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毛穴パックでごっそり取る方法と正しいケア|毛穴汚れの原因から改善策まで解説

鼻や頬の毛穴が黒ずんでいる、つぶつぶとした角栓が気になる、スキンケアをしているのに毛穴の汚れがなかなか取れない……そんな悩みを抱えている方は非常に多いです。毛穴パックを使えば一気に角栓をごっそり取り除けるように見えますが、使い方を誤ると肌トラブルの原因になることもあります。本記事では、毛穴パックで汚れをごっそり取る正しい方法から、毛穴汚れが生じるそもそもの原因、パックの頻度や注意点、そして自宅ケアでは限界を感じたときに検討したいクリニックでの治療まで、幅広くわかりやすく解説します。


目次

  1. 毛穴汚れ(角栓)とは何か?その正体と原因
  2. 毛穴パックの種類と特徴
  3. 毛穴パックでごっそり取るための正しい手順
  4. 毛穴パックの使用頻度と注意すべきポイント
  5. 毛穴パックのやりすぎが招くリスク
  6. 毛穴パック以外で角栓・毛穴汚れをケアする方法
  7. 日常のスキンケアで毛穴汚れを予防するコツ
  8. 自宅ケアの限界|クリニックで根本的に改善する方法
  9. まとめ

この記事のポイント

毛穴パックは週1回・正しい手順で使えば角栓除去に有効だが、使いすぎると毛穴拡大やバリア機能低下を招く。根本改善には保湿・洗顔習慣の見直しが必要で、自宅ケアで限界を感じたらケミカルピーリングやハイドラフェイシャルなどクリニック施術が有効。

🎯 1. 毛穴汚れ(角栓)とは何か?その正体と原因

毛穴汚れの正体として多くの方が思い浮かべるのが「角栓」と呼ばれるものです。角栓とは、皮脂と古い角質(ケラチンタンパク質)が混ざり合い、毛穴の出口に詰まった塊のことを指します。成分の比率としては、タンパク質が約70〜80%、皮脂が約20〜30%とされており、一般的に「皮脂汚れ」として認識されていますが、実際には角質成分の方が多いのが特徴です。

角栓が黒く見える理由は、毛穴の先端が空気に触れて酸化するためです。これを「黒ずみ毛穴」と呼びます。一方、毛穴の奥に詰まった状態のものは白や黄色みがかった色をしており、表面に出てきた際に初めて黒ずみとして認識されます。

毛穴汚れが生じる主な原因としては以下のものが挙げられます。

まず、過剰な皮脂分泌が挙げられます。脂性肌の方はもともと皮脂の分泌量が多く、角栓ができやすい傾向があります。また、ホルモンバランスの乱れや生活習慣(脂っこい食事、睡眠不足、ストレスなど)によっても皮脂分泌が増加します。

次に、ターンオーバーの乱れがあります。肌の新陳代謝が乱れると、古い角質が毛穴に蓄積しやすくなります。年齢を重ねるにつれてターンオーバーのサイクルが長くなるため、角栓もたまりやすくなります。

さらに、洗顔不足・洗顔のしすぎという相反する問題もあります。洗顔が不十分だと皮脂や汚れが毛穴に残ってしまいますが、逆に洗いすぎると肌が乾燥し、防御反応として皮脂を過剰に分泌するようになります。

また、クレンジングや洗顔料の選び方・使い方が合っていない場合も、毛穴汚れが蓄積しやすくなります。特にメイクをしている方は、油分の多いファンデーションやコンシーラーが毛穴に詰まりやすいため、適切なクレンジングが重要です。

Q. 角栓の正体と黒ずんで見える理由は?

角栓は皮脂と古い角質(ケラチンタンパク質)が混ざり毛穴に詰まった塊で、成分の約70〜80%はタンパク質です。毛穴の先端が空気に触れて酸化することで黒ずんで見えます。これを「黒ずみ毛穴」と呼び、皮脂汚れと誤解されがちですが角質成分が主体です。

📋 2. 毛穴パックの種類と特徴

毛穴パックには大きく分けていくつかの種類があります。それぞれの仕組みと特徴を理解した上で選ぶことが大切です。

まず、最も広く知られている「シートタイプの毛穴パック(鼻パック)」があります。シートを水で濡らして鼻などに貼り付け、乾いたらはがすことで角栓を物理的に引き抜くタイプです。短時間で目に見える効果が得られるため人気がありますが、その分肌への刺激も大きいとされています。代表的な製品として「Biore 毛穴すっきりパック」などが知られています。

