「最近、鼻の周りや頬の毛穴が目立ってきた」「ファンデーションを塗っても毛穴が隠れない」と感じていませんか。30代に入ると、肌のハリや弾力が失われ始め、毛穴が縦長に伸びた「たるみ毛穴」が目立つようになる方が増えてきます。若い頃に気になっていた黒ずみ毛穴や開き毛穴とは異なり、たるみ毛穴は肌の老化と深く関わっているため、スキンケアだけではなかなか改善しにくいという特徴があります。この記事では、たるみ毛穴が生じる仕組みや原因を丁寧に解説しながら、30代の方が実践できる改善方法を日常ケアから医療機関での治療まで幅広くご紹介します。
目次
- たるみ毛穴とは?他の毛穴トラブルとの違い
- 30代でたるみ毛穴が増える理由
- たるみ毛穴を悪化させる生活習慣
- 自宅でできるたるみ毛穴のセルフケア
- スキンケアの選び方と使い方のポイント
- 食事・生活習慣の改善でできること
- 医療機関で受けられるたるみ毛穴の治療
- クリニックを選ぶときのチェックポイント
- まとめ
この記事のポイント
30代から目立つたるみ毛穴はコラーゲン・エラスチン低下が主因。毎日の保湿・紫外線対策・レチノールなどの有効成分活用が基本ケアで、改善が不十分な場合はHIFUやフラクショナルレーザーなど医療治療も有効な選択肢となる。
🎯 たるみ毛穴とは?他の毛穴トラブルとの違い
毛穴の悩みにはいくつかの種類があります。代表的なものに「黒ずみ毛穴」「開き毛穴」「詰まり毛穴」などがありますが、たるみ毛穴はそれらとは原因も見た目の特徴も異なります。
たるみ毛穴の最大の特徴は、毛穴の形が丸ではなく縦長になっている点です。泡立てた洗顔フォームのような涙形や雫形に見えることが多く、特に頬の高い位置や鼻の脇、こめかみ付近に現れやすいとされています。毛穴が縦に引き伸ばされたように見えるのは、毛穴の周囲の皮膚がたるんで下に引っ張られているからです。
一方、若い頃に多い開き毛穴は、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりによって毛穴が丸く広がった状態です。黒ずみ毛穴は酸化した皮脂や角栓が毛穴の入り口に詰まって黒く見える状態であり、どちらも皮脂管理と保湿を中心とした対策が有効です。
たるみ毛穴の場合は、皮脂コントロールや洗浄力の高いスキンケアだけでは改善が難しく、肌のコラーゲンやエラスチンを増やしてハリを取り戻すアプローチが必要になります。このため、30代以降の毛穴ケアでは「自分の毛穴がどのタイプなのか」を正確に見極めることが大切です。
チェックの仕方としては、明るい場所で鏡を少し離して頬を確認するとわかりやすいでしょう。毛穴が縦方向に伸びて見え、頬全体に重力で肌が下がったような印象がある場合は、たるみ毛穴の可能性が高いと考えられます。
