シミやそばかす、くすみ、毛穴の開き、赤ら顔など、さまざまな肌悩みを同時に改善できると注目を集めているIPLフォトフェイシャル。渋谷エリアには多くの美容皮膚科が集まっており、フォトフェイシャルを検討している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、IPLフォトフェイシャルの仕組みや期待できる効果、施術の流れ、ダウンタイム、副作用やリスク、そしてクリニック選びのポイントまで、美容皮膚科医の視点から詳しく解説します。初めてフォトフェイシャルを受ける方にも分かりやすいよう、基礎知識から実践的な情報まで網羅しておりますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- IPLフォトフェイシャルとは
- フォトフェイシャルの仕組みと作用機序
- フォトフェイシャルで期待できる効果
- フォトフェイシャルとレーザー治療の違い
- 施術の流れ
- 推奨される回数と頻度
- ダウンタイムと施術後の経過
- 副作用とリスク
- フォトフェイシャルに向いている人・向いていない人
- クリニック選びのポイント
- 渋谷エリアでフォトフェイシャルを受ける際の注意点
- よくある質問
- まとめ
- 参考文献
💡 1. IPLフォトフェイシャルとは
IPLとはIntense Pulsed Light(インテンス・パルス・ライト)の略称で、カメラのフラッシュのような幅広い波長を持つ特殊な光を肌に照射する美容医療技術です。
フォトフェイシャルは、このIPL技術を用いた光治療の代表的な施術名であり、米国ルミナス社が開発した医療機器の名称でもあります。
フォトフェイシャルは、皮膚科医療の分野では「ゴールドスタンダード」とも呼ばれ、多くの専門医から支持されている治療法です。以下のような複数の肌悩みを一度の施術で同時に改善できることが大きな特徴となっています。
- シミやそばかす
- くすみ
- 毛穴の開き
- 赤ら顔
- 小じわ
- ニキビ跡
日本国内では、代表的な機種として「フォトフェイシャルM22」や「ステラM22」があり、これらは厚生労働省から薬事承認を受けた医療機器として、安全性と効果が認められています。エステサロンでも類似の光治療が行われていますが、医療機関で使用される機器とは出力レベルや効果に大きな差があるため、本格的な効果を求める場合は美容皮膚科などの医療機関での施術が推奨されます。
🔬 2. フォトフェイシャルの仕組みと作用機序
フォトフェイシャルの光は、560nmから1200nmという幅広い波長帯域を持っています。この多様な波長の光が、肌の中にある特定のターゲットに選択的に吸収されることで、さまざまな美肌効果が得られます。
🎯 メラニン色素への作用
IPLの光はメラニン色素に吸収される性質を持っています。シミやそばかす、くすみの原因となっているメラニン色素に光が当たると、そのエネルギーが熱に変換され、メラニンを含む細胞にダメージを与えます。
ダメージを受けたメラニン色素は、肌のターンオーバー(新陳代謝)によって徐々に肌表面へ押し上げられ、最終的には体外へ排出されます。
施術後2〜3日でシミの部分が一時的に濃く浮き上がり、その後1週間程度でかさぶたのようになって自然に剥がれ落ちていきます。この過程を「マイクロクラスト」と呼び、正常な治療反応として知られています。
🩸 ヘモグロビンへの作用
IPLの光は、血液中の赤い色素であるヘモグロビンにも反応します。赤ら顔や毛細血管拡張症は、顔の毛細血管が拡張して血流が増加することで生じる症状です。
IPLの光がヘモグロビンに吸収されると、拡張した毛細血管が収縮し、肌表面の赤みが軽減されます。また、炎症を起こしているニキビの赤みや、ニキビ跡の赤い色素沈着にも効果が期待できます。
💪 コラーゲン産生促進作用
IPLの光エネルギーは、肌の真皮層にまで到達します。真皮層には、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を産生する線維芽細胞が存在しています。
IPLの熱刺激によって線維芽細胞が活性化されると、コラーゲンなどの美容成分の産生が促進されます。
