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新生活でニキビが増えた理由と対策|原因から正しいケア方法まで解説

春から新生活が始まり、「なぜかニキビが急に増えてしまった」「肌荒れがひどくなった気がする」と悩んでいる方は少なくありません。進学・就職・引っ越しなど、生活環境が大きく変わるタイミングは、実は肌にとってもとても負担の大きな時期です。新しい環境への適応にともなうストレスや、生活リズムの乱れ、食生活の変化など、さまざまな要因が重なってニキビを引き起こしやすくなります。この記事では、新生活がなぜニキビを増やすのか、その仕組みから具体的な対処法まで、医療の観点からわかりやすく解説します。


目次

  1. 新生活でニキビが増える理由
  2. ストレスと肌荒れの深い関係
  3. 生活リズムの乱れが肌に与える影響
  4. 食生活の変化がニキビを悪化させるメカニズム
  5. 新生活特有の「環境の変化」が肌に与える影響
  6. 新生活のニキビに効果的なスキンケア方法
  7. 生活習慣の改善でニキビを予防する方法
  8. セルフケアで改善しない場合の対処法
  9. クリニックでのニキビ治療について
  10. まとめ

この記事のポイント

新生活でニキビが増える主な原因は、ストレスによるコルチゾール分泌増加、睡眠不足によるターンオーバー乱れ、高GI食品への偏りであり、正しいスキンケアと生活習慣改善が基本対策。改善しない場合はアイシークリニックでの外用薬・ピーリング・レーザー治療が有効。

🎯 新生活でニキビが増える理由

新生活の時期にニキビが増える背景には、複数の要因が絡み合っています。人間の肌は、内側と外側の両方から影響を受けており、環境の変化が激しいほどバランスを崩しやすくなります。

まず、ニキビ(尋常性ざ瘡)がどのようにして発生するかを理解しておきましょう。ニキビは、毛穴に皮脂や古い角質が詰まり、そこに「アクネ菌(Cutibacterium acnes)」が増殖することで炎症が起こる皮膚疾患です。皮脂の分泌量が増えたり、ターンオーバーが乱れて角質が厚くなったりすると、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが発生しやすい状態になります。

新生活という時期は、この「皮脂の増加」と「ターンオーバーの乱れ」がどちらも起きやすい条件がそろっています。ストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、紫外線の増加、気温・湿度の変化など、春から夏にかけての時期はニキビのトリガーがいくつも重なるのです。

また、ニキビができやすい部位も新生活の影響を反映しています。マスク着用による顎や口周りのニキビ、長時間のデスクワークによる頬や額のニキビ、新しい職場や学校でのメイクの変化による肌荒れなど、新しい環境特有の問題が肌に現れることがあります。

Q. 新生活でニキビが増えやすい主な原因は?

新生活でニキビが増える主な原因は、ストレスによるコルチゾール分泌増加、睡眠不足によるターンオーバーの乱れ、食生活の変化の三つです。コルチゾールは皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増やし、毛穴詰まりとアクネ菌の増殖を促進するため、ニキビが発生しやすくなります。

📋 ストレスと肌荒れの深い関係

新生活でニキビが増える原因として、最も大きなウェイトを占めるのがストレスです。新しい環境への適応は、それがポジティブな変化であっても、心身に一定の緊張状態をもたらします。

ストレスがかかると、副腎皮質から「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。コルチゾールには皮脂腺を刺激する働きがあり、皮脂の分泌量を増加させます。皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなり、アクネ菌が増殖しやすい環境が整ってしまいます。

さらに、ストレスは免疫機能にも影響を与えます。本来、私たちの免疫システムはアクネ菌の増殖を一定範囲で抑える働きを担っていますが、慢性的なストレス状態が続くと免疫機能が低下し、炎症が起きやすくなります。これにより、ニキビが大きく腫れたり、なかなか治らなかったりする状態になります。

男性ホルモン(アンドロゲン)との関係も見逃せません。ストレスが続くと、男性ホルモンの分泌が促進されることがあります。男性ホルモンは皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増やすため、女性でも新生活のストレスによって男性ホルモンの影響でニキビが増えるケースがあります。