Q. たるみ毛穴と開き毛穴の違いは何ですか?
たるみ毛穴は肌のコラーゲン・エラスチン低下により毛穴が縦長の涙形に伸びた状態で、頬や鼻脇に現れやすい。開き毛穴は皮脂過剰や詰まりで丸く広がった状態。原因が異なるため、たるみ毛穴には皮脂管理より肌のハリを取り戻すアプローチが必要となる。
📋 30代でたるみ毛穴が増える理由
なぜ30代になるとたるみ毛穴が目立ちやすくなるのでしょうか。その背景には、年齢とともに進む肌の構造的な変化があります。
肌のハリや弾力を支えているのは、真皮層に存在するコラーゲンとエラスチンという繊維状のタンパク質です。コラーゲンは肌に水分を保持して厚みをもたせる役割があり、エラスチンはゴムのように肌を元の形に戻す弾力を担っています。これらは加齢とともに産生量が低下し、既存のものも分解が進んでいきます。
コラーゲンの産生量は20代後半から徐々に減少し始め、30代に入るとその変化を実感として感じやすくなると言われています。コラーゲンやエラスチンが減少すると、毛穴を周囲から支えていた皮膚の弾力性が失われ、重力の影響で毛穴が縦に引き伸ばされてしまいます。
また、表情筋を支える皮下脂肪も年齢とともに減少・移動し、これがたるみをさらに助長します。頬の脂肪が下方向に移動することで頬のボリュームが失われ、毛穴周囲の皮膚が引っ張られるような状態になるのです。
さらに、紫外線によるダメージも見逃せない原因のひとつです。紫外線はコラーゲンやエラスチンを分解する酵素の活性を高め、肌の老化を加速させます。20代までの紫外線ダメージが蓄積され、30代になってから肌の変化として現れることも多く、これを「光老化」と呼びます。
加えて、30代は仕事や育児などでストレスが増えやすい時期でもあり、睡眠不足や不規則な食生活が肌の再生サイクルを乱すことも、たるみ毛穴の一因となり得ます。
💊 たるみ毛穴を悪化させる生活習慣
たるみ毛穴は年齢とともに避けられない変化の一部ですが、日常の習慣によって悪化を早めてしまうことがあります。以下にあてはまる習慣がある方は、意識的に改善することがたるみ毛穴ケアにとって重要なステップになります。
まず、紫外線対策の不足です。日常的に日焼け止めを使用していない、または日傘や帽子などの物理的な対策を怠っている場合、光老化が進みたるみを促進させます。「曇りの日は大丈夫」と思いがちですが、紫外線のうちUV-Aは雲を通過するため、曇りの日でも対策が必要です。
次に、過度な洗顔や強い摩擦です。毛穴の汚れを取ろうとして力強くこすり洗いしたり、洗浄力の強いクレンジングを毎日使用したりすることは、肌のバリア機能を低下させます。バリア機能が損なわれると肌の乾燥が進み、皮膚の弾力が失われて毛穴のたるみに繋がります。
また、睡眠不足も大きな影響を与えます。肌の細胞が修復・再生されるのは主に睡眠中、特に深い睡眠の時間帯です。睡眠が不足すると成長ホルモンの分泌量が減り、コラーゲンの合成が滞ります。慢性的な睡眠不足は、肌の老化を加速させる要因のひとつです。
喫煙もたるみ毛穴を悪化させる習慣として知られています。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて肌への血流を低下させ、コラーゲンの生成を妨げます。喫煙者は非喫煙者と比較して肌の老化が進みやすいとする研究結果もあり、禁煙は肌にとっても重要な取り組みです。
さらに、糖質の摂りすぎによる「糖化」もたるみに関係しています。過剰な糖質はコラーゲンと結びついて変性させ、肌の弾力を低下させる「糖化」という現象を引き起こします。甘いものや精製された炭水化物を過剰に摂取する習慣がある方は注意が必要です。
Q. たるみ毛穴を悪化させる生活習慣を教えてください
たるみ毛穴を悪化させる主な習慣は、紫外線対策の不足、過度な洗顔による摩擦、慢性的な睡眠不足、喫煙、糖質の摂りすぎの5つ。特に糖質過多はコラーゲンを変性させる「糖化」を招き、喫煙は血流低下によりコラーゲン生成を妨げるため、肌の老化を加速させる。
🏥 自宅でできるたるみ毛穴のセルフケア
