はじめに
日常生活でエネルギーを維持するために欠かせない栄養素である「ブドウ糖」。脳や体の活動源として重要な役割を果たしていますが、どのような食べ物に多く含まれているのか、また適切な摂取方法について正しく理解している方は意外と少ないかもしれません。
本記事では、ブドウ糖の基礎知識から、ブドウ糖を多く含む食べ物、効果的な摂取タイミング、さらには健康への影響まで、医学的観点から詳しく解説します。アイシークリニック渋谷院では、患者様一人ひとりの健康管理をサポートしており、栄養面でのアドバイスも行っています。
ブドウ糖(グルコース)とは何か
ブドウ糖の基本的な定義
ブドウ糖は、化学名を「グルコース」といい、単糖類に分類される最も基本的な糖質です。分子式はC₆H₁₂O₆で表され、自然界に広く存在する糖の一種です。果物や蜂蜜などに天然に含まれており、特にブドウに多く含まれることからこの名前が付けられました。
ブドウ糖は、私たちが食事から摂取する炭水化物(糖質)が消化される過程で最終的に分解されてできる物質です。米やパン、麺類などに含まれるデンプンや、砂糖(ショ糖)なども、体内で消化酵素によって分解され、最終的にはブドウ糖として吸収されます。
体内でのブドウ糖の役割
ブドウ糖は、人体にとって最も重要なエネルギー源の一つです。特に以下のような重要な役割を担っています。
1. 脳のエネルギー源
脳は体重の約2%程度の重さしかありませんが、全身で消費されるエネルギーの約20%を使用する「大食い」の臓器です。そして、脳が利用できるエネルギー源はほぼブドウ糖に限られています。このため、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が低下すると、集中力の低下、頭痛、めまいなどの症状が現れることがあります。
2. 全身の細胞のエネルギー源
筋肉をはじめとする全身の細胞も、ブドウ糖をエネルギー源として活動しています。細胞内でブドウ糖は酸素と反応し、ATP(アデノシン三リン酸)という細胞のエネルギー通貨に変換されます。この過程を「好気的解糖」または「細胞呼吸」と呼びます。
3. グリコーゲンとしての貯蔵
体内で余ったブドウ糖は、肝臓や筋肉に「グリコーゲン」という形で貯蔵されます。食事と食事の間や、運動時など、血糖値が低下したときに、このグリコーゲンが分解されてブドウ糖として血液中に放出され、エネルギーを供給します。
ブドウ糖を多く含む食べ物
直接的なブドウ糖源
1. 純粋なブドウ糖製品
市販されているブドウ糖タブレットやブドウ糖の粉末は、純粋なブドウ糖を直接摂取できる製品です。スポーツ時の即効性エネルギー補給や、低血糖時の緊急対応に使用されます。医療現場でも、低血糖の治療に用いられることがあります。
2. 蜂蜜
蜂蜜は、ブドウ糖と果糖がほぼ同量含まれる天然の甘味料です。100gあたり約35〜40gのブドウ糖が含まれています。古くから栄養補給や健康食品として利用されてきました。ただし、1歳未満の乳児にはボツリヌス菌のリスクがあるため与えてはいけません。
3. ブドウ
名前の由来となったブドウには、100gあたり約8〜10gのブドウ糖が含まれています。果糖も含まれており、自然な甘みとともにビタミンやミネラルも摂取できます。
体内でブドウ糖に分解される食べ物
私たちが日常的に食べている多くの食品は、体内で消化される過程でブドウ糖に分解されます。
1. 穀物類
- 白米: 日本人の主食である白米は、デンプンを豊富に含み、消化されることでブドウ糖を供給します。茶碗1杯(150g)で約55gの糖質を含みます。
- パン: 小麦粉から作られるパンも、体内でブドウ糖に分解されます。食パン1枚(6枚切り)で約27gの糖質を含みます。
- 麺類: うどん、そば、パスタ、ラーメンなど、様々な麺類も優れたブドウ糖源です。
- もち: もち米から作られるもちは、消化吸収が早く、エネルギー補給に適しています。
2. いも類
- じゃがいも: デンプンを多く含み、加熱することで消化されやすくなります。中サイズ1個(150g)で約24gの糖質を含みます。