この作用により、肌にハリや弾力が生まれ、小じわや毛穴の開きの改善、たるみの予防などのエイジングケア効果も期待できます。継続的に施術を受けることで、肌全体の質感が向上し、キメの整った若々しい印象の肌へと導かれます。
🎯 選択的光熱治療の原理
フォトフェイシャルの大きな特徴は、「選択的光熱治療」と呼ばれる原理に基づいていることです。IPLの光は、ターゲットとなるメラニン色素やヘモグロビンにのみ選択的に吸収され、熱エネルギーに変換されます。
一方、周囲の正常な組織には光が吸収されにくいため、ダメージを最小限に抑えることができます。この仕組みにより、肌トラブルのある部分だけに効果的に作用しながら、健康な肌への負担を軽減できることが、フォトフェイシャルの安全性と人気の理由となっています。
✨ 3. フォトフェイシャルで期待できる効果
フォトフェイシャルは、複数の肌悩みに対して同時にアプローチできる「マルチ効果」が最大の魅力です。以下に、期待できる主な効果について詳しく解説します。
🟤 シミ・そばかすの改善
フォトフェイシャルが最も得意とするのが、シミやそばかすの改善です。紫外線などの影響で蓄積したメラニン色素に光が反応し、ターンオーバーを促進することで、徐々にシミを薄くしていきます。
- 日光性色素斑(老人性色素斑)
- そばかす(雀卵斑)
- 表皮層にある比較的浅いシミ
一方で、真皮層深くにあるシミや、濃いホクロ、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)などには効果が限定的な場合があります。また、肝斑については後述するように注意が必要です。
💎 くすみ・肌のトーンアップ
肌全体に広がったくすみの改善も、フォトフェイシャルの得意分野です。顔全体に均一に光を照射することで、肌の色むらが改善され、透明感のある明るい肌へと導かれます。
施術直後から肌のトーンアップを実感できる方も多く、継続的に施術を受けることで、より安定した効果が得られます。「光で肌を洗う」という表現がされることもあり、肌本来の美しさを取り戻す効果が期待できます。
🔴 赤ら顔・毛細血管拡張症の改善
赤ら顔の原因である拡張した毛細血管に対して、IPLの光が効果的に作用します。血液中のヘモグロビンに吸収された光エネルギーが熱に変わり、異常に拡張した血管を収縮させることで、顔の赤みが軽減されます。
酒さ(しゅさ)や酒さ性座瘡による赤みにも一定の効果が期待できますが、これらの症状は複雑な要因が絡み合っているため、医師との相談のうえで治療計画を立てることが大切です。
🔴 ニキビ・ニキビ跡の改善
IPLの光は、ニキビの原因菌であるアクネ菌が産生する「ポルフィリン」という物質に反応します。光がポルフィリンに吸収されると、アクネ菌を殺菌する効果が生じ、炎症性のニキビの改善が促進されます。
また、ニキビ跡の赤みや色素沈着に対しても効果が期待できます。メラニンやヘモグロビンに作用することで、赤みを帯びたニキビ跡や茶色く色素沈着したニキビ跡を徐々に改善していきます。
ただし、クレーター状の凹んだニキビ跡(萎縮性瘢痕)については、フォトフェイシャル単独での改善は難しく、他の治療法との併用が必要になる場合があります。
🔵 毛穴の開きの改善
加齢や皮脂分泌過多によって開いた毛穴の改善にも、フォトフェイシャルは効果を発揮します。IPLの熱刺激によってコラーゲンの産生が促進されると、肌にハリが生まれ、毛穴を引き締める効果が得られます。
また、皮脂腺の活動を抑制する作用もあるため、皮脂の過剰分泌による毛穴の開きやテカリの改善にも寄与します。継続的に施術を受けることで、キメの整った滑らかな肌質へと改善されていきます。
✨ 小じわ・ハリの改善
真皮層のコラーゲン産生を促進する効果により、小じわの改善や肌のハリ・弾力アップが期待できます。年齢とともに減少するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生が活性化されることで、ふっくらとした若々しい印象の肌へと導かれます。
ただし、深いシワやたるみについては、フォトフェイシャルだけでは限界があります。より顕著な効果を求める場合は、ヒアルロン酸注入やHIFU(ハイフ)など、他の治療法との組み合わせを検討することが推奨されます。
⚡ 4. フォトフェイシャルとレーザー治療の違い
