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ビタミン剤は病院で処方してもらえる?市販品との違いや注射・点滴も解説

💬 「疲れが取れない…」「肌荒れが続く…」そのまま放置していませんか?

実は、市販のサプリでは補えないビタミン不足が原因かもしれません。病院では、処方薬・注射・点滴といった医療レベルのビタミン補充が受けられます。

この記事を読めば、市販品との違い・病院でできること・受診すべき症状がまるごとわかります。読まないまま市販サプリを飲み続けると、本当に必要なケアを見逃してしまう可能性があります。

💡 こんな人にとくに読んでほしい!

✅ 疲れ・倦怠感がずっと続いている

✅ 肌荒れ・口内炎が繰り返す

✅ 市販サプリを飲んでいるのに効果を感じない

✅ 病院のビタミン注射・点滴が気になっている


目次

  1. 📌 そもそもビタミンとは何か
  2. 📌 ビタミン不足が引き起こす症状
  3. 📌 病院でビタミン剤を処方してもらえるの?
  4. 📌 処方されるビタミン剤と市販品の違い
  5. 📌 病院で受けられるビタミン注射・点滴の種類
  6. 📌 どんな症状のときに病院を受診すべきか
  7. 📌 ビタミン補充を行っている病院・クリニックの種類
  8. 📌 ビタミン補充を受ける際の注意点
  9. 📌 まとめ

📋 この記事のポイント

病院ではビタミン剤の処方や注射・点滴が可能で、疾患治療目的は保険適用、美容・疲労回復目的は自由診療となる。処方品は医薬品として有効性が検証され活性型成分を使用する点で市販サプリと異なり、アイシークリニック渋谷院では血液検査で不足を確認のうえ適切な補充法を提案している。

💡 そもそもビタミンとは何か

ビタミンは、体の機能を正常に保つために不可欠な有機化合物の総称です。体内でのエネルギー産生、細胞の修復、免疫機能の維持、神経の正常な働きなど、さまざまな生理機能に関わっています。タンパク質、脂質、炭水化物のように体のエネルギー源となるわけではありませんが、これらの栄養素がきちんと代謝されるために必要な「補酵素」としての役割を担うことが多いのが特徴です。

ビタミンは全部で13種類が知られており、大きく「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」の2グループに分けられます。

水溶性ビタミンはビタミンB群(B1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチン)とビタミンCが該当します。水に溶けやすく体内に蓄積されにくいため、毎日食事から摂取することが理想的です。余分なものは尿から排泄されるため、過剰摂取による毒性は比較的低いとされています。

脂溶性ビタミンはビタミンA・D・E・Kが該当します。脂に溶ける性質があり、体内の脂肪組織や肝臓に蓄積されます。蓄積されやすい分、長期間にわたって過剰に摂取すると体に悪影響が出ることがある点に注意が必要です。

現代の日本人の食生活では、加工食品の増加や偏食、ダイエット、ストレスによる消費量の増大などから、特定のビタミンが不足しがちになっています。ビタミンは食事から摂取することが基本ですが、生活スタイルや体の状態によっては、サプリメントや医療機関でのビタミン補充が有効な場合もあります。

Q. ビタミン剤を病院で処方してもらえますか?

病院でのビタミン剤処方は可能です。末梢神経障害や貧血など特定の疾患・症状がある場合は内科や神経内科で保険適用の処方を受けられます。美容・疲労回復目的の場合は自由診療となり、美容クリニック等でビタミン注射・点滴として提供されます。

📌 ビタミン不足が引き起こす症状

ビタミンが不足すると、種類によってさまざまな症状が現れます。日常的に「なんとなく不調」と感じている症状がビタミン不足に起因している場合も少なくありません。代表的なビタミン不足の症状を確認しておきましょう。

ビタミンB1が不足すると、疲労感や倦怠感、集中力の低下が起こりやすくなります。重症化すると「脚気(かっけ)」と呼ばれる神経障害や、心不全を引き起こすウェルニッケ脳症につながることもあります。アルコールを多く摂取する方はビタミンB1の吸収・利用が妨げられるため、特に不足しやすい傾向があります。

