ニキビ跡の凹みや毛穴の開き、肌の凸凹が気になって悩んでいる方は少なくありません。
💬 「スキンケアを続けても全然改善しない…」
💬 「ファンデーションでも隠しきれない…」
そんな方に、近年急注目されているのが 「サブシジョン」という医療施術 です。
✅ この記事を読むと…
📌 サブシジョンがどんな施術か 仕組みから丸わかり
📌 全顔施術の費用・ダウンタイムの リアルな目安がわかる
📌 自分に向いているか・いないかが すぐ判断できる
⚠️ 読まずにスキンケアだけ続けると、改善できる時期を逃してしまうかもしれません。 ニキビ跡の凹みは放置するほど定着しやすく、早めの対処が大切です。
目次
- サブシジョンとはどのような施術か
- サブシジョンが適しているニキビ跡・肌悩みの種類
- サブシジョン全顔施術の特徴と部分施術との違い
- サブシジョンの施術の流れ
- サブシジョンで期待できる効果とそのメカニズム
- サブシジョン全顔のダウンタイムと術後の経過
- サブシジョンの効果はいつから実感できるか
- サブシジョン全顔の費用の目安
- サブシジョンに向いている人・向いていない人
- 他の施術との組み合わせについて
- 施術前後の注意事項
- まとめ
💡 この記事のポイント
サブシジョン全顔施術は、皮膚下の線維性索を針で切断しコラーゲン産生を促す医療処置で、ローリング型・ボックスカー型の陥凹性瘢痕に有効。ダウンタイムは1〜2週間、費用は5〜20万円が目安で、複数回の施術で段階的な改善が期待できる。
💡 サブシジョンとはどのような施術か
サブシジョン(Subcision)は、1995年にアメリカの皮膚科医デビッド・S・ノルヴェル博士によって発表された、ニキビ跡などの凹み(陥凹性瘢痕)を改善するための医療処置です。日本でも美容皮膚科・美容外科クリニックで取り扱われるようになり、肌の凹凸改善を目指す方に選ばれる施術の一つとなっています。
施術の基本的な原理はシンプルです。専用の細い針(またはブレード状のデバイス)を肌の表面から刺入し、皮膚の真皮層と皮下組織の間に走る「線維性索」と呼ばれる繊維組織を切断します。この線維性索は、ニキビ跡や傷跡が治癒する過程で形成されるもので、皮膚を内側から引っ張り下げることで肌表面に凹みを作り出す原因となっています。サブシジョンによってこの繊維組織を物理的に切り離すことで、引っ張られていた皮膚が解放され、凹みが持ち上がって改善されるという仕組みです。
また、針や器具を挿入して組織を刺激することで、真皮層においてコラーゲンやエラスチンの産生が促進されます。これは創傷治癒反応の一種で、施術後に時間をかけてコラーゲンが産生されることにより、肌のハリや弾力が高まり、凹みが内側から押し上げられるように改善されることが期待されます。
従来から用いられてきた針を使用するクラシックサブシジョンのほか、近年ではリングサブシジョンや、マイクロニードルRFと組み合わせた方法なども登場しており、クリニックによって取り扱う方法や使用するデバイスが異なります。施術を検討する際は、クリニックがどのような方法でサブシジョンを行っているのかを確認することが大切です。
