シミ・しわ・たるみ・美肌

渋谷でIPLフォトフェイシャルを受けるなら知っておきたい全知識|効果・施術の流れ・クリニック選びのポイントまで徹底解説

シミやそばかす、くすみ、毛穴の開き、赤ら顔など、さまざまな肌悩みを同時に改善できると注目を集めているIPLフォトフェイシャル。渋谷エリアには多くの美容皮膚科が集まっており、フォトフェイシャルを検討している方も多いのではないでしょうか。本記事では、IPLフォトフェイシャルの仕組みや期待できる効果、施術の流れ、ダウンタイム、副作用やリスク、そしてクリニック選びのポイントまで、美容皮膚科医の視点から詳しく解説します。初めてフォトフェイシャルを受ける方にも分かりやすいよう、基礎知識から実践的な情報まで網羅しておりますので、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. IPLフォトフェイシャルとは
  2. フォトフェイシャルの仕組みと作用機序
  3. フォトフェイシャルで期待できる効果
  4. フォトフェイシャルとレーザー治療の違い
  5. 施術の流れ
  6. 推奨される回数と頻度
  7. ダウンタイムと施術後の経過
  8. 副作用とリスク
  9. フォトフェイシャルに向いている人・向いていない人
  10. クリニック選びのポイント
  11. 渋谷エリアでフォトフェイシャルを受ける際の注意点
  12. よくある質問
  13. まとめ
  14. 参考文献

1. IPLフォトフェイシャルとは

IPLとはIntense Pulsed Light(インテンス・パルス・ライト)の略称で、カメラのフラッシュのような幅広い波長を持つ特殊な光を肌に照射する美容医療技術です。フォトフェイシャルは、このIPL技術を用いた光治療の代表的な施術名であり、米国ルミナス社が開発した医療機器の名称でもあります。

フォトフェイシャルは、皮膚科医療の分野では「ゴールドスタンダード」とも呼ばれ、多くの専門医から支持されている治療法です。シミやそばかす、くすみ、毛穴の開き、赤ら顔、小じわ、ニキビ跡など、複数の肌悩みを一度の施術で同時に改善できることが大きな特徴となっています。

日本国内では、代表的な機種として「フォトフェイシャルM22」や「ステラM22」があり、これらは厚生労働省から薬事承認を受けた医療機器として、安全性と効果が認められています。エステサロンでも類似の光治療が行われていますが、医療機関で使用される機器とは出力レベルや効果に大きな差があるため、本格的な効果を求める場合は美容皮膚科などの医療機関での施術が推奨されます。

2. フォトフェイシャルの仕組みと作用機序

フォトフェイシャルの光は、560nmから1200nmという幅広い波長帯域を持っています。この多様な波長の光が、肌の中にある特定のターゲットに選択的に吸収されることで、さまざまな美肌効果が得られます。

メラニン色素への作用

IPLの光はメラニン色素に吸収される性質を持っています。シミやそばかす、くすみの原因となっているメラニン色素に光が当たると、そのエネルギーが熱に変換され、メラニンを含む細胞にダメージを与えます。ダメージを受けたメラニン色素は、肌のターンオーバー(新陳代謝)によって徐々に肌表面へ押し上げられ、最終的には体外へ排出されます。

施術後2〜3日でシミの部分が一時的に濃く浮き上がり、その後1週間程度でかさぶたのようになって自然に剥がれ落ちていきます。この過程を「マイクロクラスト」と呼び、正常な治療反応として知られています。

ヘモグロビンへの作用

IPLの光は、血液中の赤い色素であるヘモグロビンにも反応します。赤ら顔や毛細血管拡張症は、顔の毛細血管が拡張して血流が増加することで生じる症状です。IPLの光がヘモグロビンに吸収されると、拡張した毛細血管が収縮し、肌表面の赤みが軽減されます。

また、炎症を起こしているニキビの赤みや、ニキビ跡の赤い色素沈着にも効果が期待できます。

コラーゲン産生促進作用

IPLの光エネルギーは、肌の真皮層にまで到達します。真皮層には、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を産生する線維芽細胞が存在しています。IPLの熱刺激によって線維芽細胞が活性化されると、コラーゲンなどの美容成分の産生が促進されます。

この作用により、肌にハリや弾力が生まれ、小じわや毛穴の開きの改善、たるみの予防などのエイジングケア効果も期待できます。継続的に施術を受けることで、肌全体の質感が向上し、キメの整った若々しい印象の肌へと導かれます。

選択的光熱治療の原理

フォトフェイシャルの大きな特徴は、「選択的光熱治療」と呼ばれる原理に基づいていることです。IPLの光は、ターゲットとなるメラニン色素やヘモグロビンにのみ選択的に吸収され、熱エネルギーに変換されます。一方、周囲の正常な組織には光が吸収されにくいため、ダメージを最小限に抑えることができます。

