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ダーマペンで毛穴は改善できる?効果・必要な回数を徹底解説

毛穴の開きや黒ずみ、いちご鼻などの悩みは、スキンケアだけではなかなか改善できないと感じている方も多いのではないでしょうか。そんな毛穴トラブルに対して、近年クリニックで注目を集めているのが「ダーマペン」という施術です。細い針で皮膚に微細な穴を開けることで肌の再生力を引き出すこの治療法は、毛穴の目立ちを根本から改善できる手段として多くの方に選ばれています。しかし、「実際にどのくらい効果があるのか」「何回受ければ変化を感じられるのか」という点は、施術を検討する上でとても重要なポイントです。本記事では、ダーマペンが毛穴に対してどのようなメカニズムで作用するのか、何回施術を重ねることで効果を実感できるのか、さらに効果を高めるためのポイントまで、わかりやすく解説していきます。


目次

  1. そもそもダーマペンとはどんな施術?
  2. 毛穴が目立つ原因とメカニズム
  3. ダーマペンが毛穴に効く理由
  4. 毛穴の種類別・ダーマペンの効果
  5. ダーマペンで毛穴改善に必要な回数の目安
  6. 施術間隔はどのくらいあければいい?
  7. 効果を高めるために大切なこと
  8. ダーマペンに向いている人・向いていない人
  9. 施術後のダウンタイムと注意点
  10. 他の毛穴治療との比較
  11. まとめ

この記事のポイント

ダーマペンは微細な針でコラーゲン産生を促し、開き・黒ずみ・たるみ・クレーターなど毛穴全般を改善する施術で、一般的に3〜6回・2〜4週間隔での施術が推奨される。

🎯 そもそもダーマペンとはどんな施術?

ダーマペンとは、極細の針を高速で皮膚に刺し、無数の微細な傷(マイクロチャネル)を意図的に作り出す施術です。正式には「マイクロニードリング」と呼ばれる治療法のひとつで、電動で針が上下に動く仕組みになっています。針の深さは0.1mmから2.5mm程度まで調整可能で、治療したい肌の状態や部位によって使い分けることができます。

施術のポイントは、この微細な傷が引き金となって皮膚の自然な修復機能が活性化される点にあります。人間の肌には傷を修復しようとする力が備わっており、傷を認識するとコラーゲンやエラスチンの産生を促す信号が細胞に送られます。この反応を利用して、肌のハリや弾力、キメを整えていくのがダーマペンの基本的な仕組みです。

また、ダーマペンには「成分導入」という重要な役割もあります。施術によって皮膚に開いたマイクロチャネルは、通常のスキンケアでは浸透しにくい有効成分を真皮層まで効率よく届けるための通路として機能します。ヒアルロン酸やビタミンC、成長因子(グロースファクター)などを組み合わせることで、単独の施術よりも高い効果が期待できます。

ダーマペンは2014年頃から美容医療の世界で急速に普及し、現在では世界中のクリニックで行われている標準的な施術のひとつとなっています。日本でも多くの美容クリニックで取り扱われており、毛穴改善をはじめ、ニキビ跡、小じわ、肌のくすみなど幅広い悩みに対応できる点が支持されています。

Q. ダーマペンはどのような仕組みで毛穴を改善するの?

ダーマペンは極細の針で皮膚に微細な傷を作り、肌の修復機能を活性化してコラーゲンやエラスチンの産生を促す施術です。産生されたコラーゲンが毛穴周囲の皮膚を内側から支えることで毛穴が締まり、開き・たるみ・クレーターなど幅広い毛穴トラブルの改善が期待できます。

📋 毛穴が目立つ原因とメカニズム

ダーマペンの毛穴への効果を理解するために、まず毛穴がなぜ目立つのかを知っておきましょう。毛穴の目立ちにはいくつかの異なる原因があり、その原因によってアプローチの仕方も変わってきます。

最も一般的な毛穴の目立ちの原因のひとつは「皮脂の過剰分泌」です。皮脂腺から多くの皮脂が分泌されると、毛穴の出口が広がり、ポツポツとした開き毛穴が目立ちます。特にTゾーンと呼ばれる額や鼻の周辺は皮脂腺が多く分布しているため、開き毛穴が生じやすい部位です。

次に多い原因は「コラーゲンやエラスチンの減少」です。肌を支えるコラーゲンは20代をピークに年齢とともに減少していきます。コラーゲンが減ると皮膚のハリや弾力が失われ、毛穴の周囲の皮膚がたるんで毛穴が楕円形や涙滴形に広がって見えるようになります。これを「たるみ毛穴」と呼びます。