Q. サブシジョンはどのような仕組みでニキビ跡の凹みを改善するのか?
サブシジョンは、専用の細い針を皮膚に刺入し、ニキビ跡の凹みの原因となる「線維性索」と呼ばれる繊維組織を皮膚の下から切断する医療施術です。切断により引っ張られていた皮膚が解放されて凹みが持ち上がるほか、針の刺激がコラーゲン・エラスチンの産生を促し、肌のハリや弾力向上も期待できます。
📌 サブシジョンが適しているニキビ跡・肌悩みの種類
ニキビ跡にはいくつかの種類があり、それぞれに適した治療法が異なります。サブシジョンが特に効果を発揮しやすいのは、「陥凹性瘢痕(かんおうせいはんこん)」と呼ばれる、皮膚が凹んだタイプのニキビ跡です。
陥凹性瘢痕はさらに形状によって以下のように分類されます。
アイスピック型(Ice Pick)は、細くて深い穴のような凹みで、毛穴が広がって深くなったように見えるタイプです。深さがあるため他の施術では改善が難しいこともありますが、サブシジョンによる線維組織の切断が有効なケースがあります。
ボックスカー型(Boxcar)は、縁がはっきりとした四角形・楕円形の比較的浅い凹みです。面積が広いものが多く、頬に多く見られます。サブシジョンが効果を発揮しやすいタイプの一つです。
ローリング型(Rolling)は、波を打つように広い範囲で緩やかに凹んでいるタイプで、皮膚を引っ張り下げている線維組織が形成されやすい形状です。線維組織を切断するサブシジョンが最も適していると言われるタイプで、改善効果が出やすいとされています。
ニキビ跡以外にも、水痘(水ぼうそう)の跡、手術や外傷による瘢痕に対しても応用されることがあります。一方で、盛り上がった瘢痕(肥厚性瘢痕やケロイド)には適応となりません。また、赤みや色素沈着(茶色い跡)のみで凹みのないニキビ跡はサブシジョンの適応外となり、レーザー治療や美白治療など別のアプローチが適しています。
✨ サブシジョン全顔施術の特徴と部分施術との違い
サブシジョンを受ける際、施術範囲の選択肢として「部分施術」と「全顔施術」があります。部分施術は、気になる凹みが特定の部位に集中している場合に、その箇所のみに針を入れる方法です。一方、サブシジョン全顔とは、額、両頬、鼻周り、顎など顔全体を対象として施術を行うことを指します。
全顔施術が選ばれる主な理由は、凹みやニキビ跡が顔全体に散在しているケースです。両頬や額にわたって凹み跡が広がっている方、または部分施術では取り切れなかった箇所がある方に向いています。また、全顔施術によってコラーゲン産生を顔全体で促進できるため、顔全体のハリや肌質の底上げを図る目的でも行われることがあります。
部分施術と全顔施術を比較した場合、全顔施術の方が施術時間やダウンタイムが長くなり、費用も高くなります。しかし、複数回の部分施術を繰り返すよりも、一度に全顔を施術する方が効率的な場合もあります。どちらの方法を選ぶかは、ニキビ跡の分布状況、肌の状態、ダウンタイムの許容範囲、予算などを総合的に考慮した上で、担当医と相談して決定することが重要です。
クリニックによっては「全顔」と表示していても、施術する範囲や方針が異なる場合があります。カウンセリング時に、どの範囲まで施術するのか、何カ所の凹みに針を入れるのかなどを具体的に確認しておくと良いでしょう。
Q. サブシジョンで改善しやすいニキビ跡の種類はどれか?
サブシジョンが最も効果を発揮しやすいのは、波状に広い範囲で緩やかに凹むローリング型と、縁がはっきりした浅い凹みのボックスカー型の陥凹性瘢痕です。一方、盛り上がったケロイドや肥厚性瘢痕、赤みや色素沈着のみで凹みのないニキビ跡はサブシジョンの適応外となり、別の治療法が検討されます。
🔍 サブシジョンの施術の流れ
サブシジョン全顔の施術は、おおよそ以下のような流れで行われます。クリニックや施術方法によって多少異なりますが、一般的なプロセスをご説明します。
カウンセリング・診察では、肌の状態を詳しく確認し、ニキビ跡の種類や深さ、分布を把握します。サブシジョンが適切かどうか、他の施術との組み合わせが必要かどうかなどを医師が判断します。また、過去の治療歴、アレルギー、内服薬の有無なども確認されます。
洗顔・クレンジングでは、メイクや皮脂、汚れを丁寧に落とし、施術部位を清潔な状態にします。