この仕組みにより、肌トラブルのある部分だけに効果的に作用しながら、健康な肌への負担を軽減できることが、フォトフェイシャルの安全性と人気の理由となっています。

3. フォトフェイシャルで期待できる効果

フォトフェイシャルは、複数の肌悩みに対して同時にアプローチできる「マルチ効果」が最大の魅力です。以下に、期待できる主な効果について詳しく解説します。

シミ・そばかすの改善

フォトフェイシャルが最も得意とするのが、シミやそばかすの改善です。紫外線などの影響で蓄積したメラニン色素に光が反応し、ターンオーバーを促進することで、徐々にシミを薄くしていきます。

特に効果が期待できるのは、日光性色素斑(老人性色素斑)と呼ばれる紫外線が原因で生じるシミや、遺伝的要因で生じるそばかす(雀卵斑)です。表皮層にあるメラニン色素に対して効果的に作用するため、比較的浅い位置にあるシミには高い改善効果が見込めます。

一方で、真皮層深くにあるシミや、濃いホクロ、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)などには効果が限定的な場合があります。また、肝斑については後述するように注意が必要です。

くすみ・肌のトーンアップ

肌全体に広がったくすみの改善も、フォトフェイシャルの得意分野です。顔全体に均一に光を照射することで、肌の色むらが改善され、透明感のある明るい肌へと導かれます。

施術直後から肌のトーンアップを実感できる方も多く、継続的に施術を受けることで、より安定した効果が得られます。「光で肌を洗う」という表現がされることもあり、肌本来の美しさを取り戻す効果が期待できます。

赤ら顔・毛細血管拡張症の改善

赤ら顔の原因である拡張した毛細血管に対して、IPLの光が効果的に作用します。血液中のヘモグロビンに吸収された光エネルギーが熱に変わり、異常に拡張した血管を収縮させることで、顔の赤みが軽減されます。

酒さ(しゅさ)や酒さ性座瘡による赤みにも一定の効果が期待できますが、これらの症状は複雑な要因が絡み合っているため、医師との相談のうえで治療計画を立てることが大切です。

ニキビ・ニキビ跡の改善

IPLの光は、ニキビの原因菌であるアクネ菌が産生する「ポルフィリン」という物質に反応します。光がポルフィリンに吸収されると、アクネ菌を殺菌する効果が生じ、炎症性のニキビの改善が促進されます。

また、ニキビ跡の赤みや色素沈着に対しても効果が期待できます。メラニンやヘモグロビンに作用することで、赤みを帯びたニキビ跡や茶色く色素沈着したニキビ跡を徐々に改善していきます。

ただし、クレーター状の凹んだニキビ跡(萎縮性瘢痕)については、フォトフェイシャル単独での改善は難しく、他の治療法との併用が必要になる場合があります。

毛穴の開きの改善

加齢や皮脂分泌過多によって開いた毛穴の改善にも、フォトフェイシャルは効果を発揮します。IPLの熱刺激によってコラーゲンの産生が促進されると、肌にハリが生まれ、毛穴を引き締める効果が得られます。

また、皮脂腺の活動を抑制する作用もあるため、皮脂の過剰分泌による毛穴の開きやテカリの改善にも寄与します。継続的に施術を受けることで、キメの整った滑らかな肌質へと改善されていきます。

小じわ・ハリの改善

真皮層のコラーゲン産生を促進する効果により、小じわの改善や肌のハリ・弾力アップが期待できます。年齢とともに減少するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生が活性化されることで、ふっくらとした若々しい印象の肌へと導かれます。

ただし、深いシワやたるみについては、フォトフェイシャルだけでは限界があります。より顕著な効果を求める場合は、ヒアルロン酸注入やHIFU(ハイフ)など、他の治療法との組み合わせを検討することが推奨されます。

4. フォトフェイシャルとレーザー治療の違い

シミ治療や美肌治療を検討する際、フォトフェイシャル(IPL)とレーザー治療のどちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。両者には明確な違いがありますので、それぞれの特徴を理解したうえで、自分の肌悩みや希望に合った治療法を選ぶことが大切です。

光の波長の違い

レーザー治療は、特定の単一波長の光を使用します。単一波長であるため、ターゲットとなる色素に対して集中的かつ強力に作用します。例えば、Qスイッチレーザーやピコレーザーは、メラニン色素に高い選択性を持つ波長のレーザー光を照射することで、シミをピンポイントで治療します。

一方、IPL(フォトフェイシャル)は、560nmから1200nmという幅広い波長帯域の光を使用します。複数の波長が含まれているため、メラニン色素だけでなく、ヘモグロビンや水分子など、複数のターゲットに同時に作用することができます。