次に、「クレイ(泥)タイプのパック」があります。クレイ(カオリンやベントナイトなど)の吸着力で毛穴の汚れや過剰な皮脂を吸い取るタイプです。物理的に引き抜くシートタイプよりも肌への負担が比較的少なく、週1〜2回程度のケアとして使いやすいのが特徴です。洗い流すタイプが多く、保湿成分が配合されているものも多数あります。

「炭(チャコール)配合タイプ」も人気のある種類のひとつです。活性炭の多孔質構造が毛穴の汚れを吸着するとされており、クレイタイプと同様に洗い流して使います。皮脂吸着力が高いとされ、脂性肌や混合肌の方に向いています。

「ピールオフタイプ(ジェルパック)」は、ジェル状のパックを顔に塗布し、乾燥後にペリペリと剥がすタイプです。シートタイプほどの強い引き抜き力はありませんが、毛穴の汚れや余分な角質をある程度除去できます。

「酵素洗顔パウダー」は厳密にはパックとは異なりますが、たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)が角栓のタンパク質成分を分解して洗い流す仕組みです。物理的な力ではなく酵素の化学的な作用を利用するため、肌への摩擦が少なく比較的マイルドなアプローチです。

💊 3. 毛穴パックでごっそり取るための正しい手順

毛穴パックの効果を最大限に引き出すためには、正しい手順で行うことが非常に重要です。間違った方法では効果が半減するだけでなく、肌を傷める原因にもなります。ここではシートタイプの鼻パックを例に、正しい使用手順を詳しく説明します。

ステップ1:クレンジング・洗顔をしっかり行う

パックを使用する前に、まずメイクや日焼け止めをしっかりとクレンジングで落とします。その後、適切な洗顔料でやさしく洗顔し、毛穴表面の余分な皮脂や汚れを取り除きます。この下準備が毛穴パックの効果に大きく影響します。汚れが残った状態でパックを貼っても、角栓にしっかり密着せず効果が下がります。

ステップ2:スチームや蒸しタオルで毛穴を開く

洗顔後、温かいスチームを顔に当てるか、蒸しタオルを1〜2分ほど鼻に当てて毛穴を温めます。毛穴は温めることで開きやすくなり、角栓が引き抜きやすい状態になります。フェイスサウナ器を使うとより効果的ですが、蒸しタオルでも十分です。ただし、熱すぎる温度は肌にダメージを与えるため、適度な温度(42〜44℃程度)で行うことが大切です。

ステップ3:パックを正しく貼り付ける

シートタイプの場合、水で十分に濡らしてから鼻や気になる部分に空気が入らないようにしっかりと密着させます。密着が不十分だと角栓を引き抜く力が分散され、効果が落ちます。特に鼻の脇や小鼻周辺は凹凸があるため、指で丁寧に押さえながら空気を抜くようにして貼るのがポイントです。

ステップ4:適切な時間放置する

製品によって異なりますが、一般的に10〜15分程度が目安です。乾燥が不十分な状態ではがすと角栓が取れにくく、逆に乾燥しすぎると肌にくっついて剥がす際の刺激が強くなります。端の部分が乾いたかどうかを触って確認しながら、適切なタイミングを見計らいましょう。

ステップ5:ゆっくりと端から丁寧にはがす

一気に引き剥がすのではなく、端から少しずつ、肌に対して低い角度(なるべく水平に近い角度)でゆっくりとはがします。急いで剥がしたり高い角度で引っ張ったりすると、毛穴が開いたまま傷んだり、毛穴が広がる原因になります。

ステップ6:冷水や収れん化粧水で毛穴を引き締める

パックを剥がした後は毛穴が開いた状態になっています。そのまま放置すると再び汚れが入り込みやすくなるため、冷水で顔を洗い流すか、収れん効果のある化粧水(ハマメリス水などが配合されたもの)を使って毛穴を引き締めます。