たるみ毛穴の改善には、毎日の積み重ねが非常に重要です。正しいセルフケアを継続することで、肌のハリを保ち毛穴の目立ちを抑えることが期待できます。
洗顔方法の見直しから始めましょう。たるみ毛穴のケアでは、過度な洗浄を避けることが基本です。朝の洗顔はぬるま湯で優しく洗い流す程度で十分なことが多く、夜はメイクや皮脂汚れをきちんと落としながらも、摩擦を最小限にする丁寧な洗顔が求められます。泡立てネットでしっかり泡立てた泡を使い、指が肌に直接触れないよう泡でくるむように洗うのがポイントです。すすぎはぬるま湯で行い、タオルは押し当てるようにして水気を取ります。
保湿ケアは欠かせない習慣です。肌の水分量が低下するとコラーゲンの産生が滞り、肌のハリが失われやすくなります。化粧水で水分を補給した後、乳液やクリームで蓋をして蒸発を防ぎましょう。特に乾燥しやすい季節やエアコンが効いた室内では、こまめな保湿が大切です。
フェイシャルマッサージも取り入れる価値があります。ただし、力の入れすぎや引っ張るような動きは逆効果になるため注意が必要です。肌に摩擦を与えず、リンパや血流を促進する目的で行うやさしいマッサージが理想的です。美容オイルやクリームを使い、下から上に向かって優しく押し当てるようにするのが基本です。
表情筋のトレーニングも試す価値があります。肌のたるみは筋肉の衰えとも密接に関係しており、顔の筋肉を鍛えることで肌を内側から持ち上げる効果が期待できます。「あいうえお」の口の動きを大げさに繰り返す運動や、頬を膨らませて風船のように保持する動きなど、日常的に取り入れやすいものから始めてみましょう。
紫外線対策の徹底も、たるみ毛穴の予防と改善において最も重要な習慣のひとつです。日焼け止めは毎日欠かさず使用し、SPF30以上・PA++以上のものを選ぶと安心です。外出時は帽子や日傘、サングラスを活用して物理的な対策も組み合わせましょう。
⚠️ スキンケアの選び方と使い方のポイント
たるみ毛穴に効果が期待できるスキンケア成分を知っておくと、製品選びに役立ちます。成分表示を確認しながら選ぶことで、より目的に沿ったケアができるようになります。
まず注目したいのがレチノール(ビタミンA誘導体)です。レチノールはコラーゲンの産生を促進し、肌のターンオーバーを正常化する効果があるとされており、たるみ改善に対して科学的なエビデンスが豊富な成分です。市販の美容液やクリームにも含まれていますが、刺激性があるため最初は低濃度のものから使い始め、様子を見ながら使用頻度を増やしていくのが適切な方法です。
ナイアシンアミドもたるみ毛穴への効果が期待できる成分のひとつです。ナイアシンアミドはビタミンB3の一種で、コラーゲン産生のサポートや毛穴の目立ちを軽減する効果があるとされ、比較的刺激が少ないため初心者にも取り入れやすい成分です。
ビタミンC誘導体(アスコルビン酸誘導体)も積極的に活用したい成分です。コラーゲンの合成を促進するとともに、抗酸化作用によって紫外線ダメージによる老化を防ぐ働きがあります。純粋なビタミンCは不安定で刺激が強い場合があるため、安定性の高い誘導体の形で配合されている製品を選ぶと良いでしょう。
ヒアルロン酸やセラミドは保湿力の高い成分として知られており、肌のバリア機能を維持するために欠かせません。水分が充填された肌はコラーゲン産生の環境を整えるためにも役立ちます。
スキンケアの使い方においても注意点があります。化粧水は手のひらで包むように肌に馴染ませ、パッティング(叩き込む)の習慣がある方は摩擦の少ないハンドプレスに切り替えると良いでしょう。また、美容液は化粧水の後、乳液やクリームの前に使用するのが基本的な順番です。成分によっては組み合わせることで効果が高まるものや、相性が悪いものもあるため、使用している製品の説明を確認することも大切です。
スキンケアの効果は継続して使用することではじめて現れます。「すぐに効果が出ない」と感じても、少なくとも1〜3ヶ月は使い続けることを目安にして、肌の変化を観察してみてください。