シミ治療や美肌治療を検討する際、フォトフェイシャル(IPL)とレーザー治療のどちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。両者には明確な違いがありますので、それぞれの特徴を理解したうえで、自分の肌悩みや希望に合った治療法を選ぶことが大切です。
📊 光の波長の違い
- レーザー治療: 特定の単一波長の光を使用(集中的かつ強力)
- IPL(フォトフェイシャル): 560nm〜1200nmの幅広い波長帯域(複数のターゲットに同時作用)
🎯 照射範囲と効果の違い
- レーザー治療: 「深く・狭く・強く」作用(ピンポイント治療)
- フォトフェイシャル: 「浅く・広く・優しく」作用(顔全体の改善)
⏰ ダウンタイムの違い
- レーザー治療: かさぶたができ、1〜2週間のダウンタイム
- フォトフェイシャル: 施術直後からメイク可能、ダウンタイムほぼなし
✅ どちらを選ぶべきか
フォトフェイシャルが適している場合:
- 顔全体の薄いシミやそばかすを改善したい
- くすみを取り除いて肌のトーンアップをしたい
- 複数の肌悩み(シミ、赤み、毛穴など)を同時に改善したい
- ダウンタイムを極力抑えたい
- 美容治療が初めてで、まずはマイルドな治療から始めたい
- 定期的なメンテナンスで美肌を維持したい
レーザー治療が適している場合:
- 境界がはっきりした濃いシミをピンポイントで除去したい
- ホクロやアザを取りたい
- 少ない回数で確実な効果を得たい
- ダウンタイムを許容できる
実際の治療では、フォトフェイシャルとレーザーを組み合わせたコンビネーション治療が行われることもあります。最適な治療法は、医師の診察を受けて相談のうえで決めることをおすすめします。
🔄 5. 施術の流れ
フォトフェイシャルの施術は、一般的に以下のような流れで行われます。クリニックによって多少の違いはありますが、基本的な手順を把握しておくことで、安心して施術を受けることができます。
1️⃣ カウンセリング・診察
まず、医師によるカウンセリングと診察を行います。肌の状態を確認し、シミの種類や深さ、赤みの有無、肝斑の可能性などを見極めます。
フォトフェイシャルの適応があるかどうか、期待できる効果、必要な回数の目安、リスクや注意点などについて詳しく説明を受けます。
また、クリニックによっては肌診断機を使用して、肉眼では見えない隠れたシミ(潜在シミ)や肌の状態を詳しく分析する場合もあります。
2️⃣ 洗顔・クレンジング
施術前に、メイクや皮脂、汚れを落とすために洗顔を行います。肌を清潔な状態にすることで、IPLの光が効率よく肌に届くようになります。クレンジング剤や洗顔料はクリニックで用意されていることが一般的です。
3️⃣ ジェルの塗布・目の保護
洗顔後、施術部位に専用の冷却ジェルを塗布します。このジェルには、肌との密着性を高めて光の伝導を効率化する役割と、冷却によって痛みを軽減し、やけどのリスクを低減する役割があります。
また、目を光から保護するために、専用のアイシールドやゴーグルを装着します。IPLの光は目に入ると危険なため、この保護は非常に重要です。
4️⃣ IPL照射
いよいよIPLの照射を行います。医師または看護師が、ハンドピースを肌に当てて光を照射していきます。顔全体に均一に照射するため、額、頬、鼻、顎など、各部位に順番にアプローチしていきます。
照射時間は、顔全体で15〜30分程度が一般的です。使用するフィルターや照射するショット数によっても変わります。
照射中の痛みについては、「輪ゴムで軽くパチンと弾かれるような感覚」と表現されることが多いです。シミや赤みが濃い部分、皮膚が薄い部分では、多少痛みを感じやすくなります。
5️⃣ クーリング・終了
照射終了後、ジェルを拭き取り、肌を冷却して落ち着かせます。施術後は肌が敏感になっているため、クリニックによっては鎮静効果のあるシートマスクや保湿ケアを行うこともあります。
施術直後から洗顔やメイクが可能です。クリニック内にパウダールームが用意されていることが多いので、メイクをして帰ることができます。
6️⃣ アフターケアの説明
施術後の注意点やアフターケアについて説明を受けます。特に重要なのは、紫外線対策と保湿です。施術後の肌は通常よりも敏感になっており、紫外線の影響を受けやすい状態にあります。