照射範囲と効果の違い

レーザー治療は「深く・狭く・強く」作用するのが特徴です。特定のシミやホクロなど、ピンポイントの症状に対して強力な効果を発揮します。境界明瞭な濃いシミであれば、1〜2回の照射で除去できることもあります。

フォトフェイシャルは「浅く・広く・優しく」作用します。顔全体に光のシャワーを浴びせるように照射するため、広範囲の薄いシミやそばかす、肌全体のくすみ改善、複数の肌悩みの同時改善に適しています。1回あたりの効果はマイルドですが、肌への負担も少なく、ダウンタイムがほとんどありません。

ダウンタイムの違い

レーザー治療、特にQスイッチレーザーでシミを取る場合は、照射部位にかさぶたができ、1〜2週間程度のダウンタイムが生じます。その間、テープ保護や軟膏の塗布が必要になることが一般的です。また、治療後の色素沈着(炎症後色素沈着)のリスクもあります。

フォトフェイシャルは、施術直後から洗顔やメイクが可能で、日常生活に支障をきたすことがほとんどありません。一時的に赤みが出ることはありますが、通常は数時間〜当日中に落ち着きます。シミが反応した部分に細かいかさぶた(マイクロクラスト)ができることはありますが、メイクでカバーできる程度であり、1週間ほどで自然に剥がれ落ちます。

どちらを選ぶべきか

以下のような場合は、それぞれの治療法が適しています。

フォトフェイシャルが適している場合:

  • 顔全体の薄いシミやそばかすを改善したい
  • くすみを取り除いて肌のトーンアップをしたい
  • 複数の肌悩み(シミ、赤み、毛穴など)を同時に改善したい
  • ダウンタイムを極力抑えたい
  • 美容治療が初めてで、まずはマイルドな治療から始めたい
  • 定期的なメンテナンスで美肌を維持したい

レーザー治療が適している場合:

  • 境界がはっきりした濃いシミをピンポイントで除去したい
  • ホクロやアザを取りたい
  • 少ない回数で確実な効果を得たい
  • ダウンタイムを許容できる

実際の治療では、フォトフェイシャルとレーザーを組み合わせたコンビネーション治療が行われることもあります。例えば、顔全体の薄いシミにはフォトフェイシャルを、特に気になる濃いシミにはピンポイントでレーザーを照射するという方法です。最適な治療法は、医師の診察を受けて相談のうえで決めることをおすすめします。

5. 施術の流れ

フォトフェイシャルの施術は、一般的に以下のような流れで行われます。クリニックによって多少の違いはありますが、基本的な手順を把握しておくことで、安心して施術を受けることができます。

ステップ1:カウンセリング・診察

まず、医師によるカウンセリングと診察を行います。肌の状態を確認し、シミの種類や深さ、赤みの有無、肝斑の可能性などを見極めます。フォトフェイシャルの適応があるかどうか、期待できる効果、必要な回数の目安、リスクや注意点などについて詳しく説明を受けます。

この段階で、自分の肌悩みや希望、不安な点などを医師にしっかり伝えることが大切です。疑問点があれば遠慮なく質問し、納得したうえで治療を開始しましょう。

また、クリニックによっては肌診断機を使用して、肉眼では見えない隠れたシミ(潜在シミ)や肌の状態を詳しく分析する場合もあります。

ステップ2:洗顔・クレンジング

施術前に、メイクや皮脂、汚れを落とすために洗顔を行います。肌を清潔な状態にすることで、IPLの光が効率よく肌に届くようになります。クレンジング剤や洗顔料はクリニックで用意されていることが一般的です。

日焼け止めを塗っている場合も、しっかりと落としておく必要があります。

ステップ3:ジェルの塗布・目の保護

洗顔後、施術部位に専用の冷却ジェルを塗布します。このジェルには、肌との密着性を高めて光の伝導を効率化する役割と、冷却によって痛みを軽減し、やけどのリスクを低減する役割があります。

また、目を光から保護するために、専用のアイシールドやゴーグルを装着します。IPLの光は目に入ると危険なため、この保護は非常に重要です。

ステップ4:IPL照射

いよいよIPLの照射を行います。医師または看護師が、ハンドピースを肌に当てて光を照射していきます。顔全体に均一に照射するため、額、頬、鼻、顎など、各部位に順番にアプローチしていきます。

照射時間は、顔全体で15〜30分程度が一般的です。使用するフィルターや照射するショット数によっても変わります。

照射中の痛みについては、「輪ゴムで軽くパチンと弾かれるような感覚」と表現されることが多いです。シミや赤みが濃い部分、皮膚が薄い部分では、多少痛みを感じやすくなります。ほとんどの方が麻酔なしで施術を受けていますが、痛みに敏感な方は事前に相談すれば、麻酔クリームを使用してもらえる場合もあります。