Q. たるみ毛穴ケアに有効なスキンケア成分は何ですか?
たるみ毛穴に有効な成分は主に3つある。コラーゲン産生を促進するレチノール(ビタミンA誘導体)、毛穴目立ちを軽減するナイアシンアミド、コラーゲン合成と抗酸化作用を持つビタミンC誘導体。レチノールは刺激性があるため低濃度から始め、効果の実感には1〜3か月の継続使用が目安となる。
🔍 食事・生活習慣の改善でできること
スキンケアと並行して、内側からのアプローチも欠かせません。食事や生活習慣を整えることで、肌のコラーゲン産生を促し、たるみ毛穴の改善をサポートできます。
タンパク質はコラーゲンの原料となる栄養素です。コラーゲンはグリシン、プロリン、ヒドロキシプロリンなどのアミノ酸から構成されており、これらを食事から摂取することが重要です。肉類、魚介類、卵、大豆製品など良質なタンパク質を含む食品を意識して摂取しましょう。
ビタミンCはコラーゲン合成に不可欠な補酵素として働きます。体内でコラーゲンを作るためにはビタミンCが必要であるため、食事からの摂取が重要です。ビタミンCはキウイ、ブロッコリー、パプリカ、いちごなどに豊富に含まれています。
抗酸化食品も積極的に取り入れたい食材です。活性酸素はコラーゲンやエラスチンを傷つけ、肌の老化を加速させます。ポリフェノールを豊富に含むブルーベリーやアサイー、カカオ、緑茶などは抗酸化作用が高く、肌の老化防止に役立ちます。
過剰な糖質は前述の「糖化」を引き起こすため、白米や白パン、甘いお菓子などの精製炭水化物の摂りすぎには注意が必要です。食後血糖値の急激な上昇を避けるために、食べる順番(野菜から食べ始める)を工夫するのも一つの方法です。
睡眠の質を高めることも非常に重要です。成長ホルモンは入眠後の最初の深い睡眠中に多く分泌され、肌の再生や修復を促します。理想的な睡眠時間は個人差がありますが、毎日同じ時間に就寝・起床し、質の高い睡眠を確保することを心がけましょう。就寝前のスマートフォンやパソコンの使用はブルーライトの影響で睡眠の質を下げるため、可能な限り控えることをおすすめします。
適度な運動も肌の健康に寄与します。有酸素運動は血行を促進して肌への栄養供給を改善し、また成長ホルモンの分泌を促す効果も期待できます。毎日30分程度のウォーキングや軽いジョギングを取り入れるだけでも、継続することで肌への好影響が期待できます。
ストレス管理も忘れてはなりません。慢性的なストレスはコルチゾールというホルモンの過剰分泌を招き、コラーゲンの分解を促進します。ヨガや瞑想、趣味の時間を設けるなど、自分に合ったストレス解消法を見つけることが肌ケアにもつながります。
📝 医療機関で受けられるたるみ毛穴の治療
セルフケアや生活習慣の改善を続けても効果を感じにくい場合や、より確実な改善を求める方には、医療機関での専門的な治療が有力な選択肢となります。近年では美容医療の技術が発展し、たるみ毛穴に対してさまざまな治療法が提供されています。
レーザー治療は、たるみ毛穴の改善に広く用いられる方法のひとつです。フラクショナルレーザーは、皮膚に微細な熱損傷を均一に与えることでコラーゲンの産生を促進し、肌のハリを回復させる効果があります。ダウンタイム(回復期間)が比較的短いものが多く、赤みや皮むけは数日〜1週間程度で落ち着く場合が多いとされています。
HIFU(ハイフ)は、高密度焦点式超音波を使用してSMAS筋膜にアプローチする治療法です。メスを使わずに肌の深部に熱エネルギーを届け、コラーゲンの産生を促しながら皮膚を内側から引き上げる効果が期待できます。ダウンタイムがほぼないことが多く、施術後すぐに日常生活に戻ることができる点から人気の高い治療法です。
高周波(ラジオ波)治療も、たるみ毛穴への効果が期待できる治療法のひとつです。ラジオ波は皮膚の深部に熱を届けてコラーゲンの収縮と産生を促します。サーマクール(Thermage)やTENSECONDSなどの機器が代表的で、施術直後からリフトアップ効果を感じる方も多くいます。
ヴェルベットスキン(Velvet Skin)は、マッサージピールとマイクロニードリングを組み合わせた複合治療です。マイクロニードリングでは極細の針を皮膚に刺して微細な傷をつけることでコラーゲンの産生を促し、同時にピーリング剤を浸透させることで肌の質感を改善します。毛穴の目立ちだけでなく、肌全体のキメも整えられるとして人気があります。
