「あの人はなぜこんなに毛穴が目立たないの?」「生まれつき毛穴がない人なんているの?」と感じたことはありませんか。街で見かける肌がなめらかな人や、メイクをしていないのにセラミック肌のような人を見ると、うらやましくなることもあるかと思います。実は、いわゆる「毛穴がない人」というのは本当に毛穴がゼロなわけではなく、毛穴が目立ちにくい状態にある人のことがほとんどです。この記事では、毛穴が目立たない人と目立つ人の違い、その原因、そして毛穴ケアのポイントについて詳しく解説していきます。
目次
- そもそも毛穴とは何か?人間に毛穴がない人は存在するの?
- 毛穴が目立たない人の特徴
- 毛穴が目立つ原因とそのメカニズム
- 毛穴の目立ちやすさに影響する遺伝と体質の違い
- 毛穴の種類と悩みのパターン
- 毛穴が目立たない人が実践しているスキンケアの習慣
- 毛穴を悪化させるNG習慣
- 毛穴ケアに効果的なクリニックの治療法
- まとめ
この記事のポイント
「毛穴がない人」は毛穴が目立ちにくい状態にある人を指す。毛穴の目立ちやすさは遺伝・皮脂分泌・加齢・紫外線ダメージ・スキンケア習慣が影響する。詰まり・開き・たるみ・乾燥・クレーターの5タイプを正確に把握し、適切なケアを行うことが改善の鍵となる。
🎯 そもそも毛穴とは何か?人間に毛穴がない人は存在するの?
まず大前提として、人間であれば誰でも毛穴は存在します。毛穴とは、皮膚から毛が生えてくる小さな開口部のことで、医学的には「毛孔」と呼ばれます。毛穴の内部には皮脂腺があり、皮脂を分泌することで肌を乾燥や外部刺激から守る役割を担っています。また、皮脂は肌の水分が蒸発するのを防ぐバリア機能としても重要な働きをしています。
人の体には約200万個以上の毛穴があるとされており、顔だけでも数万個単位の毛穴が存在します。特に皮脂の分泌が多いTゾーン(額・鼻・顎)には毛穴が密集していて、1平方センチメートルあたり最大で数百個の毛穴があると言われています。
つまり「毛穴がない人」というのは正確な表現ではなく、「毛穴が目立ちにくい人」または「毛穴が視覚的にほとんど見えない人」ということになります。では、なぜ同じ人間でも毛穴の見え方にこれほどの違いが出るのでしょうか。その答えを探るために、まず毛穴が目立たない人の特徴を確認していきましょう。
Q. 毛穴がない人は本当に存在するのか?
生物学的に毛穴がゼロの人間は存在しません。人体には200万個以上の毛穴があり、顔だけでも数万個単位が存在します。「毛穴がない人」とは、皮脂分泌が少ない・肌のハリが高い・保湿状態が良好などの条件が重なり、毛穴が視覚的にほとんど目立たない状態にある人を指します。
📋 毛穴が目立たない人の特徴
毛穴が目立たない人には、いくつかの共通した特徴があります。これらの特徴は、肌質・ライフスタイル・スキンケアの習慣などが複雑に絡み合って生まれるものです。
🦠 皮脂分泌量が少ない
皮脂の分泌量が少ない人は、毛穴に皮脂が詰まりにくく、毛穴が広がりにくい傾向にあります。皮脂が過剰に分泌されると毛穴の出口に皮脂が蓄積し、角栓(かくせん)が形成されて毛穴が目立つようになります。皮脂分泌量の少ない人はこのメカニズムが起きにくいため、毛穴が目立ちにくい状態を保ちやすいのです。
👴 肌のターンオーバーが正常に機能している
肌のターンオーバーとは、皮膚の細胞が一定のサイクルで生まれ変わる仕組みのことです。正常なターンオーバーが維持されている肌は、古い角質が適切なタイミングで剥がれ落ち、毛穴に余分な角質が溜まりにくい状態になります。その結果、毛穴が詰まりにくく、目立ちにくい肌が保たれます。
🔸 肌の弾力とハリがある