ビタミンB2が不足すると、口内炎や口角炎、舌炎が起きやすくなります。皮膚や粘膜の健康維持に関わるため、肌荒れや目の充血などの症状が出ることもあります。

ビタミンB6は、タンパク質の代謝や神経伝達物質の合成に関与しています。不足すると皮膚炎や口内炎、うつ症状、末梢神経障害などが現れることがあります。

ビタミンB12は神経機能の維持や赤血球の生成に欠かせません。不足すると「悪性貧血(巨赤芽球性貧血)」や末梢神経障害を引き起こすことがあります。動物性食品にしか含まれないため、ベジタリアンやビーガンの方は特に不足のリスクが高いとされています。

葉酸は細胞分裂や赤血球の生成に重要で、妊娠初期には特に必要量が増えます。不足すると神経管閉鎖障害のリスクが高まるほか、貧血の原因にもなります。

ビタミンCはコラーゲン合成や鉄の吸収促進、抗酸化作用などに関わっています。不足すると「壊血病」(皮下出血、歯肉出血など)が起こるほか、免疫力の低下、疲労感、肌荒れなども現れます。喫煙者はビタミンCの消費が増えるため不足しやすいとされています。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の健康維持や免疫機能の調整に関わっています。日光に当たることで体内で生成されますが、室内勤務が多い現代人では不足しがちです。不足すると骨軟化症やくる病(子ども)、骨粗しょう症のリスクが高まるほか、免疫機能の低下や気分の落ち込みとも関連が指摘されています。

このように、ビタミン不足はさまざまな体の不調につながります。症状が長引く場合や、自覚症状が強い場合には市販のサプリメントで対処するだけでなく、医療機関で血液検査などを受けて確認することが大切です。

✨ 病院でビタミン剤を処方してもらえるの?

結論から言うと、病院でビタミン剤を処方してもらうことは可能です。ただし、処方される状況や条件については理解しておく必要があります。

一般的な内科や消化器内科、皮膚科、神経内科などの医療機関では、特定の疾患や症状がある場合にビタミン剤が処方されます。たとえば、末梢神経障害(手足のしびれ、痛みなど)に対してはビタミンB12製剤(メコバラミン)が処方されることがよくあります。また、皮膚炎や口内炎の治療にビタミンB2やB6が、貧血の治療に葉酸製剤が処方されるケースもあります。

処方されるビタミン剤は医薬品として分類されており、医師が診察のうえで必要と判断した場合に処方箋が発行されます。疾患の治療や症状の改善が目的であれば保険適用となる場合がほとんどですが、「疲れているから念のため」といった予防的・美容的な目的では、健康保険が適用されないことが一般的です。

一方、美容クリニックや自由診療を行うクリニックでは、疾患の有無にかかわらずビタミン剤の処方やビタミン注射・点滴を受けることができます。この場合は自由診療(保険外診療)となるため全額自己負担となりますが、症状の有無に関係なく希望すれば受けることができます。

また、妊婦さんに対しては、妊婦健診の中で葉酸やビタミンDが積極的に勧められることがあります。特に葉酸は神経管閉鎖障害の予防のために、妊娠前から妊娠初期にかけて摂取することが推奨されており、産婦人科で処方を受けるケースも多く見られます。

Q. 処方ビタミン剤と市販サプリの主な違いは?

処方ビタミン剤と市販サプリには3つの大きな違いがあります。①処方品は医薬品として有効性・安全性が検証済み、②体内で直接利用できる活性型成分が使われることがある(例:活性型B12のメコバラミン)、③医師が血液検査の結果をもとに必要な種類と量を判断して処方します。

🔍 処方されるビタミン剤と市販品の違い

「病院で処方されるビタミン剤」と「市販のビタミンサプリメント」は、一見同じように思えますが、いくつかの点で大きな違いがあります。

まず、含まれる成分の種類と量が異なります。医療機関で処方されるビタミン剤は「医薬品」として分類されており、効能・効果や用量が法律に基づいて厳格に定められています。一方、市販のサプリメントは「食品」に分類されるものが多く、含有量の幅が広く、品質管理の基準も医薬品より緩い場合があります。医薬品として認められたビタミン剤は、臨床試験などによって有効性と安全性が検証されています。

