ニキビ

潰したニキビの治し方|跡を残さないためのケアと対処法

🚨 ニキビ、潰しちゃった…? そのまま放置するのは危険です!

処置を誤ると、炎症悪化・色素沈着・凹みニキビ跡のリスクが一気に高まります。

💬 「とりあえず潰してしまった…今からどうすればいい?」
この記事を読めば、今すぐやるべきケアと絶対NGな行動が丸わかりです。

読まないと跡が残るかもしれません。 正しい知識で、肌ダメージを最小限に抑えましょう!


目次

  1. 📌 ニキビを潰すことで起きる肌へのダメージ
  2. 📌 潰したニキビ、まず最初にすべきこと
  3. 📌 症状別・潰したニキビの治し方
  4. 📌 絶対にやってはいけないNG行動
  5. 📌 潰したニキビ跡を残さないためのスキンケア
  6. 📌 市販薬・外用薬の活用方法
  7. 📌 皮膚科・クリニックを受診すべきタイミング
  8. 📌 ニキビを潰さないための予防策
  9. 📌 まとめ

💡 この記事のポイント

✅ 潰した後は清潔保持・保湿・紫外線対策が基本ケア。
かさぶたを剥がす・アルコール消毒はNG!
✅ 症状が重い・跡が残る場合は早期に皮膚科・クリニックへ相談が◎

💡 ニキビを潰すことで起きる肌へのダメージ

ニキビとは、毛穴が詰まることで皮脂が過剰に分泌され、アクネ菌が増殖した状態です。白ニキビや黒ニキビといった初期段階から、炎症が進んだ赤ニキビ・黄ニキビ(膿みをもったニキビ)へと進行していきます。この段階で無理に潰してしまうと、いくつかの問題が生じます。

まず最も大きなリスクとして挙げられるのが、炎症の拡大です。ニキビの中に溜まっている膿や皮脂が、毛穴の外だけでなく皮膚の内部へも押し込まれてしまうことがあります。これにより、周囲の組織にまで炎症が波及し、もともと小さかったニキビが急激に赤く腫れ上がることがあります。

次に、細菌感染のリスクです。指や爪には多くの細菌が付着しています。清潔でない手でニキビを触ったり潰したりすることで、傷口から細菌が侵入し、さらなる感染を引き起こす可能性があります。特に化膿菌が入り込むと、蜂窩織炎(ほうかしきえん)などの深刻な皮膚疾患に進展するケースもゼロではありません。

そして長期的な問題として、ニキビ跡が残るリスクがあります。炎症が強くなると、皮膚の真皮層にあるコラーゲン繊維が破壊され、修復の過程でいわゆる「クレーター状」の凹みや、色素が沈着して茶色っぽくなる「色素沈着」が生じやすくなります。これらのニキビ跡は、適切なケアをしないと数ヶ月から数年単位で残ることもあります

このように、ニキビを潰す行為にはさまざまなリスクが伴います。しかし「潰してしまった」という事実はすでに変えられないため、大切なのはここからの適切な対処です。

Q. ニキビを潰した直後にすべき正しい処置は?

ニキビを潰した直後は、まず石けんで手をしっかり洗い、清潔なティッシュで血液や膿を優しく押さえます。次に低刺激の洗顔料でやさしく洗顔し、アルコールや香料を含まない保湿剤で乾燥を防ぐことが重要です。傷口を清潔に保ち、余計な細菌の侵入を防ぐことが悪化予防の基本となります。

📌 潰したニキビ、まず最初にすべきこと

ニキビを潰してしまった直後、まず取るべき行動は清潔を保つことです。以下の手順を参考にしてみてください。

最初に、石けんや洗顔料で手をしっかりと洗いましょう。これは当然のことのように思えますが、焦ってしまって素手で触り続けるケースが後を絶ちません。傷口への余計な細菌の侵入を防ぐために、手洗いは必須のステップです。

