脇の汗やニオイに悩んでいる方にとって、「ビューホット」という治療法を耳にしたことがあるかもしれません。ビューホットは、メスを使わずにワキガや多汗症を改善できる治療法として注目を集めています。
渋谷エリアでも多くのクリニックで提供されているこの治療について、その仕組みから値段相場、他の治療法との比較まで、詳しく解説していきます。治療を検討されている方が、ご自身に合った選択ができるよう、医学的な観点からわかりやすくお伝えします。
目次
- ワキガと多汗症の違いを理解する
- ワキガの原因とアポクリン汗腺の役割
- 多汗症の原因とエクリン汗腺の仕組み
- ビューホットとは何か
- ビューホットの治療原理と特徴
- ビューホットの施術の流れ
- ビューホットの効果と持続期間
- ビューホット治療の値段相場
- ビューホットとミラドライの違い
- ビューホットのメリットとデメリット
- ビューホットが向いている人・向いていない人
- 治療を受ける前に確認すべきポイント
- 渋谷エリアでの治療を検討する際の注意点
- まとめ
この記事のポイント
ビューホットは高周波マイクロニードルでワキガ・多汗症を改善する切らない治療法で、両脇の費用は30〜40万円。ミラドライより幅広い部位に対応するが承認未取得のため、クリニック選びは医師の技術と実績を重視することが重要。
🔍 1. ワキガと多汗症の違いを理解する
ワキガと多汗症は、どちらも脇に関する悩みとして語られることが多いですが、実は全く異なる症状です。まずはこの違いを正しく理解することが、適切な治療選択の第一歩となります。
ワキガは医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」と呼ばれ、脇から特有の強いニオイが発生する状態を指します。このニオイは、アポクリン汗腺から分泌される汗が原因で発生します。
一方、多汗症は汗の量が異常に多くなる状態を指します。体温調節が必要ない状況でも大量の汗をかいてしまい、日常生活に支障をきたすほどの発汗が特徴です。多汗症の原因となるのは、エクリン汗腺から分泌される汗です。
重要なのは、ワキガと多汗症は別々の汗腺が原因であるという点です。ただし、臨床の現場では両方を併発している方も少なくありません。
治療法を選ぶ際には、ご自身の悩みが以下のどれに当てはまるかを明確にすることが大切です:
- ニオイが主な悩み
- 汗の量が主な悩み
- ニオイと汗の両方が悩み
Q. ワキガと多汗症はどう違うのですか?
ワキガ(腋臭症)はアポクリン汗腺から分泌された汗が皮膚の常在菌に分解されることで独特のニオイが発生する状態です。一方、多汗症はエクリン汗腺からの発汗が異常に増加する状態で、汗自体はほぼ無臭です。原因となる汗腺が異なるため、治療法の選択にも違いが生じます。
🧬 2. ワキガの原因とアポクリン汗腺の役割
ワキガのニオイの原因を理解するためには、アポクリン汗腺について知る必要があります。
人間の体には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という2種類の汗腺が存在します。アポクリン汗腺は、以下の限られた部位にのみ分布しています:
- 脇の下
- 耳の穴
- 乳輪
- 陰部
アポクリン汗腺から分泌される汗には、以下の成分が含まれています:
- たんぱく質
- 脂質
- 脂肪酸
- 鉄分
- アンモニア
この汗自体は無臭ですが、皮膚表面に存在する常在菌(主に表皮ブドウ球菌)によって分解されると、独特の強いニオイが発生します。具体的には、脂肪酸が細菌によって分解されて「3メチル2へキセノイン酸」という物質が生成され、これがワキガ特有のニオイの正体とされています。
ワキガ体質の方は、アポクリン汗腺の数が多く、サイズも大きい傾向があります。また、アポクリン汗腺の活動は遺伝的な要因が強く関係しています。