さらに「角栓の詰まり」も毛穴が目立つ原因として挙げられます。毛穴内に皮脂と古い角質が混ざり合って固まると、毛穴を押し広げてしまいます。この角栓が酸化して黒ずんだ状態が「黒ずみ毛穴」であり、特に鼻に集中しやすいことから「いちご鼻」とも呼ばれます。

また、ニキビや肌荒れを繰り返すことで毛穴周囲に炎症が起き、瘢痕化して毛穴が陥没したように見える「ニキビ跡毛穴(クレーター)」も毛穴の目立ちのひとつです。この状態は皮膚の構造変化を伴うため、コラーゲン産生を促す治療が特に重要になります。

このように、毛穴の目立ちには複数の要因が絡み合っており、スキンケアだけではすべてにアプローチすることが難しいのが現実です。

💊 ダーマペンが毛穴に効く理由

ダーマペンが毛穴改善に効果的とされる理由は、大きく分けて「コラーゲン産生の促進」「毛穴周囲の皮膚組織の再構築」「有効成分の浸透促進」の3点にあります。

まず「コラーゲン産生の促進」について説明します。ダーマペンで皮膚に微細な傷をつけると、皮膚は傷を修復しようとしてコラーゲンやエラスチンを積極的に生産します。この新しく産生されたコラーゲンが毛穴の周囲の皮膚を内側から支えることで、毛穴の壁が締まりやすくなります。特にたるみが原因の毛穴や、コラーゲン不足で広がった毛穴には、このコラーゲン産生効果が直接的に作用します。

次に「毛穴周囲の皮膚組織の再構築」です。繰り返し施術を受けることで、真皮層のコラーゲン線維の密度が高まり、皮膚全体のハリと弾力が向上します。毛穴の周りの皮膚がしっかりと支えられるようになると、物理的に毛穴が目立ちにくくなります。また、角質層のターンオーバーが正常化することで、毛穴に詰まった角質が排出されやすくなる効果も期待できます。

そして「有効成分の浸透促進」も重要な要素です。ダーマペンの施術後にビタミンC誘導体やレチノール、グロースファクターなどの成分を塗布すると、マイクロチャネルを通じてこれらの成分が真皮層まで到達します。ビタミンC誘導体はコラーゲン合成を助け、皮脂分泌を抑制する効果が期待できます。レチノールは細胞のターンオーバーを促進し、角栓が詰まりにくい肌状態へ改善する効果があります。グロースファクターは肌の修復・再生をサポートし、皮膚のリモデリングを促進します。

これらの作用が組み合わさることで、ダーマペンは毛穴の開き・黒ずみ・たるみなど、さまざまなタイプの毛穴トラブルに包括的にアプローチすることができるのです。

Q. ダーマペンで毛穴改善を実感するには何回必要?

ダーマペンで毛穴改善を実感するには、一般的に3〜6回の施術が目安とされています。1〜2回目は肌質の変化を感じる段階、3〜4回目から毛穴の目立ちが軽減し始め、5〜6回目で顕著な改善が期待できます。ニキビ跡のクレーターや重度の開き毛穴では6〜10回以上かかる場合もあります。

🏥 毛穴の種類別・ダーマペンの効果

毛穴の種類によって、ダーマペンの効果の出方や向き・不向きが異なります。ここでは代表的な毛穴の種類別に、ダーマペンの適性を解説します。

🦠 開き毛穴

皮脂の過剰分泌やコラーゲン不足によって毛穴が丸く開いた状態です。ダーマペンによるコラーゲン産生促進と皮膚のハリ改善が直接作用するため、比較的効果を実感しやすいタイプといえます。特に成分導入でビタミンCやナイアシンアミドを組み合わせると、皮脂分泌の抑制効果も期待でき、根本的な改善につながりやすいです。

👴 たるみ毛穴

加齢によるコラーゲン・エラスチンの減少が主な原因で、毛穴が縦に伸びて楕円形に見えるタイプです。ダーマペンは真皮層へのアプローチに優れているため、このたるみ毛穴に対して高い親和性があります。針の深さをやや深めに設定して真皮層のリモデリングを促すことで、ハリと弾力の回復が期待できます。ただし、重度のたるみに対しては他の治療法との組み合わせが推奨されることもあります。

🔸 黒ずみ毛穴(いちご鼻)

