「ほくろを除去したいけれど、レーザー治療の費用はどのくらいかかるのだろう」「クリニックによって価格が違いすぎて、どこを選べばよいかわからない」とお悩みではありませんか。ほくろ除去のレーザー治療は、クリニックや治療法によって価格に大きな差があり、相場を知らないまま契約してしまうと後悔することもあります。本記事では、ほくろ除去レーザーの価格相場や治療法別の費用比較、保険適用の条件、そしてクリニック選びで失敗しないためのポイントを詳しく解説します。適正な価格で安全にほくろを除去するための情報をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- ほくろ除去レーザーの基礎知識
- レーザー治療の種類と特徴
- ほくろ除去レーザーの価格相場
- 治療法別の費用比較
- 保険適用と自由診療の違い
- クリニック選びで価格以外に重視すべきポイント
- ほくろ除去レーザーの施術の流れ
- 施術後のケアと注意点
- ほくろ除去で失敗しないためのポイント
- よくある質問
この記事のポイント
ほくろ除去レーザーの費用はほくろの大きさ・治療法・クリニックにより異なり、直径1mmあたり3,000〜10,000円が相場。保険適用は医学的理由がある場合のみで、美容目的は自由診療となる。価格だけでなく医師の技術・アフターケア・悪性の可能性確認が重要。
🔬 ほくろ除去レーザーの基礎知識
ほくろ除去を検討する際、まずはレーザー治療の基本的な仕組みや適応について理解しておくことが大切です。正しい知識を持つことで、自分に合った治療法を選択できるようになります。
📍 ほくろとは何か
ほくろは医学的には「母斑細胞母斑」や「色素性母斑」と呼ばれ、メラニン色素を産生する母斑細胞が皮膚の一部に集まってできた良性の腫瘍です。
- 生まれつきあるもの
- 成長過程で出現するもの
- 加齢に伴って新たに出現するもの
大きさや色、形状はさまざまで、平らなものから隆起したもの、茶色から黒色まで多様な見た目を呈します。ほとんどのほくろは健康上問題ありませんが、見た目の悩みから除去を希望される方も少なくありません。
✨ レーザー治療が選ばれる理由
ほくろ除去にはいくつかの方法がありますが、レーザー治療は傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムが短いことから人気があります。
- 傷跡が目立ちにくい
- ダウンタイムが短い
- 出血が少ない
- 施術時間が短い
- 小さなほくろなら1回で除去可能
ただし、すべてのほくろにレーザー治療が適しているわけではなく、大きさや深さ、悪性の可能性によっては他の治療法が推奨される場合もあります。
⚠️ レーザー治療の適応と限界
レーザー治療は一般的に直径5mm以下の平坦なほくろや、やや隆起した小さなほくろに適しています。
適応となるほくろ:
- 直径5mm以下の平坦なほくろ
- やや隆起した小さなほくろ
- 悪性が疑われないほくろ
適応外となるほくろ:
- 大きく盛り上がったほくろ
- 根が深いほくろ
- 悪性が疑われるほくろ
特に悪性黒色腫(メラノーマ)の可能性がある場合は、病理検査のために切除術が必要となります。レーザー治療を受ける前には、必ず医師の診察を受けて、自分のほくろがレーザー治療に適しているかどうかを確認することが重要です。