ステップ7:しっかりと保湿ケアをする

パック後の肌は乾燥しやすい状態にあります。化粧水・乳液・保湿クリームでしっかりと水分と油分を補い、肌のバリア機能を整えることが大切です。保湿を怠ると肌が乾燥し、防御反応として皮脂が過剰分泌されて再び毛穴汚れが生じやすくなります。

Q. 毛穴パックを効果的に使う正しい手順は?

効果を高めるには、クレンジング・洗顔で汚れを落とした後、蒸しタオル(42〜44℃)で毛穴を開き、シートをしっかり密着させて10〜15分放置します。剥がす際は端から低い角度でゆっくりと。その後は冷水や収れん化粧水で毛穴を引き締め、保湿ケアで仕上げます。

🏥 4. 毛穴パックの使用頻度と注意すべきポイント

毛穴パックは「使えば使うほど良い」というわけではありません。使用頻度を誤ると肌トラブルを引き起こす原因になるため、適切な頻度を守ることが重要です。

シートタイプの鼻パックは、週に1回程度を上限の目安にするのが一般的に推奨されています。毎日使用すると、毛穴の角栓だけでなく肌に必要な皮脂まで除去してしまい、乾燥や肌荒れの原因になります。また、毛穴周囲の皮膚も繰り返しの物理的な刺激によってダメージを受け、肌が薄くなったり赤みが出たりすることがあります。

クレイタイプや炭配合タイプのパックは、シートタイプよりも刺激が少ないため、週2〜3回程度を目安に使用できるものが多いですが、製品ごとの使用説明書を確認した上で適切な頻度で行いましょう。

使用する際に注意すべきポイントとして、以下の点を意識してください。

まず、肌が荒れているときや炎症があるときはパックを避けましょう。ニキビが悪化していたり、肌が赤みを帯びていたりする状態でパックを使用すると、さらに肌状態を悪化させる恐れがあります。

次に、敏感肌の方はシートタイプのパックは特に慎重に使用する必要があります。剥がす際の刺激が強いため、肌が薄い方や敏感肌の方はクレイタイプや酵素洗顔など、よりマイルドなアプローチを検討するのがおすすめです。

また、日焼けした直後や日光を大量に浴びた後も肌がデリケートな状態にあるため、パックの使用は控えることが望ましいです。

⚠️ 5. 毛穴パックのやりすぎが招くリスク

毛穴パックを使い続けると、一時的には毛穴がきれいになったように感じますが、使いすぎることで逆に毛穴トラブルを悪化させてしまうリスクがあります。以下のような問題が生じる可能性があるため、注意が必要です。

毛穴が広がるリスクがあります。シートタイプのパックで角栓を繰り返し引き抜くと、毛穴が物理的に引っ張られて開きっぱなしになったり、毛穴の壁がダメージを受けて弾力を失い、毛穴が広がって見えるようになることがあります。いわゆる「毛穴ケアをしているのにいつの間にか毛穴が目立つようになった」という状態です。

皮膚のバリア機能が低下するリスクもあります。パックを頻繁に使用することで必要な皮脂まで取り除かれ、肌のバリア機能が弱まります。バリア機能が低下すると外部刺激に対して敏感になり、乾燥肌・敏感肌・ニキビなどのトラブルが生じやすくなります。

皮脂の過剰分泌が起こることもあります。皮脂を過剰に取り除くと、肌は「皮脂が足りない」と判断して防御反応として皮脂分泌を増やします。つまり、毛穴パックで取り除いても取り除いても角栓がすぐに戻ってくるというサイクルに陥る可能性があります。

角栓が根本から解決しない点も重要な問題です。毛穴パックはあくまで表面に出てきた角栓や汚れを物理的に取り除くものです。角栓が形成されるそもそもの原因(皮脂過剰、ターンオーバーの乱れなど)を改善しない限り、角栓はすぐに再生します。パックだけに頼るのではなく、根本的なスキンケアの見直しが不可欠です。

また、パックの剥離による炎症後色素沈着も考えられます。シートパックを剥がす際の刺激が繰り返されることで、毛穴周囲に微細な炎症が起き、その結果として色素沈着(黒ずみ)が生じることがあります。これは毛穴の黒ずみをなくしたいのにパックが原因で黒ずみが増えるという悪循環です。