遺伝に関する研究データ:
- 両親ともにワキガ体質の場合:約80%の確率で遺伝
- 片親がワキガ体質の場合:約50%の確率で遺伝
アポクリン汗腺は性ホルモンの影響を受けるため、思春期(第二次性徴期)から活発に働き始めます。女性では初潮の頃、男性では中学生から高校生の時期に発症することが多いのはこのためです。
💧 3. 多汗症の原因とエクリン汗腺の仕組み
多汗症の原因となるエクリン汗腺は、アポクリン汗腺とは全く異なる特性を持っています。
エクリン汗腺は全身の皮膚に分布しており、その数は約200〜500万個にも及びます。主な役割は体温調節で、暑いときや運動後に汗を分泌して体温を下げる働きをしています。
エクリン汗腺から出る汗の成分:
- 水分:99%以上
- 塩分などのその他成分:わずか
そのため、この汗自体は基本的に無臭です。
多汗症は、このエクリン汗腺からの発汗が必要以上に亢進してしまう状態です。体温調節が必要ない場面でも大量の汗が出てしまい、以下のような日常生活への支障をきたします:
- 衣服の汗じみ
- 書類が濡れる
- 握手ができない
- スマートフォンが操作しにくい
多汗症の分類:
📍 範囲による分類
- 全身性多汗症:全身に汗をかく
- 局所性多汗症:特定の部位にのみ汗をかく
局所性多汗症で特に多い部位:
- 脇の下(腋窩多汗症)
- 手のひら(手掌多汗症)
- 足の裏(足底多汗症)
- 顔・頭部(顔面・頭部多汗症)
🔬 原因による分類
- 原発性多汗症:明確な原因がわからないもの
- 続発性多汗症:他の疾患や薬の副作用が原因
日本皮膚科学会の調査によると、原発性局所多汗症の有病率は約10%と報告されており、決して珍しい疾患ではありません。
Q. ビューホット治療の費用相場はいくらですか?
ビューホット治療は自由診療のため全額自己負担となります。両脇の場合、一般的な費用相場は30万円〜40万円程度です。初診料・麻酔代・術後の薬代が含まれる「コミコミ価格」のクリニックもあれば別途費用が発生する場合もあるため、事前に総額を確認することが重要です。
⚡ 4. ビューホットとは何か
ビューホット(ViewHOT)は、韓国のshenb社が開発した、ワキガ・多汗症治療のための医療機器です。「切らないワキガ・多汗症治療」として、ミラドライと並んで注目を集めている治療法の一つです。
ビューホットの最大の特徴は、フラクショナルRF(高周波)という技術を用いて、汗腺を熱で破壊するという点です。ハンドピースの先端には36本の極細針(30G)が並んでおり、この針を皮膚に刺入して、針先から高周波エネルギーを照射します。
従来のワキガ手術との比較:
🔪 従来の手術
- 脇の皮膚を切開
- アポクリン汗腺を直接取り除く
- 効果が高い反面、デメリットが多い:
- 傷跡が残る
- 術後の固定期間が必要
- ダウンタイムが長い
💫 ビューホットの特徴
- 皮膚を切開することなく治療
- 針を通じて汗腺に直接エネルギーを供給
- 傷跡がほとんど残らない
- 術後の固定が不要
- 治療時間:両脇で約30〜60分
ビューホットは脇だけでなく、以下の部位にも施術が可能です:
- 乳輪周囲(チチガ)
- 陰部(スソワキガ)
- 手のひら
- 足の裏
この幅広い適応範囲も、ビューホットの大きな特徴の一つです。
🔬 5. ビューホットの治療原理と特徴
ビューホットの治療原理について、もう少し詳しく解説します。
ビューホットは「マイクロニードルRF」という技術を応用しています。36本の極細針が皮膚に刺入されると、針の先端部分のみから高周波(RF)エネルギーが放出されます。
治療の仕組み:
- 高周波エネルギーが周囲の組織に熱を発生
- 汗腺(アポクリン汗腺およびエクリン汗腺)を熱凝固・破壊
- 破壊された汗腺は再生しない
📏 精密な深度調整機能