肌のハリや弾力が高い人は、毛穴の周囲の皮膚がしっかりと毛穴を支えているため、毛穴が広がりにくい状態にあります。コラーゲンやエラスチンが豊富で、皮膚の構造がしっかりしている場合、毛穴の輪郭がぼやけて目立ちにくくなります。若い世代に毛穴が目立ちにくい傾向があるのも、このハリと弾力が関係しています。
💧 保湿状態が良好である
肌が十分に保湿されている状態では、角質層がふっくらとした状態を保ち、毛穴が目立ちにくくなります。水分が不足すると角質が硬くなり、毛穴の縁が際立ちやすくなります。逆に水分と脂質のバランスが取れている肌では、毛穴の見え方が自然とやわらかくなります。
✨ 紫外線ダメージが少ない
長年にわたって日焼け止めを使用し、紫外線対策を丁寧に行ってきた人は、肌のコラーゲンやエラスチンが比較的よく保たれているため、加齢による毛穴の広がりが起きにくい傾向があります。日常的な紫外線ダメージの蓄積が少ない人ほど、毛穴が目立ちにくい肌状態を長く維持できます。
💊 毛穴が目立つ原因とそのメカニズム
毛穴が目立つようになる原因はさまざまですが、大きく分けると以下のようなメカニズムが関わっています。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
📌 過剰な皮脂分泌と角栓の形成
皮脂腺から分泌された皮脂は毛穴の内部を通って肌表面に出てきますが、皮脂の分泌量が過剰になると毛穴の出口で渋滞が起きたような状態になります。この余剰な皮脂と剥がれきれない角質が混ざり合って固まったものが角栓です。角栓が毛穴に詰まることで毛穴が物理的に押し広げられ、目立ちやすくなります。
また、角栓が空気に触れると酸化して黒くなり、いわゆる「黒ずみ毛穴」となります。これはニキビの前段階である「面皰(めんぽう)」とも呼ばれ、炎症がなくても毛穴を目立たせる原因となります。
▶️ 肌の乾燥による毛穴の目立ち
皮脂が少ない乾燥肌の人でも毛穴が目立つことがあります。肌が乾燥すると、表面の角質がカサついて毛穴の縁が際立って見えやすくなります。また、乾燥によってバリア機能が低下すると、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌されることもあり、乾燥とテカリが混在する「インナードライ」の状態になる場合もあります。
🔹 加齢による毛穴の変化
年齢を重ねるにつれて、肌のコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚全体のハリが失われてきます。すると毛穴を支えていた組織が緩み、毛穴が縦に引っ張られるようにして楕円形に広がっていきます。これが加齢毛穴や「たるみ毛穴」と呼ばれる状態です。若い頃には目立たなかった毛穴が年齢とともに気になり始めるのは、このメカニズムが主な原因です。
📍 紫外線ダメージによる毛穴の広がり
紫外線(特にUVA)は皮膚の深層にあるコラーゲンやエラスチンを破壊することが知られています。このダメージが蓄積されると肌の弾力が失われ、毛穴の周囲の組織がたるんで毛穴が広がりやすくなります。長年の紫外線ダメージは、加齢による毛穴の悪化を加速させる要因の一つです。
💫 間違ったスキンケアによる毛穴の悪化
過度な洗顔や毛穴ケアも毛穴を悪化させる原因になります。必要以上に皮脂を取り除こうとすると、肌がそれを補おうとしてさらに多くの皮脂を分泌し、悪循環に陥ることがあります。また、毛穴の黒ずみを無理やり押し出したり、剥がすタイプのパックを頻繁に使用したりすると、毛穴を傷つけて炎症を起こし、毛穴が開いた状態が定着してしまうこともあります。