- さつまいも: じゃがいもよりも甘みが強く、食物繊維も豊富です。中サイズ1本(200g)で約59gの糖質を含みます。
- 里芋: ぬめり成分が特徴的で、消化吸収が緩やかです。
3. 果物類
果物には果糖とブドウ糖の両方が含まれています。
- バナナ: 手軽に食べられ、エネルギー補給に適しています。1本(100g)で約21gの糖質を含みます。
- りんご: 中サイズ1個(250g)で約31gの糖質を含みます。
- みかん: 中サイズ1個(100g)で約11gの糖質を含みます。
- 柿: 秋の代表的な果物で、1個(150g)で約23gの糖質を含みます。
4. 砂糖を含む食品
砂糖(ショ糖)は、体内でブドウ糖と果糖に分解されます。
- 菓子類: ケーキ、クッキー、チョコレートなど
- 清涼飲料水: 炭酸飲料、果汁飲料、スポーツドリンクなど
- 和菓子: 大福、どら焼き、羊羹など
ブドウ糖の吸収速度と血糖値の関係
GI値(グリセミック・インデックス)とは
食品に含まれる糖質が、どのくらいの速度で血糖値を上昇させるかを示す指標を「GI値(グリセミック・インデックス)」といいます。純粋なブドウ糖のGI値を100とした場合の相対値で表されます。
高GI食品(70以上)
- ブドウ糖: 100
- 白米: 88
- 食パン: 95
- じゃがいも: 90
- うどん: 85
中GI食品(56〜69)
- バナナ: 55
- さつまいも: 55
- パスタ(全粒粉): 50
- 玄米: 55
低GI食品(55以下)
- りんご: 36
- みかん: 33
- 牛乳: 25
- 大豆: 15
高GI食品は、食後に血糖値が急激に上昇しやすく、低GI食品は血糖値の上昇が緩やかです。健康な人でも、高GI食品を大量に摂取すると血糖値が急上昇し、その後インスリンの働きで急降下する「血糖値スパイク」が起こることがあります。
インスリンの働き
血糖値が上昇すると、膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。インスリンは、血液中のブドウ糖を細胞内に取り込ませたり、肝臓でグリコーゲンとして貯蔵させたりすることで、血糖値を正常範囲に戻す働きをします。
健康な人では、食後に血糖値が上昇してもインスリンが適切に分泌され、2〜3時間で正常値に戻ります。しかし、インスリンの分泌や働きに問題があると、高血糖状態が続き、糖尿病につながる可能性があります。
ブドウ糖の効果的な摂取方法
朝食での摂取
脳は睡眠中もエネルギーを消費し続けるため、朝起きたときには血糖値が低下しています。朝食でブドウ糖を適切に摂取することで、脳と体にエネルギーを供給し、1日の活動をスムーズにスタートできます。
おすすめの朝食
- ご飯、味噌汁、焼き魚、納豆などの和食
- パン、卵料理、サラダ、ヨーグルトなどの洋食
- おにぎりとバナナなど、手軽に食べられる組み合わせ
朝食を抜くと、午前中の集中力低下や倦怠感の原因となります。また、昼食時に血糖値が急上昇しやすくなり、体に負担がかかります。
運動時の摂取
運動中は、筋肉がブドウ糖を大量に消費します。特に強度の高い運動や長時間の運動を行う場合、適切にブドウ糖を補給することが重要です。
運動前(1〜2時間前)
- おにぎり、バナナ、エネルギーバーなど、消化の良い食品
運動中
- スポーツドリンク、ゼリー飲料、ブドウ糖タブレットなど、即効性のあるもの
運動後(30分以内)
- おにぎり、バナナ、プロテインバーなど、筋肉の回復を助ける食品
運動後30分以内は、筋肉がブドウ糖を効率よく取り込める「ゴールデンタイム」と呼ばれ、このタイミングで糖質とタンパク質を摂取することで、筋肉の回復と成長を促進できます。
勉強や仕事中の摂取
長時間の勉強や仕事で集中力が低下したときは、軽いブドウ糖補給が効果的です。
おすすめの間食
- チョコレート(少量)
- ドライフルーツ
- バナナ
- ナッツ類(少量の糖質とともに健康的な脂質も摂取)
ただし、過剰摂取は血糖値の乱高下を招くため、適量を心がけることが大切です。
低血糖時の緊急対応