また、ストレスを感じると、無意識のうちに顔を触る回数が増えることも知られています。手には多くの細菌が付着しており、顔に触れることでアクネ菌が広がったり、炎症が悪化したりする可能性があります。

心理的なストレスに加え、「環境ストレス」も重要です。新しい職場や学校での対人関係の構築、慣れない通勤ルート、初めての一人暮らしなど、精神的な疲労は日々積み重なっていきます。自分では「それほど大変ではない」と感じていても、身体は確実にストレス反応を示していることがあります。

💊 生活リズムの乱れが肌に与える影響

新生活では、これまでとは異なる時間帯に起床・就寝することが多く、生活リズムが乱れがちです。この生活リズムの乱れが、ニキビを引き起こす大きな要因の一つになります。

睡眠と肌の関係は非常に密接です。肌の修復や再生は、主に睡眠中に行われます。特に、成長ホルモンは深い眠りの時間帯(ノンレム睡眠)に多く分泌され、このホルモンが肌のターンオーバーを促進します。ターンオーバーとは、古い皮膚細胞が新しい細胞と入れ替わるサイクルのことで、通常は約28日周期で繰り返されています。

睡眠不足や睡眠の質の低下が続くと、このターンオーバーのサイクルが乱れ、古い角質が毛穴の入り口に蓄積しやすくなります。その結果、毛穴詰まりが増え、ニキビの発生リスクが高まります。

また、睡眠不足はコルチゾールの分泌を増加させることも知られています。前述のように、コルチゾールは皮脂分泌を促進するため、睡眠不足が続くだけでニキビの悪化につながるサイクルが生まれます。

夜型の生活リズムも問題になります。深夜まで起きていることで、肌の修復時間が短くなるだけでなく、夜食や間食の機会が増え、糖質・脂質の過剰摂取につながることも少なくありません。これについては次のセクションで詳しく説明します。

体内時計の乱れも見逃せません。新しい環境での生活では、出勤・登校時間の変化により、これまでの起床時間が変わることがあります。体内時計が乱れると、ホルモンバランス全体が崩れやすくなり、肌のコンディションに広く影響を与えます。

Q. ニキビ肌に保湿ケアは必要ですか?

ニキビ肌でも保湿ケアは必要です。肌が乾燥すると角質が厚くなり毛穴が詰まりやすくなるため、ニキビが増えるリスクが高まります。ニキビ肌には油分の少ないジェルタイプや水性ローションなど、ノンコメドジェニックテスト済みの保湿剤を選ぶことが推奨されます。

🏥 食生活の変化がニキビを悪化させるメカニズム

一人暮らしを始めた方や、外食・コンビニ食が増えた方にとって、食生活の変化はニキビへの影響が非常に大きな要因となります。

ニキビと食事の関係で特に注目されているのが「GI値(グリセミックインデックス)」です。GI値とは、食品が血糖値を上昇させるスピードを示す指標で、高GI食品(白米、白パン、甘い菓子、砂糖入り飲料など)を摂取すると血糖値が急激に上昇します。血糖値が上がると、インスリンが大量に分泌されます。このインスリンは皮脂腺を刺激してアンドロゲン(男性ホルモン)の活性を高め、皮脂の過剰分泌を引き起こすことが研究で示されています。

忙しい新生活では、手軽に食べられるコンビニのおにぎりやパン、インスタント食品、ファストフードなど、高GI食品に偏りやすくなります。これらの食品は短時間で血糖値を上昇させるため、ニキビの悪化要因になります。

また、乳製品との関連も研究によって示されています。牛乳や乳製品には、インスリン様成長因子(IGF-1)という物質が含まれており、これも皮脂腺を刺激してニキビを悪化させる可能性があるとされています。ただし、乳製品とニキビの関係についてはまだ研究が進行中であり、すべての人に同じ影響があるわけではありません。

