はじめに
脇の下の痛みやしこりを発見すると、多くの方が不安を感じるのではないでしょうか。「これは何か深刻な病気なのだろうか」「がんの可能性はあるのだろうか」といった心配は、決して珍しいものではありません。
実際に、アイシークリニック渋谷院にも、脇の下の異常を心配されて来院される患者様が数多くいらっしゃいます。脇の下のしこりや痛みには様々な原因があり、その多くは良性のものですが、中には早期診断・治療が必要な疾患も含まれているため、正しい知識を持つことが大切です。
本記事では、脇の下の痛みやしこりについて、その原因から症状、診断方法、治療法まで、医学的根拠に基づいて詳しく解説いたします。正確な情報を提供することで、皆様の不安を軽減し、適切な判断ができるようサポートいたします。
脇の下(腋窩)の解剖学的構造と役割
脇の下の基本構造
脇の下は医学用語で「腋窩(えきか)」と呼ばれ、人体において重要な役割を果たしている複雑な構造を持つ部位です。この領域には以下のような重要な組織が集まっています。
リンパ系組織
- 腋窩リンパ節群:感染や異物に対する免疫応答の重要な拠点
- リンパ管:全身のリンパ液が流れる管状の構造
血管・神経系
- 腋窩動脈・静脈:上肢への主要な血液供給路
- 腕神経叢:上肢の運動・感覚を司る神経の束
- 肋間神経:胸壁の感覚を司る神経
筋肉・軟部組織
- 大胸筋、小胸筋、前鋸筋
- 広背筋、大円筋
- 皮下脂肪組織
その他の構造
- 副乳(異所性乳腺組織)
- 汗腺、毛包
- 皮膚・皮下組織
リンパ系の重要な機能
腋窩リンパ節は、体の免疫システムにおいて極めて重要な役割を担っています。正常な成人では、1cm未満の小さなリンパ節が複数存在しており、健康な方でも触知できることがあります。
リンパ節の主な機能:
- 異物やウイルス、細菌などの病原体の監視
- 免疫細胞の活性化と増殖
- がん細胞の早期発見と除去
- 老廃物の処理
脇の下のしこりと痛みの主な原因
脇の下に生じるしこりや痛みには、多岐にわたる原因があります。年齢、性別、症状の性質によって、考えられる疾患は異なります。
年齢別の特徴
30歳以下の場合
- 良性疾患が約80%を占める
- 感染症によるリンパ節腫脹が最も多い
- 外傷や皮膚炎に伴う反応性変化
50歳以上の場合
- 悪性疾患の割合が約40%に上昇
- がんの転移やリンパ腫の可能性を考慮する必要
- より慎重な評価と経過観察が必要
症状の性質による分類
急性(数日以内)
- 細菌・ウイルス感染
- 外傷による炎症
- アレルギー反応
亜急性(数週間)
- 慢性感染症
- 免疫システムの異常
- ワクチン接種後の反応
慢性(数ヶ月以上)
- 悪性腫瘍の可能性
- 慢性炎症性疾患
- 良性腫瘍
良性の原因とその特徴
1. リンパ節の反応性腫脹
リンパ節炎は、脇の下の痛みやしこりの最も一般的な原因です。
特徴:
- 柔らかく、可動性がある
- 圧痛を伴うことが多い
- 発熱を伴う場合がある
- 原因となる感染源の治療で改善
主な原因:
- 上肢や手の傷からの細菌感染
- ウイルス感染(風邪、インフルエンザなど)
- 皮膚炎やアトピー性皮膚炎
- ワクチン接種後の副反応
COVID-19ワクチン接種後のリンパ節腫脹 近年、新型コロナウイルスワクチン接種後に腋窩リンパ節が腫脹するケースが報告されています。これは正常な免疫反応の一部であり、通常2-6週間で自然に軽快します。
2. 粉瘤(アテローム)
粉瘤は皮膚の下にできる袋状の構造物で、その中に皮脂や角質が蓄積したものです。
特徴:
- 皮膚の直下に触れる球状のしこり
- 中央に黒い点(開口部)が見えることがある
- 通常は痛みがない
- 感染すると急激に腫脹し、強い痛みを伴う
治療:
- 感染を起こしていない場合:経過観察または外科的摘出
- 感染を起こした場合:抗生物質投与、場合によっては切開排膿
3. 脂肪腫
脂肪腫は皮下脂肪組織の良性腫瘍で、全身のどこにでも発生する可能性があります。