ピコレーザーもたるみ毛穴のケアに活用される治療法です。ピコ秒(1兆分の1秒)単位で光を照射する最新のレーザーで、従来のレーザーと比べて熱ダメージが少なく、肌への負担を抑えながらコラーゲン産生を促すことができます。シミ・そばかす・くすみの改善にも同時に効果が期待できるため、30代の肌悩みの複合的なケアに向いています。
水光注射(スキンブースター注射)は、ヒアルロン酸やビタミン類などの有効成分を皮膚内に直接注入する治療法です。真皮層に直接水分や栄養を補給することで肌のハリや潤いを改善し、毛穴を内側から押し広げる力(皮膚の膨張)によって毛穴の目立ちを改善します。複数回の施術を継続することで効果が持続しやすくなる傾向があります。
これらの治療は単独で行うこともありますが、複数の治療を組み合わせることでより高い効果が期待できる場合もあります。どの治療が自分の肌の状態に最も適しているかは、医師による丁寧なカウンセリングと診察を経て判断することが大切です。
Q. たるみ毛穴に対して医療機関ではどんな治療が受けられますか?
医療機関では、コラーゲン産生を促すフラクショナルレーザー、メスを使わず深部にアプローチするHIFU、熱エネルギーを届けるラジオ波治療、肌負担の少ないピコレーザー、真皮層に直接栄養を補給する水光注射などが受けられる。アイシークリニックでは肌状態に合わせた治療プランを医師が丁寧に提案している。
💡 クリニックを選ぶときのチェックポイント

美容医療の需要の高まりとともに、美容皮膚科やクリニックの数も増えています。適切な治療を安全に受けるためには、クリニック選びにも慎重になることが重要です。
まず、担当する医師の資格と専門性を確認することが基本です。皮膚科専門医や美容皮膚科に精通した医師が在籍しているかどうかは、治療の安全性と質を左右する重要な要素です。ホームページに医師のプロフィールや専門領域が掲載されているクリニックを選ぶと安心です。
カウンセリングの質も判断基準のひとつになります。初回のカウンセリングで肌の状態をしっかりと診察し、症状や生活習慣を丁寧にヒアリングした上で複数の選択肢を提示してくれるクリニックは信頼性が高いといえます。一方的に高額な治療を押しつけてくる、または十分な説明なしに施術を勧めるクリニックには注意が必要です。
治療内容と費用の透明性も重要です。施術の内容、期待できる効果、ダウンタイムやリスクについて事前に明確に説明されているか確認しましょう。料金については、初診料・カウンセリング料・施術料・アフターケア費用なども含めてトータルで把握しておくことが大切です。
使用している機器・設備の情報も参考になります。正規品の医療機器を使用しているかどうか、最新の機器を導入しているかどうかは、治療の安全性と効果に関わります。クリニックのホームページや院内で使用機器の情報を開示しているかどうかを確認してみましょう。
アフターフォローの体制も確認しておくべきポイントです。施術後に何か気になる症状が出た場合に、迅速に対応してもらえる体制が整っているか確認しておきましょう。施術後の経過を追うためのフォローアップ診察が設けられているかどうかも、クリニックの誠実さを測る指標となります。
口コミや体験談も参考になりますが、すべての口コミが正確とは限りません。複数の情報源を比較しながら参考にするとともに、実際に自分の目と耳で確認することを大切にしてください。アイシークリニック渋谷院では、患者一人ひとりの肌状態に合わせた丁寧なカウンセリングと、適切な治療プランのご提案を行っています。たるみ毛穴でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、30代に入ってから「毛穴の形が変わってきた」とご相談にいらっしゃる方が多く、セルフケアだけでは改善が難しいたるみ毛穴にお悩みの患者様が増えている印象があります。たるみ毛穴はコラーゲンやエラスチンの低下が根本的な原因であるため、日々の紫外線対策や保湿ケアを丁寧に続けることに加え、症状の程度によってはHIFUやフラクショナルレーザーなどの医療的アプローチを組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。お一人おひとりの肌状態やライフスタイルに合わせた治療プランをご提案しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。」