Q. 毛穴が目立つ主な原因は何か?
毛穴が目立つ主な原因は5つあります。過剰な皮脂分泌による角栓形成、肌の乾燥による角質のカサつき、加齢によるコラーゲン・エラスチンの減少(たるみ毛穴)、紫外線ダメージによる肌弾力の低下、そして洗顔のしすぎや毛穴を押し出す誤ったスキンケア習慣です。
🏥 毛穴の目立ちやすさに影響する遺伝と体質の違い
「毛穴が目立つかどうかは遺伝で決まるの?」という疑問を持つ方も多いかと思います。実際、遺伝的な要因は毛穴の目立ちやすさに一定の影響を与えることがわかっています。
🦠 皮脂腺の大きさと数の遺伝
皮脂腺の大きさや密度は遺伝的に決まる部分があります。皮脂腺が大きくて活発な場合、皮脂の分泌量が多くなり、毛穴が詰まりやすくなる傾向があります。逆に皮脂腺が小さくて皮脂分泌が少ない体質の人は、毛穴が目立ちにくい傾向があります。これは親や家族と同じような肌悩みを持つ理由の一つです。
👴 肌の色や肌質の違い
肌の色が明るい人は、毛穴の影がより目立ちやすい側面があります。また、オイリー肌の傾向がある人は皮脂分泌が多いため毛穴が広がりやすく、逆にドライスキンの傾向がある人は皮脂分泌は少ないものの、乾燥による毛穴の目立ちが起きやすい場合があります。これらの肌質も遺伝的に決まる要素が大きいとされています。
🔸 ホルモンバランスと遺伝の関係
皮脂分泌は男性ホルモン(アンドロゲン)によってコントロールされており、アンドロゲンの感受性が高い人は皮脂が分泌されやすく、毛穴が目立ちやすい傾向があります。このホルモンに対する感受性も遺伝的な要素が関与しているとされています。思春期以降に急に毛穴が目立つようになるのも、ホルモンバランスの変化が皮脂腺を刺激するためです。
💧 人種・民族差による毛穴の違い
民族や人種による皮膚の構造的な違いも、毛穴の見え方に影響することが研究で示されています。一般的に、アジア系の肌はヨーロッパ系と比べてコラーゲン密度が高く、肌が厚い傾向があると言われており、これが一部の人に「アジア人は肌がきれい」と感じさせる要因の一つになっている可能性があります。ただし、これは個人差が非常に大きく、一般化できるものではありません。
⚠️ 毛穴の種類と悩みのパターン
毛穴の悩みは一種類ではありません。毛穴の見え方や状態によって、いくつかのタイプに分けることができます。自分の毛穴悩みがどのタイプに当たるかを理解することが、効果的なケアへの第一歩です。
✨ 詰まり毛穴(角栓毛穴)
皮脂と角質が混ざり合って詰まった毛穴で、特に鼻の周辺に多く見られます。角栓が白いうちは「白ニキビ」と似た状態ですが、空気に触れて酸化すると黒くなり「いちご鼻」と呼ばれる状態になります。皮脂分泌が多い脂性肌の人に起きやすいタイプです。
📌 開き毛穴
毛穴が大きく開いて丸く目立つ状態です。過剰な皮脂分泌が長期間続いたり、毛穴を強く押し出すケアを繰り返したりすることで毛穴が広がり、開いたままの状態になります。Tゾーンに多く見られますが、肌全体に広がることもあります。
▶️ たるみ毛穴
加齢や紫外線ダメージによって肌のハリが失われ、毛穴が縦に引っ張られて楕円形や涙型に見える状態です。ほほやフェイスラインに多く現れ、30代以降に気になり始める人が多いタイプです。皮脂の詰まりよりもたるみが主な原因であるため、皮脂ケアだけでは改善が難しく、エイジングケアのアプローチが必要になります。
🔹 乾燥毛穴
肌の乾燥によって角質層がカサついて毛穴の縁が際立つ状態です。オイリー肌の人には起こりにくいと思われがちですが、インナードライ(皮脂は多いが水分が不足した状態)の人にも起きることがあります。保湿ケアが不十分なときや季節の変わり目に悪化しやすいタイプです。
📍 ニキビ後の毛穴(クレーター毛穴)
ニキビが炎症を起こした後に毛穴周囲の組織が傷つき、凹凸のある瘢痕が残った状態です。クレーター状の陥没ができるため、毛穴自体よりも毛穴周囲の皮膚の凹凸が目立ちます。ニキビをつぶしたり、炎症ニキビを放置したりすることで起きやすく、一度できてしまうと自然に治りにくいのが特徴です。
