皮膚の下にできる丸いしこりに気づいて、不安を感じていませんか。それは「粉瘤(ふんりゅう)」かもしれません。粉瘤は、皮膚の下に袋状の構造物ができ、その中に老廃物が溜まっていく良性の腫瘍です。痛みがない場合も多いため放置されがちですが、時間とともに大きくなったり、炎症を起こして痛みや臭いを伴うこともあります。
渋谷エリアで粉瘤の外科手術をお考えの方に向けて、この記事では粉瘤とは何か、どのような治療方法があるのか、手術の流れや費用、アフターケアまで、詳しくご説明します。アイシークリニック渋谷院での治療も含め、渋谷で安心して粉瘤治療を受けるための情報をお届けします。
この記事のポイント
粉瘤(表皮嚢腫)は良性腫瘍だが自然治癒せず外科手術が必要。アイシークリニック渋谷院ではくり抜き法・切開法を使い分け、日帰り手術で保険適用(3割負担で約5,000〜15,000円)の粉瘤治療を提供している。
🏥 粉瘤とは何か
📚 粉瘤の基礎知識
粉瘤は、医学用語では「表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)」または「アテローム」と呼ばれる皮膚の良性腫瘍です。皮膚の下に袋状の構造(嚢腫)ができ、本来は皮膚の表面に剥がれ落ちるはずの角質や皮脂などの老廃物が袋の中に溜まっていきます。
粉瘤の特徴として、以下のような点が挙げられます:
- 皮膚表面に小さな開口部(黒い点)が見られることがある
- この開口部は「へそ」と呼ばれ、粉瘤特有の所見
- 触ると柔らかく、弾力性のあるしこりとして感じられる
- 初期には痛みがないことが多い
- 細菌感染を起こすと赤く腫れて痛みを伴う
- 放置すると徐々に大きくなる傾向がある
- 数ミリから数センチメートルまで成長することがある
粉瘤は身体のどこにでもできる可能性がありますが、特に顔、首、背中、耳たぶの裏などにできやすい傾向があります。年齢や性別を問わず発症しますが、20代から40代の方に多く見られます。
