒れる原因は一つではなく、さまざまな要因が複合的に絡み合っていることがほとんどです。特に20代に多く見られる原因について、詳しく見ていきましょう。
🦠 乾燥・低湿度環境
冬場の乾燥した空気はもちろんのこと、夏でも冷房の効いた室内では湿度が下がりやすくなります。特に長時間オフィスやカフェなどの冷房環境にいることが多い20代の社会人や学生は、唇の乾燥が進みやすい傾向にあります。また、暖房を使う季節も室内の湿度が下がるため、一年を通じて乾燥対策が必要です。
👴 紫外線ダメージ
顔や手にはUVケアをしていても、唇は見落としがちです。唇も紫外線にさらされることで、組織がダメージを受け、荒れやすくなります。唇のUVケアを日常的に行っている20代はまだまだ少なく、長期的な紫外線ダメージが蓄積されやすい状況にあります。唇に色素沈着が起きることもあり、見た目の問題にもつながります。
🔸 不規則な生活習慣と睡眠不足
20代は学業、就職、転職、人間関係など様々な変化が起きやすい時期です。それに伴い、夜更かし、不規則な食事、睡眠不足になりやすい生活リズムが続くことがあります。睡眠不足や生活リズムの乱れは免疫機能を低下させ、皮膚や粘膜のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)にも悪影響を及ぼします。唇の再生が追いつかなくなると、荒れが慢性化しやすくなります。
💧 栄養不足(ビタミンB群の不足など)
ダイエットや偏食による栄養不足も、唇荒れに大きく影響します。特にビタミンB2(リボフラビン)、ビタミンB6(ピリドキシン)、鉄分などが不足すると、粘膜の健康が維持できなくなり、口角炎や唇の荒れが起きやすくなります。20代女性に多い無理なダイエットや、忙しさから食事を簡略化してしまうことが原因となるケースも多く見られます。
✨ ストレスと免疫低下
精神的なストレスは、自律神経や免疫系に影響を与えます。免疫が低下すると、普段は問題のないカンジダ菌(真菌)や細菌が増殖しやすくなり、口角炎や口唇炎のリスクが高まります。20代は社会に出て新しい環境に適応しようとする時期でもあるため、ストレスが慢性的にかかりやすい年代でもあります。
📌 コスメや歯磨き粉による接触性皮膚炎
リップクリームや口紅、グロスなどに含まれる香料・着色料・防腐剤などの成分に対してアレルギー反応が起きることがあります。これを「接触性皮膚炎」と呼び、かゆみ・赤み・腫れ・皮むけなどの症状が現れます。また、歯磨き粉に含まれるラウリル硫酸ナトリウム(発泡剤)やフッ素が、唇周辺の皮膚にダメージを与えることもあります。20代になってから突然荒れ始めた場合は、使用しているコスメや日用品が原因の一つとなっている可能性も考えられます。
▶️ 口呼吸の習慣
花粉症や慢性鼻炎、あるいは習慣的な口呼吸がある場合、口を開けている時間が長くなるため唇の表面が乾きやすくなります。就寝中に口呼吸をしている場合は、朝起きたときに唇がひどく乾燥しているという状態になりやすいです。アレルギー性鼻炎の有病率が高い20代では、鼻づまりによる口呼吸が唇荒れの一因になっていることが多くあります。
💊 唇荒れの症状別チェックリスト
唇荒れといっても、症状の種類や程度はさまざまです。自分の症状がどのタイプに当たるかを把握することで、適切なケアや対応につながります。以下の症状別チェックを参考にしてみてください。
🔹 乾燥・皮むけタイプ
最もよく見られるタイプです。唇の表面が白くカサカサになり、皮がめくれてくる状態です。乾燥や紫外線、摩擦が主な原因であることが多く、保湿ケアを中心に改善が期待できます。ただし、皮をむしる・噛むなどの行為を続けると悪化しやすいため注意が必要です。
📍 口角炎タイプ
唇の両端(口角)が赤くただれたり、切れたり、かさぶたができたりする状態です。ビタミンB群の不足、カンジダ菌感染、細菌感染などが原因として考えられます。開口時に痛みを感じることが多く、食事が辛くなるほど悪化するケースもあります。セルフケアだけでは改善しない場合はクリニックへの相談を検討しましょう。
💫 口唇炎(こうしんえん)タイプ
唇全体が赤く腫れ、かゆみや痛みを伴うことがあります。接触性皮膚炎やアレルギー、あるいは慢性的な炎症が原因として挙げられます。使用しているコスメや食べ物が引き金になることもあります。症状が続く場合は皮膚科での診察が必要です。
🦠 口唇ヘルペスタイプ
唇やその周辺に小さな水ぶくれが複数できる症状です。単純ヘルペスウイルス(HSV-1)の感染が原因で、疲労・ストレス・発熱・免疫低下などをきっかけに再発します。かゆみ・ピリピリとした灼熱感が先行することが多く、数日から1週間ほどで治ることがほとんどですが、再発を繰り返す場合は抗ウイルス薬による治療が有効です。放置すると他人にうつすリスクもあるため、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