Q. 毛穴パックを使いすぎるとどうなる?

毛穴パックの使いすぎは、毛穴が物理的に引っ張られて広がるリスクや、肌のバリア機能低下による乾燥・敏感肌化を招きます。また防御反応で皮脂が過剰分泌され角栓が繰り返し生じる悪循環にも陥りやすくなります。シートタイプは週1回を上限の目安にすることが推奨されています。

🔍 6. 毛穴パック以外で角栓・毛穴汚れをケアする方法

毛穴パックは手軽な毛穴ケア方法のひとつですが、それ以外にもさまざまなアプローチがあります。特に肌への負担が少なく、かつ継続的な効果が期待できる方法を組み合わせることが、毛穴ケアの観点では理想的です。

ダブルクレンジング(オイルクレンジング+洗顔)はメイクを使う方に特に有効なアプローチです。毛穴に詰まった油溶性の汚れはオイルベースのクレンジングが得意です。オイルクレンジングで油分を溶かし出した後、洗顔料で残った汚れと界面活性剤をしっかり洗い流すことで、毛穴の汚れを効率よく取り除けます。

酵素洗顔は先述のとおり、角栓のタンパク質成分を酵素の力で分解してくれる洗顔方法です。物理的な摩擦ではなく化学的な作用で角栓に働きかけるため、肌への負担が少ないとされています。週2〜3回程度の使用を目安に取り入れると毛穴の詰まりが改善しやすくなります。

AHA(グリコール酸・乳酸)やBHA(サリチル酸)などの成分を含んだピーリング系スキンケアも効果的です。AHAは古い角質を溶かして肌のターンオーバーを促進し、BHAは油溶性のため毛穴の内部の皮脂汚れに作用します。ドラッグストアやコスメブランドでも手に入るものが増えており、週1〜2回のマイルドなピーリングケアとして使うと毛穴汚れの予防・改善につながります。ただし、刺激が強い製品もあるため、低濃度のものから始めて肌の反応を確認しながら使用することが大切です。

マッサージクリームやスクラブは、毛穴の汚れを物理的に浮き上がらせるケア方法です。ただし、細かい粒子のスクラブを強くこすりつけると肌を傷めることがあるため、使用する場合は粒子が細かく角が丸いものを選び、力を入れずに優しくマッサージするのがポイントです。

毛穴専用の吸引器(ポアクリーナー)も市販されています。電動で毛穴の汚れを吸引するタイプですが、吸引力が強すぎると毛穴を広げたり赤みを引き起こすリスクがあるため、適切な吸引レベルで使用することが重要です。

📝 7. 日常のスキンケアで毛穴汚れを予防するコツ

毛穴汚れを根本から防ぐには、日々のスキンケアの習慣を整えることが欠かせません。「取り除く」ケアと同時に「詰まらせない」ケアを意識することで、毛穴の状態は大きく変わります。

正しい洗顔が毛穴ケアの基本中の基本です。洗顔料はよく泡立て、摩擦を最小限にして優しく洗うことが大切です。ゴシゴシ擦ると肌のバリア機能が壊れて皮脂分泌が増え、逆に毛穴汚れを悪化させます。洗顔後はぬるま湯で泡をしっかり流し、最後に冷水で毛穴を引き締めるのも有効です。また、朝晩の洗顔に加えて、帰宅後はできるだけ早くメイクを落とすことも毛穴汚れ予防につながります。

保湿ケアをしっかり行うことも重要です。肌が乾燥すると防御反応として皮脂が過剰分泌されるため、皮脂過多を防ぐためにも保湿は欠かせません。油分が気になる方はノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせにくい処方)と記載された化粧品を選ぶとよいでしょう。特に、ヒアルロン酸やセラミドを含む保湿ケアは肌のバリア機能をサポートします。

生活習慣の見直しも毛穴ケアに大きく影響します。特に睡眠不足や過度なストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂の過剰分泌につながります。7〜8時間の十分な睡眠を確保し、ストレスをためない生活を心がけましょう。また、高GIな食事(白砂糖・白米・揚げ物など)は皮脂分泌を増やすとされているため、野菜や良質なタンパク質中心のバランスの良い食事を意識することも毛穴ケアに間接的に役立ちます。

紫外線対策も毛穴ケアの観点では重要です。紫外線を浴びると肌のコラーゲンが破壊され、毛穴周囲の肌の弾力が低下して毛穴が目立ちやすくなります。日焼け止めをしっかり使用し、肌を紫外線ダメージから守ることが毛穴の状態を維持するうえで非常に有効です。