麻酔の処置は、サブシジョンは針を皮膚に刺入する施術であるため、痛みを軽減するために麻酔を使用します。多くのクリニックでは表面麻酔(麻酔クリームを塗布して30〜45分程度待機)を行います。全顔の場合、痛みへの配慮から局所麻酔の注射を追加するクリニックもあります。麻酔の方法はクリニックや患者さんの希望によって異なります。
施術本番では、医師が専用の針やブレードを使い、凹みの部位に対して皮膚を刺入し、皮膚下の線維性索を切断する処置を行います。全顔の場合は、額・両頬・顎・鼻周りなど顔全体に処置を施していきます。施術時間は全顔の場合、麻酔の時間を除いて30〜60分程度が目安となることが多いです。
アフターケアでは、施術後に冷却処置を行うことで腫れや内出血を最小限に抑えます。施術部位に軟膏を塗布し、必要に応じてテープやガーゼで保護することもあります。その後、アフターケアの方法や注意事項について説明を受けて終了となります。
💪 サブシジョンで期待できる効果とそのメカニズム
サブシジョンで期待できる主な効果として、以下の点が挙げられます。
ニキビ跡・凹み瘢痕の改善は、最も主要な目的です。皮膚を引き下げていた線維性索を切断することで、凹みが物理的に持ち上げられ、肌表面の凹凸が改善されます。特にローリング型の凹みに対して高い効果が報告されており、ボックスカー型にも有効とされています。
コラーゲン産生の促進については、針の刺入によって生じる微細な傷が、皮膚の自然治癒力を引き出し、真皮層でのコラーゲンやエラスチンの合成を促進します。これにより時間をかけて肌のハリや弾力が高まり、凹みが内側から押し上げられるような改善が期待できます。
肌全体のテクスチャー改善については、全顔施術を受けた場合、広範囲にわたってコラーゲン産生が促進されるため、ニキビ跡の改善にとどまらず、肌の質感向上や毛穴の目立ちにくさにもつながることが期待されます。
効果の程度は個人差が大きく、凹みの深さや種類、肌質、年齢、施術回数によって異なります。一回の施術で劇的に変化するというよりは、複数回の施術を重ねることで段階的に改善していくことが多いとされています。一般的には2〜4回程度の施術が推奨されることが多く、施術間隔は通常4〜8週間程度です。
また、サブシジョンはニキビ跡の深さや原因に直接アプローチする施術ですが、色素沈着(赤みや茶色い跡)には効果がありません。色素沈着を同時に改善したい場合は、レーザー治療や外用薬などを組み合わせることが検討されます。
🎯 サブシジョン全顔のダウンタイムと術後の経過
サブシジョン全顔では、施術範囲が広いためダウンタイムはある程度見込む必要があります。以下に典型的な術後の経過を時系列でご説明します。
施術直後から翌日にかけては、針を刺した部位を中心に赤みや腫れが生じます。全顔施術の場合、顔全体に赤みや腫れが広がることがあり、人によっては顔がむくんでいるように感じることもあります。施術部位によっては内出血(紫〜青紫色の変色)が現れることも珍しくありません。この内出血は毛細血管が傷つくことで生じる自然な反応です。
2〜5日目頃には、腫れが徐々に落ち着いてきますが、内出血の色が黄色っぽく変化することがあります。これは内出血が吸収される過程で起こる正常な変化です。全顔の場合、内出血の範囲が広い場合は1〜2週間程度かかることもあります。この時期はメイクでカバーすることが難しいこともあり、重要な予定がある方は施術の時期を調整する必要があります。
1〜2週間後には、ほとんどの赤みや内出血が引き、見た目上は施術前に近い状態に戻ることが多いです。ただし、内出血の量や個人差によっては回復にもう少し時間がかかる場合もあります。
1〜3ヶ月後には、コラーゲン産生が進み、徐々に肌の変化が実感できるようになります。凹みが目立ちにくくなり、肌のハリが改善されてきたと感じる方が多い時期です。
ダウンタイムの長さや内出血の程度は個人差があります。血液をサラサラにする薬(抗凝固薬や抗血小板薬)を内服している方は内出血が起きやすく、回復に時間がかかることがあります。また、施術後のアフターケアが適切に行われているかどうかも回復の速さに影響します。
全顔施術を受ける場合は、少なくとも施術後1〜2週間は周囲の目が気になる可能性があることを理解した上で、予定を調整しておくことをおすすめします。長期休暇や週末をうまく活用してダウンタイムを過ごす方も多いようです。