👴 色素沈着・くすみタイプ
唇が黒ずんでいる、赤みが少なくくすんで見えるという悩みも多く聞かれます。紫外線、喫煙、摩擦、血行不良などが原因として考えられます。くすみが気になる場合は、日焼け止め効果のあるリップを取り入れたり、生活習慣を見直すことが大切です。
Q. 20代の唇荒れに多い原因を教えてください。
20代の唇荒れは複数の原因が絡み合うことが多い。主なものは、冷暖房による乾燥、紫外線ダメージ、睡眠不足・不規則な生活、ビタミンB群や鉄分の不足、ストレスによる免疫低下、リップや歯磨き粉成分による接触性皮膚炎、口呼吸の習慣などが挙げられる。
🏥 日常生活でできる唇荒れのセルフケア
唇荒れを改善・予防するために、日常生活の中で実践できるセルフケアをご紹介します。特別な道具がなくても始められるものが多いため、今日からぜひ取り入れてみてください。
🔸 こまめな水分補給
体内の水分が不足すると、唇を含む皮膚や粘膜も乾燥しやすくなります。1日に1.5〜2リットルを目安に水分を摂ることが大切です。コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインは利尿作用があるため、摂り過ぎには注意が必要です。白湯やノンカフェインのハーブティーなどを上手に活用するとよいでしょう。
💧 室内の湿度を保つ
室内の湿度が40〜60%程度に保たれると、唇の乾燥を防ぎやすくなります。加湿器を活用したり、洗濯物を室内に干したりすることで湿度を上げる工夫をしましょう。特に冬の暖房使用時や夏の冷房使用時は、意識的に加湿することが重要です。
✨ 就寝前の保湿ケアを習慣化する
就寝中は体が乾燥しやすい時間帯でもあります。寝る前にリップクリームやワセリンをしっかり塗っておくことで、睡眠中の水分蒸発を防ぐことができます。寝ている間に口呼吸になりやすい人は、唇への保湿ケアを特に念入りに行うと効果的です。
📌 唇を舐める・触る・剥く癖をやめる
唇が乾燥すると無意識のうちに舌で舐めてしまう人が多いですが、これは逆効果です。唾液が蒸発する際に唇の水分も一緒に奪われてしまい、乾燥がさらに進みます。また、めくれた皮を手で引っ張る・噛む行為も、傷つけて炎症を悪化させる原因になります。意識してこれらの癖をやめることが回復への近道です。
▶️ マスクの正しい使い方と保湿
マスクを長時間つけていると、口周辺が蒸れることで皮膚トラブルが起きやすくなります。マスク内の湿度が高くなった後、外したときに急激に水分が蒸発して乾燥するパターンも見られます。マスクを外した後にリップクリームで保湿する習慣をつけることが有効です。
⚠️ リップケアアイテムの正しい選び方と使い方
ドラッグストアやコスメショップにはさまざまなリップケアアイテムが並んでいますが、自分の症状や目的に合ったものを選ぶことが大切です。
🔹 ワセリン(白色ワセリン)
ワセリンは石油から精製された保湿剤で、アレルギーを起こしにくく、低刺激なことで知られています。皮膚の表面に膜を張り、水分の蒸発を防ぐ「エモリエント効果」に優れています。香料・着色料・防腐剤などの添加物がほとんどなく、敏感な唇にも使いやすいアイテムです。市販の「プロペト」や薬局で購入できる白色ワセリンは医療現場でも使われており、コストパフォーマンスも高いです。
📍 ヒアルロン酸・セラミド配合リップクリーム
保湿成分として知られるヒアルロン酸やセラミドが配合されたリップクリームは、水分を引きつけたり、細胞間の水分を保持する働きを助けます。乾燥がひどいときには保湿成分が充実したアイテムを選ぶとよいでしょう。ただし、成分の多さ=効果が高いわけではないため、自分の肌(唇)に合うかどうかを確認することが大切です。
💫 医薬品リップ(ビタミン含有・抗炎症成分)
ビタミンEが配合されたものや、口唇炎・口角炎に対応した医薬品リップも市販されています。炎症がある場合は、コスメではなく医薬品(第3類医薬品など)として販売されているものを選ぶほうが効果的なことがあります。薬剤師に相談しながら選ぶと安心です。
🦠 リップクリームの正しい使い方
リップクリームは1日に何度も塗ればよいというわけではありません。塗るタイミングとしては、外出前・食後・就寝前が基本です。また、直接唇に塗る場合は、清潔な状態で使用するよう心がけましょう。コスメを使った後や、食べ物を口にした後はリップを塗り直すのが有効です。
👴 注意すべき成分
ミントやカンフルなどの刺激成分が入ったリップは、塗った瞬間はスースーして気持ちよく感じますが、炎症のある唇には刺激が強すぎることがあります。荒れが酷いときは、無香料・無着色のシンプルな成分のものを選ぶほうが安心です。また、メントール配合のリップに依存してしまい、塗らないと不快感が増すという「リップ依存」のような状態になるケースも報告されているため注意が必要です。