次に、成分の形態(活性型か否か)の違いがあります。たとえばビタミンB12の場合、市販品に多く使われる「シアノコバラミン」は体内で活性型に変換される必要があります。一方、医療機関で処方される「メコバラミン(活性型ビタミンB12)」はすでに活性型であるため、体内でそのまま利用されやすいという特徴があります。同様に、ビタミンDにも「活性型ビタミンD」があり、腎臓の機能が低下した方などには活性型の製剤が処方されます。

また、医師が処方する場合には、患者の症状や血液検査の結果をもとに、本当に不足しているビタミンの種類や適切な用量を判断したうえで処方します。市販のサプリメントは自分で選んで購入するため、本当に必要なビタミンかどうかを判断しにくい面があります。

さらに、コストの面でも違いがあります。保険適用で処方されるビタミン剤は、患者の自己負担が1〜3割となるため、市販のサプリメントより費用が少なく済むことが多いです。ただし、自由診療でのビタミン点滴などは全額自己負担となるため、比較的費用がかかります。

市販のサプリメントが一概に劣っているというわけではありません。軽度のビタミン不足を補う目的や、日常的な健康維持のためには市販品でも十分なケースもあります。ただし、明らかな欠乏症の治療や、特定の疾患がある場合、吸収に問題がある場合などは、医療機関での処方品の方が適している場合があります。

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💪 病院で受けられるビタミン注射・点滴の種類

病院やクリニックでは、経口摂取(飲み薬)だけでなく、注射や点滴によってビタミンを補充する方法も提供されています。注射・点滴によるビタミン補充は、消化器を経由せずに直接血液中に成分が入るため、吸収率が高く、短時間で効果を実感しやすいとされています。以下に代表的なビタミン注射・点滴の種類を紹介します。

ビタミンB12注射(メコバラミン注射)は、末梢神経障害や悪性貧血に対して行われる注射で、内科や神経内科でも処方されることがあります。手足のしびれや痛みの改善、神経機能の回復を目的として使われます。筋肉注射または静脈注射で投与されることが多く、週に数回行うことも珍しくありません。

高濃度ビタミンC点滴は、美容クリニックや自由診療クリニックで人気の治療法です。通常の食事やサプリメントでは摂取できない高濃度のビタミンCを直接静脈から投与することで、強力な抗酸化作用、免疫力の向上、美肌効果(コラーゲン産生促進による)、疲労回復などが期待されます。また、がんの補助療法として研究されているという報告もありますが、保険適用にはなっていない場合がほとんどで、自由診療扱いとなります。

ビタミンB群注射(ビタミンB複合注射)は、ビタミンB1・B2・B6・B12などのBビタミン類をまとめて補充する注射や点滴です。エネルギー代謝を促し、疲労回復・倦怠感の改善に役立つとされています。アルコールをよく飲む方や、食事が偏りがちな方、長時間労働で疲労が蓄積している方などに適応されることがあります。内科でも疲労感などを訴えた場合に処方されることがあるほか、美容・疲労外来でも広く提供されています。

ニンニク注射と呼ばれるものもビタミンB1(チアミン)の注射が主成分で、投与後にニンニクのような独特の香りがすることからこの名称がついています。疲労回復効果が高いとされており、多くの美容・疲労クリニックで提供されています。

マルチビタミン点滴(美容点滴)は、複数のビタミンやミネラルを組み合わせた点滴で、「美容点滴」とも呼ばれます。クリニックによって配合内容はさまざまで、ビタミンC・B群に加えて、グルタチオン(抗酸化物質)、αリポ酸、亜鉛などが配合されることもあります。美肌、免疫力向上、疲労回復などを目的として行われます。

プラセンタ注射と組み合わせて行われるクリニックもありますが、プラセンタはビタミンではなく、胎盤由来の成長因子や栄養素を含む別の製剤です。

注射・点滴は経口摂取に比べて吸収率が非常に高いという利点がありますが、その分、感染リスクや血管への負担、アレルギー反応などのリスクも考慮する必要があります。必ず医師のいる医療機関で、適切な管理のもとで受けることが重要です。