次に、清潔なティッシュや綿棒などを使って、滲み出てきた血液や膿を優しく押さえてください。この際、強くこすったり、再度圧力をかけて絞り出そうとしたりするのは厳禁です。傷口を広げる原因になります。

その後は、ぬるま湯で顔全体をやさしく洗い流します。刺激の少ない洗顔料を泡立て、擦らずに泡で包み込むようにして洗ってください。洗顔後は清潔なタオルで軽く押さえるように水分を取ります。

洗顔後は、傷口が乾燥しないように保湿ケアを行うことが重要です。乾燥した状態では皮膚の修復が遅れるとされており、適切な保湿が傷の治癒を助けることが医療的にも確認されています。ただし、刺激の強い成分(アルコール、香料など)が含まれていない低刺激タイプの保湿剤を選ぶようにしましょう。

もし傷口から血が止まりにくい場合や、強い痛みがある場合には、清潔なガーゼで軽く圧迫しつつ、なるべく早めに皮膚科を受診することをおすすめします

✨ 症状別・潰したニキビの治し方

潰したニキビの状態は、炎症の程度や潰し方によってさまざまです。ここでは症状別に適切な対処法を解説します。

✅ 赤みや腫れが強い場合

潰した後に炎症が広がり、周囲が赤く腫れてきた場合は、まず冷却が効果的です。清潔なガーゼやコットンに冷水を含ませて、患部に軽く当てることで血管を収縮させ、炎症による熱感や赤みを和らげることができます。ただし、氷や保冷剤を直接皮膚に当てるのは凍傷のリスクがあるため避けてください

炎症がひどい場合には、市販の抗炎症成分を含んだ薬剤の使用も選択肢のひとつです。ただし、症状が強いときや数日経っても改善しない場合は、自己判断でのケアに頼らず皮膚科への受診を優先してください。医師の判断のもと、抗生剤の外用薬や内服薬が処方されることがあります。

📝 膿が残っている・再び膿んできた場合

一度潰したにもかかわらず、再び膿が溜まってきた場合や、潰しきれずに膿が残っている場合は、自分でさらに処置しようとするのは危険です。繰り返し圧力をかけることで、皮膚内部での炎症がますます広がり、深いニキビ跡につながるリスクがあります。

このような状態は、皮膚科でコメドエクストラクターという専用の器具を使って除去してもらうか、切開・排膿処置を行ってもらうことが最善の対処法です。専門的な処置によって、感染リスクを最小限に抑えながら膿を取り除くことができます。

🔸 かさぶた(痂皮)ができた場合

潰したニキビの傷口にかさぶたができることがあります。これは皮膚が傷を修復しようとする自然な反応であり、無理にはがすことは絶対に避けてください。かさぶたを剥がしてしまうと、まだ修復途中の皮膚が露出してしまい、傷が深くなったり、色素沈着や凹みが残りやすくなります。

かさぶたができている間は、洗顔の際に患部を優しくケアしつつ、保湿をしっかりと行いましょう。「湿潤療法(モイストヒーリング)」という考え方に基づき、傷口を適度に湿った状態に保つことで修復が促されます。市販の創傷被覆材(ハイドロコロイドパッチなど)を使用するのも効果的です。

⚡ 色素沈着(茶色いシミ状の跡)が生じた場合

炎症後色素沈着(PIH:Post Inflammatory Hyperpigmentation)は、炎症によってメラノサイトが刺激を受け、メラニン色素が過剰に産生されることで生じます。これはニキビを潰した後にも起こりやすく、放置すると半年以上残ることもあります

対処としては、紫外線対策が最も重要です。紫外線は色素沈着を悪化させる大きな要因のため、日焼け止めを毎日使用し、必要に応じて帽子や日傘でも防御しましょう。また、美白効果が認められているビタミンC誘導体やトラネキサム酸、ナイアシンアミドなどを含むスキンケア製品の活用も有効です。

🌟 凹みやクレーターが生じた場合

炎症が真皮層にまで達し、コラーゲンが破壊されると、皮膚表面が凹む「瘢痕(はんこん)」が生じることがあります。このタイプのニキビ跡は、市販のスキンケアだけでは改善が難しく、クリニックでの治療が必要になるケースがほとんどです。