特徴:
- 柔らかく、弾性のあるしこり
- 可動性がある
- 痛みはない
- 徐々に大きくなることがある
治療:
- 小さく症状がない場合:経過観察
- 大きさや美容上の問題がある場合:外科的摘出
4. 副乳(異所性乳腺)
副乳は、胎児期に持っていた乳腺組織が腋窩部に残存したものです。
発生頻度:
- 女性の5-10%(報告により1-6%とも)
- 男性の約1.5%
特徴:
- 女性ホルモンの影響を受けて腫脹
- 月経周期、妊娠、授乳期に症状が顕著
- 更年期にも症状が現れることがある
- 通常は痛みを伴わない
注意点: 副乳にも稀に乳がんが発生する可能性があります(約0.3%)。しこりが硬くなったり、急激に大きくなったりした場合は専門医の診察を受けることが重要です。
5. 化膿性汗腺炎(膿疱性汗腺炎)
アポクリン汗腺の慢性炎症性疾患で、腋窩は好発部位の一つです。
特徴:
- 再発性の膿疱や結節
- 強い痛みを伴う
- 20-40歳代に多い
- 肥満、喫煙が危険因子
治療:
- 軽症:外用薬、生活習慣の改善
- 重症:全身性抗生物質、免疫抑制剤
6. 筋肉・神経由来の痛み
筋肉の炎症
- 重い荷物を持った後の筋肉痛
- デスクワークによる筋膜の緊張
- 運動後の筋肉炎症
神経痛
- 肋間神経痛:チクチクした痛み
- 腕神経叢の圧迫:しびれを伴う痛み
- 長時間の同じ姿勢による神経刺激
注意すべき症状:悪性疾患の可能性
すべてのしこりが良性というわけではありません。以下のような症状がある場合は、悪性疾患の可能性を考慮し、早急な医療機関受診が必要です。
1. 乳がんの腋窩リンパ節転移
乳がんは腋窩リンパ節に転移しやすく、これが最初の症状として現れることがあります。
特徴的な所見:
- 硬く、可動性が乏しい
- 通常は痛みがない
- 徐々に大きくなる
- 表面がでこぼこしている
- 周囲組織との癒着
関連症状:
- 乳房のしこり
- 乳房の皮膚の変化(オレンジピール様変化)
- 乳頭からの血性分泌
- 乳房の形の変化
潜在性乳がん 稀に、乳房にしこりがなく、腋窩リンパ節の腫脹のみが初発症状となる「潜在性乳がん」もあります。この場合、詳細な画像検査が必要となります。
2. 悪性リンパ腫
血液のがんの一種で、リンパ節が原発巣となります。
特徴:
- 硬く、可動性が乏しい
- 通常は痛みがない
- 急速に増大することがある
- 複数のリンパ節領域に同時に発生
全身症状(B症状):
- 38℃以上の発熱
- 6ヶ月間で10%以上の体重減少
- 寝汗
3. その他の転移性がん
肺がん、胃がん、大腸がんなど、他の臓器のがんが腋窩リンパ節に転移することもあります。
注意すべき症状:
- 原因不明の体重減少
- 持続する咳嗽
- 消化器症状
- 全身倦怠感
診断方法と検査
脇の下のしこりや痛みの原因を特定するため、以下のような段階的なアプローチが取られます。
1. 問診・病歴聴取
詳細な症状の確認:
- しこりを発見した時期
- 大きさや硬さの変化
- 痛みの性質と程度
- 発熱の有無
- 月経周期との関連(女性の場合)
既往歴・家族歴:
- がんの既往歴・家族歴
- 感染症の既往
- 最近のワクチン接種
- 服用中の薬剤
生活環境:
- 職業(重労働の有無)
- ペットの飼育
- 海外渡航歴
2. 身体診察
視診:
- 皮膚の色調変化
- 腫脹の範囲
- 表面の性状
触診:
- しこりの大きさ(1cm未満は正常範囲)
- 硬さ(軟らかい/硬い)
- 可動性(良好/不良)
- 圧痛の有無
- 表面の性状(平滑/不整)
腋窩リンパ節の分類:
- レベルI:大胸筋外側縁より外側
- レベルII:大胸筋の背側
- レベルIII:大胸筋内側縁より内側
3. 画像検査
超音波検査(エコー検査) 最も有用な初期検査で、リアルタイムでリンパ節の性状を評価できます。
正常リンパ節の所見:
- 短径/長径比 < 0.5
- 卵型または腎型
- 高エコーのリンパ門を有する