Q. ほくろ除去レーザーの費用相場はどのくらいですか?
ほくろ除去レーザーの費用は、ほくろの大きさ・使用機器・クリニックの立地によって異なります。一般的な相場は直径1mm以下で3,000〜5,000円、2〜3mmで5,000〜10,000円、4〜5mmで10,000〜15,000円程度です。初診料や麻酔代が別途かかる場合もあるため、総額を事前に確認することが重要です。
🌟 レーザー治療の種類と特徴
ほくろ除去に使用されるレーザーにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や適応が異なります。クリニックによって導入している機器が異なるため、各レーザーの特性を理解しておくと選択の参考になります。
🎯 CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)
CO2レーザーは、ほくろ除去で最も広く使用されているレーザーの一つです。水分に吸収されやすい波長10600nmの光を照射し、ほくろの組織を蒸散させて除去します。
特徴:
- 盛り上がったほくろにも対応可能
- 削り取るように除去
- 1〜2週間程度で上皮化
- 比較的深い部分まで治療可能
- 再発リスクを抑えられる
医師の技術が仕上がりを左右するため、経験豊富な医師に依頼することが重要です。
💎 Qスイッチレーザー
Qスイッチレーザーは、メラニン色素に選択的に反応する特性を持つレーザーです。
種類:
- Qスイッチルビーレーザー
- Qスイッチアレキサンドライトレーザー
- QスイッチYAGレーザー
主に平らなほくろやシミの治療に適しており、周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えながら色素を破壊できます。ただし、盛り上がったほくろには効果が限定的で、複数回の施術が必要になることも多いです。
⚡ ピコレーザー
ピコレーザーは、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短いパルス幅でレーザー光を照射する新しいタイプのレーザーです。
メリット:
- 周囲組織への熱ダメージが少ない
- 色素沈着のリスクを軽減
- ダウンタイムが短い
- 薄いほくろや色素斑の治療に効果的
ただし、深いほくろや盛り上がったほくろには適応が限られる場合があります。
🔧 エルビウムYAGレーザー
エルビウムYAGレーザーは、波長2940nmの光を使用するレーザーで、CO2レーザーと同様に組織を蒸散させて除去します。
特徴:
- CO2レーザーよりも水分への吸収率が高い
- より表層で作用
- 熱損傷が少ない
- 傷の治りが早い
- 色素沈着のリスクが低い
クリニックによっては、症例に応じてCO2レーザーとエルビウムYAGレーザーを使い分けることもあります。
💰 ほくろ除去レーザーの価格相場
ほくろ除去レーザーの費用は、ほくろの大きさや数、使用するレーザーの種類、クリニックの立地や方針によって大きく異なります。ここでは一般的な価格相場をご紹介します。
📏 ほくろの大きさ別の価格相場
ほくろ除去レーザーの費用は、多くのクリニックでほくろの大きさによって設定されています。
一般的な相場:
- 直径1mm以下:3,000円〜5,000円程度
- 直径2〜3mm:5,000円〜10,000円程度
- 直径4〜5mm:10,000円〜15,000円程度
- 直径5mm超:15,000円〜30,000円以上
また、1mm単位で価格が加算されるシステムを採用しているクリニックも多く、例えば「1mmにつき5,000円」といった料金体系になっていることもあります。
🎁 複数個割引やセットプラン
複数のほくろを同時に除去したい場合、セット料金や取り放題プランを設けているクリニックもあります。
プラン例:
- 「10個までまとめて○○円」
- 「○mm以内のほくろ取り放題○○円」
- 複数個割引適用
ただし、取り放題プランには対象となるほくろの大きさや部位に制限がある場合も多いため、事前に条件をよく確認することが大切です。
💉 初診料・再診料・麻酔代
ほくろ除去の費用を比較する際は、施術代以外の費用にも注意が必要です。
追加費用の相場:
- 初診料:1,000円〜3,000円程度
- 再診料:500円〜1,500円程度
- 局所麻酔代:1,000円〜3,000円程度
- 軟膏・テープ代:500円〜2,000円程度
クリニックによっては施術代に麻酔代やアフターケア代が含まれているところもあるため、総額でいくらになるかを事前に確認することが重要です。
🏢 地域による価格差
ほくろ除去レーザーの価格は、クリニックの立地によっても異なります。
価格に影響する要因:
- 家賃・人件費の地域差
- 競合クリニック数
- 立地の利便性
- クリニックの方針
都心部は高めの料金設定が多い一方で、競合が多いため価格競争でリーズナブルな設定のクリニックもあります。複数のクリニックで見積もりを取って比較することをおすすめします。