糖尿病の治療中の方や、長時間食事をとれなかった場合など、低血糖症状(冷や汗、動悸、手の震え、強い空腹感など)が現れたときは、迅速にブドウ糖を摂取する必要があります。
緊急時の対応
- ブドウ糖タブレット10〜15g
- ジュースやコーラなど糖分を含む飲料150〜200ml
- 砂糖大さじ1〜2杯
低血糖の症状がある場合は、すぐに対処し、症状が改善しない場合や頻繁に起こる場合は、必ず医療機関を受診してください。
ブドウ糖摂取の注意点
過剰摂取のリスク
ブドウ糖は体に必要な栄養素ですが、過剰に摂取すると様々な健康問題を引き起こす可能性があります。
1. 肥満
余剰のブドウ糖は、体内で脂肪として蓄積されます。特に高GI食品を大量に摂取すると、血糖値の急上昇とインスリンの大量分泌により、脂肪合成が促進されやすくなります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、成人の1日の炭水化物摂取量の目安は、総エネルギーの50〜65%とされています。
2. 糖尿病リスクの増加
長期間にわたって糖質の過剰摂取が続くと、膵臓が疲弊してインスリンの分泌能力が低下したり、細胞がインスリンに反応しにくくなる「インスリン抵抗性」が生じたりします。これが2型糖尿病の発症につながります。
日本糖尿病学会によると、日本における糖尿病患者数は約1,000万人、糖尿病予備群を含めると約2,000万人と推定されています。生活習慣の改善による予防が重要です。
3. 虫歯
口腔内の細菌は、糖質を分解して酸を産生します。この酸が歯のエナメル質を溶かすことで虫歯が発生します。特に甘い飲料やお菓子を頻繁に摂取すると、虫歯のリスクが高まります。
4. 動脈硬化
糖質の過剰摂取は、中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロールの増加につながり、動脈硬化のリスクを高めます。動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾患の原因となります。
不足のリスク
一方で、ブドウ糖が不足することも問題です。
1. 低血糖症状
血糖値が正常範囲を下回ると、以下のような症状が現れます。
- 軽度: 冷や汗、動悸、手の震え、強い空腹感
- 中等度: 頭痛、めまい、集中力低下、不安感
- 重度: 意識障害、けいれん、昏睡
2. 筋肉量の減少
極端な糖質制限を行うと、体は筋肉を分解してブドウ糖を作り出そうとします(糖新生)。これにより筋肉量が減少し、基礎代謝が低下する可能性があります。
3. ケトーシス
糖質が極端に不足すると、体は脂肪を分解してケトン体というエネルギー源を作り出します。これが過度になると「ケトーシス」という状態になり、吐き気や倦怠感などの症状が現れることがあります。
バランスの取れた食事が重要
ブドウ糖を含む糖質は、過剰でも不足でも健康に悪影響を及ぼします。厚生労働省と農林水産省が共同で作成した「食事バランスガイド」では、主食(ごはん、パン、麺)を適量摂取することが推奨されています。
成人の場合、1日に必要なエネルギー量は、活動量や体格によって異なりますが、おおむね以下が目安となります。
- 男性: 2,000〜2,600kcal
- 女性: 1,400〜2,000kcal
このうち50〜65%を炭水化物から摂取することが推奨されています。
特定の人におけるブドウ糖摂取の注意点
糖尿病の方
糖尿病の方は、血糖値のコントロールが特に重要です。
注意すべきポイント
- 高GI食品を避け、低GI食品を選ぶ
- 食事の量と時間を規則正しく保つ
- 食物繊維を多く含む食品(野菜、海藻、きのこ類)を先に食べる「ベジファースト」を実践
- 医師や管理栄養士の指導に従った食事療法を行う
糖尿病の方は、主治医と相談しながら個別の食事計画を立てることが重要です。
妊娠中の方
妊娠中は、胎児の成長のためにエネルギーが必要ですが、妊娠糖尿病のリスクもあります。
注意すべきポイント
- 急激な体重増加を避ける
- バランスの取れた食事を心がける
- 定期的に血糖値をチェックする
- 医師の指導に従う