ビタミン・ミネラルの不足も問題です。新生活で野菜・果物の摂取量が減ると、ビタミンAやビタミンC、ビタミンB群、亜鉛などの栄養素が不足しがちになります。これらの栄養素は肌の健康維持や炎症の抑制に重要な役割を果たしており、不足すると肌のバリア機能が低下し、ニキビが悪化しやすくなります。

飲酒の機会が増えることも、新生活のニキビ悪化要因になりえます。アルコールは肌の水分を奪い、ターンオーバーを乱し、さらに睡眠の質を低下させるため、ニキビにとって複合的なマイナス要因となります。

⚠️ 新生活特有の「環境の変化」が肌に与える影響

ストレスや生活習慣だけでなく、物理的・環境的な変化もニキビの増加に関与しています。

季節的な要因として、春は気温と湿度の変動が大きく、肌が環境に適応するのに時間がかかります。また、春から初夏にかけては紫外線量が急増します。紫外線は肌の酸化ストレスを高め、炎症を引き起こすとともに、肌の乾燥や角質の肥厚化を招きます。これにより毛穴詰まりが起きやすくなり、ニキビの悪化につながります。

引っ越しによる水質の変化も見落とされがちな要因です。地域によって水道水の水質(硬度)は異なります。硬水と軟水では肌への影響が異なることがあり、新しい土地の水質に肌が慣れるまでの間に肌荒れが起きることがあります。

花粉やハウスダストなどのアレルゲンも、新生活での肌荒れに関係することがあります。特に春は花粉が多い季節であり、花粉による肌への刺激や、アレルギー反応による炎症がニキビを悪化させることがあります。

スキンケア製品の変化も要因になります。新生活を機に化粧品を買い替えたり、新しいコスメを試したりする方も多いですが、成分が肌に合わない場合や、皮膚が新しい製品に慣れていない場合に「化粧品ニキビ(コスメティックアクネ)」が生じることがあります。特に油分の多いクリームや特定の乳化剤、界面活性剤が毛穴を詰まらせる原因になることがあります。

マスクによる摩擦や蒸れも、現代ならではの要因です。マスクを長時間着用することで、口周りや顎、頬などにニキビができやすくなります。これは「マスクニキビ」とも呼ばれ、マスク内の高温多湿な環境でアクネ菌が増殖しやすくなること、マスクの摩擦で皮膚のバリア機能が低下することが原因です。

Q. 食事でニキビを悪化させないポイントは?

ニキビ悪化を防ぐには、白米・白パン・甘い菓子など血糖値を急上昇させる高GI食品を控えることが重要です。血糖値の急上昇はインスリン分泌を促し、皮脂の過剰分泌につながります。代わりに玄米・全粒粉パン・野菜・魚・豆類を選び、ビタミンB群・ビタミンC・亜鉛を意識して摂取しましょう。

🔍 新生活のニキビに効果的なスキンケア方法

新生活でニキビが増えた場合、スキンケアの見直しが改善への大切な一歩になります。正しいスキンケアの基本をおさえておきましょう。

洗顔は、ニキビケアの基本中の基本です。しかし、「しっかり洗う」ことと「洗いすぎる」ことは全く異なります。過度な洗顔は肌のバリア機能を損ない、肌が乾燥を感じてかえって皮脂を過剰分泌する「インナードライ」状態を招くことがあります。洗顔は1日2回(朝・夜)を目安とし、洗顔料をしっかり泡立てて、泡で肌を包み込むように優しく洗うことが重要です。すすぎはぬるま湯でしっかり行い、洗顔料の残留がないようにします。

保湿は、ニキビがある肌でも必ず行う必要があります。「ニキビ肌に保湿は不要」と思っている方も多いですが、これは誤解です。肌が乾燥すると角質が厚くなって毛穴が詰まりやすくなり、さらにニキビが増えるリスクがあります。ニキビ肌向けには、ノンコメドジェニックテスト済みの保湿剤(コメドが生じにくいと確認されたもの)を選ぶと安心です。油分の少ないジェルタイプや水性のローションが肌への負担が少なくおすすめです。