毛穴に詰まった角栓が酸化・メラニン化した状態です。ダーマペン単独では角栓の物理的な除去は難しいですが、施術によって角質のターンオーバーが促進されることで角栓が排出されやすくなる効果が期待できます。また、ケミカルピーリングやレーザーとの組み合わせ、またはビタミンCやレチノールの導入で相乗効果が得られることが多いです。黒ずみ毛穴に悩む場合は、クリニックで複合的なアプローチを相談してみると良いでしょう。

💧 ニキビ跡毛穴(クレーター)

炎症後の瘢痕化によって皮膚が陥没した状態です。この凸凹感の改善において、ダーマペンは特に高い効果が報告されています。深い針で真皮層に刺激を与え、コラーゲンを産生させることで陥没部分を内側から持ち上げ、肌のキメを均一に整える効果が期待できます。ただし、重度のクレーターに対しては複数回の施術が必要で、フラクショナルレーザーなどと組み合わせる場合もあります。

⚠️ ダーマペンで毛穴改善に必要な回数の目安

ダーマペンで毛穴の改善を実感するまでに、何回の施術が必要なのかは多くの方が気になるポイントです。結論から言えば、毛穴の状態や悩みの程度によって異なりますが、一般的な目安としては以下のように考えると参考になります。

✨ 1〜2回目:肌の質感が変わり始める段階

最初の1〜2回の施術では、劇的な変化を感じる方は少ないですが、肌のきめ細かさやトーン、潤い感の変化を感じることが多いです。コラーゲン産生はすぐには目に見えて現れないため、この段階では「なんとなく肌がツルっとした」「化粧のノリが良くなった」という感覚が多く報告されます。

📌 3〜4回目:毛穴の変化を実感しやすい段階

3〜4回の施術を重ねると、毛穴の目立ちが軽減されてきたと感じる方が多くなります。コラーゲンの産生が蓄積されてきて、毛穴周囲の皮膚が引き締まり、全体的に肌のハリが向上してきます。開き毛穴が小さくなった、毛穴の周りの凸凹感が滑らかになったという実感を持ちやすい段階です。

▶️ 5〜6回目:顕著な改善が期待できる段階

5〜6回の施術を受けることで、多くの方が毛穴の目立ちの改善を実感できるとされています。この段階では真皮層のコラーゲン密度が高まり、肌の土台そのものが変化してきます。写真で比較すると、施術前よりも明らかに毛穴が目立たなくなったと感じる方も多いです。

🔹 6回以降:維持・さらなる改善の段階

6回を超えたあとは、改善を維持するためのメンテナンス施術が中心になることが多いです。3〜6ヶ月に1回程度の頻度でメンテナンスを続けることで、ダーマペンで引き出した肌の変化を長期間にわたって維持することができます。また、加齢によるコラーゲン減少を補う意味でも、定期的な施術は継続的な美肌維持に役立ちます。

ニキビ跡のクレーターや重度の開き毛穴の場合は、改善に6〜10回以上かかることもありますが、個人差があるため、担当医師と相談しながら目標回数を設定していくことをおすすめします。

🔍 施術間隔はどのくらいあければいい?

ダーマペンの施術間隔についても、多くの方が疑問に思うポイントです。「効果を早く出したいから毎週受けたい」と思う方もいるかもしれませんが、施術間隔には皮膚の回復に必要な時間という観点から最低限守るべき目安があります。

一般的にダーマペンの施術間隔は2〜4週間程度が推奨されています。これは、ダーマペンによって引き起こされたコラーゲン産生のサイクルが完了するのに一定の時間が必要であり、また皮膚のバリア機能が完全に回復するまでに2〜3週間かかるためです。

間隔が短すぎると、皮膚が十分に回復する前に次の刺激が加わるため、かえって皮膚に負担をかけてしまう可能性があります。炎症が慢性化したり、肌のバリア機能が低下したりするリスクが生じます。逆に、間隔が長くなりすぎると、コラーゲン産生の蓄積効果が得にくくなるため、効率的な改善が期待できません。

針の深さによっても適切な間隔は変わります。浅い設定(0.5mm以下)の場合は2週間程度、深い設定(1.5mm以上)の場合は4週間以上の間隔をあけた方が安全です。施術する部位のダウンタイム(赤み・腫れ)がしっかりと落ち着いてから次の施術を受けるのが基本的な考え方です。

また、施術を受けるシーズンも考慮すると良いでしょう。紫外線が強い夏場は、施術後の肌が紫外線ダメージを受けやすいため、日焼け対策をより徹底する必要があります。秋から冬にかけての時期に集中的に施術を受け、春以降はメンテナンスに移行するというスケジュールを組む方も少なくありません。