Q. ビタミン注射・点滴にはどんな種類がある?

代表的なビタミン注射・点滴には、末梢神経障害に用いるビタミンB12注射、強力な抗酸化・美肌効果が期待される高濃度ビタミンC点滴、疲労回復を目的としたビタミンB群注射(ニンニク注射)、複数のビタミンやミネラルを組み合わせたマルチビタミン点滴があります。消化器を介さないため吸収率が高い点が特徴です。

🎯 どんな症状のときに病院を受診すべきか

ビタミン不足に起因する可能性がある症状が続く場合は、市販のサプリメントで対処するだけでなく、医療機関を受診することを検討してください。特に以下のような症状が見られる場合は、受診を検討してみましょう。

手足のしびれや痛みが続く場合は、ビタミンB12や葉酸の不足による末梢神経障害が疑われることがあります。ただし、糖尿病や頸椎・腰椎の疾患など他の原因も考えられるため、医師に診てもらうことが大切です。

貧血の症状(倦怠感、息切れ、顔色が悪い、動悸など)がある場合には、鉄欠乏性貧血のほか、葉酸やビタミンB12の不足による巨赤芽球性貧血が疑われることがあります。血液検査でどのタイプの貧血かを確認することが重要です。

骨の痛みや筋力低下、疲れやすさが続く場合は、ビタミンD不足が原因の一つとして考えられます。特に日光浴の機会が少ない方や高齢者、妊婦さんは注意が必要です。

繰り返す口内炎や肌荒れ、口角炎は、ビタミンBグループの不足と関連することがあります。皮膚科や内科で診てもらい、必要に応じてビタミン剤の処方を受けることができます。

妊活中や妊娠初期の方は、葉酸補充について産婦人科医に相談することをお勧めします。日本では妊娠を希望する方や妊娠初期の女性に対して、神経管閉鎖障害の予防を目的として1日400マイクログラムの葉酸摂取が推奨されています。

また、もともと消化器の疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、胃切除後など)がある方は、ビタミンの吸収障害が起こりやすいため、定期的に血液検査でビタミンの状態を確認することが推奨されます。特にビタミンB12は胃から分泌される「内因子」と呼ばれるタンパク質と結合して吸収されるため、胃を切除した方などは注射での補充が必要になるケースがあります。

長期間にわたる極端なダイエットや偏食による栄養不足が疑われる場合も、医師や管理栄養士に相談することが大切です。

💡 ビタミン補充を行っている病院・クリニックの種類

ビタミン補充を目的として受診できる医療機関は複数あります。症状や目的に応じて、適切な医療機関を選ぶことが重要です。

内科・かかりつけ医は、疲労感、倦怠感、食欲不振といった一般的な症状でビタミン不足が疑われる場合に相談できます。血液検査でビタミンレベルを確認し、必要であれば内服のビタミン剤を処方してもらえます。保険適用になる場合も多く、費用を抑えたい方に向いています。

神経内科・整形外科は、手足のしびれや痛み、神経障害が主な訴えの場合に受診することがあります。ビタミンB12製剤(メコバラミン)が処方される機会が多い診療科です。

皮膚科は、口内炎や肌荒れ、皮膚炎などの症状でビタミンB群の不足が関与している場合に、外用薬と合わせてビタミン剤が処方されることがあります。

産婦人科は、妊娠を希望する女性や妊婦さんに対する葉酸・鉄・ビタミンDの補充について相談できます。妊婦健診の中で、適切なビタミン補充についてアドバイスを受けることができます。

美容クリニック・自由診療クリニックは、美容目的や疲労回復目的でのビタミン注射・点滴を提供しています。保険適用外(全額自己負担)になりますが、症状の有無にかかわらずビタミン補充を受けることができます。高濃度ビタミンC点滴、ビタミンB群注射、マルチビタミン点滴などのメニューを選べるクリニックも多く、自分の目的に合わせて選択できます。渋谷のような都市部には、このような美容・疲労外来を掲げるクリニックが多数あります。