コスメの選び方も見直しましょう。ファンデーションやコンシーラーなどのベースメイクは、毛穴を詰まらせやすいものとそうでないものがあります。ノンコメドジェニックテスト済みの製品を選ぶことや、毛穴をカバーするためのパウダーや下地を適切に使うことで、毛穴に汚れが入り込みにくくなります。

Q. クリニックでは毛穴にどんな治療が受けられる?

アイシークリニックでは、毛穴の状態や肌質に合わせてケミカルピーリング・ハイドラフェイシャル・フラクショナルレーザー・フォトフェイシャル(IPL治療)・ダーマペン・ビタミンC導入などの施術を提案しています。自宅ケアで改善が見られない角栓や毛穴の黒ずみに対して医学的なアプローチが可能です。

💡 8. 自宅ケアの限界|クリニックで根本的に改善する方法

日々のスキンケアや毛穴パックなどのホームケアで改善が見られない場合、または毛穴の広がり・黒ずみ・角栓が慢性的に気になる場合は、皮膚科や美容クリニックでの施術を検討する価値があります。クリニックでは、自宅ケアでは対処しきれない毛穴の状態に対して、医学的なアプローチで根本から改善する治療が受けられます。

ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの酸を使って皮膚表面の古い角質を溶かし、ターンオーバーを促進する治療です。毛穴に詰まった角栓の原因となる余分な角質を除去し、毛穴を目立ちにくくする効果があります。市販のピーリング製品よりも高濃度・高品質なものを使用するため、効果が高いのが特徴です。施術後は一時的に肌が敏感になるため、紫外線対策と保湿ケアが欠かせません。

ピーリングの施術を受ける女性

ハイドラフェイシャル(ハイドラダーマブレーション)は、専用の機器を使って毛穴の汚れを吸引しながら、同時に美容液成分を導入する複合治療です。毛穴の汚れを物理的に取り除きながら肌の水分補給も行えるため、洗浄効果と保湿効果を同時に得られます。ダウンタイムが少なく、敏感肌の方にも比較的受けやすい施術として人気があります。

レーザー治療(フラクショナルレーザー・炭酸ガスレーザーなど)は、毛穴の広がりや黒ずみ、肌のキメの乱れに対して高い効果を発揮します。フラクショナルレーザーはコラーゲン生成を促してハリを改善し、毛穴を引き締める効果があります。炭酸ガスレーザーは毛穴の角質を精密に取り除くことができます。いずれも赤みや皮むけなどのダウンタイムが生じることがあるため、施術後のケアについて医師の指示をしっかり守ることが大切です。

フォトフェイシャル(IPL治療)は、光(IPL:Intense Pulsed Light)を皮膚に照射することで、毛穴の黒ずみや色素沈着、皮脂分泌の過剰を改善する治療です。ダウンタイムが比較的短く、顔全体をムラなく治療できるため、毛穴の黒ずみが広範囲に広がっている方に向いています。

ビタミンC導入(イオン導入・エレクトロポレーション)も毛穴ケアに有効な施術のひとつです。高濃度ビタミンCを皮膚の奥まで浸透させることで、皮脂の酸化を防ぎ毛穴の黒ずみを改善するとともに、肌のコラーゲン生成を促して毛穴周囲の肌を引き締める効果が期待できます。

ダーマペンは細かい針で皮膚に微細な穴を開け、肌の自己修復力を引き出すとともに美容成分を導入する治療です。ターンオーバーを促進し、毛穴周囲のコラーゲン生成をサポートすることで、毛穴の開きや黒ずみの改善が期待できます。

アイシークリニック渋谷院では、毛穴の状態や肌質に合わせたカウンセリングを行い、最適な施術プランをご提案しています。「毛穴パックを使っても角栓がすぐ戻る」「毛穴の黒ずみが長年の悩みになっている」「自宅ケアだけでは限界を感じている」といった方は、ぜひ一度クリニックへのご相談をご検討ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、毛穴の黒ずみや角栓を長年のお悩みとして抱えたまま、毛穴パックを繰り返し使用されてきた患者様がご来院されるケースが多く見られます。毛穴パックは正しい頻度と手順を守れば一定の効果が期待できますが、使いすぎることで毛穴の広がりやバリア機能の低下を招き、かえってお悩みが深まってしまうことがあるため、自己判断でのケアには注意が必要です。自宅ケアで改善が実感できない場合は、お肌の状態を直接診させていただいたうえで、ケミカルピーリングやハイドラフェイシャルなど一人ひとりに合った施術をご提案できますので、どうぞお気軽にご相談ください。」

✨ よくある質問

毛穴パックは週に何回使うのが適切ですか?