Q. ダーマペンの施術を受けられない人はどんな人?

活動性のニキビや炎症がある部位への施術は炎症悪化のリスクがあるため避ける必要があります。また、妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質の方、抗凝固薬服用中や免疫抑制状態にある方も施術を控えるか事前に医師へ相談が必要です。ヘルペスウイルスの既往がある方には予防的な抗ウイルス薬が処方される場合があります。

📝 効果を高めるために大切なこと

ダーマペンの効果を最大限に引き出すためには、施術そのものだけでなく、施術前後のケアや生活習慣も重要です。

📍 施術前のケア

施術を受ける1〜2週間前からは、肌への刺激を避けることが大切です。レチノールや酸系の成分(AHA・BHA)を含むスキンケアを使用している場合は、施術の数日前から使用を控えるよう担当医師に指示されることがあります。また、日焼けした肌への施術は炎症リスクが高まるため、日焼けをしないよう注意が必要です。

💫 施術後のスキンケア

施術直後の肌は非常にデリケートな状態です。クリニックから処方またはすすめられた保湿剤や軟膏を適切に使用し、保湿を徹底することが回復を促進する上で重要です。施術後24〜48時間は洗顔も刺激の少ない方法で行い、ゴシゴシこすらないようにしましょう。

また、施術後は紫外線への感受性が高まるため、UVケアは必ず行うようにしてください。SPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘も活用することが望ましいです。日焼けによるシミや色素沈着を防ぐためにも、この点は特に徹底してほしいポイントです。

🦠 成分導入との組み合わせ

先述の通り、ダーマペン施術と同時に行う成分導入は効果を大きく高めます。毛穴改善に特に効果的とされる成分としては、コラーゲン産生を促すビタミンC誘導体、細胞の再生を促進するグロースファクター(成長因子)、保湿効果と皮膚のターンオーバー正常化をサポートするヒアルロン酸、そして皮脂分泌を調整する効果が期待できるナイアシンアミドなどが挙げられます。どの成分が自分の毛穴の悩みに適しているかは、クリニックで医師にカウンセリングを受けた上で決めることをおすすめします。

👴 生活習慣の見直し

毛穴の状態は食事や生活習慣とも密接に関わっています。睡眠不足は皮膚のターンオーバーを乱し、ストレスは皮脂分泌を増加させます。また、糖質や脂質の過剰摂取は皮脂分泌を促進するといわれています。ダーマペンの効果を最大限に発揮させるためにも、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動を意識した生活習慣を維持することが大切です。

💡 ダーマペンに向いている人・向いていない人

ダーマペンはさまざまな毛穴の悩みに対応できる治療法ですが、すべての方に適しているわけではありません。ここでは、ダーマペンが特に向いている方と、注意が必要な方を整理します。

🔸 ダーマペンが特に向いている人

毛穴の開きや黒ずみが気になる方、ニキビ跡のクレーターに悩んでいる方、コラーゲン不足が原因と思われるたるみ毛穴を改善したい方、肌のキメを整えて全体的な肌質向上を目指したい方などが、ダーマペンを試すことで恩恵を受けやすいと考えられます。また、レーザー治療で色素沈着のリスクが心配な肌の濃い方にとっても、ダーマペンは比較的安全に受けられる選択肢とされています。

💧 施術を避けた方がよい・注意が必要な人

以下に該当する方は、ダーマペンの施術を受けられない場合や、事前に医師との十分な相談が必要です。

活動性のニキビや炎症がある部位への施術は、炎症を拡散させたり悪化させたりするリスクがあるため避ける必要があります。施術を希望する場合でも、炎症が落ち着いてから行うのが原則です。妊娠中・授乳中の方は、安全性が確立されていないことから施術を控えることが一般的です。ケロイド体質の方は、傷の治癒過程でケロイドが形成されるリスクがあるため、ダーマペンの適応については慎重な判断が必要です。抗凝固薬を服用中の方、免疫抑制状態にある方なども事前に医師への申告が必要です。また、ヘルペスウイルスの既往がある方は、施術刺激によってウイルスが再活性化する可能性があり、予防的な抗ウイルス薬を処方されることがあります。