Q. 毛穴の種類はどう見分ければよいか?
毛穴は5タイプに分類されます。鼻周りに黒ずみが生じる「詰まり毛穴」、丸く開いた「開き毛穴」、加齢で楕円形になる「たるみ毛穴」、乾燥で縁が際立つ「乾燥毛穴」、ニキビ跡による凹凸が残る「クレーター毛穴」です。タイプごとにケア方法が異なるため、正確な見極めが改善への第一歩となります。
🔍 毛穴が目立たない人が実践しているスキンケアの習慣
毛穴が目立たない人の多くは、意識的かどうかにかかわらず、肌に適したスキンケアを継続的に行っています。以下では、毛穴ケアに有効とされるスキンケアの習慣を紹介します。
💫 適切な洗顔を行う
洗顔は毛穴ケアの基本中の基本です。ただし、力を入れてゴシゴシ洗ったり、1日に何度も洗顔したりするのは逆効果です。適切な洗顔とは、肌に必要な皮脂を残しながら余分な皮脂や汚れを取り除くことが目的です。ぬるま湯で泡立てた洗顔料を使い、泡で肌を包むようにやさしく洗い、すすぎ残しのないようにしっかり洗い流すのが基本です。
また、メイクをしている日はクレンジングで丁寧にメイクを落とした後に洗顔を行う「ダブル洗顔」が、毛穴詰まりの予防に効果的とされています。
🦠 保湿ケアを丁寧に行う
洗顔後はすぐに化粧水や乳液で保湿を行うことが大切です。肌の水分が不足すると、前述のように毛穴が目立ちやすくなります。水分と油分のバランスを保つ保湿ケアを継続することで、肌のバリア機能が維持され、余分な皮脂分泌が抑制されやすくなります。ヒアルロン酸やセラミドなど、保水力の高い成分を含む化粧水や美容液は毛穴ケアにおすすめの成分です。
👴 ピーリングやAHAを活用する
AHA(アルファヒドロキシ酸)と呼ばれるグリコール酸や乳酸などの成分は、古い角質を穏やかに取り除く働きがあります。週に1〜2回のピーリングケアを取り入れることで、毛穴に詰まった角質が取れやすくなり、ターンオーバーが促進されます。ただし、頻繁すぎるピーリングは肌を刺激して逆効果になるため、使用頻度には注意が必要です。
🔸 日焼け止めを毎日使用する
紫外線対策は毛穴の加齢変化を防ぐうえで非常に重要です。SPFとPAが表記されている日焼け止めを毎日使用し、外出前に塗り直すことで、長期的な毛穴の悪化を予防することができます。曇りの日や室内にいる日でも紫外線は肌に届くため、年間を通じた紫外線対策が必要です。
💧 レチノールや成長因子を含む製品を活用する
レチノール(ビタミンA誘導体)は、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲンの産生をサポートする成分として毛穴ケアに有効とされています。長期的に使用することで、毛穴の開きやたるみ毛穴の改善が期待できます。ただし、最初は刺激を感じる場合があるため、低濃度のものから始め、徐々に濃度を上げていくのが一般的な使い方です。
✨ 生活習慣を整える

スキンケアと同様に、生活習慣も毛穴の状態に大きく影響します。睡眠不足や過度なストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂分泌を増やす原因になります。また、脂質の多い食事や糖質の過剰摂取も皮脂分泌を促進することがわかっています。十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動が、肌の内側からの毛穴ケアにつながります。
📝 毛穴を悪化させるNG習慣
毛穴ケアに取り組んでいるつもりなのになかなか改善しない場合、日常的に行っているケアや習慣が毛穴を悪化させている可能性があります。以下のNG習慣に心当たりがないかチェックしてみましょう。
📌 毛穴を指で押し出す
鼻などの毛穴が気になったとき、指で押して角栓を出そうとする人がいますが、これは毛穴を傷つけ、炎症や色素沈着を招く原因になります。また、押し出した後に毛穴は一時的に開いた状態になり、そのままにしておくとさらに汚れが詰まりやすくなります。このような物理的な毛穴処理は極力避けるべきです。
▶️ 剥がすタイプのパックを頻繁に使う