Q. サブシジョン全顔施術後のダウンタイムはどのくらいか?
サブシジョン全顔施術後は、赤み・腫れ・内出血が生じることがあります。腫れは2〜5日程度で落ち着くことが多い一方、内出血は1〜2週間ほど残る場合もあります。コラーゲン産生による本格的な効果実感は施術後1〜3ヶ月以降が多く、最終的な効果は3〜6ヶ月後に評価されるのが一般的です。

💡 サブシジョンの効果はいつから実感できるか
サブシジョンの効果を実感するタイミングは、施術直後と長期的な変化の二段階で考えることができます。
まず、線維性索を切断することによる即効性の変化として、施術直後から凹みが改善されたように感じることがあります。これは線維性索が切断されたことで皮膚が解放されたためですが、腫れや内出血が引いていく過程で一時的に元の状態に戻ったように感じることもあります。腫れが落ち着いた1〜2週間後の状態が、施術の即効性の結果に近いと考えると良いでしょう。
長期的な変化としては、コラーゲン産生が本格化する1〜3ヶ月後以降に、肌のハリや弾力の向上、凹みの継続的な改善が感じられるようになります。最終的な効果は施術から3〜6ヶ月後に評価されることが多く、この時期に次の施術を行うかどうかを検討するのが一般的です。
複数回の施術を受ける場合、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と、累積的に改善が進むことが多いとされています。最終的にどの程度まで改善できるかは個人の肌の状態や凹みの種類・深さによって異なりますが、多くの患者さんが複数回の施術を経て明らかな改善を実感しています。
効果を正確に把握するためには、施術前と施術後の写真を比較することが有効です。自分では日々の変化に気づきにくいこともあるため、クリニックでの経過観察の際に医師に評価してもらうことも大切です。
📌 サブシジョン全顔の費用の目安
サブシジョンは保険適用外の自由診療となるため、費用はクリニックによって大きく異なります。また、施術する部位の範囲、使用する器具・方法、麻酔の種類、追加のオプション(他の施術との組み合わせなど)によっても価格が変わります。
一般的な相場として、部分施術(片頬や特定の範囲のみ)の場合は数万円程度から、全顔施術の場合は5〜20万円前後が目安となることが多いようです。ただし、これはあくまでも参考であり、実際の費用はクリニックによって異なりますので、必ずカウンセリング時に詳細な見積もりを確認してください。
複数回の施術を組み合わせたコースプランを設定しているクリニックも多く、1回ずつ都度払いするよりもコースの方が割安になるケースがあります。ただし、コースを契約する際は、施術の相性が合わなかった場合や、思ったような効果が得られなかった場合の対応についても事前に確認しておくことが重要です。
費用の比較に際しては、単純な価格だけでなく、医師の経験や実績、クリニックの設備、アフターフォローの充実度なども総合的に考慮することをおすすめします。費用が安くても施術の質が低ければ望む結果が得られない可能性があり、逆に高額だからといって必ずしも最善とは限りません。複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師との相性やクリニックの方針を比較した上で選択することが大切です。
✨ サブシジョンに向いている人・向いていない人
サブシジョンは全ての方に適した施術ではありません。向いている方と、注意が必要な方・適応外となる方について整理します。
サブシジョンが向いている可能性が高い方としては、ローリング型やボックスカー型のニキビ跡がある方、顔全体にわたって凹みが分布している方、ニキビ跡の凹みが長年改善しなくて困っている方、コラーゲン産生を促進して肌質全体を改善したい方などが挙げられます。
注意が必要な方・適応外となる可能性がある方としては以下のケースが考えられます。
ケロイド体質の方は、サブシジョンによる傷の刺激でケロイドが形成されるリスクがあるため、医師との慎重な相談が必要です。
抗凝固薬・抗血小板薬を内服中の方は、内出血や出血が通常よりも多くなる可能性があります。内服薬については必ずカウンセリング時に申告してください。
妊娠中・授乳中の方については、安全性が十分に確認されていないため、一般的には施術を避けることが推奨されます。
施術部位に活動性のニキビや皮膚炎がある方は、感染リスクが高まるため、炎症が落ち着いてから施術を行うのが原則です。
糖尿病や免疫疾患など、傷の治癒が遅延する可能性がある疾患をお持ちの方は、医師と十分に相談した上で施術の可否を判断する必要があります。
赤みや色素沈着のみで凹みのないニキビ跡の方は、サブシジョンの適応外であり、別の治療法を検討することになります。
自分がサブシジョンの適応かどうかは、自己判断するのは難しい部分があります。まずはカウンセリングで医師に肌の状態を診てもらい、適切な施術かどうかを判断してもらうことが最も大切です。
