はじめに
背中は自分では見えにくい部位のため、気づかないうちにできものができていることがあります。ある日、入浴中に何気なく背中を触ったら「しこり」のようなものがあった、あるいは家族や友人に指摘されて初めて気づいた、という方も少なくありません。
背中のできものは、単なるニキビやおできのような一時的なものから、粉瘤や脂肪腫といった良性腫瘍、さらにはまれではありますが悪性腫瘍まで、実にさまざまな種類があります。自己判断で放置してしまうと、症状が悪化したり、本来であれば小さな傷跡で済んだはずの治療が大がかりになってしまったりするケースもあります。
本記事では、渋谷エリアにお住まいの方や渋谷周辺で皮膚科をお探しの方に向けて、背中にできやすいできものの種類と特徴、原因、そして適切な治療法について詳しく解説します。「このできもの、何だろう?」「病院に行くべき?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
背中にできものができやすい理由
背中の皮膚の特徴
背中は身体の中でも皮脂腺が多く集まっている部位の一つです。皮脂腺からは皮脂が分泌されますが、この皮脂の分泌が過剰になると毛穴が詰まりやすくなり、さまざまな皮膚トラブルの原因となります。
また、背中は衣類との摩擦を受けやすい部位でもあります。特に下着のストラップやベルト、リュックサックのベルトなどが常に当たる部分では、慢性的な刺激が加わることで皮膚トラブルが起こりやすくなります。
背中特有の問題点
背中は自分の視界に入らないため、できものができても発見が遅れがちです。また、手が届きにくい部位であるため、日常的なスキンケアも十分に行き届かないことがあります。このような背中特有の条件が重なり、気づいたときにはできものがかなり大きくなっていた、炎症を起こして痛みが出てきた、という状況になることが珍しくありません。
さらに、背中は仰向けで寝るときに体重がかかる部位でもあるため、できものがあると圧迫感や違和感を覚えやすく、そのことがきっかけで初めて異常に気づく方もいます。
背中にできやすいできものの種類
背中にできるできものにはさまざまな種類があります。ここでは、頻度の高いものから順に詳しく解説します。
1. ニキビ(尋常性ざ瘡)
ニキビは、皮脂腺が活発な部位の毛穴に角質や皮脂が詰まり、そこでアクネ菌が増殖することで引き起こされる炎症性の皮膚疾患です。顔にできるニキビと同様に、背中にもニキビができることがあります。
背中ニキビの特徴として、単純なアクネ菌によるものだけでなく、「マラセチア」という真菌(カビの一種)が原因となるマラセチア毛包炎が混在していることがあります。マラセチア毛包炎は、ニキビと見た目が非常に似ていますが、原因菌が異なるため、通常のニキビ治療では改善しないことがあります。
背中ニキビの主な原因としては、以下のものが挙げられます。
- 皮脂の過剰分泌
- 角質肥厚による毛穴の詰まり
- 汗によるムレ
- 衣類との摩擦
- シャンプーやリンスのすすぎ残し
- ストレスやホルモンバランスの乱れ
- 不規則な生活習慣
背中ニキビは、初期段階の白ニキビや黒ニキビであれば、皮膚を清潔に保ち、適切なスキンケアを行うことで改善することがあります。しかし、炎症を起こした赤ニキビや膿を持った黄ニキビに進行すると、ニキビ跡が残るリスクが高まるため、早めの対処が重要です。
2. 粉瘤(ふんりゅう・アテローム)
粉瘤は、皮膚の下に袋状の構造物ができ、その中に角質や皮脂などの老廃物が溜まってできる良性腫瘍です。「アテローム」や「表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)」とも呼ばれます。粉瘤は背中にできやすい代表的なできものの一つで、全体の約17%が背中にできるとされています。
粉瘤の特徴は以下のとおりです。
- 皮膚の下にコロコロとした弾力のあるしこりがある
- 中央に黒い点(開口部)が見えることがある
- 強く押すと、開口部から白っぽい粥状の物質が出てくることがある
- その物質は独特の不快な臭いを放つ
- 痛みやかゆみは通常ないが、徐々に大きくなる
- 自然に治ることはなく、放置すると数センチメートルにまで成長することがある
粉瘤は良性腫瘍であり、それ自体が直接的に健康を害することはありません。しかし、袋状の構造物の内部に細菌が侵入すると、感染を起こして「炎症性粉瘤」となります。炎症性粉瘤になると、赤く腫れ上がり、強い痛みや熱感を伴うようになります。この状態になると、早急な治療が必要となります。