📅 6. 推奨される回数と頻度
フォトフェイシャルは、1回の施術でも肌のトーンアップやツヤ感のアップを実感できる方が多いですが、シミをしっかり薄くしたい場合や肌質改善を目指す場合は、複数回の継続的な施術が推奨されます。
📊 推奨回数の目安
一般的には、3〜4週間に1回の間隔で、5〜6回を1クールとして治療を進めることが推奨されています。これは、肌のターンオーバー周期(約28日)に合わせた治療サイクルです。
- 1回目: 施術直後から肌のトーンアップや透明感を感じる
- 2〜3回目: 多くの方が効果を実感し始める時期
- 4〜5回目: より明確な改善効果が現れる
- 5回目以降: ほとんどのシミが目立たなくなり、肌質改善を実感
⏰ 効果の持続期間とメンテナンス
フォトフェイシャルの効果の持続期間には個人差がありますが、適切なアフターケアを行えば6ヶ月〜1年程度は効果が持続するとされています。
1クールの治療が終了した後も、2〜3ヶ月に1回程度のメンテナンス施術を続けることで、美しい肌状態を長く維持することができます。
⚠️ 治療間隔を守ることの重要性
施術間隔は医師の指示に従うことが重要です。効果を急ぐあまり、短い間隔で頻繁に施術を受けると、肌に過度な負担がかかり、かえってトラブルを招く可能性があります。
逆に、間隔が空きすぎると効果が薄れてしまうこともあります。治療計画に沿って、適切なペースで継続することが、最良の結果を得るためのポイントです。
🕒 7. ダウンタイムと施術後の経過
フォトフェイシャルの大きなメリットの一つが、ダウンタイムがほとんどないことです。施術直後から日常生活を送ることができ、仕事や予定への影響を最小限に抑えられます。
🔴 施術直後
施術直後は、肌に軽い赤みや熱感が生じることがあります。これは光による正常な反応であり、通常は数時間で落ち着きます。冷却することで早く鎮静化します。
施術直後から洗顔やメイクが可能です。そのため、施術後に予定があっても問題なく過ごすことができます。
🟤 施術後1〜3日
施術後1〜3日は、シミに反応した部分が一時的に濃くなることがあります。これは、メラニン色素が肌表面に浮き上がってきている証拠であり、「シミが悪化した」わけではありません。
濃くなったシミの部分には、細かいかさぶた(マイクロクラスト)ができることがあります。かさぶたはメイクでカバーできる程度の大きさであり、日常生活に大きな支障はありません。
✨ 施術後4〜7日
かさぶたが自然に剥がれ始める時期です。かさぶたの下には、シミが薄くなった新しい肌が現れます。無理に剥がさず、自然に剥がれるのを待ちましょう。
この頃になると、肌のトーンアップや透明感を実感し始める方が多いです。
🌟 施術後1〜2週間
かさぶたが完全に剥がれ落ち、シミが薄くなった効果を実感できるようになります。肌のキメが整い、ハリ感が出てきたと感じる方もいます。
次回の施術までは、紫外線対策と保湿を継続して行うことが大切です。
📝 アフターケアの重要ポイント
施術後のアフターケアは、効果を最大限に引き出し、トラブルを防ぐために非常に重要です。以下のポイントを守りましょう。
- 紫外線対策を徹底する: SPF30以上、PA+++以上の日焼け止めを毎日塗る
- 保湿をしっかり行う: 化粧水、美容液、乳液、クリームで十分に保湿
- 刺激を避ける: レチノールやピーリング成分を含む化粧品を控える
- かさぶたを無理に剥がさない: 自然に剥がれるまで待つ
⚠️ 8. 副作用とリスク
フォトフェイシャルは、比較的安全性の高い治療法として知られていますが、医療行為である以上、副作用やリスクがゼロではありません。事前にリスクを理解し、信頼できる医療機関で施術を受けることが大切です。
📊 主な副作用
- 赤み・腫れ・熱感: 施術直後に起こりやすく、通常は数時間〜当日中に落ち着く
- かさぶた(マイクロクラスト): シミに反応した部分に生じる正常な反応
- 一時的なシミの濃化: メラニンが浮き上がることで一時的に濃く見える正常な経過
- かゆみ: 施術後に軽いかゆみを感じることがある
🚨 起こりうるリスク・合併症
やけど: 照射出力が強すぎたり、冷却が不十分だったりした場合に起こる可能性
色素沈着(炎症後色素沈着): やけどや強い炎症の後に肌が茶色くなってしまうことがある