Q. サブシジョン全顔施術の費用はどのくらいか?
サブシジョンは保険適用外の自由診療のため、費用はクリニックや施術方法によって異なります。全顔施術の場合、一般的な目安は5〜20万円前後とされています。使用する器具・麻酔の種類・他施術との組み合わせによっても変動するため、カウンセリング時に詳細な見積もりを確認することが重要です。複数回のコースプランを設けているクリニックもあります。
🔍 他の施術との組み合わせについて

ニキビ跡や肌の凹凸を改善するためには、サブシジョン単独で行うこともありますが、他の施術と組み合わせることでより高い効果が期待できる場合があります。
フラクショナルレーザーとの組み合わせは、ニキビ跡治療においてよく行われる組み合わせの一つです。フラクショナルレーザーは肌の表面や真皮に微細な熱傷を作ることでコラーゲン産生を促し、肌のリモデリングを促進します。サブシジョンで線維性索を切断した上でフラクショナルレーザーを加えることで、より立体的にニキビ跡を改善できると考えられています。ただし、同日に両方の施術を行うか、間隔を置いて行うかはクリニックの方針や肌の状態によって異なります。
ヒアルロン酸注入との組み合わせでは、サブシジョンで線維性索を切断した後に凹みの部位にヒアルロン酸を注入することで、凹みをより確実に埋める効果を狙う方法があります。即効性という点ではヒアルロン酸の補填は効果的ですが、ヒアルロン酸は時間とともに吸収されるため、効果が永続しない点は理解しておく必要があります。
PRP(多血小板血漿)療法との組み合わせでは、患者さん自身の血液から抽出した成長因子を含むPRPをサブシジョン後に注入することで、治癒を促進し、コラーゲン産生をさらに高める効果が期待されます。
マイクロニードル治療との組み合わせも行われることがあります。微細な針を多数持つローラーやスタンプ型のデバイスを用いるマイクロニードル施術は、肌全体のコラーゲン産生を促します。サブシジョンと組み合わせることで、凹み改善と肌質向上の両方を目指せます。
どの施術と組み合わせるかは、個々の肌悩みの状態や優先事項によって異なります。医師と相談しながら、自分の肌に最適な治療プランを立てることが重要です。
💪 施術前後の注意事項
サブシジョン全顔を受ける際には、施術前と施術後それぞれに気をつけるべきことがあります。正しいケアを行うことで、ダウンタイムを短縮し、より良い結果につながります。
施術前の注意事項として、まず内服薬の確認があります。抗凝固薬、抗血小板薬、NSAIDs(イブプロフェンやアスピリンなど)、ビタミンEなどのサプリメントは出血傾向を高める可能性があります。これらを服用している場合は、事前に医師に申告し、服用を一時中止できるかどうか主治医と相談してください(自己判断で中止しないでください)。
日焼けを避けることも重要です。施術前後の紫外線ダメージは、色素沈着のリスクを高めます。施術前から日焼け止めを適切に使用し、強い紫外線を避けるよう心がけてください。
施術当日はノーメイクでご来院ください。施術部位の清潔を保つためです。また、万が一施術後に腫れや内出血が強く出た場合を考慮して、マスクやサングラスなど隠せるものを持参しておくと安心です。
施術後の注意事項として、まず施術当日の入浴・激しい運動・飲酒は避けてください。これらは血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。シャワーは可能なことが多いですが、施術部位を強くこすらないよう注意が必要です。
保湿と紫外線対策は施術後も継続することが大切です。針を刺した皮膚はデリケートな状態にあるため、低刺激の保湿剤を用いて肌のバリア機能を守りながら回復を待ちます。屋外に出る際は日焼け止めを忘れずに塗布してください。