粉瘤の治療は、袋状の構造物ごと手術で摘出するのが基本です。中身を押し出したり、針で刺して内容物を出したりしても、袋が残っている限り再発を繰り返します。また、炎症を起こした状態では袋ごとの摘出が難しくなるため、まずは抗生物質の投与や切開排膿を行って炎症を鎮め、その後に改めて摘出手術を行うことになります。
3. 脂肪腫(リポーマ)
脂肪腫は、脂肪細胞が増殖して塊となり、皮膚の下にできる良性腫瘍です。軟部組織に発生する良性腫瘍の中では最も頻度が高く、背中、肩、首の後ろ、臀部、上腕、大腿などにできやすい傾向があります。
脂肪腫の特徴は以下のとおりです。
- 触ると柔らかく、弾力がある
- 指で押すと皮膚の下で動く(可動性がある)
- 通常は痛みやかゆみを伴わない
- 皮膚表面には変化がなく、見た目では気づきにくい
- 数年かけてゆっくりと成長する
- 大きさは1センチメートル程度から、放置すると10センチメートル以上になることもある
脂肪腫の発生原因は、現時点では完全には解明されていません。ただし、脂肪腫の約80%に染色体異常が見られることから、遺伝子の関与が指摘されています。また、衣類との摩擦など、日常的な刺激を受けやすい部位にできやすい傾向があることも知られています。
脂肪腫は良性腫瘍であり、放置しても直ちに健康上の問題が生じるわけではありません。しかし、自然に小さくなることはなく、時間とともに確実に大きくなっていきます。大きくなってから手術を行うと、切開範囲が広がり傷跡が目立ちやすくなるため、早めの治療が推奨されています。また、まれではありますが、脂肪肉腫という悪性腫瘍との鑑別が必要な場合もあります。
4. おでき(毛嚢炎・せつ)
おできは、毛包(毛穴の奥にある毛根を包む組織)に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症です。医学的には「毛嚢炎(毛包炎)」と呼ばれ、炎症が進行して膿が溜まり、硬いしこりのようになったものを「癤(せつ)」と呼びます。
おできの特徴は以下のとおりです。
- 赤く腫れ、強い痛みを伴う
- 数日のうちに中央が盛り上がり、膿が溜まる
- 触ると熱感がある
- 自然に破れて膿が排出されることもある
- 膿が出ると痛みが軽減し、治癒に向かうことが多い
おできの原因となる主な細菌は黄色ブドウ球菌です。皮膚の小さな傷や、髭剃り・ムダ毛処理でできた傷などから細菌が侵入し、炎症を引き起こします。背中は皮脂分泌が多く蒸れやすい部位であるため、おできができやすい場所の一つです。
軽度のおでき(毛嚢炎)であれば、皮膚を清潔に保つことで自然に治癒することがあります。しかし、症状が進行してせつになったり、複数の毛包に炎症が広がって「癰(よう)」になったりすると、抗菌薬の外用や内服、場合によっては切開排膿が必要となります。
5. 脂漏性角化症(老人性イボ)
脂漏性角化症は、皮膚の老化現象によってできる良性のイボ状の腫瘍です。「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」とも呼ばれますが、実際には20代や30代でも発生することがあります。
脂漏性角化症の特徴は以下のとおりです。
- 褐色から黒色の盛り上がったシミのような外観
- 表面がザラザラしていることが多い
- 大きさは数ミリメートルから2~3センチメートル程度
- 痛みやかゆみは通常ないが、時にかゆみを感じることがある
- 顔、首、背中、胸など日光に当たりやすい部位にできやすい
- 自然に消えることはない
脂漏性角化症の主な原因は、紫外線による皮膚へのダメージと加齢です。若い頃に海水浴などで背中に強い日焼けを繰り返した方は、中年以降になって背中に脂漏性角化症が多発することがあります。
脂漏性角化症は良性腫瘍であり、悪性化することはほとんどありません。ただし、見た目が悪性黒色腫(メラノーマ)などの皮膚がんと似ていることがあるため、気になる場合は皮膚科を受診して正確な診断を受けることが重要です。
6. 疣贅(イボ)
疣贅(ゆうぜい)とは、いわゆる「イボ」のことで、ウイルスに感染して発症するもの(ウイルス性疣贅)と、老化によって生じるもの(老人性疣贅=脂漏性角化症)があります。
ウイルス性疣贅は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こります。小さな傷口からウイルスが侵入し、皮膚の細胞が異常に増殖してイボを形成します。