🔍 粉瘤ができる原因
粉瘤ができる原因は、現在のところ完全には解明されていません。しかし、いくつかの要因が関与していると考えられています。
- 外傷や打撲によって皮膚の表皮細胞が真皮内に入り込む
- ニキビや毛嚢炎などの炎症後に発症する
- 毛穴が詰まることで皮脂や角質が溜まりやすくなる
- 体質的な要因や遺伝的な素因も関与している可能性
粉瘤は、脂肪腫やリンパ節の腫れと間違われることもありますが、専門医による診察で正確に診断することができます。
⚖️ 粉瘤と似た症状との違い
粉瘤は他の皮膚疾患と混同されやすいため、正確な診断が重要です。
- 脂肪腫:脂肪細胞が増殖してできる柔らかい腫瘍で、粉瘤と異なり開口部がなく、より深い場所にできることが多い
- おできく:毛穴に細菌が感染して起こる急性の炎症で、粉瘤のような袋状の構造はない
- リンパ節の腫れ:感染症などで起こり、複数個所に同時に現れることが多く、粉瘤とは異なる特徴がある
これらの鑑別診断は、視診や触診、必要に応じて超音波検査などを通じて行われます。
Q. 粉瘤とはどのような病気ですか?
粉瘤(表皮嚢腫)は、皮膚の下に袋状の構造ができ、角質や皮脂などの老廃物が溜まる良性腫瘍です。触ると弾力性のあるしこりとして感じられ、皮膚表面に「へそ」と呼ばれる黒い開口部が見られることがあります。自然治癒はせず、放置すると大きくなったり炎症を起こす場合があります。
⚠️ 粉瘤の症状と経過
🌱 初期症状
粉瘤の初期段階では、ほとんど症状がないことが多いです。皮膚の下に小さなしこりとして触れるようになり、徐々に大きくなっていきます。
多くの場合、痛みや違和感がないため、気づいていても放置してしまうことがあります。見た目にも目立たないことが多く、直径数ミリメートル程度の小さな膨らみとして始まります。
この段階では日常生活に支障をきたすことは少ないですが、早期に治療を開始することで、より簡単な手術で対応できる可能性が高くなります。
🦠 炎症を起こした粉瘤(感染性粉瘤)
粉瘤が炎症を起こすと、症状が急激に悪化します。これは「感染性粉瘤」または「炎症性粉瘤」と呼ばれる状態です。
炎症を起こした粉瘤の特徴として:
- 患部が赤く腫れ上がり、熱を持つ
- 強い痛みを伴い、触ると圧痛がある
- 膿が溜まり、悪臭のある内容物が出てくることもある
- 周囲の皮膚も炎症の影響を受けて硬くなる
炎症を起こす原因は、粉瘤の内容物に細菌が感染することです。不衛生な手で触ったり、無理に押し出そうとしたりすることで細菌感染のリスクが高まります。
感染性粉瘤は、放置すると周囲の組織にまで炎症が広がる可能性があります。また、繰り返し炎症を起こすことで、嚢腫壁が厚くなり、手術がより困難になる場合もあります。
⌛ 粉瘤を放置するリスク
粉瘤は良性の腫瘍であるため、悪性化して癌になることは極めて稀です。しかし、放置することで以下のようなリスクがあります:
- サイズが徐々に大きくなり、見た目にも目立つようになる
- 大きくなると手術の際の切開範囲も広くなり、傷跡が残りやすくなる
- 繰り返し炎症を起こすことで、周囲の組織が損傷し、手術後の治癒が遅れる可能性
- 顔や首など目立つ場所にできた粉瘤は、美容面での影響も大きくなる
- 衣服との摩擦によって刺激を受けやすい場所の粉瘤は、炎症を繰り返すリスクが高まる
粉瘤は自然に治ることはほとんどありません。嚢腫の袋が残っている限り、内容物が溜まり続けるため、根本的な治療には外科的な摘出が必要です。
🔬 粉瘤の診断方法
👁️ 視診と触診
粉瘤の診断は、まず医師による視診と触診から始まります。
- 視診:しこりの大きさ、形状、色、皮膚表面の状態を観察
- 粉瘤特有の黒い点(開口部)の有無も確認
- 触診:しこりの硬さ、可動性、圧痛の有無などを調べる
- 粉瘤は皮下で比較的自由に動くことが多く、この特徴が診断の手がかりになる
経験豊富な医師であれば、視診と触診だけで粉瘤と診断できることが多いです。しかし、他の疾患との鑑別が必要な場合や、手術前の詳細な評価のために、追加の検査を行うこともあります。
🔍 画像検査
必要に応じて、超音波検査(エコー検査)やMRI検査などの画像検査が行われることがあります。
- 超音波検査:しこりの大きさ、深さ、内部構造を詳しく観察
- 粉瘤の場合、嚢腫の袋と内容物が確認できる
- MRI検査:より詳細な情報が必要な場合や、深い場所にある粉瘤の評価に使用
これらの検査により、粉瘤の正確な位置や大きさを把握し、手術計画を立てる上で重要な情報を得ることができます。
🧪 病理検査
摘出した粉瘤は、病理検査に提出されることが一般的です。これは、万が一悪性の腫瘍である可能性を完全に除外するためです。
病理検査では、摘出した組織を顕微鏡で詳しく調べます。粉瘤の場合、嚢腫壁が扁平上皮で覆われていることが確認されます。ほとんどの場合、良性の粉瘤であることが確認されますが、稀に他の疾患が見つかることもあります。