Q. 唇荒れを悪化させるNG習慣は何ですか?
唇荒れを悪化させる主なNG習慣として、乾燥した唇を舌で舐め続ける「舐め口唇炎」、めくれた皮を手や歯で剥く行為、喫煙による血行悪化、リップスクラブの過剰使用が挙げられる。舐めると一時的に潤うように感じるが、唾液が蒸発する際に唇の水分も同時に奪われてしまう。
🔍 食事・栄養面からのアプローチ
唇荒れの改善には、外側からのケアだけでなく、体の内側からの栄養補給も欠かせません。特に以下の栄養素を意識して摂ることで、唇を含む粘膜や皮膚の健康維持に役立てることができます。
🔸 ビタミンB2(リボフラビン)
皮膚や粘膜の再生に欠かせない栄養素です。ビタミンB2が不足すると、口角炎・口唇炎・舌炎・目の充血などが起こりやすくなります。豚レバー、牛乳、ヨーグルト、卵、納豆、海苔などに多く含まれています。特に菜食主義の人や、極端なダイエット中の人は不足しやすいため注意が必要です。
💧 ビタミンB6(ピリドキシン)
アミノ酸の代謝に関わるビタミンで、皮膚や粘膜の健康維持に重要な役割を担います。不足すると口角炎・口内炎・皮膚炎などが現れます。マグロ、カツオ、鶏肉、バナナ、さつまいも、ごまなどに多く含まれています。
✨ ビタミンC
コラーゲンの合成に必要なビタミンで、皮膚や粘膜の再生・修復を助けます。また、抗酸化作用により紫外線ダメージからの回復にも役立ちます。パプリカ、ブロッコリー、キウイ、イチゴ、柑橘類などに豊富に含まれています。水溶性のため加熱で失われやすく、生で食べられる果物や野菜から積極的に摂ることが有効です。
📌 鉄分・亜鉛
鉄分が不足すると粘膜が弱くなり、口角炎や口内炎が起きやすくなります。特に月経のある20代女性では鉄欠乏性貧血が多く、唇荒れの一因となることがあります。亜鉛は細胞分裂や免疫機能に関わり、粘膜の健康維持に重要です。牡蠣、赤身肉、豆類、ナッツ類などを意識して取り入れるとよいでしょう。
▶️ 腸内環境の整備
腸の状態は皮膚や粘膜の状態にも影響を与えることが知られています(いわゆる「腸活」との関連)。腸内細菌のバランスが崩れると免疫機能が低下し、皮膚トラブルが起きやすくなります。ヨーグルト・味噌・納豆・キムチなどの発酵食品や、食物繊維を豊富に含む野菜・果物・豆類を積極的に取り入れましょう。
📝 唇荒れを悪化させるNG習慣
良かれと思っている習慣が、実は唇荒れを悪化させているケースもあります。以下のNG習慣に心当たりがないか、チェックしてみましょう。
🔹 唇の皮をむしる・噛む
乾燥してめくれた唇の皮を手で引っ張ったり、歯で噛んで剥がしたりすることは、傷を広げてしまう行為です。表皮が剥がれると、そこから雑菌が侵入して炎症が悪化することもあります。どうしても気になる場合は、リップスクラブなどを使って優しくケアするか、こまめな保湿で皮むけを防ぐことを優先してください。
📍 唇を舌で舐め続ける

先述の通り、舐めることで一時的に潤いが増すように感じますが、唾液が蒸発する際に唇の水分も失われます。また、唾液に含まれる消化酵素が唇の粘膜を刺激することも指摘されています。「舐め口唇炎」と呼ばれるほど、この習慣は唇トラブルの原因として多く報告されています。
💫 喫煙
タバコに含まれるニコチンや有害物質は、血管を収縮させて血行を悪化させます。唇への血流が低下することで、細胞の修復が遅れ、荒れやすい・治りにくい状態になります。また、喫煙は唇のくすみや色素沈着を引き起こす原因にもなります。唇の健康のためだけでなく、全身の健康のためにも禁煙を検討することが大切です。
🦠 過剰なリップスクラブ・ピーリング
古い角質を取り除くリップスクラブは正しく使えば効果的ですが、使いすぎると皮膚の保護膜を傷つけてしまいます。週に1〜2回程度を目安にし、炎症や赤みがある状態での使用は控えましょう。また、スクラブ後は必ずしっかりと保湿を行うことが重要です。
👴 色素の強いコスメの長時間使用