ウイルス性疣贅の特徴は以下のとおりです。
- 表面がゴツゴツしている
- 色は白、ピンク、灰色などさまざま
- 痛みやかゆみは通常ない
- 他の部位や他人にうつることがある
ウイルス性疣贅の治療には、液体窒素による凍結療法や、サリチル酸製剤の外用、レーザー治療などが行われます。自然に治ることもありますが、放置すると数が増えたり、大きくなったりすることがあるため、早めの治療が推奨されます。
注意が必要なできもの:皮膚がんの可能性
背中にできるできものの多くは良性ですが、まれに悪性腫瘍(皮膚がん)が隠れていることがあります。以下のような特徴があるできものは、早めに皮膚科を受診して検査を受けることが重要です。
基底細胞がん
基底細胞がんは、皮膚がんの中で最も発生頻度が高い悪性腫瘍です。顔面に発生することが最も多いですが、背中など紫外線を浴びやすい部位にもできることがあります。
基底細胞がんの特徴として、光沢のある黒っぽい小さな隆起として始まり、徐々に大きくなっていきます。中央がへこんで潰瘍を形成することもあります。転移することは極めてまれですが、放置すると周囲の組織を破壊しながら深く浸潤していくため、早期の治療が必要です。
有棘細胞がん
有棘細胞がんは、基底細胞がんに次いで発生頻度の高い皮膚がんです。紫外線の影響を受けた皮膚や、古い傷跡、やけどの跡などから発生することがあります。
有棘細胞がんは、治りにくい潰瘍や、赤みを帯びた結節として現れることがあります。出血しやすく、悪臭を伴うこともあります。基底細胞がんと異なり、リンパ節転移や遠隔転移を起こす可能性があるため、早期発見・早期治療が極めて重要です。
悪性黒色腫(メラノーマ)
悪性黒色腫は、メラニン色素を産生する細胞(メラノサイト)から発生する悪性腫瘍です。皮膚がんの中では比較的まれですが、悪性度が高く、転移しやすい特徴があります。
悪性黒色腫は、新しくできたほくろや、既存のほくろが変化したものとして現れることがあります。以下のような特徴(ABCDEルール)がある場合は、悪性黒色腫の可能性があります。
- A(Asymmetry):形が左右非対称
- B(Border):辺縁が不整、境界が不明瞭
- C(Color):色調が不均一、濃淡がある
- D(Diameter):直径が6ミリメートル以上
- E(Evolving):大きさ、形、色が変化している
背中にできものができたときの対処法
セルフチェックのポイント
背中にできものを見つけたら、まずは以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 大きさはどのくらいか
- 色は何色か(肌色、赤色、茶色、黒色など)
- 形は平らか、盛り上がっているか
- 触ると硬いか、柔らかいか
- 動くか、動かないか
- 痛みやかゆみはあるか
- いつ頃からあるか
- 大きくなっているか
これらの情報は、医師が診断を行う際に非常に参考になります。可能であれば、スマートフォンなどで写真を撮っておくと、変化を把握しやすくなります。
医療機関を受診すべきタイミング
以下のような場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。
- できものが急に大きくなっている
- 痛みや腫れがひどくなっている
- 赤く腫れて熱を持っている
- 膿や血液、浸出液が出ている
- 悪臭がある
- 形が不整、色が不均一
- いつまでも治らない
- かゆみが強い
何科を受診すべきか
背中のできものを診てもらいたい場合、主に以下の診療科が適しています。
皮膚科:皮膚疾患全般の診断と治療を行います。できものが何であるかの診断、薬物療法による治療、手術適応の判断などを行います。
形成外科:手術による治療に特化した診療科です。粉瘤や脂肪腫などの良性腫瘍の摘出手術では、傷跡を目立たなくする技術に長けています。
まずは皮膚科を受診して診断を受け、手術が必要な場合には形成外科を紹介してもらう、あるいは両方の診療を行っているクリニックを選ぶのが一般的な流れです。
背中のできものの治療法
ニキビの治療
軽度のニキビであれば、皮膚を清潔に保ち、市販のニキビ治療薬を使用することで改善することがあります。しかし、背中ニキビは自分では見えにくく、塗り薬を均一に塗ることも難しいため、改善しない場合は皮膚科を受診することをお勧めします。
皮膚科での治療としては、以下のようなものがあります。
- 外用薬(過酸化ベンゾイル、アダパレン、抗菌薬など)
- 内服薬(抗菌薬、ビタミン剤など)