使用する機器(例:M22やステラM22)には、複数のフィルターが搭載されており、肌の状態や症状に合わせて波長やエネルギー出力を細かく調整することが可能です。この調整が治療効果を左右する重要なポイントであり、医師の診断力と経験が問われる部分でもあります。

ステップ5:クーリング・終了

照射終了後、ジェルを拭き取り、肌を冷却して落ち着かせます。施術後は肌が敏感になっているため、クリニックによっては鎮静効果のあるシートマスクや保湿ケアを行うこともあります。

施術直後から洗顔やメイクが可能です。クリニック内にパウダールームが用意されていることが多いので、メイクをして帰ることができます。

ステップ6:アフターケアの説明

施術後の注意点やアフターケアについて説明を受けます。特に重要なのは、紫外線対策と保湿です。施術後の肌は通常よりも敏感になっており、紫外線の影響を受けやすい状態にあります。日焼け止めを必ず塗り、帽子や日傘なども活用して紫外線を避けるようにしましょう。

また、乾燥もしやすくなっているため、化粧水や乳液、クリームなどで十分に保湿することが大切です。

6. 推奨される回数と頻度

フォトフェイシャルは、1回の施術でも肌のトーンアップやツヤ感のアップを実感できる方が多いですが、シミをしっかり薄くしたい場合や肌質改善を目指す場合は、複数回の継続的な施術が推奨されます。

推奨回数の目安

一般的には、3〜4週間に1回の間隔で、5〜6回を1クールとして治療を進めることが推奨されています。これは、肌のターンオーバー周期(約28日)に合わせた治療サイクルです。

施術回数ごとの効果の目安は以下の通りです:

1回目:施術直後から肌のトーンアップや透明感を感じる方もいます。シミが反応して一時的に濃くなり、その後かさぶたとなって剥がれ落ちます。

2〜3回目:多くの方が効果を実感し始める時期です。シミが薄くなってきたり、肌のキメが整ってきたりする変化が見られます。

4〜5回目:より明確な改善効果が現れます。周囲の人から「肌がきれいになった」と言われるようになる方も増えます。毛穴の引き締まりやハリ感のアップも感じやすくなります。

5回目以降:ほとんどのシミが目立たなくなり、肌全体の透明感やハリが安定してきます。赤ら顔や毛穴の開きも改善され、肌質そのものが変わったと感じる方が多いです。

効果の持続期間とメンテナンス

フォトフェイシャルの効果の持続期間には個人差がありますが、適切なアフターケアを行えば6ヶ月〜1年程度は効果が持続するとされています。

ただし、日常生活での紫外線曝露や加齢によって、新たなシミが生じたり、肌の状態が変化したりすることは避けられません。そのため、1クールの治療が終了した後も、2〜3ヶ月に1回程度のメンテナンス施術を続けることで、美しい肌状態を長く維持することができます。

フォトフェイシャルを「肌のメンテナンス」として定期的に受けている方も多く、将来のシミやくすみの予防にも効果的です。

治療間隔を守ることの重要性

施術間隔は医師の指示に従うことが重要です。効果を急ぐあまり、短い間隔で頻繁に施術を受けると、肌に過度な負担がかかり、かえってトラブルを招く可能性があります。

逆に、間隔が空きすぎると効果が薄れてしまうこともあります。治療計画に沿って、適切なペースで継続することが、最良の結果を得るためのポイントです。

7. ダウンタイムと施術後の経過

フォトフェイシャルの大きなメリットの一つが、ダウンタイムがほとんどないことです。施術直後から日常生活を送ることができ、仕事や予定への影響を最小限に抑えられます。ここでは、施術後の経過について詳しく解説します。

施術直後

施術直後は、肌に軽い赤みや熱感が生じることがあります。これは光による正常な反応であり、通常は数時間で落ち着きます。冷却することで早く鎮静化します。

施術直後から洗顔やメイクが可能です。そのため、施術後に予定があっても問題なく過ごすことができます。

施術後1〜3日

施術後1〜3日は、シミに反応した部分が一時的に濃くなることがあります。これは、メラニン色素が肌表面に浮き上がってきている証拠であり、「シミが悪化した」わけではありません。むしろ、しっかり反応している良いサインと捉えることができます。

濃くなったシミの部分には、細かいかさぶた(マイクロクラスト)ができることがあります。かさぶたはメイクでカバーできる程度の大きさであり、日常生活に大きな支障はありません。