妊娠糖尿病は、出産後には通常改善しますが、将来的に2型糖尿病を発症するリスクが高まります。
成長期の子ども
成長期の子どもは、脳と体の発達のために十分なエネルギーが必要です。
注意すべきポイント
- 朝食を必ず食べさせる
- 3食の食事を規則正しく
- スナック菓子やジュースの過剰摂取を避ける
- 外遊びや運動の時間を確保する
文部科学省の調査によると、朝食を食べない子どもの割合が増加傾向にあり、学力や体力への影響が懸念されています。
高齢者
加齢とともに、糖の代謝能力が低下することがあります。
注意すべきポイント
- 食事量が減少しがちなので、栄養価の高い食品を選ぶ
- 軟らかく食べやすい調理法を工夫する
- 水分補給も忘れずに
- 定期的な健康チェックを受ける
ブドウ糖と他の栄養素との関係
ビタミンB群との関係
ブドウ糖を効率よくエネルギーに変換するためには、ビタミンB群(特にビタミンB1)が必要です。ビタミンB1が不足すると、糖質をうまくエネルギーに変えられず、疲労感や倦怠感の原因となります。
ビタミンB1を多く含む食品
- 豚肉
- 玄米
- 大豆製品
- うなぎ
- 全粒粉のパン
食物繊維との関係
食物繊維は、糖質の吸収速度を緩やかにし、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。
食物繊維を多く含む食品
- 野菜(ごぼう、ブロッコリー、キャベツなど)
- 海藻(わかめ、昆布、ひじきなど)
- きのこ類
- 豆類
- 果物(皮ごと食べられるもの)
食事の際は、まず野菜や海藻から食べ始める「ベジファースト」を実践することで、血糖値の急上昇を防ぐことができます。
タンパク質との関係
タンパク質は、糖質とともに摂取することで、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。また、筋肉の材料となるため、運動後の回復にも重要です。
良質なタンパク質源
- 魚類
- 肉類(脂身の少ない部位)
- 卵
- 大豆製品(豆腐、納豆など)
- 乳製品
日常生活でのブドウ糖摂取の実践例
1日の食事例
朝食(7:00)
- ごはん 茶碗1杯(150g)
- 味噌汁
- 焼き鮭
- 納豆
- 野菜の小鉢
昼食(12:00)
- 定食(主食+主菜+副菜)
- 例:ご飯、とんかつ、キャベツ、味噌汁、漬物
間食(15:00) ※必要に応じて
- ナッツ類 小袋1つ
- または、果物(みかん1個、りんご半分など)
夕食(19:00)
- ごはん 茶碗1杯(150g)
- 肉じゃが
- ほうれん草のお浸し
- 豆腐の味噌汁
この例では、1日の糖質摂取量は約250〜300gとなり、一般的な成人の推奨量の範囲内です。
外食時の選び方
おすすめの選択
- 定食(主食、主菜、副菜がバランスよく揃っている)
- 丼もの+サラダや小鉢
- 和食(懐石料理、寿司など)
注意すべき選択
- 麺類のみ(野菜やタンパク質が不足しがち)
- ファーストフード(高カロリー、高脂質)
- 揚げ物中心のメニュー
外食では、野菜や海藻、きのこ類が不足しがちです。サラダや小鉢を追加したり、野菜たっぷりのメニューを選ぶことを心がけましょう。

ブドウ糖に関するよくある質問
ブドウ糖果糖液糖は、トウモロコシなどのデンプンから作られる液状の甘味料で、清涼飲料水や加工食品に広く使用されています。ブドウ糖と果糖の混合物で、吸収が早く血糖値を急激に上昇させやすいため、過剰摂取には注意が必要です。
スポーツドリンクは、運動時の水分補給と糖質補給を目的に作られています。運動をしない日常生活で毎日飲むと、糖分の過剰摂取につながる可能性があります。運動時や大量に汗をかいたときに限定して飲むことが推奨されます。
夜は活動量が減り、エネルギー消費が少なくなるため、夜遅い時間に大量の糖質を摂取すると、余った分が脂肪として蓄積されやすくなります。夕食は就寝の3時間前までに済ませることが理想的です。