持続力の高いリップコスメや、色素の多いリップアイテムを長時間使い続けることで、成分が唇の表面に残り刺激になることがあります。帰宅後はリップコスメをしっかりクレンジング・洗顔で落とし、その後の保湿を忘れないようにしましょう。
Q. アイシークリニック渋谷院では唇の悩みにどう対応していますか?
アイシークリニック渋谷院では、慢性的な乾燥にはヒアルロン酸・成長因子を用いた保湿・肌再生治療、唇のくすみ・色素沈着にはレーザーや光(IPL)治療、繰り返す口唇ヘルペスには抗ウイルス薬の処方・予防的投薬など、唇トラブルの原因に応じた専門的な治療を幅広く提供している。
💡 クリニックに相談すべき唇荒れのサイン
セルフケアを続けていても改善しない場合や、以下のような症状が見られる場合は、医療機関を受診することを検討してください。
🔸 2週間以上治らない唇荒れ
通常の乾燥や軽い炎症であれば、適切なケアをすることで1〜2週間程度で改善することが多いです。それ以上続く場合は、背後に別の原因が潜んでいる可能性があります。アレルギー・感染症・自己免疫疾患などが原因のこともあるため、皮膚科や内科への相談が必要です。
💧 繰り返す口唇ヘルペス
口唇ヘルペスは初感染後、神経節にウイルスが潜伏し、免疫が低下したときに再発します。年に数回以上繰り返す場合は、抗ウイルス薬の内服による治療や、予防的投薬を検討できます。クリニックで相談することで、再発を抑制する方法を見つけることが可能です。
✨ 唇の色素沈着・くすみが気になる
唇が黒ずんでいる、くすんでいるという状態は、紫外線ダメージや摩擦、喫煙などによる色素沈着が原因であることが多いですが、場合によってはホルモンバランスや内臓の問題を反映していることもあります。美容医療の観点からは、レーザー治療や美白成分を含む外用剤などでアプローチすることも可能です。
📌 唇にしこりや潰瘍ができた
唇にしこりや治らない潰瘍、白い斑点(白板症)などが見られる場合は、早めに医療機関を受診してください。非常にまれなケースですが、口唇に生じる腫瘍性疾患との鑑別が必要になることもあります。
▶️ アレルギー反応が疑われる場合
新しいコスメを使い始めた後に唇が赤く腫れたり、かゆみが強くなったりした場合は、アレルギー検査(パッチテストなど)が必要なことがあります。原因となる成分を特定することで、今後のコスメ選びに役立てることができます。
✨ アイシークリニック渋谷院でできる唇のトラブル対策
アイシークリニック渋谷院では、唇のトラブルや美容的な悩みに対して、専門的な視点から幅広いアプローチを提供しています。セルフケアではなかなか改善できない唇のお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
🔹 保湿・肌再生治療
ヒアルロン酸や成長因子を含む薬剤を用いた治療で、唇の乾燥や荒れを根本から改善するアプローチが可能です。特に慢性的な乾燥や皮むけに悩んでいる方には、保湿効果の高い医療成分を用いたケアが効果的です。
📍 レーザー・光治療による色素改善
唇のくすみや色素沈着は、レーザーや光(IPL)治療によってアプローチすることが可能です。メラニン色素に作用することで唇本来のピンク色を取り戻すことを目指します。紫外線ダメージや喫煙による変色が気になる方にも適した治療です。
💫 口唇ヘルペスの診察・投薬
繰り返す口唇ヘルペスに対しては、クリニックで適切な抗ウイルス薬の処方を受けることができます。再発を抑制するための予防投薬についても相談が可能ですので、「毎月のように繰り返している」「疲れると必ず出る」という方は早めにご相談ください。
🦠 唇のボリューム・形の美容的相談