Q. ダーマペン施術後のダウンタイムはどのくらい?

ダーマペン施術後は、直後から翌日にかけて赤み・腫れ・熱感が生じるのが一般的で、多くの場合24〜48時間以内に軽快します。施術後2〜5日ごろは乾燥やカサつきが生じることがありますが、1週間程度でほぼ落ち着きます。針の深さが深い設定では赤みが2〜3日続く場合もあり、施術範囲によって個人差があります。

✨ 施術後のダウンタイムと注意点

ダーマペンの施術後にはある程度のダウンタイムが生じます。事前に理解しておくことで、仕事や予定に合わせたスケジューリングができます。

✨ 一般的なダウンタイムの経過

施術直後から翌日にかけては、赤みや腫れ、熱感が生じることが一般的です。この状態は日焼けをした後の肌に似た感覚で、多くの場合24〜48時間以内に軽快してきます。針の深さや施術範囲によってダウンタイムの程度は異なり、浅い設定の場合は赤みが数時間で引くこともありますが、深い設定や広範囲の施術では2〜3日程度赤みが続くこともあります。

施術後2〜5日ごろは、皮膚の表面がやや乾燥したりカサついたりすることがあります。これは皮膚の修復過程で生じる自然な反応であり、過度に心配する必要はありません。こまめな保湿を心がけてください。施術後1週間程度で赤みやカサつきはほぼ落ち着き、その後から肌の変化を実感し始める方が多いです。

📌 施術後に注意すること

施術後の注意事項として、まず紫外線対策の徹底が最も重要です。施術直後から2週間程度は特に日焼けに注意し、屋外ではSPFの高い日焼け止めを使用し、帽子や日傘を活用してください。メイクについては施術当日は控え、翌日から慎重に再開するよう指示されることが多いですが、クリニックの指示に従うことが大切です。また、施術後はサウナや激しい運動など血行を促進する行為は、炎症を悪化させる可能性があるため、数日間は控えることをすすめます。

スキンケアにおいては、施術後数日間はなるべくシンプルなケアが推奨されます。刺激の強い成分(アルコール・香料・酸系成分など)を含む製品は一時的に使用を避け、保湿を中心としたスキンケアを心がけましょう。

📌 他の毛穴治療との比較

毛穴改善を目的とした施術は、ダーマペン以外にもいくつか存在します。それぞれの特徴や、ダーマペンとの違いを整理しておきましょう。

▶️ フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーは、皮膚に微細なレーザー照射を行って傷を作り、コラーゲン産生を促す治療法です。ダーマペンと作用のメカニズムは似ていますが、レーザーはより深い層にまで作用するため、重度のクレーターや深いシワに対してより高い効果が期待できることがあります。一方で、ダウンタイムがダーマペンより長くなる傾向があり、施術費用も高くなることが多いです。また、肌の色の濃い方では色素沈着のリスクが高くなる可能性があります。

🔹 ケミカルピーリング

グリコール酸やサリチル酸などの酸を使って角質を溶かし、ターンオーバーを促進する治療法です。毛穴の角栓除去や表面的な黒ずみには効果的で、比較的ダウンタイムが少ない施術です。ただし、ダーマペンのように真皮層へのアプローチは難しく、コラーゲン産生の促進効果はダーマペンに比べると限定的です。軽度の毛穴や肌のくすみにはケミカルピーリング、より深い毛穴の改善にはダーマペンというように、目的に応じて選択または組み合わせることができます。

📍 イオン導入・エレクトロポレーション

電気の力を利用して有効成分を皮膚に浸透させる治療法です。針を使わないため痛みやダウンタイムがほとんどなく、定期的なメンテナンスに向いています。ただし、コラーゲン産生を直接促す作用はなく、成分の浸透力もダーマペンのマイクロチャネル経由には及ばないとされています。肌の弱い方や、ダーマペンのダウンタイムを避けたい方の選択肢として位置づけられます。

💫 ハイドロジェットピーリング(ウォーターピーリング)

水流と吸引を組み合わせて毛穴の汚れを吸引しながら角質ケアを行う機器を使った治療です。物理的に角栓を除去する効果があり、黒ずみ毛穴には即効性が感じられることがあります。ただし、ダーマペンのようなコラーゲン産生促進効果は期待できず、根本的な毛穴の引き締めには向いていません。ダーマペンと組み合わせて行うクリニックも増えており、角栓の除去とコラーゲン産生の両面からアプローチするプランを提供しているところもあります。

このように、各治療法にはそれぞれ得意とする作用があります。自分の毛穴の悩みの種類と程度に合わせて、医師に相談しながら最適な治療法を選択することが重要です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、毛穴の開きやニキビ跡のクレーターを主訴にダーマペンをご希望される患者様が多く、特に「スキンケアで長年悩んできた」という方からのご相談を多くいただいています。毛穴の種類や原因によって適切なアプローチが異なるため、カウンセリングでは肌の状態を丁寧に見極めた上で、成分導入との組み合わせや施術回数のプランをご提案するよう心がけています。一度の施術で劇的な変化を求めるよりも、3〜6回を目安に継続していただくことで着実な改善が期待できますので、焦らず長期的な視点で一緒に取り組んでいきましょう。」

🎯 よくある質問

ダーマペンで毛穴が改善されるまで何回必要ですか?