この時期は、肌が敏感になっているため、強くこすったり、かさぶたを無理に剥がしたりしないように注意が必要です。色素沈着の原因になる可能性があります。

施術後4〜7日

かさぶたが自然に剥がれ始める時期です。かさぶたの下には、シミが薄くなった新しい肌が現れます。無理に剥がさず、自然に剥がれるのを待ちましょう。

この頃になると、肌のトーンアップや透明感を実感し始める方が多いです。

施術後1〜2週間

かさぶたが完全に剥がれ落ち、シミが薄くなった効果を実感できるようになります。肌のキメが整い、ハリ感が出てきたと感じる方もいます。

次回の施術までは、紫外線対策と保湿を継続して行うことが大切です。

アフターケアの重要ポイント

施術後のアフターケアは、効果を最大限に引き出し、トラブルを防ぐために非常に重要です。以下のポイントを守りましょう。

紫外線対策を徹底する:施術後の肌は紫外線に対して敏感になっています。日焼け止め(SPF30以上、PA+++以上推奨)を毎日塗り、外出時は帽子や日傘も活用しましょう。紫外線を浴びると、新たなシミができやすくなったり、色素沈着を起こしたりするリスクがあります。

保湿をしっかり行う:施術後は肌が乾燥しやすくなっています。化粧水、美容液、乳液、クリームなどで十分に保湿しましょう。乾燥は肌のターンオーバーを乱し、効果を半減させる原因になります。

刺激を避ける:施術後数日間は、レチノールやピーリング成分を含む化粧品、スクラブ洗顔などの刺激の強いスキンケアは控えましょう。肌を強くこすることも避けてください。

かさぶたを無理に剥がさない:かさぶたは自然に剥がれるまで待ちましょう。無理に剥がすと、色素沈着や傷跡の原因になることがあります。

8. 副作用とリスク

フォトフェイシャルは、比較的安全性の高い治療法として知られていますが、医療行為である以上、副作用やリスクがゼロではありません。事前にリスクを理解し、信頼できる医療機関で施術を受けることが大切です。

主な副作用

赤み・腫れ・熱感:施術直後に起こりやすい症状ですが、通常は数時間〜当日中に落ち着きます。冷却することで軽減できます。

かさぶた(マイクロクラスト):シミに反応した部分に生じる正常な反応です。1週間程度で自然に剥がれ落ちます。

一時的なシミの濃化:メラニンが浮き上がることで、施術後にシミが一時的に濃く見えることがあります。これは正常な経過であり、かさぶたが剥がれると改善します。

かゆみ:施術後に軽いかゆみを感じることがあります。保湿を心がけ、掻かないようにしましょう。

起こりうるリスク・合併症

やけど:照射出力が強すぎたり、冷却が不十分だったりした場合に起こる可能性があります。日焼けした肌や、もともと肌の色が濃い方はリスクが高くなります。

色素沈着(炎症後色素沈着):やけどや強い炎症の後に、肌が茶色くなってしまうことがあります。紫外線対策を怠った場合や、かさぶたを無理に剥がした場合にも起こりやすくなります。

色素脱失:まれに、照射部位が周囲よりも白くなってしまうことがあります。

効果が得られない:シミの種類や深さによっては、フォトフェイシャルでは改善が難しい場合があります。ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)や深いシミなどは、レーザー治療が適していることがあります。

肝斑の悪化:肝斑(かんぱん)は、両頬に左右対称に現れる褐色のシミで、女性ホルモンや紫外線、摩擦などの影響で生じるとされています。肝斑に対して通常の設定でフォトフェイシャルを照射すると、刺激によってかえって濃くなってしまうリスクがあります。

肝斑がある場合、または肝斑が疑われる場合は、事前に医師に診断してもらい、適切な治療法を相談することが重要です。最新のフォトフェイシャル機器(M22やステラM22など)には「肝斑モード」が搭載されており、肝斑がある方でも施術を受けられる場合がありますが、基本的には肝斑の治療を優先することが推奨されます。

目への影響:適切な保護をせずに目に光が入ると、虹彩炎やぶどう膜炎などの目のトラブルを引き起こす可能性があります。施術中は必ず専用のアイシールドで目を保護します。信頼できるクリニックでは、目の保護は徹底して行われますので、過度に心配する必要はありません。

リスクを最小限にするために

  • 経験豊富な医師のいる、信頼できるクリニックで施術を受ける
  • 事前のカウンセリングで、自分の肌の状態や既往歴、服用中の薬などを正確に伝える
  • 施術前後は日焼けを避け、紫外線対策を徹底する
  • 施術前にトレチノイン(レチノイン酸)やハイドロキノンを使用している場合は、医師の指示に従って一定期間使用を中止する
  • 施術後のアフターケア(保湿・紫外線対策)を怠らない
  • 異常を感じたら、すぐに施術を受けたクリニックに相談する