色素脱失: まれに、照射部位が周囲よりも白くなってしまうことがある
効果が得られない: シミの種類や深さによってはフォトフェイシャルでは改善が難しい場合がある
肝斑の悪化: 肝斑に対して通常の設定で照射すると、刺激によってかえって濃くなってしまうリスクがあります。肝斑がある場合、または肝斑が疑われる場合は、事前に医師に診断してもらい、適切な治療法を相談することが重要です。
目への影響: 適切な保護をせずに目に光が入ると、虹彩炎やぶどう膜炎などの目のトラブルを引き起こす可能性
🛡️ リスクを最小限にするために
- 経験豊富な医師のいる、信頼できるクリニックで施術を受ける
- 事前のカウンセリングで、自分の肌の状態や既往歴、服用中の薬などを正確に伝える
- 施術前後は日焼けを避け、紫外線対策を徹底する
- 施術後のアフターケア(保湿・紫外線対策)を怠らない
- 異常を感じたら、すぐに施術を受けたクリニックに相談する
👥 9. フォトフェイシャルに向いている人・向いていない人
フォトフェイシャルは多くの方に効果的な治療法ですが、すべての人に最適というわけではありません。自分がフォトフェイシャルに向いているかどうか、事前に確認しておきましょう。
✅ フォトフェイシャルに向いている人
- シミやそばかすが顔全体に広がっている方
- くすみが気になり、肌のトーンアップをしたい方
- 赤ら顔や毛細血管拡張症に悩んでいる方
- ニキビ跡の赤みや色素沈着を改善したい方
- 毛穴の開きやキメの乱れが気になる方
- 小じわや肌のハリ不足を改善したい方
- 複数の肌悩みを同時に改善したい方
- ダウンタイムをなるべく避けたい方
- 美容治療が初めてで、マイルドな治療から始めたい方
- 定期的なメンテナンスで美肌を維持したい方
- 将来のシミ・くすみを予防したい方
❌ フォトフェイシャルに向いていない人・注意が必要な人
日焼けしている方: 日焼け肌はメラニンが増加した状態であり、やけどのリスクが高くなります
肝斑がある方: 肝斑に対する通常のフォトフェイシャルは悪化のリスクがあります
妊娠中・授乳中の方: 安全性が確立されていないため、多くのクリニックでは施術を控えています
光過敏症の方: 光に対して過敏な反応を示す体質の方は施術を避ける必要があります
特定の薬を服用中の方: 光感受性を高める薬(一部の抗生物質、抗炎症薬、降圧薬など)を服用している場合
皮膚疾患がある方: 治療部位に活動性の皮膚疾患(ヘルペス、湿疹、皮膚炎など)がある場合
ケロイド体質の方: 傷跡がケロイド状に盛り上がりやすい体質の方は注意が必要
深いシミ・濃いシミのみが悩みの方: レーザー治療の方が適している場合があります
クレーター状のニキビ跡が主な悩みの方: フラクショナルレーザーやダーマペンなどの治療が効果的
深いシワ・たるみが主な悩みの方: ヒアルロン酸注入やHIFU、糸リフトなどの治療が適しています
🏥 10. クリニック選びのポイント
フォトフェイシャルの効果を最大限に引き出すためには、信頼できるクリニック選びが非常に重要です。以下のポイントを参考に、自分に合ったクリニックを見つけましょう。
👨⚕️ 医師の経験と実績
フォトフェイシャルは、一見シンプルな施術に見えますが、実際には医師の診断力と技術が結果を大きく左右します。シミの種類や深さを正確に見極め、肝斑の有無を判断し、患者一人ひとりの肌質に合わせて照射パラメータを適切に設定する必要があります。
クリニックを選ぶ際は、フォトフェイシャルの経験年数を確認しましょう。ホームページに症例写真が掲載されているクリニックは参考になります。また、皮膚科専門医や美容皮膚科の経験が豊富な医師がいるクリニックは、皮膚トラブルが生じた際にも適切に対応してもらえる安心感があります。
💬 カウンセリングの充実度
良いクリニックは、カウンセリングを重視しています。患者の肌悩みや希望をじっくり聞き、肌の状態を丁寧に診察したうえで、適切な治療法を提案してくれるクリニックを選びましょう。
カウンセリングでは、以下の点を確認することをおすすめします:
- 自分の肌悩みに対して、フォトフェイシャルが適切かどうか
- 期待できる効果とその限界
- 必要な回数と治療期間の目安
- 副作用やリスクについての説明