シートタイプの鼻パックは週1回程度を上限の目安にすることが推奨されています。毎日使用すると肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、乾燥や肌荒れの原因になります。クレイタイプや炭配合タイプは比較的刺激が少ないため、週2〜3回程度を目安に使用できる製品もあります。

毛穴パックの前に蒸しタオルを当てる必要はありますか?

蒸しタオルをパック前に1〜2分当てることで毛穴が温まって開きやすくなり、角栓が引き抜きやすい状態になるため、効果を高めるうえで有効です。温度は42〜44℃程度が目安で、熱すぎると肌にダメージを与えるため注意が必要です。フェイスサウナ器を使うとより効果的です。

毛穴パックを使いすぎるとどんなリスクがありますか?

使いすぎると、毛穴が物理的に引っ張られて広がる、肌のバリア機能が低下して乾燥・敏感肌になる、防御反応として皮脂が過剰分泌されるなどのリスクがあります。また、剥がす刺激が繰り返されることで毛穴周囲に炎症後の色素沈着が生じ、かえって黒ずみが増える悪循環に陥る場合もあります。

毛穴パック以外に角栓ケアに効果的な方法はありますか?

オイルクレンジングと洗顔を組み合わせたダブルクレンジング、酵素洗顔、AHA(グリコール酸)やBHA(サリチル酸)配合のピーリング系スキンケアなどが効果的です。肌への負担が少ない方法を複数組み合わせることで、毛穴の詰まりの予防・改善につながります。

自宅ケアで改善しない場合、クリニックではどんな治療が受けられますか?

アイシークリニックでは、ケミカルピーリング、ハイドラフェイシャル、フラクショナルレーザーなどのレーザー治療、フォトフェイシャル(IPL治療)、ダーマペン、ビタミンC導入など、毛穴の状態や肌質に合わせた施術をご提案しています。自宅ケアで効果を実感できない方はお気軽にご相談ください。

📌 まとめ

毛穴パックは正しい手順と適切な頻度で使えば、角栓汚れをごっそり取り除く一定の効果が期待できます。ただし、やりすぎると毛穴が広がる・バリア機能が低下する・皮脂が過剰分泌されるといったリスクがあるため、週1回程度を目安に、前後のケアをしっかり行うことが重要です。

毛穴パックはあくまで目に見える角栓を物理的に取り除くものであり、毛穴汚れの根本的な原因(皮脂過剰・ターンオーバーの乱れなど)を改善するものではありません。継続的な毛穴ケアには、正しい洗顔・十分な保湿・生活習慣の見直し・紫外線対策といった日常のスキンケア全体の底上げが欠かせません。

自宅ケアだけでは解決しない毛穴の悩みには、ケミカルピーリング・ハイドラフェイシャル・レーザー治療・フォトフェイシャルなどクリニックでの専門的なアプローチが非常に有効です。毛穴の状態は人それぞれ異なるため、肌の状態をしっかり診てもらいながら自分に合った治療方針を見つけることが、最も効率的かつ確実な改善への近道です。毛穴の悩みが続いている方は、ぜひ一度美容クリニックへの相談を検討してみてください。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 毛穴トラブル(角栓・黒ずみ・毛穴の開き)に関する皮膚科学的な解説、皮脂分泌のメカニズムおよびターンオーバーの乱れと角栓形成の関係性についての参照
  • 厚生労働省 – 化粧品(毛穴パック・クレンジング・ピーリング系スキンケア製品等)の安全性・成分規制・適切な使用に関する薬事的根拠の参照
  • PubMed – 角栓(コメドン)の成分構成(タンパク質70〜80%・皮脂20〜30%)、皮膚バリア機能への影響、ケミカルピーリング・フラクショナルレーザー等クリニック施術の有効性に関する国際的な医学的エビデンスの参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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