9. フォトフェイシャルに向いている人・向いていない人

フォトフェイシャルは多くの方に効果的な治療法ですが、すべての人に最適というわけではありません。自分がフォトフェイシャルに向いているかどうか、事前に確認しておきましょう。

フォトフェイシャルに向いている人

  • シミやそばかすが顔全体に広がっている方
  • くすみが気になり、肌のトーンアップをしたい方
  • 赤ら顔や毛細血管拡張症に悩んでいる方
  • ニキビ跡の赤みや色素沈着を改善したい方
  • 毛穴の開きやキメの乱れが気になる方
  • 小じわや肌のハリ不足を改善したい方
  • 複数の肌悩みを同時に改善したい方
  • ダウンタイムをなるべく避けたい方
  • 美容治療が初めてで、マイルドな治療から始めたい方
  • 定期的なメンテナンスで美肌を維持したい方
  • 将来のシミ・くすみを予防したい方

フォトフェイシャルに向いていない人・注意が必要な人

日焼けしている方:日焼け肌はメラニンが増加した状態であり、やけどのリスクが高くなります。施術前の日焼けは避け、日焼けした場合は肌の状態が落ち着くまで施術を延期する必要があります。

肝斑がある方:前述の通り、肝斑に対する通常のフォトフェイシャルは悪化のリスクがあります。肝斑モードでの施術が可能な場合もありますが、基本的には内服薬(トラネキサム酸など)やレーザートーニングなどで肝斑を先に治療することが推奨されます。

妊娠中・授乳中の方:安全性が確立されていないため、多くのクリニックでは施術を控えています。

光過敏症の方:光に対して過敏な反応を示す体質の方は、施術を避ける必要があります。

特定の薬を服用中の方:光感受性を高める薬(一部の抗生物質、抗炎症薬、降圧薬など)を服用している場合、副作用のリスクが高まることがあります。服用中の薬は必ず医師に申告しましょう。

皮膚疾患がある方:治療部位に活動性の皮膚疾患(ヘルペス、湿疹、皮膚炎など)がある場合は、症状が落ち着いてから施術を行います。

ケロイド体質の方:傷跡がケロイド状に盛り上がりやすい体質の方は、注意が必要です。

免疫抑制状態の方:免疫抑制剤を服用している方や、免疫系の疾患がある方は、施術について医師と相談が必要です。

深いシミ・濃いシミのみが悩みの方:フォトフェイシャルは浅いシミや広範囲のシミに効果的ですが、深いシミや濃いシミの除去には、レーザー治療の方が適している場合があります。

クレーター状のニキビ跡が主な悩みの方:凹んだニキビ跡の改善には、フォトフェイシャルよりもフラクショナルレーザーやダーマペンなどの治療が効果的です。

深いシワ・たるみが主な悩みの方:フォトフェイシャルには多少のハリアップ効果はありますが、深いシワやたるみの改善には、ヒアルロン酸注入やHIFU、糸リフトなどの治療が適しています。

10. クリニック選びのポイント

フォトフェイシャルの効果を最大限に引き出すためには、信頼できるクリニック選びが非常に重要です。以下のポイントを参考に、自分に合ったクリニックを見つけましょう。

医師の経験と実績

フォトフェイシャルは、一見シンプルな施術に見えますが、実際には医師の診断力と技術が結果を大きく左右します。シミの種類や深さを正確に見極め、肝斑の有無を判断し、患者一人ひとりの肌質に合わせて照射パラメータ(波長、出力、パルス幅など)を適切に設定する必要があります。

クリニックを選ぶ際は、フォトフェイシャルの症例数や経験年数を確認しましょう。ホームページに症例写真が掲載されているクリニックは、参考になります。また、皮膚科専門医や美容皮膚科の経験が豊富な医師がいるクリニックは、皮膚トラブルが生じた際にも適切に対応してもらえる安心感があります。

カウンセリングの充実度

良いクリニックは、カウンセリングを重視しています。患者の肌悩みや希望をじっくり聞き、肌の状態を丁寧に診察したうえで、適切な治療法を提案してくれるクリニックを選びましょう。

カウンセリングでは、以下の点を確認することをおすすめします:

  • 自分の肌悩みに対して、フォトフェイシャルが適切かどうか
  • 期待できる効果とその限界
  • 必要な回数と治療期間の目安
  • 副作用やリスクについての説明
  • 費用の総額(初診料、施術料、アフターケア料など)
  • 万が一トラブルが起きた場合の対応