- ケミカルピーリング
- レーザー治療
また、マラセチア毛包炎が原因の場合は、抗真菌薬による治療が必要です。通常のニキビ治療で改善しない場合は、原因菌を特定するための検査が行われることがあります。
粉瘤の治療
粉瘤の治療は、袋状の構造物ごと手術で摘出するのが基本です。主な手術方法には以下の2種類があります。
切開法:粉瘤の上の皮膚を紡錘形に切開し、袋ごと摘出する方法です。再発率が低いのがメリットですが、傷跡がやや大きくなります。
くり抜き法:特殊な器具を使って皮膚に小さな穴を開け、そこから内容物を絞り出した後に袋を抜き取る方法です。傷跡が小さく済むのがメリットですが、袋の一部が残ると再発する可能性があります。
炎症を起こしている場合は、まず抗菌薬の投与や切開排膿を行って炎症を鎮め、その後に摘出手術を行います。
手術は局所麻酔で行われ、多くの場合は日帰りで可能です。手術時間は大きさや部位によりますが、10分から30分程度が一般的です。
脂肪腫の治療
脂肪腫の治療は、手術による摘出が唯一の方法です。脂肪腫は脂肪の塊であり、液体ではないため、注射器で吸い出すことはできません。また、薬物療法で小さくなることもありません。
手術は局所麻酔で行われ、皮膚を切開して脂肪腫を摘出します。大きさや部位によりますが、多くの場合は日帰りで可能です。摘出した組織は、念のため病理検査に提出して良性であることを確認することがあります。
おでき(毛嚢炎)の治療
軽度の毛嚢炎であれば、皮膚を清潔に保つことで自然に治癒することが多いです。市販の抗菌成分配合外用薬を使用してみるのも一つの方法です。
症状が重い場合や、せつ・癰に進行した場合は、以下のような治療が行われます。
- 抗菌薬の外用
- 抗菌薬の内服
- 切開排膿(膿を外に出す処置)
繰り返し毛嚢炎が起こる場合は、糖尿病などの基礎疾患が隠れている可能性があるため、詳しい検査が必要なことがあります。
脂漏性角化症の治療
脂漏性角化症は良性腫瘍であり、放置しても健康上の問題が生じることは基本的にありません。しかし、見た目が気になる場合や、衣類に引っかかるなどの日常生活上の支障がある場合は、治療を行うことができます。
主な治療方法には以下のようなものがあります。
- 液体窒素凍結療法:液体窒素で病変部を凍結させる方法です。保険適用があり、比較的安価に治療できますが、色素沈着が残ることがあります。
- 炭酸ガスレーザー治療:レーザーで病変部を蒸散させる方法です。傷跡が目立ちにくいのがメリットですが、自費診療となることが多いです。
- 切除術:メスで切除する方法です。病変が深い場合や、悪性腫瘍との鑑別が必要な場合に行われます。
背中のできものを予防するために
日常生活での注意点
背中のできものを予防するためには、日常生活で以下のことに気をつけることが大切です。
背中を清潔に保つ:入浴時には、背中を優しく丁寧に洗いましょう。ボディタオルでゴシゴシこすると皮膚を傷つけることがあるので、泡で包み込むように洗うのがポイントです。また、シャンプーやコンディショナーは背中に残らないよう、しっかりとすすぎましょう。
通気性の良い衣類を選ぶ:汗をかきやすい季節は特に、通気性の良い素材の衣類を選びましょう。また、下着や衣類は清潔なものを身につけ、こまめに着替えることが大切です。
紫外線対策を行う:紫外線は皮膚の老化を促進し、脂漏性角化症や皮膚がんのリスクを高めます。背中が露出する服を着るときは、日焼け止めを塗るようにしましょう。
保湿を心がける:皮膚が乾燥すると、ターンオーバーが乱れて毛穴が詰まりやすくなります。入浴後は、背中にも保湿剤を塗るようにしましょう。
バランスの良い食事:脂質の多い食事は皮脂の分泌を増やし、ニキビなどのできものの原因になることがあります。野菜や果物を多く取り入れた、バランスの良い食事を心がけましょう。
十分な睡眠とストレス管理:睡眠不足やストレスは、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、皮膚トラブルの原因となることがあります。規則正しい生活を心がけ、ストレスを適度に発散するようにしましょう。
定期的なセルフチェック
背中は自分では見えにくい部位ですが、定期的にチェックすることが大切です。鏡を使ったり、家族やパートナーに見てもらったりして、新しいできものがないか、既存のできものが変化していないかを確認しましょう。