Q. 粉瘤の手術方法にはどんな種類がありますか?
粉瘤の手術には主に「くり抜き法」と「切開法」の2種類があります。くり抜き法は直径4〜6mmの小さな穴から摘出する方法で傷跡が小さく、2cm以下の粉瘤に適しています。切開法は紡錘形に切開して確実に全摘出する方法で、大きな粉瘤や炎症を繰り返した粉瘤に向いています。
🏥 粉瘤の治療法
💊 保存的治療
粉瘤が小さく、炎症を起こしていない場合、経過観察を選択することもあります。ただし、粉瘤は自然治癒することがないため、最終的には手術が必要になることがほとんどです。
炎症を起こしている粉瘤に対しては、まず炎症を抑える治療が優先されます:
- 抗生物質の内服や外用薬による治療
- 炎症が落ち着いてから手術を行うのが一般的
- 急性の炎症期に手術を行うと、出血が多くなったり、感染のリスクが高まる
- 膿が溜まっている場合は、切開して排膿する処置を行う
🔪 外科手術の必要性
粉瘤を根本的に治療するには、嚢腫の袋を完全に摘出する外科手術が必要です。袋が残っていると、再び内容物が溜まり、再発してしまいます。
手術は、粉瘤が小さいうちに行う方が、傷跡も小さく、手術時間も短くて済みます。また、炎症を繰り返す前に手術を受けることで、周囲組織へのダメージも最小限に抑えられます。
粉瘤の手術は、多くの場合、日帰りで行うことができ、入院の必要はありません。局所麻酔下で行われるため、全身麻酔のリスクもありません。
⚕️ 粉瘤の外科手術の種類
粉瘤の外科手術には、主に「くり抜き法」と「切開法」の2つの方法があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを理解することで、自分に適した治療法を選択することができます。
🔧 くり抜き法(小切開摘出術)
くり抜き法は、皮膚に小さな穴を開けて粉瘤を摘出する方法です。「ヘソ抜き法」とも呼ばれます。
この方法の手順:
- 粉瘤の開口部(黒い点)を中心に、直径4〜6ミリメートル程度の円形の穴を開ける
- 専用の器具(パンチ)を使って皮膚をくり抜く
- 開けた穴から、嚢腫の内容物を絞り出す
- その後、嚢腫の袋を丁寧に摘出
- 小さな傷であるため、縫合せずに自然に閉じるのを待つか、1〜2針程度の縫合で済む
くり抜き法のメリット:
- 切開範囲が小さいため、傷跡が目立ちにくい
- 手術時間が比較的短く、患者さんの負担が少ない
- 縫合が少ないため、抜糸の必要がない場合もある
デメリット:
- 大きな粉瘤や炎症を繰り返した粉瘤には適さない場合がある
- 嚢腫の袋を完全に取り切れない可能性があり、再発のリスクがやや高くなることがある
くり抜き法は、直径2センチメートル以下の小さな粉瘤で、炎症を起こしていないものに適しています。
✂️ 切開法(全摘出術)
切開法は、粉瘤の直上の皮膚を紡錘形(レモン型)に切開し、嚢腫を周囲の組織と一緒に摘出する方法です。
この方法の手順:
- 粉瘤の大きさに応じて、十分な長さの切開を行う
- 皮膚を切開した後、嚢腫の袋を周囲の組織から剥離
- 袋が破れないように注意しながら、完全に摘出
- 摘出後、止血を確認し、皮膚を丁寧に縫合
- 嚢腫の袋を確実に完全摘出できるため、再発率が低い
- 大きな粉瘤や、炎症を繰り返した粉瘤にも対応できる
- 摘出した組織をすべて病理検査に提出できるため、診断の精度が高い
デメリット:
- 切開範囲が大きくなるため、傷跡が目立つ可能性がある
- 手術時間がやや長くなり、縫合が必要になる
- 抜糸のために再度来院する必要がある
切開法は、直径2センチメートル以上の大きな粉瘤や、炎症を繰り返した粉瘤、確実な完全摘出を目指す場合に適しています。
🤔 手術方法の選択
どちらの手術方法を選ぶかは、以下の要因を総合的に考慮して決定します:
- 粉瘤の大きさ
- 場所
- 炎症の有無
- 患者さんの希望
小さな粉瘤で、傷跡を最小限にしたい場合は、くり抜き法が適しています。大きな粉瘤や、確実な完全摘出を優先する場合は、切開法が選ばれます。顔などの目立つ場所の粉瘤では、美容面を考慮した手術方法が選択されます。