点滴外来・疲労外来は、疲労回復に特化した専門的な診療を行うクリニックです。生活習慣や栄養状態を総合的に評価したうえで、ビタミン補充の方法を提案してくれます。

どの医療機関を選ぶかは、症状の内容や目的、費用面などを考慮して決めましょう。保険適用での治療を希望する場合は、まずかかりつけの内科などで相談することをお勧めします。美容や疲労回復目的であれば、美容クリニックや自由診療クリニックが選択肢になります。

Q. ビタミンの過剰摂取にリスクはありますか?

ビタミンの種類によっては過剰摂取のリスクがあります。脂溶性のビタミンA・D・E・Kは体内に蓄積されやすく、過剰摂取により頭痛・肝障害・高カルシウム血症を引き起こす可能性があります。また、抗凝固薬服用中の方はビタミンKやEとの相互作用に注意が必要です。自己判断での大量摂取は避け、必ず医師に相談してください。

📌 ビタミン補充を受ける際の注意点

ビタミン補充を行う際には、いくつかの重要な注意点を押さえておく必要があります。ビタミンは体に良いものというイメージが強いですが、種類や摂取量によっては過剰摂取に伴うリスクもあります。

脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は体内に蓄積されやすいため、長期間にわたる過剰摂取には注意が必要です。特にビタミンAの過剰摂取は、頭痛・吐き気・肝障害・骨粗しょう症などを引き起こすことがあります。また、妊娠初期のビタミンA過剰摂取は胎児の奇形リスクと関連することが報告されています。ビタミンDも過剰になると高カルシウム血症を引き起こし、腎臓への悪影響が出る可能性があります。

水溶性ビタミンは過剰分が尿として排泄されるため比較的安全ですが、極めて高用量の場合には問題が起こることもあります。たとえば、大量のビタミンCは下痢や胃腸障害の原因になることがあります。また、高濃度ビタミンC点滴を行う前には、G6PD(グルコース-6-リン酸脱水素酵素)欠乏症の有無を確認することが推奨されています。G6PD欠乏症がある方に高濃度ビタミンCを投与すると溶血性貧血を引き起こすリスクがあるためです。

ビタミンB6の大量摂取は末梢神経障害(感覚神経障害)を引き起こすことがあります。サプリメントの過剰な摂取には注意が必要です。

薬との相互作用にも気をつける必要があります。たとえば、ビタミンKは血液を固める作用があるため、血液をサラサラにするワーファリン(ワルファリン)を服用している方はビタミンKの摂取量に注意しなければなりません。ビタミンEも血液凝固に影響することがあるため、抗凝固薬や抗血小板薬との組み合わせに注意が必要です。現在何らかの薬を服用している方は、ビタミン剤やサプリメントを始める前に必ず医師や薬剤師に相談してください。

注射・点滴に関しては、感染リスクの観点から、必ず医師が常駐し適切な衛生管理が行われている医療機関で受けることが大切です。また、稀にアレルギー反応が起こることもあるため、初めて受ける場合は体調の変化に注意し、異常を感じたらすぐに医療スタッフに伝えましょう。

ビタミン補充はあくまで「補助的な手段」であり、バランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠といった基本的な生活習慣が土台となることを忘れないでください。ビタミン剤に頼るだけで生活習慣を改善しないと、根本的な問題は解決されません。

また、「なんとなく体調が悪い」という状態が続く場合は、ビタミン不足だけが原因ではない可能性もあります。甲状腺機能低下症、貧血、うつ病、睡眠障害など、他の疾患が隠れている場合もあるため、症状が長期間改善しない場合は医療機関でしっかりと診てもらうことが大切です。

美容クリニックでビタミン注射や点滴を受ける場合は、クリニックの信頼性や医師の資格・経験を確認することも重要です。カウンセリングで丁寧に説明してくれるか、既往歴や現在の服薬状況をきちんと確認してくれるかなどを事前にチェックしておくことをお勧めします。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、「なんとなく疲れが取れない」「肌の調子が悪い」といったお悩みでご来院される患者様が多く、血液検査を行うとビタミンDやビタミンB群が不足しているケースを多く拝見します。市販のサプリメントで対処されている方も多いですが、不足しているビタミンの種類や程度を正確に把握したうえで補充方法を選ぶことが、より効果的な改善への近道です。気になる症状が続いている場合は、ぜひお気軽にご相談ください。患者様一人ひとりの状態に合わせた最適なビタミン補充のご提案をいたします。」

✨ よくある質問

病院でビタミン剤を処方してもらうことはできますか?