クリニックで行われる主な治療法には、ケミカルピーリング、レーザー治療(フラクショナルレーザーなど)、マイクロニードリング、皮膚再生医療などがあります。これらは真皮層のコラーゲン生成を促すことで、凹みを改善することを目的としています。

Q. 潰したニキビにやってはいけないNG行動は?

潰したニキビへのNG行動として、繰り返し指で触れること、アルコール消毒液を直接塗ること、スクラブ洗顔や毛穴パックの使用、かさぶたを無理に剥がすこと、そして歯磨き粉やレモン汁などの民間療法が挙げられます。これらは炎症悪化や色素沈着・凹みといったニキビ跡を招く原因となるため、絶対に避けてください。

🔍 絶対にやってはいけないNG行動

潰したニキビをケアするにあたって、やってしまいがちだけれども絶対に避けるべき行動があります。以下にまとめます。

まず、繰り返し触れることです。気になるからといって何度も指で触れたり、患部を確認したりすることは、細菌を繰り返し持ち込む行為につながります。できる限り患部には触れないことが理想です。

次に、アルコール成分を含む消毒液を傷口に直接塗ることです。消毒液によって細菌を殺菌しようとする方も多いですが、アルコールは皮膚の正常な細胞にもダメージを与えるため、傷の修復を遅らせる可能性があります。清潔な水での洗浄と保湿で対応しましょう。

また、刺激の強いスクラブ洗顔や毛穴パックを使うことも避けてください。傷口に物理的な刺激を与えることで、炎症がさらに悪化する可能性があります。

日焼けも厳禁です。紫外線によって炎症後の肌はメラニンを大量に生成しやすい状態にあり、色素沈着を大幅に悪化させます。屋外に出る際は必ず日焼け止めを塗り、紫外線を遮断するようにしてください。

さらに、かさぶたを無理にはがすことや、乾燥させすぎることも避けましょう。かさぶたは皮膚の修復プロセスの一部であり、乾燥した環境では修復が遅れ、傷跡が残りやすくなることがわかっています。

最後に、潰したニキビに効果があると聞いた民間療法(歯磨き粉を塗る、レモン汁をつけるなど)を試すことも避けてください。これらは医学的根拠に乏しく、むしろ皮膚を傷める原因になることがあります。

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💪 潰したニキビ跡を残さないためのスキンケア

潰したニキビの跡をできるだけ残さないためには、日常のスキンケアを適切に行うことが非常に重要です。基本的なスキンケアステップをしっかりと守ることが、肌の回復力を高める鍵となります。

💬 洗顔のポイント

洗顔は朝と夜の1日2回が基本です。過剰な洗顔は皮脂を落としすぎて乾燥を招き、ニキビが悪化する原因にもなります。洗顔料はしっかり泡立て、泡を転がすようにして優しく洗いましょう。洗顔後はぬるま湯で丁寧に洗い流し、清潔なタオルで水分を優しく押さえて拭き取ります。

✅ 保湿の重要性

ニキビができているからといって保湿を怠ると、肌のバリア機能が低下し、かえってニキビが悪化するという悪循環に陥ることがあります。ノンコメドジェニック処方(毛穴を詰まらせにくい設計)の保湿剤を選び、洗顔後はなるべく早めに保湿を行いましょう

特に潰したニキビの患部は乾燥しやすいため、局所的にしっかりと保湿することが回復を助けます。ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどの保湿成分が含まれた低刺激の製品がおすすめです。

📝 日焼け止めの使用

繰り返しになりますが、紫外線対策はニキビ跡を残さないために最も重要なケアのひとつです。SPF30以上、PA+++以上の日焼け止めを毎日使用してください。日焼け止めは、曇りの日や室内にいるときも紫外線は降り注ぐため、天候に関わらず継続することが大切です。