Q. ほくろ除去に保険は適用されますか?
ほくろ除去に健康保険が適用されるのは、悪性腫瘍が疑われる場合や、衣服との摩擦で炎症を繰り返す場合など医学的理由がある場合に限られます。保険適用時は3割負担で5,000〜15,000円程度が目安です。見た目の改善を目的とした美容目的の除去は自由診療となり、全額自己負担になります。
⚖️ 治療法別の費用比較
ほくろ除去にはレーザー治療以外にもいくつかの方法があります。それぞれの治療法の費用を比較し、自分に合った方法を選ぶ参考にしてください。
🎯 CO2レーザーの費用
CO2レーザーによるほくろ除去は、最も一般的な治療法の一つです。
費用詳細:
- 費用相場:直径1mmあたり3,000円〜10,000円程度
- 1回の施術で除去できることが多い
- 費用対効果が高い
- 再施術時は割引あることが多い
深いほくろの場合は複数回の施術が必要になることもあり、その場合は追加費用が発生します。
💎 Qスイッチレーザー・ピコレーザーの費用
Qスイッチレーザーやピコレーザーによるほくろ除去は、1回あたり3,000円〜8,000円程度が相場です。
費用の特徴:
- 1回あたり:3,000円〜8,000円程度
- 複数回の施術が必要(3〜5回程度)
- 総額:10,000円〜40,000円程度
- 平らなほくろや薄いほくろに適用
1回あたりの費用は安くても、総額ではCO2レーザーより高くなるケースもあるため、施術回数の目安を確認してから検討することが大切です。
⚡ 電気メスによる除去の費用
電気メス(高周波メス)によるほくろ除去は、レーザーと同様に広く行われている治療法です。
費用相場:
- 直径1mmあたり:3,000円〜8,000円程度
- CO2レーザーと同程度か、やや安価
- 盛り上がったほくろの除去に適用
- CO2レーザーと同様の効果が期待
機器の性能や医師の技術によって仕上がりに差が出やすいため、経験豊富な医師のいるクリニックを選ぶことが重要です。
🔪 切除縫合術の費用
メスを使ってほくろを切除し、縫合する方法は、大きなほくろや深いほくろ、悪性が疑われるほくろに適しています。
費用詳細:
- 自由診療の場合:10,000円〜50,000円程度
- ほくろの大きさや部位によって変動
- 病理検査で悪性かどうか確認可能
- 深いほくろも根元から除去
- 再発リスクが低い
縫合の跡が残る可能性があるため、顔などの目立つ部位では慎重な検討が必要です。
📊 治療法別の費用比較表
各治療法の費用を比較すると以下の通りです:
- CO2レーザー:1mmあたり3,000円〜10,000円、1回で除去、費用対効果が高い
- Qスイッチ・ピコレーザー:1回3,000円〜8,000円、複数回必要、総額では割高の場合も
- 電気メス:1mmあたり3,000円〜8,000円、CO2レーザーと同程度
- 切除縫合術:10,000円〜50,000円、大きなほくろや病理検査が必要な場合
自分のほくろの状態や予算、ダウンタイムの許容度などを考慮して、最適な治療法を選択することが大切です。
🏥 保険適用と自由診療の違い
ほくろ除去は保険が適用される場合と自由診療になる場合があり、費用に大きな差が生じます。保険適用の条件を理解しておくことで、より経済的な選択ができる可能性があります。
✅ 保険適用となるケース
ほくろ除去が保険適用となるのは、医学的な理由がある場合に限られます。
保険適用の条件:
- 悪性腫瘍が疑われる場合
- 機能的な障害を引き起こしている場合
- 眼瞼や鼻孔などにあり視界を妨げる場合
- 衣服や下着に常に擦れて炎症を繰り返す場合
- 急に大きくなった、色が変わった、出血するなどの変化がある場合
保険適用の場合、3割負担で5,000円〜15,000円程度で除去できることが多いです。
💄 自由診療となるケース
見た目の改善を目的としたほくろ除去は、美容目的とみなされるため保険適用外となり、全額自己負担の自由診療となります。
自由診療となるケース:
- 顔のほくろが気になる
- 複数のほくろを一度に除去したい
- レーザーできれいに除去したい
- 美容目的での除去
自由診療はクリニックが自由に価格を設定できるため、同じ治療でもクリニックによって費用に大きな差があります。
🔧 保険診療と自由診療の治療法の違い
保険診療での治療法:
- 主にメスによる切除縫合術
- くり抜き法(パンチ切除)
- 一部のCO2レーザー治療
- 病理検査を行うことが一般的
自由診療での治療法:
- より傷跡が目立ちにくいレーザー治療
- 複数のほくろを一度に除去可能
- 治療法の選択肢が豊富
- 美容的な仕上がりを重視
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で選択することが大切です。
🩺 保険適用の確認方法
自分のほくろが保険適用になるかどうかを確認するには、まず皮膚科を受診して医師の診察を受けることをおすすめします。
確認の流れ:
- 皮膚科または形成外科を受診
- 医師がほくろの状態を診察
- 悪性の可能性や機能的な問題を判断
- 保険適用可能かどうかの説明
保険適用を希望する場合は、美容皮膚科専門ではなく一般皮膚科や形成外科を受診することをおすすめします。
Q. CO2レーザーとQスイッチレーザーの違いは何ですか?
CO2レーザーはほくろ組織を蒸散させて除去する方法で、盛り上がったほくろにも対応でき、多くの場合1回の施術で除去可能です。一方、Qスイッチレーザーはメラニン色素に選択的に作用するため主に平らなほくろに適しており、3〜5回程度の複数回施術が必要になることが多く、総額ではCO2レーザーより高くなるケースもあります。
🎯 クリニック選びで価格以外に重視すべきポイント
ほくろ除去レーザーの費用を比較する際、価格だけでなく他の要素も考慮することが重要です。安さだけで選んでしまうと、思わぬトラブルや後悔につながることもあります。
👨⚕️ 医師の経験と技術
ほくろ除去の仕上がりは、医師の技術によって大きく左右されます。同じレーザー機器を使用しても、照射の深さや範囲、出力の調整などは医師の判断と技術に依存します。
確認すべきポイント:
- 医師の経歴や専門分野
- ほくろ除去の経験年数
- 学会認定資格の有無
- 症例写真の豊富さ
- トラブル時の対応能力
経験豊富な医師であれば、ほくろの状態を正確に診断し、最適な治療法と照射条件を選択できます。
🔬 使用している機器
クリニックで使用しているレーザー機器の種類や性能も、仕上がりに影響します。
機器選択のポイント:
- 最新機器の導入状況
- 複数種類のレーザーの有無
- 機器のメンテナンス状況
- 照射精度の高さ
- ほくろの状態に応じた機器選択
複数種類のレーザーを導入しているクリニックであれば、ほくろの状態に応じて最適な機器を選択できるメリットがあります。
🛡️ アフターケアと保証制度
ほくろ除去後のアフターケアや、再発した場合の保証制度も重要なポイントです。
確認すべき保証内容:
- 術後の無料診察期間
- トラブル時の無料再治療
- 再発時の割引制度
- アフターケア用品の提供
- 緊急時の連絡体制
アフターケアの内容や保証の条件は、カウンセリング時に必ず確認することをおすすめします。
💬 カウンセリングの丁寧さ
カウンセリングでは、ほくろの状態を診察し、適切な治療法を提案してもらえます。丁寧なカウンセリングを行うクリニックでは、治療のメリットだけでなく、リスクや注意点についてもしっかり説明してくれます。
良いカウンセリングの特徴:
- 十分な時間をかけた診察
- リスクや副作用の詳しい説明
- 患者の希望や不安への配慮
- 質問しやすい雰囲気
- 強引な勧誘がない
📝 口コミや評判
実際に施術を受けた方の口コミや評判も、クリニック選びの参考になります。
口コミで確認すべき点:
- 施術の仕上がり満足度
- スタッフの接客対応
- 術後の経過
- 費用の透明性
- アフターケアの充実度
ただし、口コミはあくまで個人の感想であり、すべての方に当てはまるわけではありません。複数の情報源から総合的に判断することが大切です。
📋 ほくろ除去レーザーの施術の流れ
ほくろ除去レーザーの施術は、カウンセリングから術後のケアまで、いくつかのステップを経て行われます。事前に流れを把握しておくことで、安心して施術に臨めます。
🗣️ カウンセリング・診察
まず、医師によるカウンセリングと診察が行われます。除去したいほくろの状態を確認し、悪性の可能性がないかどうかをチェックします。
診察内容:
- ほくろの状態確認
- ダーモスコピーによる詳細観察
- 悪性の可能性チェック
- 最適な治療法の提案
- 費用や施術の流れ説明
- リスクについての説明
疑問点があれば、この時点でしっかり質問しておくことが大切です。
🧼 施術当日の準備
施術当日は、施術部位のメイクを落とし、清潔な状態で施術を受けます。
準備の流れ:
- メイク落とし(クリニックで可能)
- 同意書への署名
- 術前写真の撮影
- 局所麻酔の実施
- 麻酔効果の確認
⚡ レーザー照射
麻酔が効いたら、レーザーを照射してほくろを除去します。CO2レーザーの場合、ほくろの組織を蒸散させるように削り取っていきます。
施術の特徴:
- 施術時間:1個あたり数分程度
- 痛み:麻酔により痛みはほとんどなし
- 音や匂い:焦げたような匂いがすることがある
- 術後処置:軟膏塗布と保護テープ
📢 施術後の説明
施術後は、術後のケア方法や注意点について説明を受けます。
説明内容:
- 傷口を清潔に保つ方法
- 軟膏の塗布方法
- 保護テープの交換頻度
- 紫外線対策の重要性
- 経過観察のための再診予約
- 処方薬の受け取り
Q. ほくろ除去レーザー後に注意すべきことは?
ほくろ除去レーザーの施術後は、傷口を清潔に保ち軟膏と保護テープで適切にケアすることが重要です。施術後の皮膚は紫外線の影響を受けやすく色素沈着が起きやすいため、3〜6ヶ月間は日焼け止めや帽子・日傘での徹底した紫外線対策が必要です。かさぶたを無理にはがす行為は傷跡が残る原因になるため避けてください。
🩹 施術後のケアと注意点
ほくろ除去レーザーの施術後は、適切なケアを行うことで傷の治りを促進し、きれいな仕上がりを目指すことができます。術後の注意点をしっかり守ることが大切です。
🧴 傷口のケア方法
施術後は傷口に軟膏を塗り、保護テープを貼って保護します。
ケアの手順:
- 1日1〜2回、傷口を水で優しく洗浄
- 清潔にした後、軟膏を塗布
- 保護テープを貼り替え
- 上皮化完了まで1〜2週間継続
- 適度な湿潤環境を保持
傷口が乾燥すると治りが遅くなったり、かさぶたが厚くなって跡が残りやすくなったりするため注意が必要です。
☀️ 紫外線対策の重要性
施術後の傷口は紫外線の影響を受けやすく、色素沈着を起こしやすい状態です。
紫外線対策:
- 日焼け止めをしっかり塗る
- 帽子や日傘を使用
- 直射日光を避ける
- 3〜6ヶ月程度は徹底した対策
- テープ除去後は特に注意
🎨 色素沈着への対処
ほくろ除去後、傷が治る過程で一時的に色素沈着が起こることがあります。これは炎症後色素沈着と呼ばれ、施術後1〜3ヶ月程度でピークを迎え、その後徐々に薄くなっていくのが一般的です。
色素沈着の対処法:
- 徹底した紫外線対策
- ビタミンC外用薬の使用
- トラネキサム酸の内服
- 美白化粧品の活用
- 定期的な医師の診察
❌ 施術後に避けるべきこと
施術後は傷口を刺激しないよう注意が必要です。
避けるべき行為:
- かさぶたを無理にはがす
- 傷口を強くこする
- 施術部位にメイクをする
- 激しい運動(当日)
- 飲酒(当日)
- 長時間の入浴(当日)
- サウナや温泉(治癒まで)
🔍 経過観察と再診
施術後1〜2週間程度で再診を受け、傷の治り具合を確認することが推奨されます。
再診でのチェック項目:
- 正常な治癒過程かどうか
- 感染の兆候の有無
- ほくろの完全除去確認
- 再発の兆候チェック
- 今後のケア指導
何か異常を感じた場合は、再診予定日を待たずにクリニックに連絡することが大切です。
⚠️ ほくろ除去で失敗しないためのポイント
ほくろ除去で後悔しないために、事前に知っておくべきポイントをまとめました。適切な準備と選択で、満足のいく結果を得ましょう。
💸 安すぎる価格には注意
相場と比較して極端に安い価格を提示しているクリニックには注意が必要です。
安さの理由として考えられること:
- 経験の浅い医師が施術を行っている
- 古い機器を使用している
- アフターケアが不十分
- 追加費用が発生しやすい
- 十分なカウンセリング時間がない
価格だけで判断せず、カウンセリングで治療内容をしっかり確認することが大切です。
📊 総額を事前に確認する
ほくろ除去の費用を比較する際は、施術代だけでなく総額を確認することが重要です。
確認すべき費用項目:
- 初診料・再診料
- 麻酔代
- アフターケア用品代
- 再発時の再施術費用
- トラブル対応費用
- 経過観察費用
カウンセリング時に「総額でいくらになりますか」と明確に質問し、見積もりを書面でもらうことをおすすめします。
🏥 複数のクリニックで相談する
ほくろ除去を検討している場合は、複数のクリニックでカウンセリングを受けることをおすすめします。