日焼け止めも欠かせません。紫外線はニキビの炎症を悪化させるだけでなく、ニキビ跡(色素沈着)を濃くする原因にもなります。ニキビ肌の方は、オイルフリーでノンコメドジェニックテスト済みの日焼け止めを選ぶと、毛穴詰まりを防ぎながら紫外線対策ができます。

市販のニキビ向けスキンケア成分としては、以下のものが参考になります。サリチル酸は角質を溶かす働きがあり、毛穴の詰まりを解消するのに役立ちます。グリコール酸などのAHA(アルファヒドロキシ酸)は肌のターンオーバーを促進します。ナイアシンアミドは皮脂分泌のコントロールや炎症の抑制に効果があるとされています。レチノール(ビタミンA誘導体)はターンオーバーを促進し、毛穴詰まりを予防します(ただし刺激が出ることもあるため使用量に注意が必要です)。

スキンケアを変える場合は、一度に多くの製品を変えないことが大切です。複数の製品を同時に変えると、もし肌トラブルが起きたときに原因を特定できなくなります。1〜2週間ごとに1製品ずつ試すと、自分の肌に合う製品を見極めやすくなります。

ニキビを触ったり、潰したりすることは絶対に避けてください。無理に潰すと炎症が広がり、ニキビ跡(瘢痕)が残るリスクが高まります。どうしても気になる場合は、皮膚科や美容クリニックで適切な処置を受けることをおすすめします。

📝 生活習慣の改善でニキビを予防する方法

スキンケアと並行して、生活習慣の見直しもニキビ改善に大きく貢献します。忙しい新生活の中でも実践しやすいポイントをまとめました。

睡眠を確保することは、肌の回復に直結します。理想は7〜8時間の睡眠ですが、それが難しい場合でも、毎日決まった時間に寝起きすることで体内時計を整えることが重要です。スマートフォンやパソコンの画面から放出されるブルーライトは、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を妨げるため、就寝1時間前には画面を見ないようにすることをおすすめします。

食事においては、低GI食品を意識して選ぶことが有効です。白米よりも玄米や雑穀米、食パンよりも全粒粉パンを選ぶだけでも、血糖値の急上昇を抑えられます。また、野菜や魚、豆類などを積極的に摂ることで、ニキビに関わるビタミン・ミネラルを補うことができます。特に、ビタミンB2・B6(脂質代謝に関与)、ビタミンC(抗酸化作用・コラーゲン合成)、亜鉛(炎症抑制・免疫サポート)は意識して摂取したい栄養素です。

水分補給も肌の健康に欠かせません。水分が不足すると肌が乾燥し、ターンオーバーが乱れやすくなります。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水や麦茶などを飲む習慣をつけましょう。ただし、砂糖入りの飲料は血糖値を上げるためニキビには不向きです。

適度な運動はストレスホルモンの低下や血流の改善に効果的で、肌の新陳代謝を高める働きがあります。ただし、運動後の汗はアクネ菌の増殖を促すことがあるため、運動後は早めに洗顔・シャワーをするようにしましょう。

ストレス管理も重要です。完全にストレスをなくすことは難しいですが、自分なりのリラクゼーション方法(入浴、音楽、散歩、読書など)を見つけて実践することが大切です。また、「新生活のストレスで肌荒れするのは自分だけではない」と知るだけでも、精神的な余裕が生まれることがあります。

枕カバーとタオルの清潔さにも気を配りましょう。毎日顔が触れる枕カバーには、皮脂や雑菌が付着します。週に2〜3回は枕カバーを交換し、フェイスタオルも毎日清潔なものを使用することで、肌への菌の付着を減らすことができます。

Q. クリニックで受けられるニキビ治療の種類は?

アイシークリニックでは、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬処方、抗菌薬の内服、ケミカルピーリングによる毛穴ケアが受けられます。ニキビ跡にはフラクショナルレーザーやピコレーザーも対応しており、一人ひとりの肌状態と生活背景に合わせた治療プランを提案しています。