カウンセリングが無料のクリニックも多いので、複数のクリニックで相談してみて、対応や雰囲気を比較するのも良いでしょう。

使用する機器

フォトフェイシャルに使用される機器はさまざまですが、効果と安全性の面で信頼性の高い機器を導入しているクリニックを選ぶことが大切です。

代表的な機器としては、厚生労働省の薬事承認を受けている「フォトフェイシャルM22」や「ステラM22」があります。これらの機器は、複数のフィルター(波長選択)と細かな出力調整が可能であり、一人ひとりの肌状態や症状に合わせたオーダーメイド治療が行えます。

クリニックのホームページや、カウンセリング時に、どのような機器を使用しているか確認しましょう。

料金体系の透明性

フォトフェイシャルは継続的な施術が効果的なため、トータルでの費用も考慮する必要があります。料金体系が明確で、追加費用が発生しないか、事前に確認しておきましょう。

1回あたりの相場は、顔全体で15,000円〜30,000円程度が一般的です。コース契約で複数回分をまとめて申し込むと割引になるクリニックも多いですが、自分に合わなかった場合のことも考え、最初は1〜2回の都度払いで試してみることをおすすめします。

初回トライアル価格を設定しているクリニックもありますので、上手に活用しましょう。

アフターケア・保証制度

施術後に何かトラブルがあった場合のフォローアップ体制も重要です。施術後の経過確認や、副作用が生じた場合の対応、再照射の保証などについて、事前に確認しておきましょう。

信頼できるクリニックは、施術後の注意点やアフターケアについて丁寧に説明し、何かあれば相談できる体制を整えています。

通いやすさ

フォトフェイシャルは複数回通う必要があるため、自分の生活圏内にあり、予約が取りやすいクリニックを選ぶことも大切なポイントです。

渋谷エリアには多くの美容皮膚科があり、駅からのアクセスが良いクリニックも多数あります。仕事帰りや休日に通いやすい立地・営業時間のクリニックを選ぶと、継続して治療を受けやすくなります。

口コミ・評判

実際に施術を受けた方の口コミも参考になります。ただし、口コミは個人の主観に基づくものであり、自分に当てはまるとは限りません。極端に良い評価や悪い評価に惑わされず、複数の情報源を参考にしながら、最終的には自分の目で確かめることが大切です。

11. 渋谷エリアでフォトフェイシャルを受ける際の注意点

渋谷は、東京都内でも有数の美容クリニック密集エリアです。多くのクリニックがしのぎを削っている分、患者にとっては選択肢が豊富であるというメリットがあります。一方で、クリニック選びに迷いやすいというデメリットもあります。

渋谷エリアでフォトフェイシャルを検討する際のポイントを整理しておきましょう。

アクセスの良さを活かす

渋谷駅周辺には複数の美容皮膚科が集まっており、駅から徒歩数分圏内でアクセスできるクリニックが多いです。仕事帰りや買い物のついでに通いやすい点は、継続的な治療を行ううえで大きなメリットです。

通勤・通学経路上にあるクリニックや、よく行く場所の近くにあるクリニックを選ぶと、無理なく通い続けることができます。

価格競争のメリット・デメリット

美容クリニックの激戦区である渋谷では、価格競争が活発で、初回限定価格やキャンペーン価格を設定しているクリニックも多く見られます。これをうまく活用すれば、比較的リーズナブルに施術を受けることも可能です。

一方で、極端に安い価格には注意が必要な場合もあります。使用する機器のグレードや、施術を担当するスタッフの経験、照射するショット数などが、価格に反映されていることがあります。「安いから」という理由だけで選ぶのではなく、内容をしっかり確認することが大切です。

事前の情報収集とカウンセリング

渋谷エリアには多くのクリニックがあるため、事前にホームページで情報を調べたうえで、気になるクリニックのカウンセリングを受けてみましょう。複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師の説明の分かりやすさ、対応の丁寧さ、院内の雰囲気などを比較検討することをおすすめします。

「この先生になら安心して任せられる」と感じられるクリニックを見つけることが、満足のいく結果を得るための第一歩です。

12. よくある質問

フォトフェイシャルに関して、患者様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q. フォトフェイシャルは1回でも効果がありますか?