顔用の日焼け止めにはさまざまなテクスチャーのものがあるため、ノンコメドジェニックと記載されたものや、皮膚科医テスト済みのものを選ぶと安心です。

🔸 ビタミンCを取り入れたケア

ビタミンC誘導体は、メラニンの生成を抑制する効果があり、炎症後の色素沈着を改善するのに役立つとされています。また、コラーゲンの合成を助ける働きもあるため、潰したニキビ跡のケアに適した成分です。外用のビタミンC美容液やスキンケア製品を取り入れてみるのも選択肢のひとつです。

ただし、ビタミンCは濃度が高いと刺激になることもあるため、最初は低濃度のものから始め、肌に異常がないかを確認しながら使用することをおすすめします。

Q. 潰したニキビの色素沈着を防ぐスキンケアは?

潰したニキビ後の色素沈着(炎症後色素沈着)を防ぐには、SPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを天候に関わらず毎日使用することが最重要です。加えて、ビタミンC誘導体やナイアシンアミドなど美白成分を含む低刺激のスキンケア製品の活用も有効です。紫外線は屋内でも降り注ぐため、継続した対策が必要です。

🎯 市販薬・外用薬の活用方法

潰したニキビに対して市販で購入できる薬剤を活用することも有効です。ここでは主な成分と使い方を解説します。

⚡ イブプロフェンピコノール・イソプロピルメチルフェノール配合薬

日本で市販されているニキビ向けの外用薬には、イブプロフェンピコノール(抗炎症作用)やイソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)を配合したものがあります。これらは炎症を抑え、アクネ菌の増殖を抑制する効果が期待できます。ニキビが炎症を起こしている段階や、潰した後に赤みが続く場合に使用することで、悪化を防ぐ効果があります

🌟 過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)

過酸化ベンゾイルは、アクネ菌に対して強力な殺菌作用を持つ成分で、日本では医療機関での処方薬として使用されることが多いですが、近年は薬局でも購入可能な製品が登場しています。潰したニキビ周囲のアクネ菌の増殖を抑制するために有効ですが、皮膚への刺激が強い場合もあるため、最初は少量から試すことが大切です。

💬 ハイドロコロイドパッチ(ニキビパッチ)

近年、ドラッグストアで手軽に購入できるニキビパッチが注目されています。ハイドロコロイド素材のパッチを患部に貼ることで、傷口を清潔に保ちながら湿潤環境を作り出し、皮膚の修復を促す効果があります。また、物理的なバリアとなるため、無意識に触れてしまうことを防ぐ効果もあります。

潰したニキビの傷口にパッチを貼ると、パッチが白く濁ってくることがありますが、これは傷口から出た浸出液(しんしゅつえき)を吸収しているサインです。濁ってきたら交換の目安となります。

✅ アダパレン(ディフェリンゲル)

アダパレンはレチノイド系の成分で、毛穴の詰まりを改善し、ニキビの再発を防ぐ効果があります。日本では医療機関での処方が必要ですが、ニキビの再発予防や軽度のニキビ跡の改善に有効とされています。刺激感や乾燥が起きやすいため、保湿を徹底しながら使用することが重要です。

💡 皮膚科・クリニックを受診すべきタイミング

潰したニキビは、セルフケアで対処できることも多いですが、以下のような状態になった場合は迷わず皮膚科・クリニックを受診してください。

まず、炎症が広範囲に及んでいる場合や、周囲の皮膚まで赤く腫れ上がって痛みが強い場合です。これは感染が広がっているサインの可能性があり、抗生剤による治療が必要になることがあります。

次に、1週間以上経過しても改善の兆しが見られない場合です。通常、炎症が軽度であれば1週間前後で症状は落ち着いてきます。それ以上続く場合は、自己対処の限界として医療機関に相談することを検討してください。

また、発熱やリンパ節の腫れなど全身症状が出た場合は、重篤な感染症の可能性があるため、早急に受診する必要があります

ニキビが繰り返し同じ部位に生じる場合も、皮膚科での相談が有効です。体質的なホルモンバランスの乱れや、毛穴の状態に問題があることが考えられるため、根本的な原因を調べてもらうことが大切です。