医師と十分に相談し、自分の状況に最も適した方法を選ぶことが重要です。
Q. 粉瘤手術の費用はどのくらいかかりますか?
粉瘤手術は医療上の必要性が認められれば保険診療の対象となります。3割負担の場合、直径2cm未満で約5,000〜8,000円、2〜4cm未満で約10,000〜15,000円が目安です。診察料・薬剤費・病理検査費を含むトータル費用は、おおむね10,000〜20,000円程度を見込むと良いでしょう。
📋 粉瘤の外科手術の流れ
🎯 手術前の準備
手術を受けることが決まったら、まず手術日の予約を行います。粉瘤の手術は予約制で行われることが一般的です。
手術前の診察では、粉瘤の状態を詳しく確認し、手術方法を決定します。以下の点について医師に伝えることが重要です:
- 持病や服用している薬について
- 特に、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬や抗血小板薬)を服用している場合
- アレルギーの有無、特に麻酔薬や抗生物質に対するアレルギー
手術当日は、以下の点に注意してください:
- 手術部位の清潔を保つ
- 化粧や整髪料は控えめにし、顔の手術の場合は、できればノーメイクで来院
- 締め付けの少ない、脱ぎ着しやすい服装
- 食事の制限は通常ありませんが、クリニックの指示に従う
📅 手術当日の流れ
手術当日は、まず受付で手続きを行い、問診票に記入します。手術室に入る前に、最終確認として、手術部位のマーキングを行います。
手術の具体的な流れは以下の通りです:
- 消毒:消毒液で手術部位を広めに消毒
- ドレーピング:清潔な布をかけて、手術野を作成
- 局所麻酔:注射針を刺す際にチクッとした痛みがあるが、麻酔が効いてからは痛みを感じない
- 手術開始:麻酔が十分に効いたことを確認してから開始
- 摘出:
- くり抜き法の場合:専用の器具で皮膚に小さな穴を開け、内容物を排出した後、嚢腫の袋を摘出
- 切開法の場合:メスで皮膚を切開し、嚢腫を周囲の組織から剥離して摘出
- 止血:摘出後、止血を確認し、必要に応じて電気凝固で止血
- 縫合:創部を洗浄し、皮下を吸収糸で縫い、皮膚表面を細い糸で丁寧に縫合
- 被覆:傷の保護のため、ガーゼや防水フィルムで被覆
手術時間は、粉瘤の大きさや場所によりますが、通常15分から30分程度です。
🏠 術後の経過と通院
手術後は、数分間休憩してから、止血を確認して帰宅できます。
術後の注意事項:
- 手術当日は、激しい運動や長時間の入浴は避ける
- シャワーは翌日から可能な場合が多いが、創部は濡らさないようにする
- 処方された抗生物質や痛み止めを指示通りに服用
- 創部は清潔に保ち、不必要に触らないようにする
痛みは通常、手術当日から翌日にかけてが最も強く、その後徐々に軽減します。痛み止めで対応できることがほとんどです。
通院スケジュール:
- 手術翌日または2〜3日後に、創部の状態を確認するための診察
- 縫合した場合、術後5〜10日程度で抜糸を行う
- 顔の場合は比較的早く、身体の場合は少し長めの期間が必要
- 抜糸後も、傷跡のケアについて指導
- 病理検査の結果は、手術後1〜2週間程度で確認可能
🩹 術後のケアと注意点
🛡️ 創部の管理
手術後の創部の適切な管理は、きれいな傷跡を残すために非常に重要です。
手術当日は、ガーゼや防水フィルムで創部を保護しています。医師の指示があるまで、この被覆材を剥がさないでください。
- 出血や滲出液でガーゼが汚れた場合は、クリニックに連絡
- 翌日以降、医師の許可があれば、ガーゼ交換を自宅で実施可能
- 手をよく洗ってから、清潔なガーゼに交換
- 消毒液は、医師の指示に従って使用(過度な消毒は傷の治癒を遅らせることがある)
- シャワーは翌日から可能だが、創部は濡らさないように防水フィルムで保護
- 入浴は抜糸後から可能
抜糸後は、傷跡を紫外線から保護することが重要です。日焼け止めを塗ったり、テープで保護したりします。傷跡が目立たなくなるまでには、数ヶ月から1年程度かかります。
🚶♂️ 日常生活での注意
手術後の日常生活では、以下の点に注意してください:
- 運動:手術当日は安静にし、激しい運動は避ける
- 翌日からは軽い日常動作は問題ないが、創部に負担がかかる動作は控える
- 重いものを持ったり、創部を伸ばしたりする動作は、抜糸まで避ける
- 入浴:入浴は抜糸後から可能で、それまではシャワーで済ませる
- サウナや温泉も、抜糸後しばらくは避ける
- 飲酒:手術当日と翌日は控える(アルコールは血行を促進し、出血や腫れの原因になる)
- 喫煙:傷の治癒を遅らせる要因になるため、できれば禁煙を推奨
⚠️ 異常があった場合の対処
手術後に以下のような症状がみられた場合は、速やかにクリニックに連絡してください:
- 出血:創部から持続的な出血がある、大量の出血がある
- 感染のサイン:創部が赤く腫れ、熱を持っている
- 発熱:感染のサインかもしれない
- 膿:創部から膿が出る、悪臭がする
- 強い痛み:強い痛みが続く、痛みが増強する
これらの症状は、感染や血腫(内出血)などの合併症のサインである可能性があります。早期に対処することで、重症化を防ぐことができます。
Q. 粉瘤手術後の生活で注意することは?
粉瘤手術後はシャワーが翌日から可能ですが、入浴は抜糸後まで控えます。手術当日は激しい運動・飲酒を避け、処方された抗生物質や痛み止めを指示通りに服用してください。創部が赤く腫れる・膿が出る・強い痛みが続くなどの症状があれば、感染や血腫の可能性があるため速やかにクリニックへ連絡が必要です。
⚠️ 粉瘤手術の合併症とリスク
粉瘤の手術は比較的安全な手術ですが、どんな手術にもリスクは存在します。可能性のある合併症を事前に理解しておくことが重要です。
🦠 感染
手術後の創部に細菌が侵入し、感染を起こす可能性があります。
感染の兆候:
- 創部の赤み、腫れ、熱感
- 痛みの増強
- 膿の排出
感染を防ぐために、抗生物質の予防投与が行われることがあります。創部を清潔に保ち、不潔な手で触らないことも重要です。万が一感染した場合は、抗生物質の追加投与や、創部の洗浄などの処置が必要になります。
🩸 出血・血腫
手術中や手術後に出血することがあります。通常は、圧迫や止血処置で対応できますが、まれに血腫(血液が溜まってしこりになる)ができることがあります。
血腫ができると、創部が腫れて痛みが増し、治癒が遅れることがあります。小さな血腫は自然に吸収されることもありますが、大きな血腫の場合は、再度切開して血液を除去する必要があることもあります。
血液をサラサラにする薬を服用している方は、出血のリスクが高くなります。手術前に医師に必ず申告してください。
🔄 再発
粉瘤の袋が完全に摘出されなかった場合、再発する可能性があります。再発率は、手術方法や術者の技術によって異なりますが:
- くり抜き法:約5〜10%
- 切開法:約1〜3%程度
再発を防ぐためには、経験豊富な医師による丁寧な手術が重要です。再発した場合は、再度手術が必要になります。再手術は、周囲組織との癒着があるため、初回よりも難しくなることがあります。
🩹 傷跡
粉瘤の手術では、どうしても傷跡が残ります。傷跡の目立ち方は、以下の要因によって異なります:
- 粉瘤の大きさ
- 場所
- 手術方法
- 個人の体質
傷跡を最小限にするために、可能な限り小さな切開で手術を行います。丁寧な縫合技術により、きれいな傷跡を目指します。術後のケアも、傷跡の仕上がりに影響します。
体質的にケロイドができやすい方は、事前に医師に伝えてください。ケロイドのリスクがある場合は、特別なケアや予防措置が必要になることがあります。
🧠 神経損傷
まれですが、手術中に近くを走る神経を損傷することがあります。神経損傷が起こると、しびれや感覚の異常が残ることがあります。
顔や首など、神経や重要な血管が走っている場所の粉瘤の場合、より慎重な手術が必要です。経験豊富な医師による手術を受けることが、このリスクを最小限にするために重要です。
🌆 渋谷で粉瘤手術を受けるメリット
🚇 アクセスの良さ
渋谷は、東京の主要なターミナル駅の一つで、多くの鉄道路線が乗り入れています:
- JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン
- 東京メトロ銀座線、半蔵門線、副都心線
- 東急東横線、田園都市線
- 京王井の頭線
このアクセスの良さにより、東京都内はもちろん、神奈川県、埼玉県、千葉県など広範囲からの通院が便利です。仕事帰りや休日の買い物のついでに立ち寄ることも容易です。
渋谷駅周辺には多くの商業施設があり、手術前後の時間を有効に使うことができます。待ち時間にカフェで休憩したり、必要なものを購入したりすることも可能です。
🏥 医療機関の充実
渋谷エリアには、数多くの医療機関が集まっています。皮膚科や形成外科のクリニックも多く、患者さんは自分に合った医療機関を選ぶことができます。