- リンパ門に血流信号
異常所見:
- 短径/長径比 ≥ 0.5
- 球型
- リンパ門の消失
- 皮質の肥厚
- 不均一なエコー
CT検査 深部リンパ節の評価や他の部位への転移検索に有用です。
MRI検査 乳腺の詳細な評価や副乳の診断に用いられます。
PET-CT検査 悪性腫瘍の転移検索や全身検索に有用ですが、炎症でも陽性となるため解釈に注意が必要です。
4. 病理学的検査
画像検査で悪性が疑われる場合、確定診断のために組織学的検査が必要となります。
細針吸引細胞診(FNA)
- 細い針でリンパ節から細胞を採取
- 侵襲が少ない
- 診断精度は限定的
針生検(Core needle biopsy)
- より太い針で組織を採取
- 確定診断により適している
- 局所麻酔下で施行
外科的生検
- リンパ節全体を摘出
- 最も確実な診断方法
- 全身麻酔が必要な場合がある
5. 血液検査
一般的な検査項目:
- 血算(白血球数、リンパ球数)
- 炎症反応(CRP、ESR)
- 肝機能、腎機能
- 電解質
特殊検査:
- 腫瘍マーカー(CEA、CA15-3など)
- 自己抗体(膠原病の評価)
- 感染症マーカー(EBV、CMVなど)
治療法
治療は原因によって大きく異なります。正確な診断に基づいた適切な治療が重要です。
1. 良性疾患の治療
感染性リンパ節炎
- 抗生物質の投与(経口または点滴)
- 消炎鎮痛剤
- 安静と局所の冷却
- 原因となる感染源の治療
使用される抗生物質の例:
- ペニシリン系(アモキシシリン/クラブラン酸)
- セフェム系(セファレキシン)
- マクロライド系(クラリスロマイシン)
粉瘤
- 無症状の場合:経過観察
- 感染を起こした場合:
- 抗生物質投与
- 切開排膿
- 炎症が落ち着いてから根治的摘出術
脂肪腫
- 小さく無症状:経過観察
- 大きい、症状がある:外科的摘出
- 局所麻酔下での日帰り手術が可能
副乳
- 基本的には治療不要
- 症状が強い場合:外科的摘出
- 乳がんの発生に注意し定期的な経過観察
2. 悪性疾患の治療
乳がん
- 手術療法(乳房切除術、腋窩リンパ節郭清)
- 化学療法(抗がん剤治療)
- 放射線療法
- ホルモン療法
- 分子標的治療
悪性リンパ腫
- 化学療法(CHOP療法など)
- 放射線療法
- 免疫療法
- 造血幹細胞移植(進行例)
3. 対症療法
疼痛管理
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
- アセトアミノフェン
- 局所の冷却・温熱療法
生活指導
- 適度な運動
- ストレス管理
- 十分な休息
受診のタイミングと診療科の選択
緊急受診が必要な症状
以下の症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください:
急性症状:
- 激しい痛みと発熱
- 急激な腫脹
- 皮膚の著明な発赤
- 膿の排出
慢性症状で注意すべきもの:
- 1-2ヶ月以上続く硬いしこり
- 徐々に大きくなるしこり
- 可動性のないしこり
- 原因不明の体重減少を伴う場合
適切な診療科の選択
皮膚科
- 皮膚表面の異常(粉瘤、皮膚炎など)
- 毛包炎や汗腺炎
内科・総合診療科
- 発熱を伴うリンパ節腫脹
- 全身症状がある場合
- 初期評価としての受診
乳腺外科
- 乳房に関連する症状
- 副乳の診断・治療
- 女性の腋窩しこり
形成外科・外科
- 皮下腫瘤の摘出
- 粉瘤や脂肪腫の手術
血液内科
- 悪性リンパ腫が疑われる場合
- 複数部位のリンパ節腫脹
セカンドオピニオンの重要性
悪性疾患が疑われる場合や治療方針について不安がある場合は、セカンドオピニオンを求めることも大切です。特に以下の状況では積極的に検討してください:
- 手術の必要性について迷いがある
- 治療選択肢が複数ある
- 診断に不明確な点がある
- 治療効果に疑問がある
予防と日常生活での注意点