A. 1回の施術でも、肌のトーンアップや透明感、ハリ感のアップを実感できる方は多いです。ただし、シミをしっかり薄くしたい場合や肌質改善を目指す場合は、3〜5回以上の継続的な施術が推奨されます。

Q. 施術は痛いですか?

A. 痛みの感じ方には個人差がありますが、一般的には「輪ゴムで軽くパチンと弾かれるような感覚」と表現されます。シミの濃い部分や皮膚の薄い部分は、やや強く感じることがあります。耐えられないほどの痛みではなく、ほとんどの方が麻酔なしで施術を受けています。痛みに敏感な方は、事前に相談すれば麻酔クリームを使用してもらえる場合もあります。

Q. ダウンタイムはどのくらいですか?

A. フォトフェイシャルは基本的にダウンタイムがほとんどありません。施術直後から洗顔やメイクが可能です。施術後に軽い赤みが出ることがありますが、通常は数時間で落ち着きます。シミが反応した部分に細かいかさぶたができることがありますが、メイクでカバーできる程度であり、1週間程度で自然に剥がれ落ちます。

Q. 施術後にシミが濃くなったように見えるのですが、大丈夫ですか?

A. IPLの光に反応したメラニン色素が肌表面に浮き上がってくるため、施術後1〜3日はシミが一時的に濃く見えることがあります。これは正常な反応であり、その後かさぶたとなって剥がれ落ちていきます。心配な場合は、施術を受けたクリニックに相談してください。

Q. 肝斑があってもフォトフェイシャルは受けられますか?

A. 肝斑に対する通常の設定でのフォトフェイシャルは、悪化させるリスクがあるため注意が必要です。最新の機器には「肝斑モード」が搭載されているものもありますが、基本的には内服薬(トラネキサム酸など)やレーザートーニングなどで肝斑を先に治療し、安定してからフォトフェイシャルを検討することが推奨されます。まずは医師に肝斑の有無を診断してもらいましょう。

Q. エステのフォトフェイシャルとクリニックのフォトフェイシャルは何が違いますか?

A. エステサロンで行われる光治療(光フェイシャルなど)と、クリニックで行われるフォトフェイシャルは、使用する機器の出力レベルに大きな差があります。クリニックでは医師の管理のもと、医療レベルの高出力で施術を行うため、効果が高く、少ない回数で改善が期待できます。また、万が一肌トラブルが生じた場合も、医師がすぐに対応できる安心感があります。本格的な効果を求める場合は、医療機関での施術をおすすめします。

Q. どのくらいの頻度で通えばいいですか?

A. 一般的には3〜4週間に1回の間隔で施術を受けることが推奨されています。これは肌のターンオーバー周期に合わせた治療サイクルです。5〜6回を1クールとして継続し、その後は2〜3ヶ月に1回程度のメンテナンスで美肌を維持することが多いです。具体的な治療計画は、医師と相談のうえで決めましょう。

Q. 他の美容治療と併用できますか?

A. フォトフェイシャルは、ケミカルピーリング、イオン導入、ビタミンC内服などと併用することで、相乗効果が期待できます。また、濃いシミにはピンポイントでレーザーを照射するなど、複数の治療を組み合わせたコンビネーション治療が行われることもあります。ただし、治療の種類によっては一定の間隔を空ける必要があるため、医師の指示に従ってください。

Q. 効果はどのくらい持続しますか?

A. 適切なアフターケア(紫外線対策・保湿)を行えば、効果は6ヶ月〜1年程度持続するとされています。ただし、日常生活での紫外線曝露や加齢によって新たなシミが生じることはあります。定期的なメンテナンス施術を続けることで、美しい肌状態を長く維持できます。

Q. フォトフェイシャルをやりすぎると肌に悪いですか?

A. 適切な間隔と回数で施術を受けていれば、問題ありません。ただし、効果を急ぐあまり短期間に頻繁に施術を受けると、肌に過度な負担がかかり、肌荒れや乾燥、バリア機能の低下を招く可能性があります。医師の指示に従った治療計画を守ることが大切です。

13. まとめ

IPLフォトフェイシャルは、シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔、毛穴の開き、小じわなど、さまざまな肌悩みを同時に改善できる美肌治療です。ダウンタイムがほとんどなく、施術直後からメイクが可能なため、日常生活に支障をきたすことなく美肌を目指せる点が大きな魅力です。

効果を最大限に引き出すためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 信頼できるクリニックで、経験豊富な医師による施術を受けること
  • 自分の肌悩みがフォトフェイシャルの適応かどうか、カウンセリングでしっかり確認すること
  • 3〜4週間に1回のペースで、5〜6回を目安に継続して施術を受けること
  • 施術後は紫外線対策と保湿を徹底すること
  • 異常を感じたら、すぐに医師に相談すること

渋谷エリアには多くの美容皮膚科があり、フォトフェイシャルを受けられるクリニックの選択肢も豊富です。本記事でご紹介したポイントを参考に、ご自身に合ったクリニックを見つけ、理想の美肌を手に入れてください。

当院では、厚生労働省承認のフォトフェイシャル機器を使用し、経験豊富な医師が一人ひとりの肌状態を丁寧に診察したうえで、最適な治療プランをご提案しております。シミやくすみ、毛穴、赤ら顔などの肌悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

参考文献

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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