荒れとは別に、唇のボリュームアップや左右差の改善、ボーダーラインの調整など、美容的な観点からの治療も承っています。ヒアルロン酸注入による自然なボリュームアップは、多くの20代の方にも人気の施術です。カウンセリングで丁寧に希望をお伺いしながら、最適な治療プランをご提案しています。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、20代の方からの唇荒れに関するご相談を多くいただいており、リップクリームを毎日使用しているにもかかわらず改善しないケースの多くに、接触性皮膚炎や栄養不足、口呼吸など複合的な原因が絡んでいることが少なくありません。最近の傾向として、コスメの成分によるアレルギーや慢性的なビタミンB群不足が見落とされているケースも見受けられるため、セルフケアで2週間以上改善しない場合はお早めにご相談いただくことをお勧めしています。唇のお悩みは些細に思えても生活の質に直結するものですので、どうぞ遠慮なくご来院ください。」
※新宿院一般皮膚科のみの対応となります。
📌 よくある質問
リップクリームを使っていても改善しない場合、保湿不足以外の原因が考えられます。コスメに含まれる香料や防腐剤による接触性皮膚炎、ビタミンB群の不足、口呼吸の習慣などが複合的に絡んでいるケースが多くあります。セルフケアで2週間以上改善しない場合は、医療機関への相談をおすすめします。
特にビタミンB2(リボフラビン)とビタミンB6(ピリドキシン)が重要です。不足すると口角炎や口唇炎が起きやすくなります。ビタミンB2は豚レバー・卵・納豆、ビタミンB6はマグロ・鶏肉・バナナに多く含まれます。また、コラーゲン合成を助けるビタミンCや、鉄分・亜鉛も粘膜の健康維持に欠かせません。
はい、唇を舐める習慣は荒れを悪化させる大きな原因です。一時的に潤うように感じますが、唾液が蒸発する際に唇の水分も奪われます。さらに唾液に含まれる消化酵素が粘膜を刺激することも指摘されており、「舐め口唇炎」と呼ばれるほど、唇トラブルの原因として多く報告されています。意識して癖をやめることが大切です。
口唇ヘルペスは、免疫低下や疲労・ストレスをきっかけに繰り返し再発することがあります。年に数回以上繰り返す場合は、セルフケアだけでの対処には限界があります。医療機関へご相談がおすすめです。
軽度であれば、UVケア効果のあるリップの使用や禁煙、摩擦を避けるセルフケアで改善が期待できます。ただし、紫外線ダメージや喫煙による色素沈着が進んでいる場合はセルフケアに限界があります。アイシークリニックでは、レーザーや光(IPL)治療によって色素沈着にアプローチする治療も提供しています。
🎯 まとめ
20代の唇荒れは、乾燥・栄養不足・生活習慣の乱れ・コスメや紫外線による刺激など、さまざまな原因が絡み合って起きています。まずは自分の症状のタイプを把握し、原因に合ったセルフケアを継続することが大切です。日常的な保湿・食事の見直し・NG習慣の改善を取り入れながら、唇のコンディションを整えていきましょう。
一方で、セルフケアを続けても改善しない場合や、口唇ヘルペスの繰り返し・アレルギー反応・色素沈着などの悩みがある場合は、医療機関への相談が近道です。アイシークリニックでは、唇のトラブルから美容的な悩みまで、幅広く対応しています。唇の状態を正確に把握したうえで、最適なケア・治療方法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。丁寧なカウンセリングを通じて、あなたの唇の悩みを解決するお手伝いをします。(※新宿院一般皮膚科のみの対応)
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 口唇炎・口角炎・接触性皮膚炎・口唇ヘルペスなど唇のトラブルに関する皮膚科学的な診断基準および治療指針の参照
- 厚生労働省 – ビタミンB群(B2・B6)や鉄分・亜鉛などの栄養素と粘膜・皮膚の健康維持に関する日本人の食事摂取基準の参照
- 国立感染症研究所 – 口唇ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウイルス(HSV-1)の感染経路・症状・再発メカニズム・治療方針に関する情報の参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務