複数相談のメリット:
- 治療法の選択肢を比較できる
- 費用の相場を把握できる
- 医師の説明内容を比較できる
- カウンセリングの質を比較できる
- 自分に合ったクリニックを見つけられる
📈 リスクと期待値を理解する
ほくろ除去には、色素沈着、凹み、傷跡、再発などのリスクがあります。これらのリスクを理解し、現実的な期待値を持っておくことが大切です。
理解すべきリスク:
- 一時的な色素沈着
- 軽度の凹みや傷跡
- 再発の可能性
- 感染のリスク
- 完全な跡ゼロは困難
カウンセリングで医師からリスクについて説明を受け、症例写真を見せてもらい、仕上がりのイメージを確認することもおすすめします。
🩺 悪性の可能性を確認する
ほくろ除去を受ける前に、悪性の可能性がないかを確認することが非常に重要です。
悪性を疑う変化:
- 急に大きくなった
- 色が不均一になった
- 境界がぼやけてきた
- 出血する
- かゆみや痛みがある
- 形が非対称
悪性黒色腫(メラノーマ)は早期発見・早期治療が重要な皮膚がんで、ほくろと見分けがつきにくいことがあります。悪性が疑われる場合は、レーザーではなく切除して病理検査を行う必要があります。

❓ よくある質問
ほくろの大きさや深さによって異なりますが、CO2レーザーの場合、小さく浅いほくろであれば1回の施術で除去できることが多いです。大きなほくろや深いほくろの場合は、2〜3回の施術が必要になることもあります。Qスイッチレーザーやピコレーザーの場合は、3〜5回程度の施術が必要になることが一般的です。
施術前に局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。麻酔の注射時にチクッとした痛みを感じる程度です。施術後は軽いヒリヒリ感や軽度の痛みを感じることがありますが、数日で治まることが多いです。痛みが心配な方は、事前に医師に相談しましょう。
施術部位以外は当日からメイク可能です。施術部位については、上皮化が完了する1〜2週間後からメイクが可能になることが多いです。ただし、クリニックや医師の指示によって異なる場合があるため、施術後の説明をよく確認しましょう。保護テープの上からファンデーションを塗ることは可能な場合もあります。
適切な施術とアフターケアを行えば、跡はほとんど目立たなくなることが多いです。ただし、ほくろの大きさや深さ、部位、個人の肌質によっては、一時的な色素沈着や軽度の凹みが残ることがあります。色素沈着は通常3〜6ヶ月程度で薄くなっていきます。跡が残るリスクを軽減するためには、術後の紫外線対策と適切なケアが重要です。
ほくろの根(母斑細胞)が完全に除去されなかった場合、再発することがあります。特に深いほくろや大きなほくろは再発リスクが高くなります。再発した場合は、再施術を行うことで対処できます。多くのクリニックでは再発時の再施術に割引制度を設けているため、事前に確認しておくとよいでしょう。
多くのクリニックでは、顔と体で同じ料金体系を採用しています。ただし、一部のクリニックでは部位によって価格が異なる場合があります。また、顔の中でも目の周りや唇の近くなど、施術が難しい部位は追加料金がかかることがあります。事前に確認しておくことをおすすめします。
📚 参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
CO2レーザーによるほくろ除去では、照射の深さや範囲の調整が非常に重要です。当院では、ほくろの形状や深さを詳しく診察し、患者様一人一人に最適な照射条件を設定しています。適切な技術により、傷跡を最小限に抑えながら確実な除去を心がけております。