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【2025年最新】起立性調節障害とは?症状・原因・治療法を医師が詳しく解説

「朝、どうしても起きられない」「立ち上がるとめまいがする」「午前中は調子が悪いのに、夕方になると元気になる」——お子さんにこのような症状が見られたら、それは単なる怠けや夜更かしのせいではなく、「起立性調節障害」という病気のサインかもしれません。

起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation:OD)は、自律神経の機能が十分に働かず、立ち上がった際に血圧や心拍数の調節がうまくいかなくなることで、さまざまな身体症状を引き起こす疾患です。小学校高学年から中学生の思春期に多く見られ、軽症例も含めると中学生の約10%がこの病気を抱えているとされています。

本記事では、起立性調節障害の症状、原因、診断方法、治療法、そして日常生活での対処法まで、詳しく解説していきます。お子さんの体調に不安を感じている保護者の方、ご自身の症状に悩んでいる方に、正しい知識と対応のヒントをお届けします。

この記事のポイント

起立性調節障害は自律神経の機能不全による身体疾患で、中学生の約10%に見られる。朝の起床困難や立ちくらみが主症状で、水分・塩分摂取などの非薬物療法と薬物療法を組み合わせた治療により、約90%が高校卒業頃までに改善する。

📋 目次

  1. 起立性調節障害とは?症状・原因・治療法の基礎知識
  2. 起立性調節障害の主な症状と特徴
  3. 起立性調節障害が起こる原因とメカニズム
  4. 起立性調節障害の診断と4つのタイプ
  5. 起立性調節障害の治療法
  6. 学校生活・不登校との関係と対応
  7. まとめ

Q. 起立性調節障害はどんな病気ですか?

起立性調節障害(OD)は、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、立ち上がった際に血圧や心拍数の調節がうまくいかなくなる身体疾患です。主に思春期の子どもに多く、中学生の約10%に見られます。—

🔍 1. 起立性調節障害とは?症状・原因・治療法の基礎知識

起立性調節障害(OD)は、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで発症する、循環器系の機能障害です。主に立ち上がった際や起床時に、血圧の低下や心拍数の異常な上昇が起こり、めまい、立ちくらみ、頭痛、倦怠感などの多様な症状が現れます。

人間の身体は、横になっている状態から立ち上がると、重力の影響で血液が下半身に溜まりやすくなります。通常であれば、このとき自律神経(特に交感神経)が素早く反応し、下半身の血管を収縮させて心臓に戻る血液量を確保し、血圧を維持する仕組みが働きます。

しかし、起立性調節障害の患者さんでは、この自律神経による調節機能がうまく働きません。その結果、立ち上がった際に脳への血流が不足し、さまざまな症状が出現するのです。

🏥 疾患の特徴と頻度

この病気は体質的な要素が大きく関係しており、思春期という身体の急激な成長期に、自律神経の発達が追いつかないことで発症すると考えられています。日本人は欧米人に比べて自律神経機能が弱い傾向があるとも言われており、起立性調節障害は日本の思春期の子どもたちにとって、決して珍しくない病気です。

📊 重症度と影響

起立性調節障害の重症度は、新起立試験の結果と日常生活への支障の程度を総合的に評価して判定されます。軽症例では時々症状がある程度ですが、重症例では強い症状のため、ほぼ毎日、日常生活や学校生活に支障をきたし、長期欠席や不登校になることもあります。

🌟 予後と見通し

適切な治療を継続することで、高校卒業時頃には約90%の症例で、日常生活に支障をきたすことが少なくなるとされています。起立性調節障害は、一般的には成長とともに改善していく病気であることを知っておくことが重要です。

Q. 起立性調節障害の症状にはどんな特徴がありますか?

起立性調節障害の症状は午前中に強く、午後から夕方にかけて軽減する時間的な特徴があります。立ちくらみ・頭痛・倦怠感・朝の起床困難などが代表的で、梅雨や夏場など気圧変化の大きい時期に悪化しやすい傾向もあります。—