- 費用の総額(初診料、施術料、アフターケア料など)
- 万が一トラブルが起きた場合の対応
🔧 使用する機器
フォトフェイシャルに使用される機器はさまざまですが、効果と安全性の面で信頼性の高い機器を導入しているクリニックを選ぶことが大切です。
代表的な機器としては、厚生労働省の薬事承認を受けている「フォトフェイシャルM22」や「ステラM22」があります。これらの機器は、複数のフィルター(波長選択)と細かな出力調整が可能であり、一人ひとりの肌状態や症状に合わせたオーダーメイド治療が行えます。
💰 料金体系の透明性
フォトフェイシャルは継続的な施術が効果的なため、トータルでの費用も考慮する必要があります。料金体系が明確で、追加費用が発生しないか、事前に確認しておきましょう。
1回あたりの相場は、顔全体で15,000円〜30,000円程度が一般的です。コース契約で複数回分をまとめて申し込むと割引になるクリニックも多いですが、自分に合わなかった場合のことも考え、最初は1〜2回の都度払いで試してみることをおすすめします。
🛡️ アフターケア・保証制度
施術後に何かトラブルがあった場合のフォローアップ体制も重要です。施術後の経過確認や、副作用が生じた場合の対応、再照射の保証などについて、事前に確認しておきましょう。
🚃 通いやすさ
フォトフェイシャルは複数回通う必要があるため、自分の生活圏内にあり、予約が取りやすいクリニックを選ぶことも大切なポイントです。
渋谷エリアには多くの美容皮膚科があり、駅からのアクセスが良いクリニックも多数あります。仕事帰りや休日に通いやすい立地・営業時間のクリニックを選ぶと、継続して治療を受けやすくなります。
📱 口コミ・評判
実際に施術を受けた方の口コミも参考になります。ただし、口コミは個人の主観に基づくものであり、自分に当てはまるとは限りません。極端に良い評価や悪い評価に惑わされず、複数の情報源を参考にしながら、最終的には自分の目で確かめることが大切です。
🌃 11. 渋谷エリアでフォトフェイシャルを受ける際の注意点
渋谷は、東京都内でも有数の美容クリニック密集エリアです。多くのクリニックがしのぎを削っている分、患者にとっては選択肢が豊富であるというメリットがあります。一方で、クリニック選びに迷いやすいというデメリットもあります。
🚶♀️ アクセスの良さを活かす
渋谷駅周辺には複数の美容皮膚科が集まっており、駅から徒歩数分圏内でアクセスできるクリニックが多いです。仕事帰りや買い物のついでに通いやすい点は、継続的な治療を行ううえで大きなメリットです。
通勤・通学経路上にあるクリニックや、よく行く場所の近くにあるクリニックを選ぶと、無理なく通い続けることができます。
💴 価格競争のメリット・デメリット
美容クリニックの激戦区である渋谷では、価格競争が活発で、初回限定価格やキャンペーン価格を設定しているクリニックも多く見られます。これをうまく活用すれば、比較的リーズナブルに施術を受けることも可能です。
一方で、極端に安い価格には注意が必要な場合もあります。使用する機器のグレードや、施術を担当するスタッフの経験、照射するショット数などが、価格に反映されていることがあります。「安いから」という理由だけで選ぶのではなく、内容をしっかり確認することが大切です。
🔍 事前の情報収集とカウンセリング
渋谷エリアには多くのクリニックがあるため、事前にホームページで情報を調べたうえで、気になるクリニックのカウンセリングを受けてみましょう。
複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師の説明の分かりやすさ、対応の丁寧さ、院内の雰囲気などを比較検討することをおすすめします。
「この先生になら安心して任せられる」と感じられるクリニックを見つけることが、満足のいく結果を得るための第一歩です。

❓ 12. よくある質問
フォトフェイシャルに関して、患者様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
IPLフォトフェイシャルの効果は即効性もありますが、継続することで肌そのものの質が改善されることが最大の魅力です。一人ひとりの肌状態に合わせて照射設定を調整することで、より安全で効果的な治療を提供できます。