競争が激しいエリアであるため、各クリニックは質の高い医療サービスを提供しようと努力しています。最新の医療機器や技術を導入しているクリニックも多く、より良い治療を受けられる可能性が高まります。
セカンドオピニオンを求める際にも、近隣に複数の医療機関があることは便利です。
🌃 都会ならではの利便性
渋谷は都会の中心地であるため、さまざまな利便性があります:
- 夜遅くまで営業しているクリニックもあり、仕事を終えてから受診することも可能
- 土曜日や日曜日、祝日に診療しているクリニックも多く、平日は忙しい方でも通院しやすい
- プライバシーを重視したクリニックも多く、人目を気にせず受診できる環境
🏢 アイシークリニック渋谷院の特徴
🎯 当院の粉瘤治療へのアプローチ
アイシークリニック渋谷院では、粉瘤の治療に特に力を入れています。豊富な経験と実績を持つ医師が、患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提供します。
当院では、できるだけ傷跡を小さくすることを重視しています:
- くり抜き法を積極的に採用し、適応がある患者さんには、最小限の傷で手術を実施
- 大きな粉瘤や、複雑な症例に対しても、丁寧な切開法による確実な摘出を実施
- 日帰り手術に対応しており、忙しい方でも治療を受けやすい環境
- 局所麻酔による手術のため、全身麻酔のリスクがなく、安全性も高い
🔬 診療体制と設備
当院は、最新の医療機器を完備しています:
- 超音波検査装置により、粉瘤の詳細な評価が可能
- 清潔な手術室を備え、感染対策も万全
- 予約制の診療により、待ち時間を最小限に抑制
- プライバシーに配慮した診察室で、安心して相談できる環境を提供
経験豊富な医師とスタッフが、手術前の不安な気持ちから、術後のケアまで、親身にサポートします。
📍 渋谷駅からのアクセス
アイシークリニック渋谷院は、渋谷駅から徒歩圏内に位置しています。複数の出口から歩いて来院できるため、便利です。
周辺には多くのランドマークがあり、迷わずに来院できます。初めての方でも、事前に地図を確認したり、スタッフに問い合わせたりすることで、スムーズに来院できます。
💰 粉瘤手術の費用について
🏥 保険診療の場合
粉瘤の手術は、医療上の必要性が認められる場合、保険診療の対象になります。3割負担の場合の費用の目安は以下の通りです(2023年時点の診療報酬に基づく概算):
- 直径2センチメートル未満の粉瘤:約5,000円から8,000円程度
- 直径2センチメートル以上4センチメートル未満:約10,000円から15,000円程度
- さらに大きな粉瘤:費用もそれに応じて高くなる
これらの費用には、以下が含まれます:
- 手術そのものの費用
- 初診料または再診料
- 処方箋料
- 薬剤費(抗生物質、痛み止めなど)
- 病理検査費用
手術の前後の診察や、抜糸の際にも、診察料がかかります。トータルの費用は、おおむね10,000円から20,000円程度を見込んでおくと良いでしょう。
💎 自費診療の場合
美容目的で、より目立たない手術を希望する場合や、保険適応外の特殊な治療を希望する場合は、自費診療になります。
自費診療の費用は、クリニックによって異なりますが、一般的に保険診療の数倍から10倍程度の費用がかかります。詳細な費用については、事前にクリニックに問い合わせることをお勧めします。
💬 費用に関する相談
費用について不安がある場合は、遠慮なくクリニックのスタッフに相談してください。治療開始前に、費用の見積もり
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
医師・当院治療責任者
粉瘤は良性腫瘍ですが、放置により感染や巨大化のリスクがあります。特に炎症を起こした場合は速やかな治療が必要です。当院では患者様の状態に合わせて、くり抜き法や切開法を使い分け、傷跡を最小限に抑えた治療を心がけております。早期治療により、より良い治療結果が期待できます。