重要なポイントは、針の深度を0.1mm単位で調整できるという点です。
汗腺の分布:
- アポクリン汗腺:皮膚の比較的深い層(皮下組織)に存在
- エクリン汗腺:比較的浅い層(真皮)に存在
ビューホットでは、この深度調整機能により、患者さんの皮膚の厚さや汗腺の分布に合わせて、最適な深さで照射することが可能です。
❄️ クーリングシステム
ビューホットのハンドピースには「クーリングプレート」という冷却装置が搭載されています。
クーリングシステムの役割:
- 高周波照射時に発生する熱から表皮を保護
- 火傷のリスクを低減
- 効果的な汗腺破壊を実現
🎯 独特な熱の拡散特性
ビューホットの高周波は、従来の針付き高周波治療器とは異なり、縦方向ではなく横方向に熱が広がる特性を持っています。これにより以下のメリットがあります:
- 照射漏れが生じにくい
- 均一な治療効果
- 効率的な汗腺破壊
一度熱凝固によって破壊された汗腺は再生しないため、治療効果は半永久的に持続します。ただし、100%の汗腺を破壊することは困難であり、完全に汗やニオイがなくなるわけではありません。
🏥 6. ビューホットの施術の流れ
ビューホット治療は、一般的に以下のような流れで行われます。
📋 カウンセリングと診察
まず、カウンセリングと診察から始まります。医師が以下の項目を確認します:
- 汗やニオイの程度
- 症状の発症時期
- 家族歴
- 日常生活への影響
必要に応じて「ガーゼテスト」を行います。これは脇にガーゼを挟んで軽い運動をした後、医師がニオイの程度を判定する検査で、ワキガの重症度を評価します。
🎯 マーキング
治療が決まったら、施術部位のマーキングを行います。脇毛の生えている範囲よりやや広めに、照射範囲を設定します。
💉 麻酔
ビューホットは針を皮膚に刺入するため、局所麻酔が必須です。多くのクリニックでは以下の麻酔を併用しています:
- 局所麻酔
- 笑気麻酔(リラックス麻酔)
手のひらや足の裏への施術の場合は、痛みが強いため全身麻酔が必要になることもあります。
⚡ 照射
麻酔が効いたことを確認してから、ビューホットの照射を開始します。
照射の手順:
- 患者さんの皮膚の厚さを確認
- 針の深度と照射出力を調整
- 皮膚の表面から5段階程度の深さに分けて段階的に照射
片脇の施術時間:15〜30分程度
🧊 術後処置
照射が終わったら、以下の処置を行います:
- 冷却処置
- 施術部位にガーゼをあてて保護
- 術後の注意事項の説明
術後の圧迫固定は基本的に不要で、当日中に帰宅できます。
🚿 術後の生活
- 翌日からシャワー浴が可能
- 数日間は施術部位を強くこすらない
- 入浴は翌日以降から可能(多くのクリニック)
Q. ビューホットとミラドライの主な違いは何ですか?
ビューホットは高周波マイクロニードルで針先から熱を照射しワキガ原因のアポクリン汗腺破壊に優れ、脇・乳輪・陰部・手足にも対応できます。一方ミラドライはマイクロ波を皮膚上から照射し多汗症への効果が高く厚生労働省の承認を取得済みですが、脇専用で皮下脂肪が少ない方には不向きな場合があります。
📈 7. ビューホットの効果と持続期間
ビューホットの効果について、臨床データと実際の経過を解説します。
📊 臨床データ
メーカーの資料によると、171名に対する臨床試験において、1回治療後1か月の時点で95.9%の方に改善が認められたと報告されています。
また、多数の治療経験を持つクリニックでは、6〜12か月のフォローアップで2回以上の治療を要したのは235例中7例(3.1%)という報告もあります。
🎯 効果の程度
一般的に、1回の施術で以下の効果が期待できます:
- アポクリン汗腺の約70%を破壊
- エクリン汗腺の約50%を破壊
これは切開手術には及ばないものの、切らない治療としては高い効果です。
⚠️ 個人差について