極端な糖質制限は、エネルギー不足、筋肉量の減少、便秘などの問題を引き起こす可能性があります。適度な糖質制限(1日の糖質摂取量を100〜150g程度に抑える)は、医師や管理栄養士の指導のもとで行えば、肥満改善に効果的な場合もあります。ただし、個人の健康状態によって適切な方法は異なるため、専門家に相談することが重要です。
果物には果糖とブドウ糖が含まれており、ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富です。適量であれば健康に良い食品ですが、果物だけを大量に摂取すると、やはり糖分の過剰摂取につながります。1日200g程度(みかん2個分、りんご1個分程度)が目安とされています。
医療機関での相談が必要な場合
以下のような症状や状況がある場合は、医療機関への相談をお勧めします。
相談すべき症状
- 頻繁に低血糖症状(冷や汗、動悸、手の震えなど)が起こる
- 極度の喉の渇き、頻尿がある
- 急激な体重変化がある
- 慢性的な疲労感や倦怠感がある
- 健康診断で血糖値の異常を指摘された
相談すべき状況
- 糖尿病の家族歴がある
- 妊娠中または妊娠を計画している
- 糖質制限ダイエットを検討している
- スポーツや運動を本格的に始める予定がある
まとめ
ブドウ糖は、脳と体のエネルギー源として欠かせない栄養素です。適切な量を適切なタイミングで摂取することで、日常生活のパフォーマンスを維持し、健康的な生活を送ることができます。
重要なポイント
- ブドウ糖を含む食品を理解する: 穀物、いも類、果物など、様々な食品から摂取できます
- バランスの取れた食事: 糖質だけでなく、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維もバランスよく摂取しましょう
- 適切な摂取タイミング: 特に朝食と運動前後のタイミングが重要です
- 過剰摂取と不足の両方に注意: どちらも健康に悪影響を及ぼします
- 個人の状態に合わせた調整: 年齢、活動量、健康状態によって必要量は異なります
- 低GI食品を意識: 血糖値の急上昇を防ぐため、低GI食品を選ぶことも有効です
- 専門家への相談: 心配な症状がある場合や、食事管理に不安がある場合は、医師や管理栄養士に相談しましょう
健康的な食生活は、生活習慣病の予防につながります。本記事の内容を参考に、ご自身の食生活を見直してみてはいかがでしょうか。
参考文献
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html - 農林水産省「食事バランスガイド」
https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/ - 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html - 日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2019」
https://www.jds.or.jp/ - 厚生労働省 e-ヘルスネット「血糖値とインスリン」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-085.html - 国立健康・栄養研究所「健康・栄養フォーラム」
https://www.nibiohn.go.jp/ - 厚生労働省「国民健康・栄養調査」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html - 農林水産省「めざましごはん〜朝ごはんの重要性〜」
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics2_01.html
※本記事は医学的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療を目的とするものではありません。健康に関する心配事がある場合は、必ず医療機関を受診してください。
監修者医師
高桑 康太 医師
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務