クリニックでは、状態に応じて外用抗生物質(クリンダマイシンやナジフロキサシンなど)、内服抗生物質(ミノサイクリンやドキシサイクリンなど)、過酸化ベンゾイル、アダパレンなどの処方が行われます。また、ニキビ跡に対してはケミカルピーリングやレーザー治療などの美容皮膚科的なアプローチも選択可能です。

特に、ニキビ跡(色素沈着や凹み)が気になる方は、早めにクリニックに相談することで、より早期に跡を目立たなくできる可能性があります。アイシークリニック渋谷院では、ニキビ・ニキビ跡の専門的な治療を行っており、患者さんひとりひとりの肌状態に合わせた治療プランを提案しています。

Q. 潰したニキビで皮膚科を受診すべき状態は?

潰したニキビで皮膚科・クリニックへの受診を検討すべき状態は、①炎症が広範囲に広がり強い痛みや腫れがある場合、②1週間以上経過しても改善しない場合、③発熱やリンパ節の腫れなど全身症状がある場合、④色素沈着や凹みなどのニキビ跡が気になる場合です。アイシークリニック渋谷院では、状態に応じた治療プランを提案しています。

📌 ニキビを潰さないための予防策

根本的な解決策は、そもそもニキビを潰さないことです。潰したくなる衝動を抑えるためにも、ニキビができにくい肌環境を整えることや、できてしまったニキビを早期に改善することが重要です。

📝 規則正しい生活習慣

睡眠不足や不規則な生活はホルモンバランスを乱し、皮脂の過剰分泌につながります。毎日7〜8時間の十分な睡眠を確保し、なるべく同じ時間に起床・就寝するリズムを作ることがニキビ予防につながります。

また、ストレスはニキビの大敵です。ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が増えることで、皮脂腺が刺激されてニキビができやすくなります。適度な運動や趣味の時間を取り入れ、ストレスを上手に解消するようにしましょう。

🔸 食生活の見直し

高GI食品(白米、白いパン、甘い菓子など)の過剰摂取は血糖値を急激に上昇させ、インスリンの大量分泌が皮脂腺を刺激してニキビを悪化させる可能性があります。野菜や果物、全粒穀物、タンパク質など栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛などはニキビ予防に関連する栄養素として注目されています。これらを食事やサプリメントで適切に取り入れることも参考になります。

⚡ 適切なスキンケアの継続

毛穴の詰まりを防ぐためには、毎日の適切な洗顔と保湿が基本です。また、使用しているコスメやスキンケア製品の成分も確認し、ノンコメドジェニック処方のものを選ぶようにしましょう。メイクをした日はしっかりとクレンジングを行い、毛穴に皮脂や化粧品が残らないようにすることも大切です。

🌟 ニキビに早期対処する

白ニキビや黒ニキビといった初期段階のニキビは、適切なケアを行うことで炎症ニキビへの進行を食い止められる可能性があります。気になるニキビが出始めたら、ニキビ用の外用薬を早めに使用したり、皮膚科で相談したりすることで、潰したくなる段階まで悪化させないことが大切です。

また、ニキビができやすい方は、定期的にクリニックでのメンテナンス治療(ケミカルピーリングやイオン導入など)を受けることも、再発予防に効果的です。

💬 枕カバーやタオルを清潔に保つ

肌が直接触れる枕カバーやタオルには、皮脂や汗、細菌が蓄積しやすいため、こまめに洗濯・交換することが重要です。特に枕カバーは週に1〜2回交換することが理想とされています。また、洗顔後に使用するタオルは清潔なものを使い、使いまわしを避けてください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、ニキビを潰してしまった後に「どうしたらいいか分からなかった」とご来院される患者様が非常に多く、適切な初期対応の重要性を日々実感しています。潰した直後は清潔を保ち・保湿・紫外線対策という基本ケアを徹底することが跡を残さないための最善策ですが、炎症が広がっている場合やニキビ跡が気になる場合はセルフケアには限界があるため、早めにご相談いただくことで治療の選択肢が広がります。一人で悩まず、お気軽にご来院ください。」

✨ よくある質問

ニキビを潰した直後に最初にすべきことは何ですか?