毛穴の黒ずみを取るために剥がすタイプのパックを頻繁に使用することも、毛穴を広げる原因になります。このタイプのパックは確かに一時的に角栓を取り除きますが、毎日または頻繁に使用すると皮膚のバリアを傷め、毛穴が常に開いた状態になりやすくなります。使用は週に1回程度にとどめ、使用後はしっかり保湿することが大切です。
🔹 洗顔のしすぎ・クレンジングのしすぎ
1日3回以上の洗顔や、必要以上の洗浄力が強いクレンジングの使用は、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまいます。その結果、肌が乾燥し、それを補おうとして皮脂が過剰分泌されるという悪循環が起きます。洗顔は朝晩の2回を基本とし、自分の肌質に合った洗浄力のクレンジングを選ぶことが重要です。
📍 スマートフォンや手で顔を触る習慣
スマートフォンの画面や手には多くの細菌や皮脂が付着しています。これが顔に触れると毛穴に細菌や汚れが入り込み、ニキビや毛穴の詰まりを引き起こす原因になります。顔を触る癖やスマートフォンを顔に押し当てる習慣がある場合は、意識して改善することが毛穴ケアにもつながります。
💫 睡眠不足と過度なストレス
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーや修復が活発に行われます。睡眠不足になるとこのプロセスが滞り、古い角質が蓄積して毛穴が詰まりやすくなります。また、慢性的なストレスは男性ホルモンの分泌を増加させ、皮脂分泌を促進することが知られています。規則正しい生活リズムと十分な休息が、毛穴の状態を保つうえで基礎となります。
Q. クリニックではどんな毛穴治療が受けられるか?
アイシークリニックでは、毛穴のタイプに応じた複数の治療法を提供しています。詰まり・開き毛穴にはケミカルピーリングやレーザートーニング、たるみ毛穴には高周波(RF)治療やHIFU、クレーター毛穴にはダーマペンが有効とされています。まずカウンセリングで肌状態を確認したうえで、最適な治療プランを提案します。
💡 毛穴ケアに効果的なクリニックの治療法
自宅でのスキンケアだけでは改善が難しい毛穴の悩みには、医療機関での専門的な治療が有効な場合があります。クリニックで行われている主な毛穴治療についてご紹介します。
🦠 レーザートーニング・フォトフェイシャル
レーザーや光の力を使って肌の奥のコラーゲン産生を促進し、毛穴の開きや黒ずみを改善する治療法です。肌全体の引き締め効果も期待でき、特にたるみ毛穴や開き毛穴に効果的とされています。複数回の施術が必要な場合が多いですが、ダウンタイムが少ないものが多く、日常生活への影響が比較的少ないのが特徴です。
👴 ケミカルピーリング
グリコール酸やサリチル酸などを使用して肌表面の古い角質を取り除き、毛穴詰まりや角栓を改善する治療です。ターンオーバーを促進し、肌のくすみや毛穴の目立ちを和らげる効果があります。自宅でのピーリングよりも高濃度の薬剤を使用するため、効果的ですが施術後の保湿・紫外線対策が重要です。
🔸 ダーマペン・マイクロニードル治療
細い針で肌に微細な穴をあけ、皮膚の自己修復能力を刺激してコラーゲン産生を促進する治療法です。開き毛穴やクレーター毛穴の改善に効果があり、ニキビ跡にも有効とされています。施術後数日は赤みが出ることがありますが、コラーゲンが増生されることで肌のハリが改善し、毛穴が目立ちにくくなります。
💧 高周波(RF)治療・HIFU
高周波エネルギーや超音波エネルギーを皮膚の深層に届け、コラーゲン収縮・産生を促すことで肌を引き締める治療法です。たるみ毛穴に特に有効で、毛穴の形状を楕円から円形に近づける効果が期待できます。肌表面を傷つけずに治療できるため、ダウンタイムが少ないのが利点です。
✨ 医療グレードのスキンケア処方
クリニックでは、レチノール(トレチノイン)やハイドロキノンなど、市販品よりも高濃度・高効果の有効成分を含むスキンケア製品を処方することが可能です。これらは医師の管理のもとで使用することで、毛穴の開きやニキビ跡、色素沈着などを効果的に改善できます。自己判断での使用はリスクを伴うため、医師への相談が前提となります。