一般的に3〜6回程度の施術で毛穴の改善を実感される方が多いです。1〜2回目は肌質の変化を感じる段階、3〜4回目で毛穴の目立ちが軽減し始め、5〜6回目で顕著な改善が期待できます。ニキビ跡のクレーターや重度の開き毛穴の場合は、6〜10回以上かかることもあります。担当医師と相談しながら目標回数を設定することをおすすめします。

ダーマペンの施術間隔はどのくらいあけるべきですか?

一般的に2〜4週間の間隔が推奨されています。皮膚のバリア機能が回復するまでに2〜3週間かかるためです。針の深さによっても異なり、浅い設定(0.5mm以下)では2週間程度、深い設定(1.5mm以上)では4週間以上あけるのが安全です。間隔が短すぎると肌への負担が増すため、必ず担当医師の指示に従ってください。

ダーマペンを受けられない人はどんな人ですか?

以下の方は施術を避けるか、事前に医師への相談が必要です。活動性のニキビや炎症がある方、妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質の方、抗凝固薬を服用中の方、免疫抑制状態にある方などが該当します。また、ヘルペスウイルスの既往がある方は、予防的な抗ウイルス薬が処方される場合があります。

ダーマペン施術後のダウンタイムはどのくらいですか?

施術直後から翌日にかけて赤み・腫れ・熱感が生じるのが一般的で、多くの場合24〜48時間以内に軽快します。針の深さや施術範囲によって異なり、深い設定では2〜3日赤みが続くこともあります。施術後2〜5日ごろは乾燥やカサつきが生じることがありますが、1週間程度でほぼ落ち着く方が多いです。

ダーマペンと他の毛穴治療を組み合わせることはできますか?

可能です。例えば、角栓除去が得意なケミカルピーリングやハイドロジェットピーリングとダーマペンを組み合わせることで、角栓除去とコラーゲン産生の両面からアプローチできます。重度のクレーターにはフラクショナルレーザーとの併用が選択されることもあります。当院では患者様の毛穴の種類や状態に合わせた複合的なプランをカウンセリングでご提案しています。

📋 まとめ

ダーマペンは、微細な針で皮膚に刺激を与えてコラーゲン産生を促し、毛穴の開き・黒ずみ・たるみ・ニキビ跡クレーターなどさまざまな毛穴トラブルに対して包括的にアプローチできる施術です。毛穴改善を実感するためには一般的に3〜6回程度の施術が必要で、施術間隔は2〜4週間が推奨されています。成分導入との組み合わせや、施術後の適切なスキンケア、日々の生活習慣の見直しによって、効果をさらに高めることができます。

ダーマペンはすべての方に適応があるわけではなく、活動性のニキビや炎症がある場合、妊娠中、ケロイド体質の方などは施術を避ける必要があります。また、毛穴の種類や状態によって最適な治療法は異なるため、他の施術との組み合わせを検討することも効果的です。

毛穴の悩みは一朝一夕に解決するものではありませんが、ダーマペンは継続的なアプローチによって確実に肌の変化を引き出せる治療法です。アイシークリニック渋谷院では、患者さん一人ひとりの肌の状態や悩みに合わせた丁寧なカウンセリングを行っております。毛穴の改善を本格的に考えている方は、まず気軽に相談いただければと思います。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 皮膚の構造・機能およびコラーゲン・エラスチンの役割、毛穴トラブル(開き毛穴・黒ずみ・ニキビ跡)のメカニズムに関する医学的根拠
  • 日本美容外科学会 – マイクロニードリング(ダーマペン)を含む美容医療施術の適応・安全性・ダウンタイム管理に関する学会指針および標準的治療情報
  • PubMed – マイクロニードリングによるコラーゲン産生促進・毛穴改善・ニキビ跡治療の効果・施術回数・安全性に関する国際的な臨床研究論文

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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