🩺 2. 起立性調節障害の主な症状と特徴

起立性調節障害で見られる症状は多岐にわたります。日本小児心身医学会のガイドラインでは、以下の11項目が代表的な症状として挙げられています。

📋 代表的な11の症状

  • 立ちくらみ、めまいを起こしやすい
  • 立っていると気持ちが悪くなる(ひどくなると倒れる)
  • 入浴時や嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる
  • 少し動くと動悸や息切れがする
  • 朝なかなか起きられず、午前中は調子が悪い
  • 顔色が青白い
  • 食欲不振
  • 臍(へそ)の周囲の痛みをときどき訴える
  • 倦怠感、疲れやすい
  • 頭痛
  • 乗り物に酔いやすい

これらの症状のうち3つ以上が当てはまる場合、または2つであっても症状が強い場合には、起立性調節障害の可能性を考える必要があります。

⏰ 症状の時間的な特徴

起立性調節障害の症状には、いくつかの特徴的なパターンがあります。まず、症状は午前中に強く、午後から夕方にかけて軽減する傾向があります。これは、自律神経のリズムが正常な状態から後ろにずれているためと考えられています。朝は副交感神経から交感神経への切り替えがうまくいかず、身体が活動モードに入れないのです。

また、夜になると目が冴えて眠れなくなるという睡眠リズムの問題も伴うことが多いです。これにより「宵っ張りの朝寝坊」という生活パターンになりやすく、悪化すると昼夜逆転の生活になってしまうこともあります。

🌦️ 環境要因による影響

季節や天候による変動も見られます。特に梅雨時期や夏場、気圧の変化が大きい日には症状が悪化しやすい傾向があります。これは気圧による頭痛と同様のメカニズムが関与していると考えられています。

🏃‍♀️ 体位変換時の症状

症状は起立時や体位変換時に悪化しやすいという特徴があります。横になっていると比較的楽に過ごせますが、座ったり立ったりすると症状が強くなります。重症の場合には、横になっていても強い倦怠感に悩まされ、起き上がることすらできなくなることもあります。

🧠 3. 起立性調節障害が起こる原因とメカニズム

起立性調節障害の発症には、複数の要因が複雑に絡み合っています。主な原因とメカニズムについて詳しく見ていきましょう。

高桑康太 医師・当院治療責任者

起立性調節障害は決して「気持ちの問題」ではありません。自律神経の発達が身体の成長に追いつかないことで起こる、れっきとした身体疾患です。症状で苦しんでいるお子さんを責めるのではなく、適切な理解と治療が必要です。症状に悩まれている方は、一人で抱え込まず、ぜひ専門医にご相談ください。

🔬 自律神経の発達と調節機能の問題

起立性調節障害の根本的な原因は、自律神経による循環調節機能の破綻にあります。自律神経は、交感神経(身体を活動的にする)と副交感神経(身体をリラックスさせる)の2つで構成され、私たちの意識とは関係なく、血圧や心拍数、体温、消化機能などを自動的に調節しています。

思春期は身体が急激に成長する時期であり、この成長スピードに自律神経の発達が追いつかないことがあります。その結果、起立時の血圧調節がうまくいかなくなり、脳への血流が低下してさまざまな症状が現れるのです。

🧬 遺伝的要因と体質的要因

遺伝的要因として、約80%の患者に家族素因が認められるという報告があります。親が起立性調節障害だった場合、子どもも発症しやすい傾向があります。

身体的要因としては、以下が挙げられます:

  • 水分摂取不足
  • 塩分不足
  • 運動不足による筋力低下

特に下肢(ふくらはぎ)の筋肉は、立っているときに血液を心臓に送り返す「第二の心臓」として重要な役割を果たしています。筋力が低下すると、下半身に血液が溜まりやすくなります。

🧠 心理社会的要因

心理社会的要因も無視できません:

  • 学校や家庭でのストレス
  • 友人関係の悩み
  • 学業のプレッシャー

これらが自律神経のバランスを崩す原因となることがあります。身体的な症状がつらいのに無理をして登校しようとすることで、さらにストレスが高まり、症状が悪化するという悪循環に陥ることもあります。

🔄 デコンディショニングの悪循環

起立性調節障害には「デコンディショニング(身体機能の低下)」という悪循環が形成されやすいという特徴があります。症状がつらくて活動量が減少すると、筋力が低下し、自律神経機能も悪化します。すると、下半身への血液貯留がさらに進み、心拍出量や脳血流が低下して症状が悪化する——この負のスパイラルに陥ると、症状は長期化しやすくなります。

Q. 起立性調節障害の診断はどのように行いますか?

起立性調節障害の診断は、11の代表症状の問診、貧血や心疾患など他疾患の除外検査、そして「新起立試験」の組み合わせで行います。新起立試験では起立前後の血圧・脈拍の変化を測定し、起立直後性低血圧など4つのサブタイプを判定します。—

🔬 4. 起立性調節障害の診断と4つのタイプ

起立性調節障害の診断は、問診、身体診察、各種検査を組み合わせて行われます。重要なのは、症状だけで診断せず、他の疾患を除外したうえで確定診断を行うことです。

🩺 診断の流れ

まず、前述の11の身体症状について問診を行い、3つ以上(または2つでも症状が強い場合)が当てはまれば、起立性調節障害を疑って次のステップに進みます。

次に、他の疾患の可能性を除外するための検査を行います。具体的には、以下の疾患を血液検査や心電図検査などで否定します:

  • 鉄欠乏性貧血
  • 心疾患
  • てんかんなどの神経疾患
  • 甲状腺機能異常などの内分泌疾患

📋 新起立試験の方法

新起立試験は、起立性調節障害の確定診断とサブタイプの判定に用いられる検査です。症状が出やすい午前中に実施することが望ましいとされています。

検査の手順は以下の通りです:

  1. 10分間以上、安静に横になった状態で血圧と脈拍を測定
  2. 起立して10分間、定期的に血圧と脈拍の変化を測定
  3. 起立直後の血圧回復時間や、起立中の血圧低下の程度、心拍数の変化などを評価
  4. サブタイプを判定

📊 4つのサブタイプ

起立性調節障害は、症状の現れ方や血圧・心拍数の変動パターンによって、主に4つのサブタイプに分類されます。

起立直後性低血圧(INOH)は最も頻度が高いタイプで、新起立試験陽性例の約60~70%を占めます。起立した直後に急激な血圧低下が起こり、その回復に時間がかかることが特徴です。

体位性頻脈症候群(POTS)では、起立時に血圧の低下はあまり見られませんが、心拍数が異常に増加します。新起立試験陽性例の約20~30%を占めます。

血管迷走神経性失神(VVS)は起立中に突然、急激な血圧低下が起こり、失神(意識消失)に至るタイプです。比較的まれですが、症状としては最も重篤です。

遷延性起立性低血圧(DeOH)は、起立後しばらくは血圧が維持されますが、時間の経過とともに徐々に血圧が低下していくタイプです。

🧠 心理社会的要因の評価

診断においては、身体的な評価だけでなく、心理社会的要因の関与についても評価を行います。日本小児心身医学会の専門機関を受診する起立性調節障害の患者の70~80%に、何らかの心理社会的要因の関与が認められるとされています。

💊 5. 起立性調節障害の治療法

起立性調節障害の治療は、重症度と心理社会的要因の関与の程度に応じて、複数のアプローチを組み合わせて行います。

📖 疾病教育(疾患の理解)

治療の第一歩は、患者本人とご家族が病気について正しく理解することです。起立性調節障害は「身体の病気」であり、決して怠けや気持ちの問題ではないことを認識することが大切です。病態生理についての説明を受けることで、「なぜ朝起きられないのか」「なぜ午後は元気になるのか」といった疑問が解消され、本人や家族の不安やストレスが軽減されます。