アイシークリニック渋谷院では、患者様一人ひとりの肌の状態や毛穴の種類に合わせた治療プランを提案しています。詰まり毛穴、開き毛穴、たるみ毛穴など、タイプによって最適なアプローチが異なるため、まずはカウンセリングで肌の状態を正確に把握することが大切です。自己流のケアで改善が見られない場合は、ぜひ専門家への相談をご検討ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、「毛穴がなくなりたい」というご相談をいただくことが多いのですが、実際には毛穴の種類や原因を正確に見極めることが改善への近道です。詰まり毛穴・たるみ毛穴・乾燥毛穴はそれぞれメカニズムが異なるため、ご自身の肌状態に合わないケアを続けてしまうと、かえって悪化させてしまうケースも少なくありません。まずはカウンセリングで毛穴のタイプを丁寧に確認したうえで、お一人おひとりに最適なアプローチをご提案しますので、長年お悩みの方もどうぞ安心してご相談ください。」
✨ よくある質問
生物学的に毛穴がゼロの人は存在しません。人間の体には200万個以上の毛穴があり、顔だけでも数万個単位の毛穴があります。いわゆる「毛穴がない人」とは、毛穴が視覚的にほとんど目立たない状態にある人のことを指します。
遺伝的な要因は一定の影響を与えます。皮脂腺の大きさや密度、肌質、男性ホルモンへの感受性などは遺伝的に決まる部分があり、親や家族と似た毛穴の悩みを持つことがあります。ただし、スキンケアや生活習慣によって改善できる余地も十分にあります。
毛穴は主に5つのタイプに分かれます。鼻周りに黒ずみがある「詰まり毛穴」、丸く開いた「開き毛穴」、楕円形に見える「たるみ毛穴」、乾燥で縁が際立つ「乾燥毛穴」、ニキビ跡による「クレーター毛穴」です。タイプによってケア方法が異なるため、まず自分の毛穴の種類を正確に把握することが大切です。
指で毛穴を押し出す行為、剥がすタイプのパックの頻繁な使用、洗顔のしすぎは特に避けるべきです。これらは一時的に効果があるように感じられますが、毛穴を傷つけたり皮脂の過剰分泌を招いたりして、毛穴の状態を悪化させる原因になります。
アイシークリニックでは、毛穴のタイプに合わせてレーザートーニング、ケミカルピーリング、ダーマペン、高周波(RF)治療などを提案しています。詰まり・開き・たるみなど毛穴の種類によって最適な治療法が異なるため、まずはカウンセリングで肌状態を正確に確認したうえで治療プランをご提案します。
📌 まとめ
「毛穴がない人」というのは、生物学的に毛穴が存在しない人ではなく、毛穴が目立ちにくい状態にある人のことです。毛穴の目立ちやすさには、遺伝的な体質・皮脂分泌量・肌のハリや弾力・日常のスキンケア習慣・紫外線ダメージの蓄積など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。
毛穴が目立つ原因としては、過剰な皮脂分泌による角栓形成、肌の乾燥、加齢によるたるみ、紫外線ダメージ、間違ったスキンケアなどが挙げられます。自分の毛穴のタイプ(詰まり毛穴・開き毛穴・たるみ毛穴・乾燥毛穴・クレーター毛穴)を正しく理解し、それに応じたケアを行うことが重要です。
日常的なケアとしては、適切な洗顔、丁寧な保湿、紫外線対策、生活習慣の改善が基本となります。また、自宅ケアだけでは解決が難しい場合は、クリニックでの専門的な治療を検討することも有効な選択肢です。毛穴の悩みは多くの人が抱える共通の肌トラブルですが、正しい知識と適切なケアを継続することで、確実に改善へと近づいていくことができます。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 毛穴・皮脂腺の構造と機能、ニキビ(面皰)のメカニズム、皮膚のターンオーバーに関する医学的根拠として参照
- PubMed – 毛穴の目立ちやすさに関わる皮脂分泌・コラーゲン・加齢・紫外線ダメージ・人種差についての査読済み研究論文の根拠として参照
- 厚生労働省 – 化粧品・スキンケア成分(AHA・レチノール・日焼け止め等)の安全性・効能に関する規制・ガイドライン情報として参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務