はい、可能です。末梢神経障害や貧血など特定の症状・疾患がある場合、内科や神経内科などで保険適用のビタミン剤が処方されます。一方、美容や疲労回復が目的の場合は自由診療(全額自己負担)となり、美容クリニックなどで処方・点滴を受けることができます。

病院で処方されるビタミン剤と市販サプリの違いは何ですか?

大きな違いは3点です。①処方品は医薬品として有効性・安全性が検証されている、②活性型など体内で利用されやすい成分形態が使われることがある、③医師が血液検査の結果をもとに必要なビタミンの種類と量を判断して処方します。市販品は日常的な健康維持には有効ですが、明確な症状がある場合は処方品が適していることがあります。

ビタミン注射・点滴にはどんな種類がありますか?

代表的なものとして、末梢神経障害に用いるビタミンB12注射、高濃度ビタミンC点滴、疲労回復を目的としたビタミンB群注射(ニンニク注射)、複数のビタミン・ミネラルを配合したマルチビタミン点滴などがあります。注射・点滴は消化器を経由しないため吸収率が高く、効果を実感しやすいとされています。

ビタミン補充で過剰摂取のリスクはありますか?

はい、種類によってはリスクがあります。特にビタミンA・D・E・Kなどの脂溶性ビタミンは体内に蓄積されやすく、過剰摂取により頭痛・肝障害・高カルシウム血症などを引き起こす可能性があります。また、薬を服用中の方は相互作用にも注意が必要です。自己判断での大量摂取は避け、必ず医師に相談してください。

どんな症状があれば病院でビタミン補充を相談すべきですか?

以下のような症状が続く場合は医療機関への受診をおすすめします。手足のしびれ・痛み、倦怠感・息切れなどの貧血症状、繰り返す口内炎・肌荒れ、骨の痛みや疲れやすさなどです。当院でも血液検査でビタミンの過不足を正確に確認したうえで、お一人おひとりに合った補充方法をご提案しています。

🔍 まとめ

ビタミン剤は病院で処方してもらうことが可能ですが、その方法や目的は状況によってさまざまです。疾患の治療や症状の改善が目的であれば保険適用で処方されることが多く、美容や疲労回復目的であれば自由診療のクリニックでビタミン注射・点滴という形で補充を受けることができます。

市販のサプリメントとの大きな違いは、医薬品としての有効性・安全性の担保、成分の活性型・非活性型の違い、医師による適切な診断と処方量の判断にあります。市販品も日常的な健康維持には有効な場面がありますが、明らかな症状がある場合や、特定の疾患がある場合、薬を服用している場合などは、必ず医師に相談してから使用することが重要です。

ビタミンの過剰摂取には種類によってリスクがあること、また注射・点滴は適切な医療環境で受ける必要があることも、ぜひ覚えておいてください。自分の症状や目的に合った方法を選び、医療のプロと連携しながらビタミン補充を活用することが、健康や美容の改善への近道です。

気になる症状がある方、ビタミン補充に興味がある方は、まずはお気軽に医療機関への相談から始めてみてはいかがでしょうか。アイシークリニック渋谷院では、患者様お一人おひとりの状態をしっかりと確認したうえで、適切なビタミン補充のご提案を行っています。

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📚 参考文献

  • 厚生労働省 – 「日本人の食事摂取基準」におけるビタミン類(A・D・B群・C等)の推奨量・上限量・欠乏症・過剰摂取リスクに関する公式基準情報
  • WHO(世界保健機関) – 妊娠中の葉酸・ビタミンD等の補充に関するWHOガイドライン(神経管閉鎖障害予防のための葉酸推奨摂取量を含む)
  • PubMed – 高濃度ビタミンC点滴療法の有効性・安全性(G6PD欠乏症リスク・抗酸化作用・免疫機能への影響)に関する査読済み臨床研究文献

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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