✨ よくある質問
明るい場所で鏡を少し離して頬を確認してください。毛穴が丸く広がって見える場合は開き毛穴、涙形や雫形に縦長に伸びて見え、頬全体が重力で下がったような印象がある場合はたるみ毛穴の可能性が高いと考えられます。原因が異なるため、ケアのアプローチも変える必要があります。
個人差はありますが、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンの産生量が20代後半から徐々に減少し始め、30代に入ると変化を実感しやすくなると言われています。また、20代までに蓄積された紫外線ダメージが「光老化」として30代以降に現れることも、たるみ毛穴が目立ち始める一因となっています。
コラーゲン産生を促進するレチノール(ビタミンA誘導体)、毛穴の目立ちを軽減するナイアシンアミド、コラーゲン合成と抗酸化作用を持つビタミンC誘導体などが効果的とされています。ただし、レチノールは刺激性があるため、低濃度のものから使い始めるのが適切です。効果の実感には1〜3ヶ月の継続使用を目安にしてください。
医療機関では、コラーゲン産生を促すフラクショナルレーザーや、メスを使わず肌の深部にアプローチするHIFU(ハイフ)、ラジオ波治療、ピコレーザー、水光注射などの治療が受けられます。アイシークリニックでは、患者様の肌状態やライフスタイルに合わせた治療プランを医師が丁寧にご提案していますので、まずはご相談ください。
糖質の摂りすぎに注意が必要です。過剰な糖質はコラーゲンと結びついて変性させる「糖化」を引き起こし、肌の弾力を低下させます。白米・白パン・甘いお菓子などの精製炭水化物を控えめにし、野菜から食べ始めるなど食べる順番を工夫することも有効です。逆に良質なタンパク質やビタミンCを積極的に摂ることがたるみ毛穴の改善をサポートします。
📌 まとめ
たるみ毛穴は、コラーゲンやエラスチンの減少、紫外線ダメージ、皮下脂肪の移動など、30代から顕著になる肌の老化現象と深く関わっています。若い頃の開き毛穴や黒ずみ毛穴とは原因が異なるため、ケアのアプローチも変えていく必要があります。
日常のセルフケアとしては、丁寧な洗顔、適切な保湿、有効成分を含んだスキンケアの活用、紫外線対策の徹底が基本となります。食事や生活習慣の見直しでは、良質なタンパク質やビタミンCの摂取、十分な睡眠、適度な運動、ストレス管理が肌のハリを保つために欠かせません。
セルフケアで改善が見られない場合や、より効果的な改善を希望する場合には、医療機関での専門的な治療を検討することも重要な選択肢です。フラクショナルレーザー、HIFU、高周波治療、ピコレーザー、水光注射など、たるみ毛穴に対する治療法は多岐にわたり、自分の肌状態や目標に合った治療法を医師と相談しながら選ぶことが大切です。
30代は肌の変化が始まる大切な時期ですが、適切なケアと早めの対策によって、たるみ毛穴の進行を抑え、健やかな肌を保つことは十分に可能です。今日からできることを少しずつ取り入れ、継続的なスキンケアと生活習慣の改善を心がけてみてください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 皮膚の構造(コラーゲン・エラスチン・真皮層)や光老化・紫外線ダメージによる皮膚老化のメカニズムに関する情報の参照元として適切
- PubMed – レチノール・ナイアシンアミド・ビタミンC誘導体のコラーゲン産生促進効果や毛穴改善に関する科学的エビデンスの参照元として適切
- 日本美容外科学会 – HIFU・フラクショナルレーザー・高周波治療・マイクロニードリングなど美容医療によるたるみ改善治療の安全性・適応に関する情報の参照元として適切
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務