早期発見・早期治療は、どのような皮膚疾患においても重要です。気になることがあれば、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。
渋谷で背中のできものにお悩みの方へ
渋谷は多くの医療機関が集まるエリアであり、皮膚科・形成外科も充実しています。通勤や通学の途中に受診しやすい立地の医療機関も多く、忙しい方でも治療を続けやすい環境が整っています。
背中のできものでお悩みの方は、まずは皮膚科を受診して、正確な診断を受けることをお勧めします。できものの種類によっては、経過観察で良い場合もありますし、手術が必要な場合もあります。医師と相談しながら、ご自身に合った治療方針を決めていきましょう。
アイシークリニック渋谷院では、粉瘤や脂肪腫などの皮膚良性腫瘍の診断から手術治療まで、一貫して対応しております。日帰り手術にも対応しており、傷跡を最小限に抑えた治療を心がけております。背中のできものでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

まとめ
背中のできものには、ニキビ、粉瘤、脂肪腫、おでき、脂漏性角化症、イボなど、さまざまな種類があります。それぞれ原因や治療法が異なるため、正確な診断を受けることが重要です。
多くのできものは良性であり、直ちに健康を害することはありませんが、放置すると大きくなったり、炎症を起こしたり、治療が大がかりになったりすることがあります。また、まれではありますが悪性腫瘍が隠れていることもあるため、気になるできものがあれば早めに医療機関を受診することをお勧めします。
背中は自分では見えにくい部位ですが、日頃から清潔を保ち、定期的にセルフチェックを行うことで、できものの予防や早期発見につなげることができます。何か気になることがあれば、一人で悩まずに、専門医にご相談ください。
参考文献
- 公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A アテローム(粉瘤)」 https://qa.dermatol.or.jp/qa17/q01.html
- 田辺三菱製薬 ヒフノコトサイト「粉瘤(アテローム)の原因・症状・治療法」 https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/778
- 第一三共ヘルスケア くすりと健康の情報局「背中ニキビ(身体ニキビ)の症状・原因」 https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/50_senakanikibi/
- 第一三共ヘルスケア ひふ研「毛包炎(毛嚢炎)」 https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/symptom/mounouen/
- 田辺三菱製薬 ヒフノコトサイト「毛嚢炎(毛包炎)の症状・治療法」 https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/722
- MSDマニュアル家庭版「毛包炎と皮膚膿瘍」 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/17-皮膚の病気/皮膚細菌感染症/毛包炎と皮膚膿瘍
- 兵庫医科大学病院 みんなの医療ガイド「粉瘤(ふんりゅう)」 https://www.hosp.hyo-med.ac.jp/disease_guide/detail/195
- 国立がん研究センター がん情報サービス「皮膚がんの分類」 https://ganjoho.jp/public/cancer/class_skin/index.html
- 国立がん研究センター 希少がんセンター「有棘細胞がん」 https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/about/0001/index.html
- 公益社団法人日本皮膚科学会「一般公開ガイドライン」 https://www.dermatol.or.jp/modules/guideline/index.php?content_id=2
- メディカルノート「背中のできもの:医師が考える原因と受診の目安」 https://medicalnote.jp/symptoms/背中のできもの
監修者医師
高桑 康太 医師
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務