🌱 非薬物療法(生活習慣の改善)

起立性調節障害の治療において、非薬物療法は非常に重要な位置を占めます。薬物療法だけでは効果が不十分なことが多く、日常生活での工夫が症状改善の鍵となります。

水分と塩分の摂取については、血液量を増やして血圧を維持するために、1日1.5~2リットルの水分摂取と塩分10~12g程度の摂取が推奨されます。

起立時の工夫として、急に立ち上がらず、頭を下げてゆっくりと起立し、長時間じっと立っていることは避け、足を交差させたり、つま先立ちをしたり、足踏みをして下肢の筋肉を動かすことが大切です。

運動については、毎日15~30分程度の軽い運動(散歩など)を習慣化することが推奨されます。心拍数が120を超えない程度の軽い運動で十分です。

💊 薬物療法

非薬物療法で十分な効果が得られない場合や、中等症以上の場合には、薬物療法が検討されます。昇圧薬であるミドドリン塩酸塩(メトリジン、リズミック)は、最もよく使用される薬剤です。血管を収縮させて血圧を上げる作用があり、立ちくらみやめまいの改善に効果があります。

その他にも、血液量を増やす薬剤、交感神経の機能を促進する薬剤、漢方薬などが症状に応じて使用されることがあります。ただし、薬物療法だけでは効果が不十分なことが多く、非薬物療法との併用が基本です。

🧠 心理療法・環境調整

心理社会的要因の関与が大きい場合には、カウンセリングなどの心理療法も並行して行われます。ストレスの原因を特定し、その対処法を一緒に考えていきます。環境調整も重要で、周囲の無理解によって子どもが傷つき、孤立しないよう、家族や学校に病気の理解を促します。

🏠 日常生活でのセルフケア

朝の起床時は、いきなり起き上がらず、まず布団の中で身体を動かして循環を促し、朝の光を浴びることも効果的です。日中は長時間の立位は避け、規則正しい食事を心がけ、水分はこまめに摂取します。夜は寝る前のスマートフォンやパソコンの使用は就寝1時間前から控えることが大切です。

Q. 起立性調節障害の治療法と回復の見通しを教えてください

治療は疾病教育・非薬物療法・薬物療法・心理療法を組み合わせて行います。非薬物療法では1日1.5〜2リットルの水分と塩分10〜12gの摂取、軽い運動習慣が重要です。適切な治療を継続すれば、高校卒業頃までに約90%が日常生活に支障のない状態に改善します。

🏫 6. 学校生活・不登校との関係と対応

起立性調節障害と不登校には密接な関係があります。不登校の子どもの約30~40%に起立性調節障害が併存しているとされており、この病気が不登校の大きな要因の一つであることがわかっています。

😔 不登校につながる理由

起立性調節障害の症状は午前中に強く出るため、朝起きられない、登校時間に間に合わない、無理をして登校しても午前中の授業に集中できない、保健室で過ごすことが増えるといった状況が生じやすくなります。遅刻や欠席が増えると、授業についていけなくなる不安や、クラスメイトとの関係が疎遠になる孤立感から、さらに学校に行きづらくなります。

🤔 周囲の誤解による影響

起立性調節障害の子どもは、午後になると元気になることが多いため、「朝だけ調子が悪いふりをしている」「学校に行きたくないだけ」「夜更かしして遊んでいるから朝起きられない」といった誤解を受けやすい傾向があります。しかし、これは病気のメカニズムによるものです。

🤝 学校との連携と周囲の理解

診断を受けたら、できるだけ早い段階で学校(担任、養護教諭、管理職など)に病気について説明し、理解を求めることが大切です。医師からの診断書や説明文書があると、学校側も対応しやすくなります。

学校に依頼できる配慮として、遅刻を認めてもらう、午後からの登校を許可してもらう、立ち上がる際はゆっくりでよい、気分が悪くなったら座ってよい、症状がつらいときにいつでも保健室で休めるようにしてもらうなどがあります。