1. 感染予防
基本的な衛生管理:
- 手洗いの徹底
- 傷の適切な処置
- ペットとの接触後の手洗い
上肢の外傷予防:
- 園芸作業時の手袋着用
- ペットとの適切な距離感
- 鋭利な物の取り扱い注意
2. 生活習慣の改善
免疫力の維持・向上:
- バランスの取れた食事
- 適度な運動
- 十分な睡眠(7-8時間)
- ストレス管理
化膿性汗腺炎の予防:
- 禁煙
- 体重管理
- 適切なスキンケア
- 通気性の良い衣服の着用
3. 定期的なセルフチェック
月1回のセルフチェック方法:
- 視診
- 鏡の前で両腕を上げ、腋窩の左右差を確認
- 皮膚の色調変化がないかチェック
- 触診
- 仰向けに寝て、反対側の手で腋窩を触診
- 指の腹を使って、優しく円を描くように
- 鎖骨下から腋窩の奥まで丁寧に確認
- 記録
- 異常を感じた場合は日付と症状を記録
- 写真撮影(可能な範囲で)
- 大きさの変化を客観的に評価
4. ハイリスク群での注意点
乳がんの家族歴がある方:
- より頻繁なセルフチェック
- 定期的な乳がん検診
- 遺伝カウンセリングの検討
免疫抑制状態の方:
- 感染予防の徹底
- 些細な症状でも早期受診
- 主治医との密な連携
最新の治療動向と研究
1. 低侵襲診断技術の進歩
超音波ガイド下生検の精度向上
- 3D超音波技術の導入
- エラストグラフィーによる硬度評価
- 造影超音波検査の活用
液体生検(リキッドバイオプシー)
- 血中循環腫瘍細胞の検出
- 血中腫瘍DNA解析
- 早期診断への応用研究
2. 個別化医療の発展
遺伝子解析に基づく治療
- BRCA遺伝子変異と治療選択
- HER2陽性乳がんの分子標的治療
- 免疫チェックポイント阻害剤の応用
人工知能(AI)の活用
- 画像診断支援システム
- 治療効果予測モデル
- リスク評価の精密化
3. 免疫療法の進歩
CAR-T細胞療法
- 悪性リンパ腫への応用
- 治療抵抗性症例への新たな選択肢
免疫チェックポイント阻害剤
- PD-1/PD-L1阻害剤
- 乳がんでの臨床応用
- 副作用管理の改善
心理的サポートとQOL向上
1. 不安への対処
診断待ち期間の心理的負担 しこりを発見してから診断が確定するまでの期間は、患者様にとって非常に不安な時間です。この期間の心理的サポートが重要です。
- 正確な情報提供
- 不安の表出の場の提供
- 家族・友人のサポート体制構築
- 必要に応じたカウンセリング
インフォームドコンセントの充実
- 検査の必要性と方法の説明
- 考えられる診断と治療選択肢
- セカンドオピニオンの権利
- 質問・相談の機会確保
2. 治療中のQOL維持
手術後の機能回復
- リハビリテーションの重要性
- 上肢機能の維持・改善
- リンパ浮腫の予防と管理
社会復帰支援
- 職場復帰のタイミング
- 就労上の配慮事項
- 公的支援制度の活用
3. 長期フォローアップ
定期検査の意義
- 再発・転移の早期発見
- 二次がんのスクリーニング
- 治療後遺症の管理
患者教育の継続
- セルフチェック方法の再確認
- 新しい症状に対する対応
- 健康的な生活習慣の維持
医療費と公的支援制度
1. 医療費の概算
診断段階
- 初診・診察料:3,000-5,000円(3割負担)
- 超音波検査:2,000-3,000円
- CT/MRI検査:5,000-15,000円
- 生検:10,000-20,000円
治療段階
- 外科的摘出術:30,000-100,000円
- 悪性疾患の治療:数十万円〜
2. 公的支援制度
高額療養費制度
- 月の医療費自己負担額の上限設定
- 所得に応じた負担軽減
- 多数回該当による更なる軽減
がん患者への支援
- 障害年金の対象となる場合
- 傷病手当金
- 介護保険制度の利用
相談窓口
- 医療ソーシャルワーカー
- がん相談支援センター
- 各自治体の相談窓口

アイシークリニック渋谷院での診療方針
1. 当院の特色