💡 セルフケアで改善しない場合の対処法

スキンケアや生活習慣の改善を続けても、ニキビがなかなか良くならない場合は、医療機関への相談を検討することをおすすめします。どのような状態になったら医療機関を受診すべきかについて説明します。

以下のような状態が続く場合は、早めに皮膚科や美容クリニックを受診しましょう。

赤く腫れた炎症性ニキビが多数できている場合は、アクネ菌に対する抗菌薬の治療が必要なことがあります。セルフケアで対応できる段階を超えているため、早期の医療介入が大切です。

ニキビが潰れた後に赤みや茶色いシミが残っている(ニキビ跡・色素沈着)場合は、放置していても自然に改善するまでに時間がかかります。クリニックでの治療で改善スピードを早めることができます。

凹凸のあるクレーター状のニキビ跡(瘢痕)が生じている場合は、セルフケアでの改善が難しく、医療的な治療が選択肢になります。

市販薬を試しても2〜4週間改善が見られない場合も、医療機関への相談のタイミングです。市販薬には配合できる成分・濃度に制限があり、医療機関で処方できる薬の方が効果が高いことがあります。

精神的なストレスからニキビが気になって仕事や学業に支障が出ている場合も、専門家に相談することで治療と心理的サポートを受けることができます。

市販薬については、イオウ・カンフル製剤やイブプロフェンピコノール含有クリーム、アダパレン(ディフェリン)などが一般的なニキビ治療薬として知られています。ただし、これらも正しい使い方をしなければ効果が十分に出なかったり、副作用が出たりすることがあるため、使用方法をよく確認することが大切です。

✨ クリニックでのニキビ治療について

皮膚科や美容クリニックでは、セルフケアでは対応が難しいニキビや、ニキビ跡に対してさまざまな治療法が用意されています。代表的な治療法を紹介します。

外用薬は、クリニックで処方されるニキビ治療の基本です。アダパレン(ディフェリン)や過酸化ベンゾイル、またはその配合剤(エピデュオ)は、毛穴の詰まりを改善し、アクネ菌に対する抗菌作用を持つ外用薬です。市販のスキンケアよりも有効成分の濃度が高く、医師の指導のもとで使用することで高い効果が期待できます。

内服薬では、抗菌薬(ドキシサイクリン、ミノサイクリンなど)がアクネ菌の増殖を抑えるために使われます。重症のニキビや、外用薬だけでは改善しない場合に処方されることがあります。女性の場合、ホルモンバランスが崩れていることが原因のニキビには、低用量ピルが有効なことがあります(産婦人科との連携が必要です)。

ケミカルピーリングは、サリチル酸やグリコール酸などの酸を使って古い角質を取り除き、毛穴の詰まりを解消する治療法です。肌のターンオーバーを促進し、ニキビの予防と改善、そしてニキビ跡の改善にも効果が期待できます。定期的に施術を受けることで、肌の質感が整いやすくなります。

レーザー治療は、ニキビ跡(赤みや茶色いシミ、クレーター)に対して特に効果的な治療法です。フラクショナルレーザーやピコレーザーなどのデバイスが使用され、肌の再生を促進してニキビ跡の改善を図ります。炎症性のニキビそのものには、LED光線療法(青色光)がアクネ菌を殺菌する目的で使用されることもあります。

コメド圧出(ニキビの専門的な処置)は、皮膚科や美容クリニックでの施術として行われるもので、適切な器具と技術を使って毛穴の詰まり(コメド)を安全に取り除く処置です。自分で無理に潰すのとは異なり、炎症や瘢痕のリスクを最小限にできます。

アイシークリニック渋谷院では、患者様一人ひとりのニキビの状態や肌質に合わせた治療プランを提案しています。「新生活で急にニキビが増えた」「セルフケアをしても改善しない」「ニキビ跡が気になる」など、肌のお悩みをお持ちの方は、まずお気軽にカウンセリングにお越しください。専門のスタッフが丁寧に状態を確認し、最適な治療を提案いたします。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「最近の傾向として、春の新生活シーズンになると「環境が変わってからニキビが急増した」というご相談が非常に多くなります。ストレスや睡眠不足、食生活の乱れが複合的に重なることでホルモンバランスが崩れ、皮脂分泌が過剰になるのが主な原因ですが、当院ではお一人おひとりの生活背景やニキビの状態を丁寧に確認したうえで、外用薬やケミカルピーリングなど最適な治療プランをご提案しています。セルフケアで改善が見られない場合は、悪化してニキビ跡になる前に、どうかお気軽にご相談ください。

📌 よくある質問

新生活でニキビが増えるのはなぜですか?