🤝 不登校への対応

起立性調節障害による不登校の場合、病気であることを認識し、無理に登校させようとしないことが大切です。身体症状がつらい時期に無理をすると、かえって症状が悪化し、回復が遅れる可能性があります。

長期的な視点を持つことも大切です。起立性調節障害は成長とともに改善していくことが多い病気です。今は学校に通えなくても、体調が回復すれば復帰できる可能性は十分にあります。通信制高校やフリースクールなど、全日制以外の進路も選択肢として考慮に入れておくとよいでしょう。

👨‍👩‍👧‍👦 保護者の方へのアドバイス

最も大切なのは、起立性調節障害が「身体の病気」であることを理解することです。お子さんは「怠けている」「やる気がない」のではなく、自律神経の機能不全によって症状が出ているのです。

朝起きられないからといって、叱ったり、無理に起こしたり、強制的に学校に行かせようとすることは逆効果です。起立性調節障害の治療には時間がかかります。すぐに良くなることを期待せず、長期的な視点で見守ることが大切です。「今日は少し良くなったね」「昨日より起きられたね」といった、小さな改善を認めて褒めることが重要です。

👨‍👩‍👧‍👦 保護者の方へのアドバイス

✅ 7. まとめ

起立性調節障害は、自律神経の機能が十分に働かないことで、起立時の血圧や心拍数の調節がうまくいかなくなり、さまざまな症状を引き起こす疾患です。

思春期の子どもに多く見られ、中学生の約10%が罹患しているとされます。「朝起きられない」「立ちくらみがする」「午前中は調子が悪いのに夕方は元気」といった症状が特徴的で、重症例では不登校や引きこもりにつながることもあります。

診断には、他の疾患の除外と新起立試験が用いられ、4つのサブタイプに分類されます。治療は、以下を組み合わせて行います:

  • 疾病教育
  • 非薬物療法(水分・塩分摂取、運動、生活習慣の改善)
  • 薬物療法
  • 心理療法
  • 環境調整

起立性調節障害は身体の病気です。怠けや甘え、気持ちの問題ではありません。この認識を本人、家族、学校など周囲が共有することが、回復への第一歩となります。

治療には時間がかかりますが、適切な対応を続けることで、多くの患者が改善に向かいます。焦らず、長期的な視点でお子さんを見守り、サポートしていくことが大切です。

症状に心当たりがある方は、早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることをお勧めします。

よくある質問

起立性調節障害は何歳頃から発症しますか?

起立性調節障害は主に小学校高学年から中学生の思春期(10~16歳頃)に多く発症します。身体の急激な成長に自律神経の発達が追いつかないことが原因とされており、特に中学生の約10%に見られるとされています。

起立性調節障害は遺伝しますか?

起立性調節障害には遺伝的要因が関与しており、約80%の患者に家族素因が認められるという報告があります。親が起立性調節障害だった場合、子どもも発症しやすい傾向がありますが、必ずしも遺伝するわけではありません。

起立性調節障害の症状は大人になっても続きますか?

多くの場合、起立性調節障害は成長とともに改善し、高校卒業時頃には約90%の症例で日常生活に支障をきたすことが少なくなります。ただし、約2~4割の患者が成人後も何らかの症状を抱え続けるという報告もあり、継続的なフォローが必要な場合があります。

起立性調節障害で学校を休むことは甘えですか?

起立性調節障害は自律神経の機能不全による身体疾患であり、決して甘えや怠けではありません。症状がつらい時期に無理をして登校すると、かえって症状が悪化し回復が遅れる可能性があります。医師の診断のもと、適切な配慮を受けながら治療に専念することが大切です。

起立性調節障害の治療にはどのくらいの期間がかかりますか?

治療期間は重症度により大きく異なります。軽症例では適切な治療により2~3ヶ月程度で改善することが多いですが、重症例では社会復帰に2~3年以上を要することもあります。焦らず長期的な視点で治療に取り組むことが重要です。

📚 参考文献

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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