施術後のメイクについては、クリニックの指示に従ってください。一般的には施術翌日から軽いメイクが可能なことが多いですが、内出血や傷口の状態によっては数日間は控えることが望ましい場合があります。コンシーラーやファンデーションで内出血をカバーしたい場合も、施術部位への摩擦や刺激は最小限にとどめましょう。
術後に気になる症状(強い痛み、化膿、急激な腫れの悪化など)が現れた場合は、自己判断せずに速やかにクリニックに連絡してください。感染などのトラブルは早期に対応することが大切です。
アルコールや辛い食べ物など血行を促進するものは、少なくとも術後2〜3日間は控えることが推奨されます。施術後の過ごし方についても、カウンセリングや術後の説明でクリニックの指示をよく確認し、それに従って生活することが回復を早める上で重要です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「ニキビ跡の凹みに長年悩まれてきた患者様がサブシジョンを受けられ、特にローリング型やボックスカー型の陥凹性瘢痕に対して満足度の高い結果が得られているケースを多くあるようです。最近の傾向として、全顔にわたって凹みが散在している方にはフラクショナルレーザーなど他の施術と組み合わせた包括的なアプローチをご提案することで、より丁寧に肌の状態を改善できると実感しています。一人ひとりのニキビ跡の種類や深さ、肌質は異なりますので、まずは医療機関へのご相談をおすすめいたします。」
🎯 よくある質問
サブシジョンは、ニキビ跡などの凹みの原因となる「線維性索」と呼ばれる繊維組織を、専用の針で皮膚の下から切断する医療施術です。切断によって引っ張られていた皮膚が解放されて凹みが改善されるほか、針の刺激によってコラーゲン産生が促進され、肌のハリ・弾力向上も期待できます。
全顔施術では、施術直後から赤みや腫れ、内出血が生じることがあります。腫れは2〜5日程度で落ち着いてくることが多いですが、内出血は1〜2週間ほど残る場合もあります。重要な予定がある方は、施術後1〜2週間は周囲の目が気になる可能性を考慮してスケジュールを調整することをおすすめします。
線維性索の切断による即効性の変化は施術直後から感じられることがありますが、腫れが引いた1〜2週間後の状態が実際の効果に近いといえます。コラーゲン産生による本格的な改善は1〜3ヶ月後以降に現れることが多く、最終的な効果は施術後3〜6ヶ月で評価されるのが一般的です。
サブシジョンは自由診療のため、クリニックや施術方法によって費用は異なります。全顔施術の場合、一般的な目安として5〜20万円前後が参考となりますが、使用する器具や麻酔の種類、他施術との組み合わせによっても変わります。詳細はカウンセリング時に見積もりを確認することをおすすめします。
ケロイド体質の方、抗凝固薬・抗血小板薬を内服中の方、妊娠中・授乳中の方、施術部位に活動性のニキビや皮膚炎がある方などは、施術が難しいケースや注意が必要なケースがあります。また、赤みや色素沈着のみで凹みのないニキビ跡は適応外です。自己判断せず、まずはカウンセリングで医師に診察してもらうことが大切です。
💡 まとめ
サブシジョン全顔は、顔全体に広がるニキビ跡の凹みやローリング型・ボックスカー型の陥凹性瘢痕を改善するために、皮膚下の線維性索を切断してコラーゲン産生を促進する医療施術です。部分的な改善にとどまらず、顔全体の肌質向上も期待できる点が特徴です。
ダウンタイムとしては腫れや内出血が生じることが多く、全顔施術では1〜2週間程度の回復期間を見込む必要があります。効果は1〜3ヶ月かけて徐々に現れ、複数回の施術を重ねることでより高い改善効果が期待できます。
費用はクリニックや施術方法によって異なりますが、全顔施術の場合は5〜20万円前後が目安とされることが多いです(クリニックにより異なります)。費用だけでなく、医師の経験やクリニックのアフターフォロー体制も含めて総合的に判断することが大切です。
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