ただし、効果の程度には個人差があります。特に重症のワキガ(ガーゼテストでグレード4:部屋に入っただけでニオイがわかる程度)の場合は、1回の治療では十分な効果が得られないこともあり、追加治療が必要になるケースがあります。
⏰ 持続期間
効果の持続期間については、一度破壊された汗腺は再生しないため、理論上は半永久的に効果が持続します。ただし、完全に汗腺を破壊できるわけではないため、残った汗腺からの発汗やニオイは続きます。
👶 未成年の方への注意
未成年の方の場合は注意が必要です。思春期から20代前半にかけてはアポクリン汗腺がまだ発達途中であるため、治療後に残っていた未発達の汗腺が成長して、症状が再発する可能性があります。
治療後は、制汗剤やデオドラント製品を使った日常的なケアを継続することで、より快適に過ごせるようになります。
💰 8. ビューホット治療の値段相場
ビューホット治療の値段は、クリニックや地域によって差がありますが、おおよその相場をご紹介します。
💴 基本料金
両脇のビューホット治療の場合、一般的な価格帯は30万円〜40万円程度です。これに以下の費用が含まれるかどうかはクリニックによって異なります:
- 初診料
- 麻酔代
- 術後の薬代
- アフターケア費用
治療費に全て含まれている「コミコミ価格」を設定しているクリニックもあれば、別途費用がかかるクリニックもありますので、事前に確認することが大切です。
📋 部位別価格
以下のような設定が多く見られます:
- 両脇:30万円〜40万円
- 片脇のみ:15万円〜20万円
- 乳輪(チチガ):15万円〜25万円
- 陰部(スソワキガ):20万円〜35万円
- 手のひら・足の裏:各20万円〜40万円
🎁 セット割引
複数部位を同時に治療する場合は、セット割引が適用されるクリニックもあります。例えば、脇とスソワキガを同時に治療すると、個別に受けるよりも総額が安くなるケースがあります。
🔄 追加治療の費用
1回目の治療で効果が不十分だった場合の追加治療(2回目以降)については、割引価格を設定しているクリニックもあります。追加治療の価格は10万円〜15万円程度が相場です。
🏢 渋谷エリアの価格
渋谷エリアのクリニックでも、おおむね上記の価格帯で提供されていますが、クリニックごとに料金体系が異なるため、複数のクリニックで見積もりを取ることをお勧めします。
💳 保険適用と支払い方法
なお、ビューホット治療は自由診療(保険適用外)であるため、全額自己負担となります。保険診療で行えるワキガ治療は切開手術(皮弁法など)に限られています。
支払い方法については、以下に対応しているクリニックが多いです:
- 現金一括
- クレジットカード
- 医療ローン
- デビットカード
🆚 9. ビューホットとミラドライの違い
「切らないワキガ・多汗症治療」として、ビューホットとともによく比較されるのがミラドライです。両者の違いを詳しく解説します。
⚡ 治療原理の違い
🔹 ビューホット
- 高周波(RF)エネルギーを使用
- 針を皮膚に刺入して照射
- 針先から出る熱で汗腺をピンポイントに破壊
- 「高圧洗浄器」のように狭い範囲に集中的にエネルギーを供給
🔹 ミラドライ
- マイクロ波(電磁波)を使用
- 皮膚の上から照射
- マイクロ波が水分に反応して熱を発生、汗腺を破壊
- 「シャワー」のように広範囲に均一にエネルギーを供給
🎯 治療効果の得意分野
どちらもアポクリン汗腺とエクリン汗腺の両方を破壊できますが、得意分野が異なります:
- ビューホット:アポクリン汗腺(ワキガの原因)の破壊に優れている
- ミラドライ:エクリン汗腺(多汗症の原因)の破壊に適している
📍 適応部位の違い
🔹 ミラドライ
- 脇専用の治療機器
- 脇以外の部位には使用不可
🔹 ビューホット
- 幅広い部位に対応可能:
- 脇
- 乳輪(チチガ)
- 陰部(スソワキガ)