新生活ではストレスによるホルモンバランスの乱れ、睡眠不足によるターンオーバーの停滞、食生活の変化など複数の要因が重なります。特にストレスホルモン「コルチゾール」が皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増やし、毛穴が詰まりやすくなることがニキビ増加の主な原因です。

ニキビ肌でも保湿ケアは必要ですか?

必要です。「ニキビ肌に保湿は不要」というのは誤解で、肌が乾燥すると角質が厚くなって毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが増えるリスクがあります。ニキビ肌には、ノンコメドジェニックテスト済みのジェルタイプや水性ローションなど、油分の少ない保湿剤を選ぶのがおすすめです。

食生活でニキビを悪化させないために気をつけることは?

白米・白パン・甘い菓子など血糖値を急上昇させる高GI食品を控えることが重要です。代わりに玄米や全粒粉パン、野菜・魚・豆類を意識的に摂りましょう。また、皮脂代謝に関わるビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンC、炎症を抑える亜鉛の摂取も肌の健康維持に役立ちます。

セルフケアを続けてもニキビが改善しない場合はどうすれば?

市販のケアを2〜4週間続けても改善が見られない場合や、赤く腫れた炎症性ニキビが多数ある場合は、早めに皮膚科や美容クリニックへの相談をおすすめします。アイシークリニックでは外用薬・内服薬・ケミカルピーリングなど、ニキビの状態に合わせた治療プランを提案しています。

クリニックではどのようなニキビ治療が受けられますか?

アイシークリニックでは、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬処方、抗菌薬の内服、ケミカルピーリングによる毛穴ケア、ニキビ跡にはフラクショナルレーザーやピコレーザーなどの治療が受けられます。一人ひとりの肌状態や生活背景に合わせた最適な治療プランをご提案しています。

🎯 まとめ

新生活でニキビが増える原因は、ストレスによるホルモンバランスの乱れ、睡眠不足によるターンオーバーの停滞、食生活の変化、環境の変化など、複数の要因が複合的に絡み合っています。特に春という季節は、こうしたニキビを悪化させる条件が重なりやすい時期です。

まずは日々のスキンケアを見直し、洗顔・保湿・紫外線対策の基本を丁寧に行うことが重要です。それと同時に、睡眠の確保、食生活の改善(低GI食品の意識的な選択・ビタミン・ミネラルの摂取)、ストレスの管理といった生活習慣の改善を取り入れてみてください。

セルフケアで改善が見られない場合や、炎症が強いニキビ、ニキビ跡が目立つ場合は、専門の医療機関を受診することをおすすめします。クリニックでは、外用薬・内服薬・ケミカルピーリング・レーザー治療など、症状に応じたさまざまな治療選択肢があります。ニキビは適切なケアと治療で必ず改善できる状態です。一人で悩まず、専門家に相談して、新生活を快適に過ごしていきましょう。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 尋常性ざ瘡(ニキビ)の診療ガイドラインに基づく、アクネ菌の増殖メカニズム・炎症性ニキビの分類・外用薬(アダパレン・過酸化ベンゾイル)および内服抗菌薬の適応に関する医学的根拠
  • PubMed – ストレスホルモン(コルチゾール)と皮脂分泌増加の関連・高GI食品やIGF-1と尋常性ざ瘡悪化のメカニズム・睡眠不足がターンオーバーに与える影響に関する国際的な査読済み研究論文群
  • 厚生労働省 – 睡眠と健康に関する公式指針(睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ・体内時計の調整・メラトニン分泌への影響)および生活習慣改善に関する政策的根拠

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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