総合的アプローチ 皮膚科、形成外科の専門性を活かし、脇の下のしこりや痛みに対して総合的な診断・治療を提供いたします。
最新設備による精密診断
- 高分解能超音波装置
- デジタル画像システム
- 病理検査との連携
患者様中心の医療
- 十分な説明と同意
- 個別性を重視した治療計画
- 心理的サポートの充実
2. 診療の流れ
初診時
- 詳細な問診と診察
- 必要に応じた即日検査
- 治療方針の説明と相談
- 次回予約と生活指導
フォローアップ
- 定期的な経過観察
- 症状変化への迅速な対応
- 他科との連携による包括的治療
3. 連携体制
他科との連携
- 乳腺外科専門医
- 血液内科専門医
- 病理診断科
地域医療機関との連携
- 高次医療機関への紹介
- 逆紹介による継続治療
- 情報共有による質の高い医療
まとめ
脇の下の痛みやしこりは、多くの場合良性の原因によるものですが、時として重要な疾患のサインである場合もあります。本記事で解説した内容をまとめると、以下の点が重要です:
重要なポイント
- 早期発見の意義
- 定期的なセルフチェックの実施
- 変化に気づいたら早期受診
- 症状を放置しない
- 適切な診断の重要性
- 自己判断による楽観視は危険
- 専門医による正確な評価
- 必要に応じた追加検査
- 年齢による注意点の違い
- 若年者:良性が多いが油断は禁物
- 高齢者:悪性の可能性も考慮
- 家族歴がある場合はより注意深い観察
- 症状の特徴による判断
- 痛みがある:感染や炎症の可能性
- 痛みがない硬いしこり:悪性の可能性を考慮
- 急激な変化:緊急性が高い
- 生活習慣の重要性
- 免疫力の維持・向上
- 感染予防の徹底
- ストレス管理
当院からのメッセージ
アイシークリニック渋谷院では、患者様の不安に寄り添い、正確な診断と適切な治療を提供することをお約束いたします。脇の下の異常を感じられた際は、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
早期発見・早期治療により、多くの疾患は良好な経過をたどることができます。定期的なセルフチェックを習慣とし、変化に気づいたらすぐに専門医の診察を受けることが、皆様の健康を守る最良の方法です。
医療は日々進歩しており、新しい診断技術や治療法が次々と開発されています。当院では常に最新の医学的知見を取り入れ、患者様に最良の医療を提供できるよう努めております。
皆様の健康と安心のため、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
参考文献
- MSDマニュアル プロフェッショナル版「リンパ節腫脹」https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/04-心血管疾患/リンパ系疾患/リンパ節腫脹
- 健康長寿ネット「リンパ節腫脹」https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/rounensei/rinpa.html
- 患者さんのための乳癌診療ガイドライン2019年版「腋窩リンパ節郭清について」https://jbcs.xsrv.jp/guidline/p2019/guidline/g4/q24/
- 患者さんのための乳癌診療ガイドライン2019年版「センチネルリンパ節生検について」https://jbcs.xsrv.jp/guidline/p2019/guidline/g4/q23/
- 築地リウマチ膠原病クリニック「リンパ節腫脹」https://www.tsukiji-irc.jp/common-symptoms/suspected-symptoms/lymphadenopathy/
監修者医師
高桑 康太 医師
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務