- 手のひら
- 足の裏
✅ 承認状況の違い
🔹 ミラドライ
- 日本の厚生労働省承認取得済み
- 米国FDA承認取得済み
🔹 ビューホット
- 日本・米国・開発国の韓国いずれにおいても国の承認を取得していない
- 効果がないということではなく、承認申請・取得には多大なコストと時間がかかるため
👤 体型による適応の違い
🔹 ミラドライ
- マイクロ波が皮下脂肪層を通過する必要がある
- 脇の下に適度な脂肪がある方に効果的
- 皮下脂肪が少ない方やお子様の場合、神経損傷のリスクが高まる可能性
🔹 ビューホット
- 針の深度を調整できるため、脂肪が少ない方やお子様にも適応しやすい
- 個人の体型に合わせた治療が可能
Q. 渋谷でビューホットのクリニックを選ぶ際の注意点は?
渋谷エリアはビューホットを提供するクリニックが多いですが、アクセスの良さだけで選ぶのは危険です。医師の経験・症例数・専門性を重視し、2〜3か所でカウンセリングを受けて比較検討することを推奨します。また「今日契約すれば割引」など契約を急かすクリニックは避け、丁寧に説明してくれる医師を選ぶことが大切です。
✅ 10. ビューホットのメリットとデメリット
ビューホット治療を検討する際に知っておきたい、メリットとデメリットを整理します。
👍 メリット
🔸 切らない治療
- 皮膚を切開しないため、長期的な傷跡が残りにくい
- 術後の固定も不要
- 見た目を気にされる方や、周囲に治療を知られたくない方にメリット
🔸 短いダウンタイム
- 施術翌日からシャワー浴が可能
- 運動や日常生活への制限がほとんどない
- 仕事や学校を長期間休む必要がない
🔸 短い施術時間
- 両脇で30〜60分程度
- 日帰りで治療を完了
🔸 幅広い適応部位
- ミラドライでは治療できない部位にも対応:
- チチガ
- スソワキガ
- 手掌多汗症
- 足底多汗症
👎 デメリット
🔸 高額な費用
- 自由診療であるため30万円〜40万円程度の費用
- 保険適用の切開手術(3割負担で約5万円程度)と比較すると高額
🔸 効果の限界
- 切開手術ほどの確実性はない
- 100%の汗腺を破壊することはできない
- 完全に汗やニオイがなくなるわけではない
- 重症の場合は複数回の治療が必要になることも
🔸 施術に伴う不快感
- 麻酔の注射時に痛みがある
- 術後数日間の症状:
- 腫れ
- 赤み
- 内出血
- ヒリヒリ感
🔸 術後の見た目
- 治療直後は点状の針跡が残る
- 完全に消えるまでには1か月程度かかることがある
- 一時的に色素沈着が生じることもある
🔸 承認状況
- 医療機器としての承認がない
- 国が効果と安全性を公式に認めた機器ではない
👥 11. ビューホットが向いている人・向いていない人
ビューホット治療が特に向いているのは、以下のような方です。
✅ ビューホットが向いている人
🔹 美容面を重視する方
- 脇の手術跡を残したくない方
- 周囲に治療を知られたくない方
- 見た目への影響を最小限に抑えたい方
🔹 忙しい生活の方
- ダウンタイムを最小限に抑えたい方
- 仕事や学校を長期間休めない方
- 術後の固定期間を取れない方
🔹 脇以外の部位の悩み
- チチガやスソワキガなど、脇以外の部位のニオイに悩んでいる方
- ミラドライでは対応できない部位の治療を希望する方
🔹 体型的な特徴
- 痩せ型の方やお子様など、皮下脂肪が少ない方
- ミラドライよりもビューホットの方が適している可能性
🔹 症状の特徴
- 主にニオイ(ワキガ)が気になる方
- 汗の量はそれほど多くない方
- アポクリン汗腺をピンポイントで破壊したい方
❌ ビューホットが向いていない可能性がある人
🔹 重度の多汗症の方
- 汗の量を大幅に減らしたい方
- 広範囲のエクリン汗腺を破壊できるミラドライや切開手術の方が適している場合
🔹 完璧な効果を求める方
- 確実な効果を求める方
- 完璧に汗やニオイをなくしたいという方
- 切開手術(皮弁法)の方が適切な場合
🔹 痛みに敏感な方
- 極度に痛みに敏感な方
- 麻酔を使用するとはいえ、針を刺す治療に抵抗を感じる方
🔹 治療を受けられない方
- 妊娠中・授乳中の方
- ペースメーカーを装着している方
- 施術部位に炎症や感染がある方
📋 12. 治療を受ける前に確認すべきポイント
ビューホット治療を受ける前に、以下のポイントを確認しておくことをお勧めします。
🏥 クリニック選び
ビューホットの効果は医師の技術に大きく左右されます。針の深度や照射出力の調整は医師の判断によるため、以下を確認しましょう:
- 経験豊富な医師が在籍しているか
- 症例数はどの程度か
- 医師の経歴や専門資格
- ワキガ・多汗症治療の専門性
💬 カウンセリング
カウンセリングでは以下を心がけましょう:
- 自分の悩みを正直に伝える
- ビューホットが適切な治療かどうか医師に判断してもらう
- 他の治療法も含めて複数の選択肢を検討する
- 複数の意見を聞くため、複数のクリニックでカウンセリングを受ける
信頼性の高いクリニックは、以下のような対応をします:
- ミラドライ
- ボトックス注射
- 切開手術
など、複数の選択肢を提示してくれる
💰 費用の確認
費用については、以下を事前に確認しましょう:
- 初診料は含まれているか
- 麻酔代は含まれているか
- 術後の薬代は含まれているか
- アフターケア費用は含まれているか
- 総額でいくらになるのかを明確にする
🛡️ 効果の保証
効果の保証についても確認しておきましょう:
- 1回の治療で効果が不十分だった場合の対応
- 追加治療の費用
- 保証制度の有無
- 効果判定のタイミング
📅 施術前後の注意事項
具体的なスケジュールを把握しておくことが大切です:
🔹 施術前
- 脇毛の処理が必要か
- 服装の注意点
- 当日の食事制限
🔹 施術後
- いつから入浴・運動ができるか
- 経過観察のための再診スケジュール
- 日常生活の制限事項
⚠️ リスクと副作用
治療のリスクや副作用について、事前に医師から十分な説明を受けておきましょう。起こりうる症状:
- 腫れ
- 赤み
- 内出血
- 色素沈着
- 一時的な感覚異常
これらを理解した上で治療に臨むことが重要です。
🏙️ 13. 渋谷エリアでの治療を検討する際の注意点
渋谷は美容クリニックが多く集まるエリアであり、ビューホット治療を提供するクリニックも複数存在します。渋谷でクリニックを選ぶ際の注意点をいくつかご紹介します。
🚇 アクセスだけで選ばない
渋谷駅周辺はクリニックが密集しており、通いやすさは魅力ですが、それだけで選んでしまうと後悔することがあります。
重視すべきポイント:
- 医師の技術や経験
- クリニックの実績
- 医師の専門性
- 症例数
🔍 複数のクリニックで比較検討
複数のクリニックでカウンセリングを受けることをお勧めします:
- カウンセリングは無料のクリニックが多い
- 少なくとも2〜3か所で話を聞いてから決める
- 同じ症状でも、クリニックによって勧められる治療法が異なることがある
- 複数の意見を聞くことで、最適な治療を見つけやすくなる
💸 極端に安い価格に注意
価格競争が激しいエリアでもあるため、極端に安い価格を提示しているクリニックには注意が必要です。
安さの理由として考えられること:
- 経験の浅い医師が施術を担当
- 必要なアフターケアが含まれていない
- 追加費用が後から発生する
- 機器のメンテナンスが不十分
価格と内容のバランスを見極めることが大切です。
📱 口コミ・評判の取り扱い
口コミや評判も参考になりますが、インターネット上の情報は必ずしも正確とは限りません:
- 広告や宣伝目的で書かれた口コミもある
- 鵜呑みにせず、あくまで参考程度にとどめる
- 実際にカウンセリングを受けて自分で判断する
🎯 専門性の高いクリニックを選ぶ
ワキガ・多汗症治療に力を入れているクリニックを選ぶことも重要です:
🔹 幅広く扱うクリニック vs 特化型クリニック
- さまざまなメニューを幅広く扱っているクリニック
- 特定の分野に特化しているクリニック
ワキガ・多汗症治療の専門性が高いクリニック、症例数が多いクリニックの方が、経験に基づいた適切な治療を受けられる可能性が高いです。
⏰ 契約を急かすクリニックに注意
治療を急かすクリニックには注意しましょう:
避けるべき営業手法:
- 「今日契約すれば割引」
- 「今すぐ決めないと枠が埋まる」
- 「今だけの特別価格」
信頼できるクリニックの特徴:
- しっかりと考える時間をくれる
- 患者さんのペースを尊重してくれる
- 質問に丁寧に
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
ワキガは体質的なもので、決して不衛生だから発症するわけではありません。遺伝的要因が強く関わっているため、一人で悩まずに適切な治療を受けることが大切です。最近では切らない治療法も充実しており、患者さんの負担を大幅に軽減できるようになっています。