まず手を石けんでしっかり洗い、清潔なティッシュや綿棒で血液や膿を優しく押さえてください。その後、低刺激の洗顔料でやさしく洗顔し、刺激の少ない保湿剤で乾燥を防ぐことが重要です。傷口を清潔に保ち、余計な細菌の侵入を防ぐことが、悪化予防の基本となります。

潰したニキビにアルコール消毒液を使っても大丈夫ですか?

アルコール消毒液の使用は避けてください。アルコールは細菌だけでなく、皮膚の正常な細胞にもダメージを与えるため、傷の修復を遅らせる可能性があります。消毒には清潔な水での洗浄が適切で、その後は低刺激の保湿剤でしっかり保湿することが推奨されます。

潰したニキビのかさぶたは剥がしてもいいですか?

かさぶたを無理に剥がすことは絶対に避けてください。かさぶたは皮膚が修復しようとする自然な反応であり、剥がすと修復途中の皮膚が露出し、色素沈着や凹みが残りやすくなります。ハイドロコロイドパッチなどを活用し、適度に湿った状態を保つことで回復が促されます。

潰したニキビの色素沈着(茶色い跡)を防ぐにはどうすればいいですか?

紫外線対策が最も重要です。SPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを、天候に関わらず毎日使用してください。加えて、ビタミンC誘導体やナイアシンアミドなど美白効果のある成分を含むスキンケア製品の活用も有効です。色素沈着が気になる場合は、早めにクリニックへ相談することで改善の選択肢が広がります。

潰したニキビは、どのような状態になったら皮膚科を受診すべきですか?

以下の場合は早めに皮膚科・クリニックを受診してください。①炎症が広範囲に広がり、強い痛みや腫れがある場合、②1週間以上経過しても改善しない場合、③発熱やリンパ節の腫れなど全身症状がある場合、④色素沈着や凹みなどのニキビ跡が気になる場合。アイシークリニック渋谷院では、状態に応じた治療プランをご提案しています。

🔍 まとめ

ニキビを潰してしまった後は、焦らずに正しいケアを行うことが、炎症の悪化やニキビ跡の形成を防ぐ上で何よりも重要です。まずは患部を清潔に保ち、保湿を怠らず、紫外線対策を徹底することが基本中の基本です。かさぶたを剥がしたり、繰り返し触れたりといったNG行動を避け、肌本来の修復力を最大限に引き出す環境を整えることが大切です。

症状が重い場合や、色素沈着・凹みといったニキビ跡が気になる場合は、自己判断でのケアには限界があります。皮膚科やクリニックへの受診を早めに検討することで、より効果的な治療を受けることができます。アイシークリニック渋谷院では、ニキビやニキビ跡の状態を丁寧に診察し、一人ひとりに適した治療プランを提案しています。気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

ニキビは、適切なケアと早めの対処によって、跡を残さずに治すことが十分に可能です。正しい知識を持ち、日々のセルフケアを丁寧に行いながら、必要に応じて専門家のサポートを活用することで、健やかな肌を取り戻しましょう。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の病態・分類・治療方針に関する情報。白ニキビ・赤ニキビの進行過程、アクネ菌の関与、外用薬(アダパレン・過酸化ベンゾイル等)の使用指針など、記事の医療的根拠として参照
  • 厚生労働省 – 皮膚外用薬・市販薬(イブプロフェンピコノール配合薬等)の適正使用に関する情報。セルフケアにおける市販薬活用法および医療機関受診の判断基準の根拠として参照
  • PubMed – 炎症後色素沈着(PIH)・湿潤療法・ハイドロコロイドパッチによる創傷治癒促進・ビタミンC誘導体のメラニン抑制効果に関する国際的な医学的エビデンスの参照元として活用

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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